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	<title>保育士時代の体験談・過去のトラウマ | 社会の底辺からこんにちは</title>
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	<title>保育士時代の体験談・過去のトラウマ | 社会の底辺からこんにちは</title>
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		<title>それぞれの勇気の出し方を・・・</title>
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		<dc:creator><![CDATA[オリエンタル納言]]></dc:creator>
		<pubDate>Tue, 03 Dec 2024 11:00:39 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[保育士時代の体験談・過去のトラウマ]]></category>
		<category><![CDATA[ストライキ]]></category>
		<category><![CDATA[保育士]]></category>
		<category><![CDATA[子どものために]]></category>
		<category><![CDATA[自分のために]]></category>
		<category><![CDATA[集団退職]]></category>
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					<description><![CDATA[つい最近、あるニュースが目に止まりました。 それが「保育士の集団ストライキ」でした。 小規模園の保育士さんたちが、手作りのプラカードを持って路上に立ち、そして何度も何度も頭を下げながら思いを伝え続けている姿に、過去の自分 [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p>つい最近、あるニュースが目に止まりました。</p>
<p>それが<strong>「保育士の集団ストライキ」</strong>でした。</p>
<p>小規模園の保育士さんたちが、手作りのプラカードを持って路上に立ち、そして何度も何度も頭を下げながら思いを伝え続けている姿に、過去の自分と重なるようで重ならない部分がありました。</p>
<p>もしもあの時ワタシにも同じような気持ちを持った人たちと出会えていたら、ニュースの人たちのように抗議することができていたのかもしれない。</p>
<p>けれども現実はそう簡単にうまくはいかず、ニュースを見ながらぼそっと<strong>「すごいなぁ。同じ気持ちになって抗議をするなんて・・・ワタシにはそんな勇気も、同じ志を持った人を集める力もなかった」</strong>そう呟いていました。</p>
<h4><span id="toc1">限界保育士だった頃へ</span></h4>
<p>ワタシはかつて<strong>「限界保育士」</strong>でした。</p>
<p>毎日の業務に追われ、園独自の謎のルールに縛られて、なんとかその小さな社会の中でやり過ごす術を考え続けていました。</p>
<p>どれだけ懸命に働いても認めてもらえることもなければ、給料が上がる訳でもありませんでした。</p>
<p>せめて子どもたちとの平和な日々を過ごすことができたなら・・・そうやって思いだけが強くなるだけで、現場の環境も待遇も改善されることはありませんでした。</p>
<p>日々同じ現場で働く先生たちの目つきが鋭くなり、言葉がキツくなり、風当たりが強くなっていく姿をただ受け止めることしかできない状況が、苦しくて、辛くて、ワタシの心まで暗くにごらせていったような気がしたのです。</p>
<p>何度も思いました。</p>
<p>この現状をなんとかできないだろうか・・・と。</p>
<p>けれどもそんな行動を起こす勇気をワタシは持ち合わせてはいなかったのです。</p>
<h4><span id="toc2">戻りたくなる瞬間に</span></h4>
<p>今でこそ、ワタシは園という一つの社会の中で働くことを諦めて、別の形で子どもと関わる仕事をしています。</p>
<p>けれどもふと、過去の思い出がよみがえり、そして<strong>「もう一度子どもたちの成長を近くで見たい」</strong>と願ってしまうことがあります。</p>
<p>給料が安くても構わなかったあの頃。</p>
<p>子どもたちの笑顔だけがワタシの心の救いだったあの頃。</p>
<p>そんな<strong>｢あの頃｣</strong>が懐かしく、猛烈に戻りたくなってしまう時がありました。</p>
<p>けれども心を壊したことを思い出して、<strong>「もう戻ることはできないんだ」</strong>と胸が締め付けられる思いに駆られて、そして自暴自棄になる瞬間がやってくるのです。</p>
<p>ワタシの心に傷を負わせた人たちを恨むことは簡単でした。</p>
<p>見えていない相手に強い言葉で非難することも簡単でした。</p>
<p>けれどもその言葉の後に待っているのは、虚しさと寂しさだけだったのです。</p>
<h4><span id="toc3">勇気の行動に何を思う</span></h4>
<p>ワタシはニュースを見ながら、自分自身の過去と重ねていました。</p>
<p>そして<strong>「ただ子どもたちと笑って過ごしたいだけなんです」</strong>と書かれたテロップに、ぎゅっと胸を掴まれた気持ちになって、ひたすら画面を見つめていました。</p>
<p>全国のテレビやネットにストライキの様子が流れ、そこには当事者の保育士たちの覚悟が垣間見えていました。</p>
<p>そしてその場所にいる先生たちはきっと、心の底から<strong>「子どもたちのために」</strong>そして<strong>「自分たちの尊厳のために」</strong>と勇気を出して行動を起こしたことでしょう。</p>
<p>その姿に、きっとワタシ以外の保育士たちも背中を押された部分はあったかもしれません。</p>
<p>狭く、排他的な環境だからこそ、こうして行動を起こしてくれたことは、あらゆる保育士の勇気に繋がることになったことでしょう。</p>
<h4><span id="toc4">ワタシなりのやり方で</span></h4>
<p>そしてワタシは、そのニュースを見ながら<strong>「ワタシなりのやり方で戦おう」</strong>という気持ちを再び思い出させてくれました。</p>
<p>エッセイを始めてから、ワタシも彼女たちと同じ気持ちを持ち続けて、文章に残してきた一人です。</p>
<p>この先の未来ある保育士さんたちが、虐げられる時代を終わりにするために。</p>
<p>そして本当の意味で子どもたちと共に笑顔で過ごせる環境にするためにも。</p>
<p>ワタシはワタシのやり方で、一人の保育士として戦うことを決めたから。</p>
<p>その気持ちをもう一度思い出させてくれた彼女たちの勇気ある行動に、心から敬意と感謝を込めて。</p>
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		<title>自由でいいんだよ</title>
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		<dc:creator><![CDATA[オリエンタル納言]]></dc:creator>
		<pubDate>Thu, 31 Oct 2024 11:34:23 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[保育士時代の体験談・過去のトラウマ]]></category>
		<category><![CDATA[保育士]]></category>
		<category><![CDATA[大人の世界]]></category>
		<category><![CDATA[子どもたちへ]]></category>
		<category><![CDATA[歪んだ正義]]></category>
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					<description><![CDATA[4歳の頃の先生は、厳しくも愛情にあふれた先生でした。 その先生と一緒に保育士として働きたくて、その気持ちを大人になるまで持ち続けていたのです。 大人になる過程であらゆる人に出会いました。 それは決して素晴らしい人たちでは [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p>4歳の頃の先生は、厳しくも愛情にあふれた先生でした。</p>
<p>その先生と一緒に保育士として働きたくて、その気持ちを大人になるまで持ち続けていたのです。</p>
<p>大人になる過程であらゆる人に出会いました。</p>
<p>それは決して素晴らしい人たちではなく、当たり前のように見た目で差別をしたり、感情だけで区別をするような人ばかりでした。</p>
<p>容姿が気に入らなければ仲間に入れてもらえない、自分と合わないからといって人格までも否定して話もしてもらえない。</p>
<p>そんな環境にいたからこそ、ワタシは子どもたちにずっと言い続けていた言葉があります。</p>
<p>「自由でいいんだよ。好きなことをやって、苦手なことも一回試してみてできなかったら無理にやらなくてもいいんだよ。誰に何を言われても毎日が楽しくなることに一生懸命になる方が先生は素敵だと思うんだ」と。</p>
<h4><span id="toc1">歪んだ正義</span></h4>
<p>ワタシはあらゆる歪んだ正義に直面してきました。</p>
<p>価値観が違って、考え方も違って、好きなことも苦手なことも違うのだから、それぞれが得意なことを認め合って、苦手なところを助け合って生きることが当たり前だと思っていたんです。</p>
<p>けれども、誰かが作り上げた<strong>「当たり前」</strong>にあふれてしまえば、その瞬間に<strong>「変わり者」</strong>だったり、<strong>「使えない人」</strong>の烙印を押されてしまうこともありました。</p>
<p>それぞれの生き方に正解も不正解もないはずなのに、どうしてだか白黒つけようと必死になって周りをふるいにかけようとする人たちがいました。</p>
<p>だから当たり前になれなかった人たちは、誰かが作った「当たり前」に馴染むために必死で個性を消して、白になったり、黒になったりしながら心を守るようになったのです。</p>
<p>優柔不断になることで、歪んだ正義を振りかざす人たちの意見を取り入れることで、なんとか自分の立場も心も守り生きていくことを選んで。</p>
<h4><span id="toc2">大人の世界に浸かりながら</span></h4>
<p>学生の頃から歪んだ正義の中で生きすぎたせいで、<strong>「当たり前」</strong>に属すことができませんでした。だから周りの顔色をうかがって、求められる以上のことをしながら自分の居場所を確保することで精一杯だったのです。</p>
<p>そこに自由もなければ、自分としての生き方もありません。</p>
<p>誰かのために、小さな世界のために、一つひとつ感情を捨てて、気持ちを隠して、生きることを選んだのです。</p>
<p>けれどもどこかで<strong>「大人になればきっと、自分らしく生きることができる日がやってくる」</strong>と微かな希望を抱いていました。</p>
<p>そして大人になったとき、子どもの世界とはまた違った歪んだ正義を経験し、そしてさらに心は壊れていくようになったのです。</p>
<p>年齢層もバラバラな人間たちが同じ仕事を一緒にやっていくには、やっぱりその場所で力を持っている人に従っていないと、うまくいかないことを学びました。</p>
<p>たとえ自分なりの思いや信念があったとしても、歪んだ正義の前ではその信念さえ簡単に曲げざるを得ない環境が大人の社会でも存在していたのです。</p>
<h4><span id="toc3">純粋な彼らに</span></h4>
<p>学生の頃には歪んだ正義のもとで、自分自身を見失いました。</p>
<p>大人の世界では、新たなルールや社会の厳しさを色濃く感じ、そしてまた環境や人に染まる道を選ぼうとしていたのです。</p>
<p>けれども唯一、何色にも染まらない自分の色を持った存在が子どもたちでした。</p>
<p>今からあらゆる経験を経て、自分なりの色を見つけていく年齢です。</p>
<p>そんな彼らと関わる時だけは、昔の純粋だった頃に戻れるような気がしていました。</p>
<p>どんな些細なことでも楽しんだり、誰かの成功を心から喜んだり。時には悲しい気持ちを分かち合い、涙を流すこともありました。</p>
<p>そうやって彼らと過ごす時だけは、自分の気持ちに素直になって歪んだ考えを払いのけることができていたような気がします。</p>
<h4><span id="toc4">ワタシの正義は</span></h4>
<p>そして何年も保育の現場で子どもたちと、あらゆる色を見つけながら、それぞれの感性の赴くままに毎日を過ごすことを楽しみました。</p>
<p>大人になってから見えなくなってしまった景色を同じような目線に立ち、知ることができました。</p>
<p>どれだけ些細な出来事だったとしても、私たちにとっては一生忘れられない宝物を見つけたみたいな気持ちになりました。</p>
<p>思い出を宝物に変えて、一つひとつ丁寧に拾い集めていったのです。</p>
<p>けれども、ワタシがどれだけ子どもたちと自由な時間を過ごしても、どれだけ好きなことだけを楽しんでも、大人の世界で歪みきった人たちは、その姿をいいとは思わなかったようです。</p>
<p>だから<strong>「足並みを揃えて」</strong>とか<strong>「子どものことを考えて」</strong>なんてくだらない言葉を吐き捨てて、自分のエゴを突き通そうとしていました。</p>
<p>そうした環境の中では過去の染まり続けた記憶が思い出されてしまい、少しずつ歪んだ世界に足を踏み入れそうになるのを耐え続けた結果、保育士として働くことが難しくなってしまったのです。</p>
<h4><span id="toc5">あの頃の記憶を辿りながら</span></h4>
<p>組織の中で保育士として働いていた頃、ワタシは心の底から素直になることができませんでした。</p>
<p>それは学生時代の癖だったり、大人の社会で学んでしまったことが蓄積されて、本当の自分を思い出せなくなっていたのかもしれません。</p>
<p>けれども子どもたちと関わっていると、今まで感じたことのない自分に出会えることができました。</p>
<p>前向きで、おおらかで、どんなことも一緒に楽しもうとする自分に。</p>
<p>だから子どもたちの前では、きっと大人の世界では言えなかった素直な気持ちをそのまま伝えられていたんだと思います。</p>
<p>どんなことでも一生懸命になって、時には我も忘れて子どもたちと共に泣いたり、怒ったり、驚いたり、大笑いしたり・・・。</p>
<p>そうやって自分らしさを、あの子たちの前だけは出せるようになっていたんだと思います。</p>
<p>そして今、ワタシは会社不適合者となり、社会の中で働く道を諦めました。</p>
<p><strong>「先生はね、好きなことを好きなようにやりながら暮らしたいんだ」</strong>と話したら、きっと子どもたちは<strong>「すごくいいね！」「楽しそう」</strong>なんて言いながらまっすぐ応援してくれると思うのです。</p>
<p>そして、<strong>「先生」</strong>として言葉を伝えられる機会はなくなってしまいましたが、それでもワタシは文章を書き続けていたら、どこかで子どもたちに会えるのではないかと思っているんです。</p>
<p>その時には、あの頃みたいに伝えたいと思います。</p>
<p><strong>「みんなにはあらゆる可能性があって、どんな色にもなることができるんだよ。好きなこと、楽しいことを、自由にいっぱいしていってね。たとえ誰かに否定されることがあっても、先生はその夢を、その気持ちをずっと応援しているからね。一人ぼっちになることは決してないんだよ。だから、自分に自信と誇りを持ってね」</strong>と。</p>
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		<title>頬を伝う涙と本音</title>
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		<dc:creator><![CDATA[オリエンタル納言]]></dc:creator>
		<pubDate>Mon, 21 Oct 2024 11:00:32 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[保育士時代の体験談・過去のトラウマ]]></category>
		<category><![CDATA[保育士]]></category>
		<category><![CDATA[子どもたち]]></category>
		<category><![CDATA[本音を話せずに]]></category>
		<category><![CDATA[自分の心と向き合って]]></category>
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					<description><![CDATA[「もう、叶うことはないんだよ。昔みたいに、子どもたちと一緒に成長することも、一年を共にしながら色んな感情を味わうことも。何より、そばで子どもたちを抱きしめることも、もうワタシにはできないんだよ・・・」 そう涙ながらに話し [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p><strong>「もう、叶うことはないんだよ。昔みたいに、子どもたちと一緒に成長することも、一年を共にしながら色んな感情を味わうことも。何より、そばで子どもたちを抱きしめることも、もうワタシにはできないんだよ・・・」</strong></p>
<p>そう涙ながらに話したワタシは、久しぶりに感情を表にだして彼に想いを伝えました。</p>
<p>その言葉を聞きながら、彼もまた同じように涙を流し言葉に耳を傾けていたのです。</p>
<p>一つひとつの想いをこぼさないように…。</p>
<p>映画を観たり、悲しいお話を聞いたりするとすぐに泣いてしまうワタシは、自分のことになると急に泣くことを我慢してしまいます。</p>
<p>目に力を入れて、涙がこぼれ落ちないように真っ直ぐ前を向いて、ひたすら耐えてしまうのです。</p>
<p>それは昔からの癖なのか、泣くことを怖がっているのか、自分では分からないくらい泣くことを極端に避けていたのです。</p>
<h4><span id="toc1">乱れるココロ</span></h4>
<p>最近のワタシは、少しだけ心が乱れてしまうことが増えていました。</p>
<p>天気のせいなのか、それとも仕事に行かなくなった不安なのか、ありとあらゆる角度から気持ちが上がったり下がったりすることがありました。</p>
<p>けれども今の気持ちを言葉で伝えようとすると、喉の奥で言葉が詰まってしまうような、吐き出したくても吐き出せない魔法にかかったような、そんな気持ちになることが多くありました。</p>
<p>そして何度も自分に言い聞かせていたのです。</p>
<p><strong>「大丈夫。今は辛い期間が長いだけ。それもいつか笑い話になる日が来るから。大丈夫、今だけだよ。今だけ耐えればきっと、きっとね」</strong>と。</p>
<p>けれどもその言葉を言い聞かせるたびに、自分を励ますたびに、心が少しだけ重たく、そして感情が鈍くなるような気がしていました。</p>
<p>本当の気持ちに気づかないフリをして、本音を隠すようにして。</p>
<h4><span id="toc2">風が記憶を運んで</span></h4>
<p>ある時ワタシはいつものように、彼と一緒に出かけていました。</p>
<p>病院に行った帰りに少しの時間、外の空気を吸うために車に乗り込み、助手席のドアガラスを開けて風に当たっていました。</p>
<p>秋の香りが車の中まで通り抜けていくように、髪の毛も、肌も、そして車内も、全てが秋色に染められていくような、そんな感覚になりながら顔を少しだけ出して外を眺めていました。</p>
<p>どこかで嗅いだことのある懐かしい匂いに、胸がキュッとなる感じがして、どこかで感じた感覚に目頭が熱くなる感じがしました。</p>
<p>（これはきっと、保育園で働いていた時に感じたやつだ・・・）そう思うと、今にも涙が溢れてきそうになってしまい、どうにかして気持ちを変えるためにドアガラスを閉めて、音楽をかけて、いつもよりもボリュームを上げて何も考えないようにすることだけをまた考えていました。</p>
<h4><span id="toc3">疲れた体と無口な時間</span></h4>
<p>家に帰ると何もしていないのにどっと疲れたような感じがして、ワタシはいつもの定位置に座り、何もせずにぼーっとしていました。</p>
<p>彼が話しかけても、ワタシの耳には届くことはありませんでした。</p>
<p>顔を覗き込まれたり、手に触れて何かを訴えられても、感情が動くことはありませんでした。</p>
<p><strong>「ねえ、納言ちゃん。どうしたの？」</strong></p>
<p><strong>「・・・」</strong></p>
<p><strong>「話したくない・・・？疲れちゃった？」</strong></p>
<p><strong>「・・・」</strong></p>
<p><strong>「何か辛いことでもあった？何か嫌なことでもあった？」</strong></p>
<p><strong>「わからないよ。もう何が辛くて、自分がどうしたいのかがわからないよ」</strong></p>
<p><strong>「そっか。気持ちがいっぱいいっぱいになっちゃったんだね」</strong></p>
<p><strong>「ワタシは、ただ好きな仕事をして、子どもたちに囲まれていたかっただけなのに。どうしてそれすら、叶うことができないんだろう。すごく、すごく簡単なことなはずなのに、とても難しくて、すごく苦しいことみたいに感じる」</strong></p>
<p><strong>「うんうん」</strong></p>
<p><strong>「でも、自分でもわかってるんだ。もう、保育園とか幼稚園とか、そういうところで保育の仕事ができないことは」</strong></p>
<h4><span id="toc4">君の姿を重ねると</span></h4>
<p>そうぽつりぽつりと話していくうちに、ワタシは長らく流していなかった涙を流しながら、彼の顔を真っ直ぐ見つめて、思った言葉をそのまま伝えていました。</p>
<p>その姿を見ながら、彼もまた涙を流し、時折頬に流れる涙を拭いてくれていたのです。</p>
<p><strong>「僕はね、子どもたちの話をしている納言ちゃんが大好きなんだ。仕事をしている時に、保育園の近くを通ると、歌声が聞こえてくることがあるんだよ。その時に・・・その時にいつも泣きそうな気持ちになる。『あぁ、納言ちゃんはこうやって先生をしていたかったんだな』って。それができないから、辛いんだろうなって」</strong></p>
<p><strong>「ワタシにはもう、頑張る力が残ってないと思う。もう一度、どこかで保育士として働く勇気も気力も残ってないと思う。それくらい、過去に受けた傷が深すぎて、それに気づくのが遅すぎたんだと思う。どうしようもないことなのに、悲しくて、悔しくて・・・辛いんだと思う」</strong></p>
<p>二人で話していた時間は、とても長く、そしてゆったりとした時間が流れていたような気がします。</p>
<p>そして自分の本音を話しながら、改めて再確認をすることとなったのです。</p>
<p>もう、あの場所には戻れないことを。</p>
<p>「先生」として子どもたちの成長を喜びながら、あらゆる感情を体験することも。</p>
<p>それができないとわかっているからこそ、余計に気持ちに整理がつかずに足踏みをし続けていたのかもしれないことも。</p>
<h4><span id="toc5">新たな形を探すために</span></h4>
<p>けれども悲しいことばかりではありません。</p>
<p>こうしてエッセイを書いているのは、いつの日か、「保育士になりたい」そう言ってくれた子どもたちが大人になるまでに、心の底からこの仕事を好きでいられるようにするために、今ワタシは別の形で先生として奮闘していることを知ることができたのです。</p>
<p>それがどのような形でこれからの未来につながるか、それは今のワタシでは想像することさえ難しいこともあります。</p>
<p>けれども、今でも子どもたちはワタシの思い出の中にあり続け、そしてたくさんのことを伝え続けてくれているような気もするのです。</p>
<p>あの子たちの笑顔を忘れないために。</p>
<p>そしてどこかのタイミングでもう一度会えた時に、また「先生」として昔と変わらないままで会えるように。</p>
<p>&nbsp;</p>
]]></content:encoded>
					
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		<title>オサキハイイロ</title>
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		<dc:creator><![CDATA[オリエンタル納言]]></dc:creator>
		<pubDate>Sun, 29 Sep 2024 12:00:42 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[保育士時代の体験談・過去のトラウマ]]></category>
		<category><![CDATA[お先真っ暗]]></category>
		<category><![CDATA[人生の分岐点]]></category>
		<category><![CDATA[保育の中での信念を]]></category>
		<category><![CDATA[保育士]]></category>
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					<description><![CDATA[ある後輩がワタシにこんな言葉を言ってきました。 「今まではお先真っ暗だったんです。もうどうしようもないくらい漆黒の黒って感じで。ただ最近は、少しだけ真っ暗から灰色のような色をしてきた気がするんです。人生は、まだまだやれる [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p>ある後輩がワタシにこんな言葉を言ってきました。</p>
<p><strong>「今まではお先真っ暗だったんです。もうどうしようもないくらい漆黒の黒って感じで。ただ最近は、少しだけ真っ暗から灰色のような色をしてきた気がするんです。人生は、まだまだやれることがあるって。自分の好きなことをやって生きてもいいんだって」</strong>と。</p>
<p>その言葉を聞いた瞬間、ワタシは妙に納得をしてしまったのです。</p>
<p>彼女の姿を身近でみていたからこそ、もしかすると自分に同じ可能性があるのではないかと淡い期待も抱いて・・・。</p>
<p><img data-recalc-dims="1" fetchpriority="high" decoding="async" src="https://i0.wp.com/orientalnagon.com/wp-content/uploads/2024/09/39a5a57d5cddf89691e09b6af1202ce1-2-26.jpg?resize=300%2C240&#038;ssl=1" class="aligncenter size-medium wp-image-3148" width="300" height="240" alt="" srcset="https://i0.wp.com/orientalnagon.com/wp-content/uploads/2024/09/39a5a57d5cddf89691e09b6af1202ce1-2-26.jpg?resize=300%2C240&amp;ssl=1 300w, https://i0.wp.com/orientalnagon.com/wp-content/uploads/2024/09/39a5a57d5cddf89691e09b6af1202ce1-2-26.jpg?resize=1024%2C819&amp;ssl=1 1024w, https://i0.wp.com/orientalnagon.com/wp-content/uploads/2024/09/39a5a57d5cddf89691e09b6af1202ce1-2-26.jpg?resize=768%2C614&amp;ssl=1 768w, https://i0.wp.com/orientalnagon.com/wp-content/uploads/2024/09/39a5a57d5cddf89691e09b6af1202ce1-2-26.jpg?w=1280&amp;ssl=1 1280w" sizes="(max-width: 300px) 100vw, 300px" /></p>
<h4><span id="toc1">辞める勇気</span></h4>
<p>ワタシはかつて幼稚園と保育園で働いていましたが、どちらともに共通することは、辞める勇気を持つことができなかったことです。</p>
<p>子どもたちのために、そして関わってくださった保護者の方に恩を感じ、辞める一歩を踏み出せませんでした。</p>
<p>どれだけ<strong>「やめた方がいいよ」</strong>と言われても、ワタシは<strong>「まだやれるから」</strong>そう言い続けていました。</p>
<p>どれだけ<strong>「保育士以外にも道はあるよ」</strong>そう言われていても、<strong>「ワタシにはこの仕事しかないから。この仕事が好きだから、辞めるわけにはいかないんだ」</strong>と働く道を探し続けていたのです。</p>
<p>そして新たに見つけた場所でも、保育業界の難しさと<strong>「どこに行っても同じなんだ・・・」</strong>と思わざるを得ない環境に、どこか疲れが見えてしまうことがありました。</p>
<p>いつしか大好きだった子どもたちのことを、自身を持って<strong>「好き」</strong>だと言えなくなっていたのです。</p>
<p><img data-recalc-dims="1" decoding="async" src="https://i0.wp.com/orientalnagon.com/wp-content/uploads/2024/09/39a5a57d5cddf89691e09b6af1202ce1-2-27.jpg?resize=300%2C240&#038;ssl=1" class="aligncenter size-medium wp-image-3149" width="300" height="240" alt="" srcset="https://i0.wp.com/orientalnagon.com/wp-content/uploads/2024/09/39a5a57d5cddf89691e09b6af1202ce1-2-27.jpg?resize=300%2C240&amp;ssl=1 300w, https://i0.wp.com/orientalnagon.com/wp-content/uploads/2024/09/39a5a57d5cddf89691e09b6af1202ce1-2-27.jpg?resize=1024%2C819&amp;ssl=1 1024w, https://i0.wp.com/orientalnagon.com/wp-content/uploads/2024/09/39a5a57d5cddf89691e09b6af1202ce1-2-27.jpg?resize=768%2C614&amp;ssl=1 768w, https://i0.wp.com/orientalnagon.com/wp-content/uploads/2024/09/39a5a57d5cddf89691e09b6af1202ce1-2-27.jpg?w=1280&amp;ssl=1 1280w" sizes="(max-width: 300px) 100vw, 300px" /></p>
<h4><span id="toc2">ワタシは一体、何を迷う</span></h4>
<p>けれども簡単に<strong>「辞める」</strong>という選択を選ぶわけにもいかず、ありとあらゆる理由を見つけてなんとか働く道を探し続けていました。</p>
<p>もしも辞めてしまえば、この先の人生がまた暗く、澱んだ世界になることを一番恐れていたのかもしれません。</p>
<p>お先真っ暗な世界に身を委ねることよりも、今の環境で我慢をし続ける道を選ぼうとしていました。</p>
<p>それでも日に日に膨らんでいく負の感情を取り除く術は持っておらず、ふとした瞬間に保育士である自分が嫌になり、そして子どもたちのことさえも考えられなくなっていきました。</p>
<p>ワタシは今、何で悩んでいて、何が一番心を引き留めているのかが正直わからなくなっていたのかもしれません。</p>
<p><img data-recalc-dims="1" decoding="async" src="https://i0.wp.com/orientalnagon.com/wp-content/uploads/2024/09/39a5a57d5cddf89691e09b6af1202ce1-2-28.jpg?resize=300%2C240&#038;ssl=1" class="aligncenter size-medium wp-image-3150" width="300" height="240" alt="" srcset="https://i0.wp.com/orientalnagon.com/wp-content/uploads/2024/09/39a5a57d5cddf89691e09b6af1202ce1-2-28.jpg?resize=300%2C240&amp;ssl=1 300w, https://i0.wp.com/orientalnagon.com/wp-content/uploads/2024/09/39a5a57d5cddf89691e09b6af1202ce1-2-28.jpg?resize=1024%2C819&amp;ssl=1 1024w, https://i0.wp.com/orientalnagon.com/wp-content/uploads/2024/09/39a5a57d5cddf89691e09b6af1202ce1-2-28.jpg?resize=768%2C614&amp;ssl=1 768w, https://i0.wp.com/orientalnagon.com/wp-content/uploads/2024/09/39a5a57d5cddf89691e09b6af1202ce1-2-28.jpg?w=1280&amp;ssl=1 1280w" sizes="(max-width: 300px) 100vw, 300px" /></p>
<h4><span id="toc3">もう限界なんです</span></h4>
<p>そんなある日のこと、珍しく後輩から連絡が来て<strong>「もう私は限界だと思います。正直、保育という仕事を純粋に楽しめなくなっているような気がします。子どもたちのことは大好きで、この仕事に誇りを持っていました。けれども、もうそんな気持ちすら薄れていきそうで怖いんです。だから・・・だからもう、やめようと思います。もう、あそこには未練はないから」</strong>と。</p>
<p>その言葉を一つひとつ咀嚼していくには、あまり時間はかかりませんでした。</p>
<p>かつてのワタシと同じ気持ちを抱き、また一人、素晴らしい保育士がこの業界を去ることに対して、<strong>「残念だ」</strong>という気持ちよりも、<strong>「仕方ないよな」</strong>と思う気持ちが強かったのもあるかもしれません。</p>
<p>どれだけ仕事に対して真剣に向き合っていても、報われない環境がある。</p>
<p>それは、たった数人の身勝手な人たちのせいであっという間に、信念や志が蝕まれてしまうことも大いにあります。</p>
<p>きっとワタシたちのような不器用でまっすぐこの仕事と向き合いすぎてしまう人たちには、さらに過酷な場所かもしれません。</p>
<p>適度に力を抜くこともできず、仕事として割り切ることもできない私たちには、小さな綻びが気づかないうちに大きな溝となってしまったのでしょう。</p>
<p><img data-recalc-dims="1" loading="lazy" decoding="async" src="https://i0.wp.com/orientalnagon.com/wp-content/uploads/2024/09/39a5a57d5cddf89691e09b6af1202ce1-2-29.jpg?resize=300%2C240&#038;ssl=1" class="aligncenter size-medium wp-image-3151" width="300" height="240" alt="" srcset="https://i0.wp.com/orientalnagon.com/wp-content/uploads/2024/09/39a5a57d5cddf89691e09b6af1202ce1-2-29.jpg?resize=300%2C240&amp;ssl=1 300w, https://i0.wp.com/orientalnagon.com/wp-content/uploads/2024/09/39a5a57d5cddf89691e09b6af1202ce1-2-29.jpg?resize=1024%2C819&amp;ssl=1 1024w, https://i0.wp.com/orientalnagon.com/wp-content/uploads/2024/09/39a5a57d5cddf89691e09b6af1202ce1-2-29.jpg?resize=768%2C614&amp;ssl=1 768w, https://i0.wp.com/orientalnagon.com/wp-content/uploads/2024/09/39a5a57d5cddf89691e09b6af1202ce1-2-29.jpg?w=1280&amp;ssl=1 1280w" sizes="(max-width: 300px) 100vw, 300px" /></p>
<h4><span id="toc4">辞める決意を・・・</span></h4>
<p>彼女の言葉を聞いた後、ワタシは少しだけ一人になり考えてみることにしました。脳内で何度も言葉が繰り返されながら、<strong>「もしもワタシなら、どうするだろう」</strong>と自分自身に問いかけたりもしました。</p>
<p>心にあった信念を無理やり曲げながらズルズルと働き続けるのか、それともやりたいことを目指して、自分の信念に従って一本の道を進んでいくのか。</p>
<p>そんな様子を心配した彼がふと、<strong>「あの子が決断したことは正しいことだと思う。納言ちゃんがやりたいことはなんだったの？子どもたちのために、保護者の方のために、自分の保育観をしっかり持ってこの環境を良くしていくことが目標だったんじゃないの？今の職場でその目標が達成されると思う？」</strong></p>
<p><strong>「・・・いや、難しいと思う」</strong></p>
<p><strong>「ならもう、答えは決まってるよ。自分の心に嘘をつき続けるのはもう、終わりにしようよ。お金なんてどうにでもなる。けれども一度壊れた心を元に戻すこと、そしてこの業界を嫌いになってしまったら、どうしようもできないことくらい、一自分が一番わかってるんじゃないの？そろそろ勇気を出す時が来たんだよ。君は、オリエンタル納言でしょ？エッセイストの言葉で救われる人がいるのなら、自分の心も同じように救ってあげないと。それができるのは納言自身だよ」</strong></p>
<p><strong>「・・・ワタシ、辞めるよ」</strong></p>
<p><img data-recalc-dims="1" loading="lazy" decoding="async" src="https://i0.wp.com/orientalnagon.com/wp-content/uploads/2024/09/39a5a57d5cddf89691e09b6af1202ce1-2-30.jpg?resize=300%2C240&#038;ssl=1" class="aligncenter size-medium wp-image-3153" width="300" height="240" alt="" srcset="https://i0.wp.com/orientalnagon.com/wp-content/uploads/2024/09/39a5a57d5cddf89691e09b6af1202ce1-2-30.jpg?resize=300%2C240&amp;ssl=1 300w, https://i0.wp.com/orientalnagon.com/wp-content/uploads/2024/09/39a5a57d5cddf89691e09b6af1202ce1-2-30.jpg?resize=1024%2C819&amp;ssl=1 1024w, https://i0.wp.com/orientalnagon.com/wp-content/uploads/2024/09/39a5a57d5cddf89691e09b6af1202ce1-2-30.jpg?resize=768%2C614&amp;ssl=1 768w, https://i0.wp.com/orientalnagon.com/wp-content/uploads/2024/09/39a5a57d5cddf89691e09b6af1202ce1-2-30.jpg?w=1280&amp;ssl=1 1280w" sizes="(max-width: 300px) 100vw, 300px" /></p>
<p>&nbsp;</p>
<h4><span id="toc5">新たな形で、歩む人生を</span></h4>
<p>今までは社会の中で、保育士として働くことばかりに固執していたような気がします。だから常に自分が辞めてしまうことに不安や葛藤があり、中々その場を去る決断ができませんでした。</p>
<p>あらゆる場所で保育をしてきて、今なら思うんです。</p>
<p>自分のやりたいことや信念を曲げてまで、その場所に留まる必要はないってことを。</p>
<p>そして、これからは社会に属することに固執するのではなく、自分のやりたいことを、今まで持ち続けた信念を曲げないように、自分自身の力で新たな場所を作っていく覚悟も。</p>
<p>その時初めて、ワタシの中で<strong>「お先真っ暗」</strong>よりも<strong>「お先灰色」</strong>程度の色味を帯びてきた感じがしたのかもしれません。</p>
<p>人生にはあらゆる分岐点があって、その度に私たちは選択を迫られることがあります。</p>
<p>会社の中や人間関係、時には人生そのものに転機が訪れることもあるでしょう。</p>
<p>今ワタシは、ようやく本当の意味で人生の転機と分岐点に立ったところなのかもしれません。</p>
<p>自分の誇りと信念を持ち続けて、ワタシなりのやり方で歩んでいく道を・・・。</p>
<p><img data-recalc-dims="1" loading="lazy" decoding="async" src="https://i0.wp.com/orientalnagon.com/wp-content/uploads/2024/09/39a5a57d5cddf89691e09b6af1202ce1-2-31.jpg?resize=300%2C240&#038;ssl=1" class="aligncenter size-medium wp-image-3154" width="300" height="240" alt="" srcset="https://i0.wp.com/orientalnagon.com/wp-content/uploads/2024/09/39a5a57d5cddf89691e09b6af1202ce1-2-31.jpg?resize=300%2C240&amp;ssl=1 300w, https://i0.wp.com/orientalnagon.com/wp-content/uploads/2024/09/39a5a57d5cddf89691e09b6af1202ce1-2-31.jpg?resize=1024%2C819&amp;ssl=1 1024w, https://i0.wp.com/orientalnagon.com/wp-content/uploads/2024/09/39a5a57d5cddf89691e09b6af1202ce1-2-31.jpg?resize=768%2C614&amp;ssl=1 768w, https://i0.wp.com/orientalnagon.com/wp-content/uploads/2024/09/39a5a57d5cddf89691e09b6af1202ce1-2-31.jpg?w=1280&amp;ssl=1 1280w" sizes="(max-width: 300px) 100vw, 300px" /></p>
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		<title>究極の二択〜あぁ、人って変わらないのね</title>
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		<dc:creator><![CDATA[オリエンタル納言]]></dc:creator>
		<pubDate>Fri, 20 Sep 2024 11:00:02 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[保育士時代の体験談・過去のトラウマ]]></category>
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					<description><![CDATA[今の職場に来てから半年が経ち、ワタシはというと体調は徐々に悪くなり、かつての保育園時代の頃とあまり変わらない体重まで落ちてしまいました。 世間でも保育士がいかに大変で闇深いかが知れ渡りつつある今、ワタシの職場もあらゆる種 [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p>今の職場に来てから半年が経ち、ワタシはというと体調は徐々に悪くなり、かつての保育園時代の頃とあまり変わらない体重まで落ちてしまいました。</p>
<p>世間でも保育士がいかに大変で闇深いかが知れ渡りつつある今、ワタシの職場もあらゆる種類の勝手な人たちが存在していて、その度に心を疲れさせていきます。</p>
<p>それでも職場の中で仲良くしてくれる先輩や同僚がいて、慕ってくれる後輩なんかもできて、仕事内容的には前よりも大変ではない。</p>
<p>けれども何がそれほどまでに心を疲れさせてしまうのか・・・。</p>
<p>それはやっぱり、身勝手な人たちの身勝手な行動と言葉だったのです。</p>
<p>気がつけば約2年の歳月をかけて戻した体重はあっという間に減ってしまい、鏡を見るだけでもうんざりしてしまいそうな姿へと変わってしまったのです。</p>
<p><img data-recalc-dims="1" loading="lazy" decoding="async" class="size-medium wp-image-3104 aligncenter" src="https://i0.wp.com/orientalnagon.com/wp-content/uploads/2024/09/39a5a57d5cddf89691e09b6af1202ce1-2-2.jpg?resize=300%2C240&#038;ssl=1" alt="" width="300" height="240" srcset="https://i0.wp.com/orientalnagon.com/wp-content/uploads/2024/09/39a5a57d5cddf89691e09b6af1202ce1-2-2.jpg?resize=300%2C240&amp;ssl=1 300w, https://i0.wp.com/orientalnagon.com/wp-content/uploads/2024/09/39a5a57d5cddf89691e09b6af1202ce1-2-2.jpg?resize=1024%2C819&amp;ssl=1 1024w, https://i0.wp.com/orientalnagon.com/wp-content/uploads/2024/09/39a5a57d5cddf89691e09b6af1202ce1-2-2.jpg?resize=768%2C614&amp;ssl=1 768w, https://i0.wp.com/orientalnagon.com/wp-content/uploads/2024/09/39a5a57d5cddf89691e09b6af1202ce1-2-2.jpg?w=1280&amp;ssl=1 1280w" sizes="(max-width: 300px) 100vw, 300px" /></p>
<h4><span id="toc1">後輩のあの子</span></h4>
<p>ワタシには1人、仲のいい後輩のような存在の子がいます。</p>
<p>その子は途中入社したのですが、仲を深めるまでに少しだけ時間がかかりました。</p>
<p>距離を縮めて以降は、仕事の話やプライベートの話もよくするようになり、仕事上でもたくさん助けてもらっていました。</p>
<p>保育以外の雑用も私たちの仕事であり、その雑用の多さが保育士は半端じゃありません。</p>
<p>あらゆるところに気を配り、そして職員みんなで協力して助け合っていかなければならない。</p>
<p>そんな時に彼女は声をかけてくれて、<strong>「納言先生！お手伝いします」</strong>とか<strong>「こっちやっておきますね」</strong>と、気配りをよくしてくれました。</p>
<p>1人でやるには少々大変なことも、こうして声をかけてくれて助けてくれることでずいぶん楽になることも多くある。その手が届きそうで届かない部分を率先してやってくれていたのが彼女なのです。</p>
<p>しかし、ある日を境に彼女は園に来られなくなってしまいました。</p>
<p><img data-recalc-dims="1" loading="lazy" decoding="async" class="size-medium wp-image-3105 aligncenter" src="https://i0.wp.com/orientalnagon.com/wp-content/uploads/2024/09/39a5a57d5cddf89691e09b6af1202ce1-2-3.jpg?resize=300%2C240&#038;ssl=1" alt="" width="300" height="240" srcset="https://i0.wp.com/orientalnagon.com/wp-content/uploads/2024/09/39a5a57d5cddf89691e09b6af1202ce1-2-3.jpg?resize=300%2C240&amp;ssl=1 300w, https://i0.wp.com/orientalnagon.com/wp-content/uploads/2024/09/39a5a57d5cddf89691e09b6af1202ce1-2-3.jpg?resize=1024%2C819&amp;ssl=1 1024w, https://i0.wp.com/orientalnagon.com/wp-content/uploads/2024/09/39a5a57d5cddf89691e09b6af1202ce1-2-3.jpg?resize=768%2C614&amp;ssl=1 768w, https://i0.wp.com/orientalnagon.com/wp-content/uploads/2024/09/39a5a57d5cddf89691e09b6af1202ce1-2-3.jpg?w=1280&amp;ssl=1 1280w" sizes="(max-width: 300px) 100vw, 300px" /></p>
<h4><span id="toc2">頑張り過ぎて</span></h4>
<p>仕事に一生懸命だった彼女は、色々なところに気を配れる分、きっと心も体も知らず知らずのうちに疲れてしまったのかもしれません。</p>
<p>少しずつ表情が暗くなり、見るからに疲れている様子が増えていきました。</p>
<p>心配して声をかけると、<strong>「まだ大丈夫です」</strong>と力無く笑う姿に胸を痛めながら、ただ見守ることしかできませんでした。</p>
<p>彼女と仕事をした最後の日、いつもと明らかに表情は違って今まで以上に暗く、そして疲れているような表情を見せていたのです。</p>
<p>（頑張り過ぎていないかな・・・大丈夫かな）そんな風に思っていた矢先に、彼女は職場に来られなくなってしまいました。</p>
<p><img data-recalc-dims="1" loading="lazy" decoding="async" class="size-medium wp-image-3106 aligncenter" src="https://i0.wp.com/orientalnagon.com/wp-content/uploads/2024/09/39a5a57d5cddf89691e09b6af1202ce1-2-4.jpg?resize=300%2C240&#038;ssl=1" alt="" width="300" height="240" srcset="https://i0.wp.com/orientalnagon.com/wp-content/uploads/2024/09/39a5a57d5cddf89691e09b6af1202ce1-2-4.jpg?resize=300%2C240&amp;ssl=1 300w, https://i0.wp.com/orientalnagon.com/wp-content/uploads/2024/09/39a5a57d5cddf89691e09b6af1202ce1-2-4.jpg?resize=1024%2C819&amp;ssl=1 1024w, https://i0.wp.com/orientalnagon.com/wp-content/uploads/2024/09/39a5a57d5cddf89691e09b6af1202ce1-2-4.jpg?resize=768%2C614&amp;ssl=1 768w, https://i0.wp.com/orientalnagon.com/wp-content/uploads/2024/09/39a5a57d5cddf89691e09b6af1202ce1-2-4.jpg?w=1280&amp;ssl=1 1280w" sizes="(max-width: 300px) 100vw, 300px" /></p>
<h4><span id="toc3">身勝手な行動が</span></h4>
<p>この園にもかつての鬼や妖怪たちのように身勝手で自己中心的な人たちが数名います。</p>
<p>自分の私利私欲のために相手の気持ちも考えずに発言する人。</p>
<p>好かれたいがために誰にでも八方美人の上、さらに嘘までついて自分の立場を守ろうとする人。</p>
<p>そして傍若無人な態度をとり続けて、機嫌のいい日と悪い日の態度が明らかに違い、周りに負担をかけてくる人。</p>
<p>それぞれの身勝手さが最悪な形で混ざり合い、そして彼女にも、他の職員の人たちにも影響を及ぼすことも多くありました。</p>
<p>もちろんワタシ自身もその被害者であり、時に嘘をつかれて立場を危うくされかけたり、見えるところで悪口を言われたり、関係のないところで不機嫌になられて様子をうかがいながら働いたりと神経を使いながら仕事をせざるを得ない状況になっていました。</p>
<p>もう少し適当にあしらいながら<strong>「まぁ、こんな人もいるよね」</strong>と思えればよかったのですが、<strong>「こんな人もいるよね」</strong>では済まされないほどの影響力に、ワタシもそして後輩の彼女も疲れを感じていたのかもしれません。</p>
<p><img data-recalc-dims="1" loading="lazy" decoding="async" class="size-medium wp-image-3107 aligncenter" src="https://i0.wp.com/orientalnagon.com/wp-content/uploads/2024/09/39a5a57d5cddf89691e09b6af1202ce1-2-5.jpg?resize=300%2C240&#038;ssl=1" alt="" width="300" height="240" srcset="https://i0.wp.com/orientalnagon.com/wp-content/uploads/2024/09/39a5a57d5cddf89691e09b6af1202ce1-2-5.jpg?resize=300%2C240&amp;ssl=1 300w, https://i0.wp.com/orientalnagon.com/wp-content/uploads/2024/09/39a5a57d5cddf89691e09b6af1202ce1-2-5.jpg?resize=1024%2C819&amp;ssl=1 1024w, https://i0.wp.com/orientalnagon.com/wp-content/uploads/2024/09/39a5a57d5cddf89691e09b6af1202ce1-2-5.jpg?resize=768%2C614&amp;ssl=1 768w, https://i0.wp.com/orientalnagon.com/wp-content/uploads/2024/09/39a5a57d5cddf89691e09b6af1202ce1-2-5.jpg?w=1280&amp;ssl=1 1280w" sizes="(max-width: 300px) 100vw, 300px" /></p>
<h4><span id="toc4">会えなくなって2週間</span></h4>
<p>彼女が休むようになってからあっという間に2週間が過ぎ、職場で会えることはほとんどありませんでした。</p>
<p>たまに<strong>「午前中だけ来ていたよ」</strong>という話を聞くことはあっても、ワタシ自身が15：00からの勤務なので、結局直接会うことはできず、たまにLINEでやり取りをしながら近況を報告しあっていました。</p>
<p>ただどれだけ私たちが互いに励まし合い、寄り添いながら一緒に心と体を落ち着かせようとしていても、職場の身勝手な人たちにはその気持ちが届くこともなく、彼女がたまに出勤した時には、<strong>「どうして休んでいたの？何が原因なの？」</strong>と根掘り葉掘り詮索しようとする人がいて、なんとかして秘密を握ろうとしてきたこともあったそうです。</p>
<p>その時からもうすでに、（あぁ、人って何も変わらないし、自分の身勝手な行動で心が壊れてしまっていることに気づいていないんだなぁ）と思うしかありませんでした。</p>
<p><img data-recalc-dims="1" loading="lazy" decoding="async" class="size-medium wp-image-3108 aligncenter" src="https://i0.wp.com/orientalnagon.com/wp-content/uploads/2024/09/39a5a57d5cddf89691e09b6af1202ce1-2-6.jpg?resize=300%2C240&#038;ssl=1" alt="" width="300" height="240" srcset="https://i0.wp.com/orientalnagon.com/wp-content/uploads/2024/09/39a5a57d5cddf89691e09b6af1202ce1-2-6.jpg?resize=300%2C240&amp;ssl=1 300w, https://i0.wp.com/orientalnagon.com/wp-content/uploads/2024/09/39a5a57d5cddf89691e09b6af1202ce1-2-6.jpg?resize=1024%2C819&amp;ssl=1 1024w, https://i0.wp.com/orientalnagon.com/wp-content/uploads/2024/09/39a5a57d5cddf89691e09b6af1202ce1-2-6.jpg?resize=768%2C614&amp;ssl=1 768w, https://i0.wp.com/orientalnagon.com/wp-content/uploads/2024/09/39a5a57d5cddf89691e09b6af1202ce1-2-6.jpg?w=1280&amp;ssl=1 1280w" sizes="(max-width: 300px) 100vw, 300px" /></p>
<h4><span id="toc5">絶句</span></h4>
<p>そんな生活が続いたある日、ワタシは免疫力が落ちているせいもあって、風邪をひいてしまったのです。</p>
<p>今までこんなに頻繁に風邪をひくことはなかったのですが、疲れと食欲不振のせいで体力が落ちて仕事を休むことになりました。</p>
<p>ただ、彼女はワタシと入れ違いで仕事に行くことができたそうです。</p>
<p>ワタシが家の中で鼻水と格闘し、ティッシュで何度も鼻を拭いているところにLINEが入ってきました。</p>
<p>そこには、<strong>「今日は久しぶりに出勤したんですが、やっぱり体も心も辛いです。そしたら園長が掃除をしている時にやってきて、『話聞いてほしい？それともそっとしてほしい？』って言われて・・・</strong>」と。</p>
<p>ワタシはその文面を見て、絶句しました。</p>
<p>とても寄り添うような言葉ではなく、どことなく上から目線で寄り添うようなフリをしているのが透けて見える言い方だったのです。</p>
<p>そして心の底から思いました。</p>
<p>（あぁ、人ってどこまで行っても変わらないんだな）って。</p>
<p>彼女は勇気を出して、<strong>「そっとしてほしいです」</strong>と伝えたそうです。すると園長自身は<strong>「そっか！わかった」</strong>と物分かりの良い人を演じながら別の場所へと向かって行ったそうです。</p>
<p><img data-recalc-dims="1" loading="lazy" decoding="async" class="size-medium wp-image-3109 aligncenter" src="https://i0.wp.com/orientalnagon.com/wp-content/uploads/2024/09/39a5a57d5cddf89691e09b6af1202ce1-2-7.jpg?resize=300%2C240&#038;ssl=1" alt="" width="300" height="240" srcset="https://i0.wp.com/orientalnagon.com/wp-content/uploads/2024/09/39a5a57d5cddf89691e09b6af1202ce1-2-7.jpg?resize=300%2C240&amp;ssl=1 300w, https://i0.wp.com/orientalnagon.com/wp-content/uploads/2024/09/39a5a57d5cddf89691e09b6af1202ce1-2-7.jpg?resize=1024%2C819&amp;ssl=1 1024w, https://i0.wp.com/orientalnagon.com/wp-content/uploads/2024/09/39a5a57d5cddf89691e09b6af1202ce1-2-7.jpg?resize=768%2C614&amp;ssl=1 768w, https://i0.wp.com/orientalnagon.com/wp-content/uploads/2024/09/39a5a57d5cddf89691e09b6af1202ce1-2-7.jpg?w=1280&amp;ssl=1 1280w" sizes="(max-width: 300px) 100vw, 300px" /></p>
<h4><span id="toc6">なぜ気づかない？</span></h4>
<p>もしも普通であれば、声をかけてもらったことでフゥッと肩の荷が降りることもあるでしょう。けれども、彼女のしてきた行動がその言葉を全て台無しにしていることに、なぜ気がつかないんだという気持ちでいっぱいになりました。</p>
<p>園長の行動のせいで、周りの人たちが迷惑を被っていることをワタシもあらゆるところで目にしてきています。それは何も保育士だけではなく、子どもたちにも影響を及ぼしていることさえありました。</p>
<p>朝から不機嫌な感じを出しながら園に出勤してきたり、帰りも不機嫌アピールをしながら挨拶も適当に帰っていくことがありました。</p>
<p>かと思えば、人には注意することを自分は平然と行い、仕事もせずに話に夢中になり、大変で面倒なところは周りの人たちに押し付けることさえあったのです。</p>
<p>そんな姿を毎日朝から目の当たりにしていたら、どれだけ正常な人でもおかしくなってしまうかもしれません。</p>
<p>小さな部屋の中で小さな派閥ができて、いつ誰がボロを出すのかを虎視眈々と狙っている人もいる。そんな状況下では仕事をする前に心が壊れてしまうでしょう。</p>
<p>それでも職場の身勝手な人たちは自分の間違った行動に気づこうとはしません、いや、気づくことができないのでしょう・・・。</p>
<p><img data-recalc-dims="1" loading="lazy" decoding="async" class="size-medium wp-image-3110 aligncenter" src="https://i0.wp.com/orientalnagon.com/wp-content/uploads/2024/09/39a5a57d5cddf89691e09b6af1202ce1-2-8.jpg?resize=300%2C240&#038;ssl=1" alt="" width="300" height="240" srcset="https://i0.wp.com/orientalnagon.com/wp-content/uploads/2024/09/39a5a57d5cddf89691e09b6af1202ce1-2-8.jpg?resize=300%2C240&amp;ssl=1 300w, https://i0.wp.com/orientalnagon.com/wp-content/uploads/2024/09/39a5a57d5cddf89691e09b6af1202ce1-2-8.jpg?resize=1024%2C819&amp;ssl=1 1024w, https://i0.wp.com/orientalnagon.com/wp-content/uploads/2024/09/39a5a57d5cddf89691e09b6af1202ce1-2-8.jpg?resize=768%2C614&amp;ssl=1 768w, https://i0.wp.com/orientalnagon.com/wp-content/uploads/2024/09/39a5a57d5cddf89691e09b6af1202ce1-2-8.jpg?w=1280&amp;ssl=1 1280w" sizes="(max-width: 300px) 100vw, 300px" /></p>
<h4><span id="toc7">狭い社会だからこそ</span></h4>
<p>保育士になってあらゆる大人の汚さを見てきました。</p>
<p>あれだけ可愛らしい存在と関わっている素敵な職業にも関わらず、大人の汚いところがあらゆるところで見え隠れしてしまうのが保育士の世界です。</p>
<p>もしかするとどこかに、子どもたちと純粋に楽しく関わり、一緒に成長し合える環境があるのかもしれません。</p>
<p>けれどもワタシは、そんな環境で働けたことは一度もありません。</p>
<p>それどころか様々な種類の種類の身勝手さにさらされながら働いてきました。</p>
<p>狭い社会の中だからこそ、そして女性特有の環境だからこそ普段経験しないようなことが巻き起こってしまうのかもしれません。</p>
<p>そして何十年も人間をやっていたら、そう簡単に性格そのものを変えることはきっとできないのでしょう。</p>
<p>ワタシは思うのです。</p>
<p>たった数人の人間たちの行動は、時に人の心を簡単に壊すことができてしまう。けれども、その当の本人たちが無自覚だからこそ、負の連鎖は何年にも渡って続いていってしまうのではないでしょうか。</p>
<p>その連鎖をどこかで断ち切らないことには、保育業界が変わることはこの先もきっと難しいと思うのです。</p>
<p>ワタシは保育士という仕事が大好きです。</p>
<p>子どもたちと関わり、あらゆる発見をしながら一緒に成長できることに誇りを持っています。</p>
<p>子どもたちのために、そして自分自身が純粋にこの仕事を楽しみながら関わることは、この先も難しいのかもしれません。</p>
<p>変わることの出来ない身勝手な人たちが、大勢残り続けている今の現状では…。</p>
<p><img data-recalc-dims="1" loading="lazy" decoding="async" class="size-medium wp-image-3111 aligncenter" src="https://i0.wp.com/orientalnagon.com/wp-content/uploads/2024/09/39a5a57d5cddf89691e09b6af1202ce1-2-9.jpg?resize=300%2C240&#038;ssl=1" alt="" width="300" height="240" srcset="https://i0.wp.com/orientalnagon.com/wp-content/uploads/2024/09/39a5a57d5cddf89691e09b6af1202ce1-2-9.jpg?resize=300%2C240&amp;ssl=1 300w, https://i0.wp.com/orientalnagon.com/wp-content/uploads/2024/09/39a5a57d5cddf89691e09b6af1202ce1-2-9.jpg?resize=1024%2C819&amp;ssl=1 1024w, https://i0.wp.com/orientalnagon.com/wp-content/uploads/2024/09/39a5a57d5cddf89691e09b6af1202ce1-2-9.jpg?resize=768%2C614&amp;ssl=1 768w, https://i0.wp.com/orientalnagon.com/wp-content/uploads/2024/09/39a5a57d5cddf89691e09b6af1202ce1-2-9.jpg?w=1280&amp;ssl=1 1280w" sizes="(max-width: 300px) 100vw, 300px" /></p>
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		<title>地獄の職場の愉快な仲間たち</title>
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		<dc:creator><![CDATA[オリエンタル納言]]></dc:creator>
		<pubDate>Sat, 10 Aug 2024 11:24:35 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[保育士時代の体験談・過去のトラウマ]]></category>
		<category><![CDATA[保育士]]></category>
		<category><![CDATA[先輩]]></category>
		<category><![CDATA[子どもたちを]]></category>
		<category><![CDATA[後輩]]></category>
		<category><![CDATA[見守る戦士たち]]></category>
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					<description><![CDATA[今年の4月から約2年ぶりに保育士として働き始めていますが、相変わらず保育業界の難しさと厳しさを感じながら子どもたちと向き合っております。 残念なことに職場の雰囲気をぶち壊す人がいたり、相手の気持ちを考えずに自分の思い通り [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p>今年の4月から約2年ぶりに保育士として働き始めていますが、相変わらず保育業界の難しさと厳しさを感じながら子どもたちと向き合っております。</p>
<p>残念なことに職場の雰囲気をぶち壊す人がいたり、相手の気持ちを考えずに自分の思い通りにしたいがために、傍若無人な態度をとってくる人がいるのも事実です。</p>
<p>子どもたちがいくら可愛くても、大人のいざこざや負の感情に振り回されることの方が多く、その度に心も体も少しずつ壊れてくような気がしてならない場面もいくつかあります。</p>
<p>ただ幼稚園時代や保育園時代になかったものを得られていることも確かです。</p>
<p>正社員として働いていた頃、全ての人が敵に見えてしまうことがありました。</p>
<p>どれだけ頑張っても認めてもらえずに、全てを否定されてしまうこともありました。</p>
<p>だからワタシはある時を境に、保育の世界から一度退いたのです。</p>
<p><strong>「こんな思いをするのは嫌だ。もう、自分自身を嫌いになるのも耐えられない」</strong>そう思うことが多すぎたから・・・。けれども今は、少しだけ景色は変わりつつあるのです。</p>
<p><img data-recalc-dims="1" loading="lazy" decoding="async" class="size-medium wp-image-2847 aligncenter" src="https://i0.wp.com/orientalnagon.com/wp-content/uploads/2024/08/f64465893df5602256bba00ff4b912d3-1-31.jpg?resize=300%2C300&#038;ssl=1" alt="" width="300" height="300" srcset="https://i0.wp.com/orientalnagon.com/wp-content/uploads/2024/08/f64465893df5602256bba00ff4b912d3-1-31-scaled.jpg?resize=300%2C300&amp;ssl=1 300w, https://i0.wp.com/orientalnagon.com/wp-content/uploads/2024/08/f64465893df5602256bba00ff4b912d3-1-31-scaled.jpg?resize=1024%2C1024&amp;ssl=1 1024w, https://i0.wp.com/orientalnagon.com/wp-content/uploads/2024/08/f64465893df5602256bba00ff4b912d3-1-31-scaled.jpg?resize=150%2C150&amp;ssl=1 150w, https://i0.wp.com/orientalnagon.com/wp-content/uploads/2024/08/f64465893df5602256bba00ff4b912d3-1-31-scaled.jpg?resize=768%2C768&amp;ssl=1 768w, https://i0.wp.com/orientalnagon.com/wp-content/uploads/2024/08/f64465893df5602256bba00ff4b912d3-1-31-scaled.jpg?resize=1536%2C1536&amp;ssl=1 1536w, https://i0.wp.com/orientalnagon.com/wp-content/uploads/2024/08/f64465893df5602256bba00ff4b912d3-1-31-scaled.jpg?resize=2048%2C2048&amp;ssl=1 2048w, https://i0.wp.com/orientalnagon.com/wp-content/uploads/2024/08/f64465893df5602256bba00ff4b912d3-1-31-scaled.jpg?w=2512&amp;ssl=1 2512w" sizes="(max-width: 300px) 100vw, 300px" /></p>
<h4><span id="toc1">腹黒冒険家</span></h4>
<p>今の職場には、出会った時からどこか他人とは思えない1人の保育士さんがいました。</p>
<p>彼女はワタシよりも遥かに歴を重ね、あらゆる経験をしてきた人でもあります。</p>
<p>ただ妙に親近感が湧いて、直感で<span style="color: #ff00ff;">（この人とは仲良くなれるだろう）</span>そう思ったのです。穏やかで優しく、笑顔が素敵な彼女の秘めた部分にも惹かれていたのかもしれません。</p>
<p>出会ってから少しずつ距離が縮まり、仲良くなっていったある日、ワタシは彼女にこんなことを聞きました。</p>
<p><span style="color: #ff00ff;"><strong>「先生って自由奔放で冒険家みたいなところがありそうな気がする。いつも笑顔で仕事もなんでもこなしているけど、もしかするとウチに秘めたものがちょっとだけ黒い感じもするんだよね</strong>」</span>と。</p>
<p>すると彼女はくしゃっと笑いながら、<span style="color: #ff9900;"><strong>「どうしてわかったの！？腹黒いのバレたかな」</strong></span>なんて言いました。</p>
<p>あの時の会話がさらに私たちの距離を縮めていき、今ではなんでも相談できる大切な先輩です。</p>
<p><img data-recalc-dims="1" loading="lazy" decoding="async" class="size-medium wp-image-2848 aligncenter" src="https://i0.wp.com/orientalnagon.com/wp-content/uploads/2024/08/f64465893df5602256bba00ff4b912d3-1-32.jpg?resize=300%2C300&#038;ssl=1" alt="" width="300" height="300" srcset="https://i0.wp.com/orientalnagon.com/wp-content/uploads/2024/08/f64465893df5602256bba00ff4b912d3-1-32-scaled.jpg?resize=300%2C300&amp;ssl=1 300w, https://i0.wp.com/orientalnagon.com/wp-content/uploads/2024/08/f64465893df5602256bba00ff4b912d3-1-32-scaled.jpg?resize=1024%2C1024&amp;ssl=1 1024w, https://i0.wp.com/orientalnagon.com/wp-content/uploads/2024/08/f64465893df5602256bba00ff4b912d3-1-32-scaled.jpg?resize=150%2C150&amp;ssl=1 150w, https://i0.wp.com/orientalnagon.com/wp-content/uploads/2024/08/f64465893df5602256bba00ff4b912d3-1-32-scaled.jpg?resize=768%2C768&amp;ssl=1 768w, https://i0.wp.com/orientalnagon.com/wp-content/uploads/2024/08/f64465893df5602256bba00ff4b912d3-1-32-scaled.jpg?resize=1536%2C1536&amp;ssl=1 1536w, https://i0.wp.com/orientalnagon.com/wp-content/uploads/2024/08/f64465893df5602256bba00ff4b912d3-1-32-scaled.jpg?resize=2048%2C2048&amp;ssl=1 2048w, https://i0.wp.com/orientalnagon.com/wp-content/uploads/2024/08/f64465893df5602256bba00ff4b912d3-1-32-scaled.jpg?w=2512&amp;ssl=1 2512w" sizes="(max-width: 300px) 100vw, 300px" /></p>
<h4><span id="toc2">天真爛漫の申し子</span></h4>
<p>今まであらゆる人と出会ってきましたが、後にも先にも<strong>「天真爛漫」</strong>という言葉が誰よりも似合う人を見たことがありません。</p>
<p>ワタシの出勤時間は普通の人たちとは違い、少し遅めの15：00になっています。保育園に着くといつもワタシの顔を見て、<span style="color: #3366ff;"><strong>「おはようございます」</strong></span>と満面の笑みを浮かべて挨拶をしてくれるのが、この天真爛漫の申し子である後輩なのです。</p>
<p>嬉しい時は満面の笑みを浮かべ、困った時には背後から<span style="color: #3366ff;"><strong>『ガーン』</strong></span>と効果音がなりそうな顔になることもあります。悲しい時には眉をへの字に曲げて<span style="color: #3366ff;"><strong>「すごく困ってます」</strong></span>みたいな表情になることもあります。</p>
<p>天真爛漫で明るい彼女だからこそ、どれだけ辛くても、悩んでいても負の感情を表に出すことはあまりしません。</p>
<p>それどころか<span style="color: #3366ff;"><strong>「納言先生、今日元気ないけど大丈夫ですか？」</strong></span>なんて声をかけてくれるんです。</p>
<p>彼女の優しさと真っ直ぐさにどれだけワタシは救われたことか。</p>
<p><img data-recalc-dims="1" loading="lazy" decoding="async" class="size-medium wp-image-2849 aligncenter" src="https://i0.wp.com/orientalnagon.com/wp-content/uploads/2024/08/f64465893df5602256bba00ff4b912d3-1-33.jpg?resize=300%2C300&#038;ssl=1" alt="" width="300" height="300" srcset="https://i0.wp.com/orientalnagon.com/wp-content/uploads/2024/08/f64465893df5602256bba00ff4b912d3-1-33-scaled.jpg?resize=300%2C300&amp;ssl=1 300w, https://i0.wp.com/orientalnagon.com/wp-content/uploads/2024/08/f64465893df5602256bba00ff4b912d3-1-33-scaled.jpg?resize=1024%2C1024&amp;ssl=1 1024w, https://i0.wp.com/orientalnagon.com/wp-content/uploads/2024/08/f64465893df5602256bba00ff4b912d3-1-33-scaled.jpg?resize=150%2C150&amp;ssl=1 150w, https://i0.wp.com/orientalnagon.com/wp-content/uploads/2024/08/f64465893df5602256bba00ff4b912d3-1-33-scaled.jpg?resize=768%2C768&amp;ssl=1 768w, https://i0.wp.com/orientalnagon.com/wp-content/uploads/2024/08/f64465893df5602256bba00ff4b912d3-1-33-scaled.jpg?resize=1536%2C1536&amp;ssl=1 1536w, https://i0.wp.com/orientalnagon.com/wp-content/uploads/2024/08/f64465893df5602256bba00ff4b912d3-1-33-scaled.jpg?resize=2048%2C2048&amp;ssl=1 2048w, https://i0.wp.com/orientalnagon.com/wp-content/uploads/2024/08/f64465893df5602256bba00ff4b912d3-1-33-scaled.jpg?w=2512&amp;ssl=1 2512w" sizes="(max-width: 300px) 100vw, 300px" /></p>
<h4><span id="toc3">心遣い日本代表</span></h4>
<p>ワタシと年がさほど変わらない1人の先生とは、最近仲を深めていきました。</p>
<p>元々ワタシ自身も心を開くのには時間がかかるのですが、彼女もまた人見知りがあり仲良くなるまでに時間がかかると話しており、私たちは時間をかけて交流を深めていきました。</p>
<p>そんな彼女は繊細で優しく、誰よりも心遣いができる子でした。</p>
<p>優しすぎるあまり苦労をしたこともきっとあったでしょう。そんな彼女と仲良くなるにつれて、どこか自分と似ている部分もあり、そして時折頑張りすぎてしまう彼女に声をかけては、2人だけで<span style="color: #ff00ff;"><strong>「今週も楽しく過ごそう」</strong></span>と励まし合うこともあります。</p>
<p>心遣いができる彼女は、きっと今までの人生の中でも頑張りすぎてしまうことがあったと思います。それでもその優しさと少しの変化にも気づいて声をかけてくれるところに助けられた人は、ワタシを含めてたくさんいたと思うんです。</p>
<p>そんな彼女は、ワタシのエッセイを楽しみにしてくれており、新しい話を投稿するたびに直接感想を伝えてくれるんです。そういうところもまた、彼女なりの心遣いが詰まっていると感じています。</p>
<p><img data-recalc-dims="1" loading="lazy" decoding="async" class="size-medium wp-image-2850 aligncenter" src="https://i0.wp.com/orientalnagon.com/wp-content/uploads/2024/08/f64465893df5602256bba00ff4b912d3-1-34.jpg?resize=300%2C300&#038;ssl=1" alt="" width="300" height="300" srcset="https://i0.wp.com/orientalnagon.com/wp-content/uploads/2024/08/f64465893df5602256bba00ff4b912d3-1-34-scaled.jpg?resize=300%2C300&amp;ssl=1 300w, https://i0.wp.com/orientalnagon.com/wp-content/uploads/2024/08/f64465893df5602256bba00ff4b912d3-1-34-scaled.jpg?resize=1024%2C1024&amp;ssl=1 1024w, https://i0.wp.com/orientalnagon.com/wp-content/uploads/2024/08/f64465893df5602256bba00ff4b912d3-1-34-scaled.jpg?resize=150%2C150&amp;ssl=1 150w, https://i0.wp.com/orientalnagon.com/wp-content/uploads/2024/08/f64465893df5602256bba00ff4b912d3-1-34-scaled.jpg?resize=768%2C768&amp;ssl=1 768w, https://i0.wp.com/orientalnagon.com/wp-content/uploads/2024/08/f64465893df5602256bba00ff4b912d3-1-34-scaled.jpg?resize=1536%2C1536&amp;ssl=1 1536w, https://i0.wp.com/orientalnagon.com/wp-content/uploads/2024/08/f64465893df5602256bba00ff4b912d3-1-34-scaled.jpg?resize=2048%2C2048&amp;ssl=1 2048w, https://i0.wp.com/orientalnagon.com/wp-content/uploads/2024/08/f64465893df5602256bba00ff4b912d3-1-34-scaled.jpg?w=2512&amp;ssl=1 2512w" sizes="(max-width: 300px) 100vw, 300px" /></p>
<h4><span id="toc4">吸収力のパイオニア</span></h4>
<p>さてこの園には、もう1人年下の先生がいます。彼女は別の職種から今年初めて保育士になったばかりだったそうです。</p>
<p>保育の現場は特殊なことも多く、悩んだり時には不安に思うこともきっとあったと思います。</p>
<p>けれども困った時には<span style="color: #0000ff;"><strong>「納言先生」</strong></span>と声をかけてくれて、ワタシが話したことは次の時にはもうすでに取り入れてくれていました。</p>
<p>あまりの吸収力の速さと実行力には何度も驚かされました。</p>
<p>専門職だからある程度の技術や知識は必要かもしれません。</p>
<p>けれども初めてだらけの環境の中でも、あらゆる人の言葉を聞いて自分なりの色に変えていく対応力には学ぶところがあり、ワタシ自身も密かに取り入れていることも多々あります。</p>
<p>そんな彼女には口癖のようなものがあり、特に意味はないけれどふとした時には顔を見ると、決まってニヤッとしながら<span style="color: #0000ff;"><strong>「なんですか？」</strong></span>と聞いてくれるんです。笑</p>
<p><img data-recalc-dims="1" loading="lazy" decoding="async" class="size-medium wp-image-2851 aligncenter" src="https://i0.wp.com/orientalnagon.com/wp-content/uploads/2024/08/f64465893df5602256bba00ff4b912d3-1-35.jpg?resize=300%2C300&#038;ssl=1" alt="" width="300" height="300" srcset="https://i0.wp.com/orientalnagon.com/wp-content/uploads/2024/08/f64465893df5602256bba00ff4b912d3-1-35-scaled.jpg?resize=300%2C300&amp;ssl=1 300w, https://i0.wp.com/orientalnagon.com/wp-content/uploads/2024/08/f64465893df5602256bba00ff4b912d3-1-35-scaled.jpg?resize=1024%2C1024&amp;ssl=1 1024w, https://i0.wp.com/orientalnagon.com/wp-content/uploads/2024/08/f64465893df5602256bba00ff4b912d3-1-35-scaled.jpg?resize=150%2C150&amp;ssl=1 150w, https://i0.wp.com/orientalnagon.com/wp-content/uploads/2024/08/f64465893df5602256bba00ff4b912d3-1-35-scaled.jpg?resize=768%2C768&amp;ssl=1 768w, https://i0.wp.com/orientalnagon.com/wp-content/uploads/2024/08/f64465893df5602256bba00ff4b912d3-1-35-scaled.jpg?resize=1536%2C1536&amp;ssl=1 1536w, https://i0.wp.com/orientalnagon.com/wp-content/uploads/2024/08/f64465893df5602256bba00ff4b912d3-1-35-scaled.jpg?resize=2048%2C2048&amp;ssl=1 2048w, https://i0.wp.com/orientalnagon.com/wp-content/uploads/2024/08/f64465893df5602256bba00ff4b912d3-1-35-scaled.jpg?w=2512&amp;ssl=1 2512w" sizes="(max-width: 300px) 100vw, 300px" /></p>
<h4><span id="toc5">あらゆる人たちに出会い</span></h4>
<p>勤務時間の関係で会えない給食さんが1人いるのですが、奇跡的に職場で会えた日には2人で抱き合いながら<span style="color: #993366;"><strong>「会えたね！！」</strong></span>と喜びを分かち合うことがあります。</p>
<p>ただ本当に滅多に会えないもんだから、中々運命的な再会をすることが最近できていません・・・。</p>
<p>幼稚園、保育園ともに今でも交流がある人たちがいます。かつては同僚だった人たちは友人として関わるようになり、時間が合う時には一緒に遊んだり、近況を報告しあったりしています。</p>
<p>そして今の職場の先生たちとも、ゆっくり時間をかけながら同僚として、時には友人として関わりを深めている最中です。</p>
<p><img data-recalc-dims="1" loading="lazy" decoding="async" class="size-medium wp-image-2852 aligncenter" src="https://i0.wp.com/orientalnagon.com/wp-content/uploads/2024/08/f64465893df5602256bba00ff4b912d3-1.png?resize=300%2C300&#038;ssl=1" alt="" width="300" height="300" srcset="https://i0.wp.com/orientalnagon.com/wp-content/uploads/2024/08/f64465893df5602256bba00ff4b912d3-1.png?resize=300%2C300&amp;ssl=1 300w, https://i0.wp.com/orientalnagon.com/wp-content/uploads/2024/08/f64465893df5602256bba00ff4b912d3-1.png?resize=1024%2C1024&amp;ssl=1 1024w, https://i0.wp.com/orientalnagon.com/wp-content/uploads/2024/08/f64465893df5602256bba00ff4b912d3-1.png?resize=150%2C150&amp;ssl=1 150w, https://i0.wp.com/orientalnagon.com/wp-content/uploads/2024/08/f64465893df5602256bba00ff4b912d3-1.png?resize=768%2C768&amp;ssl=1 768w, https://i0.wp.com/orientalnagon.com/wp-content/uploads/2024/08/f64465893df5602256bba00ff4b912d3-1.png?resize=1536%2C1536&amp;ssl=1 1536w, https://i0.wp.com/orientalnagon.com/wp-content/uploads/2024/08/f64465893df5602256bba00ff4b912d3-1.png?resize=2048%2C2048&amp;ssl=1 2048w, https://i0.wp.com/orientalnagon.com/wp-content/uploads/2024/08/f64465893df5602256bba00ff4b912d3-1.png?w=2512&amp;ssl=1 2512w" sizes="(max-width: 300px) 100vw, 300px" /></p>
<h4><span id="toc6">支えて、支えられて</span></h4>
<p>仕事は楽しいことばかりではありません。</p>
<p>保育の業界の難しさ、いまだに根強く残っている謎の年功序列や役職への大袈裟すぎる配慮などもしなければなりません。</p>
<p>それでもこうして新しい場所で、新しい出会いがあり、心のセーブポイントとして多くの場面で救われることがあります。</p>
<p>年齢や歴は正直ワタシには関係ないものであり、お互いに思いやりの心を持って子どもたちと楽しく過ごすこと、それが何より保育士として必要なことだとも思っています。</p>
<p>そして今、不安と悩みは尽きませんが、新たな場所で出会った戦友たちには感謝の気持ちでいっぱいです。</p>
<p>かつてたった1人で戦うしか道がありませんでした。</p>
<p>どれだけ頑張っても、寄り添おうとしても踏みにじられてしまうこともありました。</p>
<p>今の場所で唯一良かったこと、それは新たに出会った先生たちとは同じ気持ちで子どもたちの成長を見守れていること、それが何より幸せなのです。</p>
<p><img data-recalc-dims="1" loading="lazy" decoding="async" class="size-medium wp-image-2853 aligncenter" src="https://i0.wp.com/orientalnagon.com/wp-content/uploads/2024/08/f64465893df5602256bba00ff4b912d3-2-1.jpg?resize=300%2C300&#038;ssl=1" alt="" width="300" height="300" srcset="https://i0.wp.com/orientalnagon.com/wp-content/uploads/2024/08/f64465893df5602256bba00ff4b912d3-2-1-scaled.jpg?resize=300%2C300&amp;ssl=1 300w, https://i0.wp.com/orientalnagon.com/wp-content/uploads/2024/08/f64465893df5602256bba00ff4b912d3-2-1-scaled.jpg?resize=1024%2C1024&amp;ssl=1 1024w, https://i0.wp.com/orientalnagon.com/wp-content/uploads/2024/08/f64465893df5602256bba00ff4b912d3-2-1-scaled.jpg?resize=150%2C150&amp;ssl=1 150w, https://i0.wp.com/orientalnagon.com/wp-content/uploads/2024/08/f64465893df5602256bba00ff4b912d3-2-1-scaled.jpg?resize=768%2C768&amp;ssl=1 768w, https://i0.wp.com/orientalnagon.com/wp-content/uploads/2024/08/f64465893df5602256bba00ff4b912d3-2-1-scaled.jpg?resize=1536%2C1536&amp;ssl=1 1536w, https://i0.wp.com/orientalnagon.com/wp-content/uploads/2024/08/f64465893df5602256bba00ff4b912d3-2-1-scaled.jpg?resize=2048%2C2048&amp;ssl=1 2048w, https://i0.wp.com/orientalnagon.com/wp-content/uploads/2024/08/f64465893df5602256bba00ff4b912d3-2-1-scaled.jpg?w=2512&amp;ssl=1 2512w" sizes="(max-width: 300px) 100vw, 300px" /></p>
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		<title>たかが挨拶、されど挨拶</title>
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		<dc:creator><![CDATA[オリエンタル納言]]></dc:creator>
		<pubDate>Fri, 26 Jul 2024 11:47:10 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[保育士時代の体験談・過去のトラウマ]]></category>
		<category><![CDATA[人間関係]]></category>
		<category><![CDATA[保育士]]></category>
		<category><![CDATA[挨拶]]></category>
		<category><![CDATA[現場の現状]]></category>
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					<description><![CDATA[ある日のこと、ワタシはすごく不愉快で複雑な思いに駆られました。 当たり前に返ってくるはずの言葉が返ってくることはなく、それどころか下から上まで品定めをするような目で見られたことにとてつもない違和感を感じました。 「おはよ [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p>ある日のこと、ワタシはすごく不愉快で複雑な思いに駆られました。</p>
<p>当たり前に返ってくるはずの言葉が返ってくることはなく、それどころか下から上まで品定めをするような目で見られたことにとてつもない違和感を感じました。</p>
<p>「おはようございます」と声をかけただけなのに、見ず知らずの会ったことも話したこともない、よその園長先生はワタシの言葉を無視しただけではなく、見下したような表情でジトッと見つめるだけだったのです。</p>
<p>あまりの出来事に、（えっ。なにこの時間。えっ。なになに。どういう目線で見られてるの・・・）と恐怖さえ覚え、そしてこんな大人が身近にいるんだとショックというか、むしろ怒りも湧いてくるというか、そんなどうしようもできない感情に襲われました。</p>
<p>その時に思ったんです。</p>
<p><span style="font-size: 16px"><strong>「いくら役職があったとしても、あったとしても挨拶くらい普通返せよッ！」</strong></span>って。</p>
<p><img data-recalc-dims="1" loading="lazy" decoding="async" src="https://i0.wp.com/orientalnagon.com/wp-content/uploads/2024/07/cfbeab6008745efa3e7d793ec9dafc86-1.jpg?resize=1256%2C1256&#038;ssl=1" class="size-full wp-image-2715" width="1256" height="1256" srcset="https://i0.wp.com/orientalnagon.com/wp-content/uploads/2024/07/cfbeab6008745efa3e7d793ec9dafc86-1.jpg?w=2000&amp;ssl=1 2000w, https://i0.wp.com/orientalnagon.com/wp-content/uploads/2024/07/cfbeab6008745efa3e7d793ec9dafc86-1.jpg?resize=300%2C300&amp;ssl=1 300w, https://i0.wp.com/orientalnagon.com/wp-content/uploads/2024/07/cfbeab6008745efa3e7d793ec9dafc86-1.jpg?resize=1024%2C1024&amp;ssl=1 1024w, https://i0.wp.com/orientalnagon.com/wp-content/uploads/2024/07/cfbeab6008745efa3e7d793ec9dafc86-1.jpg?resize=150%2C150&amp;ssl=1 150w, https://i0.wp.com/orientalnagon.com/wp-content/uploads/2024/07/cfbeab6008745efa3e7d793ec9dafc86-1.jpg?resize=768%2C768&amp;ssl=1 768w, https://i0.wp.com/orientalnagon.com/wp-content/uploads/2024/07/cfbeab6008745efa3e7d793ec9dafc86-1.jpg?resize=1536%2C1536&amp;ssl=1 1536w" sizes="(max-width: 1256px) 100vw, 1256px" /></p>
<h4><span id="toc1">やりにくさ120%</span></h4>
<p>この日の仕事は、本当にやりにくい以外の何者でもありませんでした。</p>
<p>名前も知らない、どこから来たかもよくわからない「園長」と名乗る人が、保育士と保育室を交互に睨んでいる光景は異様そのものでした。</p>
<p>そして何かが気に入らないと思った瞬間に、ここの園の園長に嫌な雰囲気を滲み出しながら話をする姿が永遠と繰り返されていたのです。</p>
<p>保育室にちょっと入って来たかと思えば、また園長がいる場所に戻り、なにやら話をする。</p>
<p>そんなことを繰り返していました。</p>
<p>その姿は仕事をしに来た人でもなく、この園の様子を見に来た人でもなく、ただただ粗探しを趣味でしに来ている人にしか見えなかったのです。</p>
<p><img data-recalc-dims="1" loading="lazy" decoding="async" src="https://i0.wp.com/orientalnagon.com/wp-content/uploads/2024/07/8ea4f4e074b8fdf855e7c1d0010eea04-1.jpg?resize=1256%2C1256&#038;ssl=1" class="size-full wp-image-2714" width="1256" height="1256" srcset="https://i0.wp.com/orientalnagon.com/wp-content/uploads/2024/07/8ea4f4e074b8fdf855e7c1d0010eea04-1.jpg?w=2000&amp;ssl=1 2000w, https://i0.wp.com/orientalnagon.com/wp-content/uploads/2024/07/8ea4f4e074b8fdf855e7c1d0010eea04-1.jpg?resize=300%2C300&amp;ssl=1 300w, https://i0.wp.com/orientalnagon.com/wp-content/uploads/2024/07/8ea4f4e074b8fdf855e7c1d0010eea04-1.jpg?resize=1024%2C1024&amp;ssl=1 1024w, https://i0.wp.com/orientalnagon.com/wp-content/uploads/2024/07/8ea4f4e074b8fdf855e7c1d0010eea04-1.jpg?resize=150%2C150&amp;ssl=1 150w, https://i0.wp.com/orientalnagon.com/wp-content/uploads/2024/07/8ea4f4e074b8fdf855e7c1d0010eea04-1.jpg?resize=768%2C768&amp;ssl=1 768w, https://i0.wp.com/orientalnagon.com/wp-content/uploads/2024/07/8ea4f4e074b8fdf855e7c1d0010eea04-1.jpg?resize=1536%2C1536&amp;ssl=1 1536w" sizes="(max-width: 1256px) 100vw, 1256px" /></p>
<h4><span id="toc2">時代のせいにするしかない</span></h4>
<p>子どもの頃から挨拶をすることの大切さを何度も両親に聞かされてきましたが、大人になって結婚してからというもの、たびたび挨拶を無視されることがありました。</p>
<p>新しく引っ越してきた住人たちは、もちろん挨拶をしに来ることはなく、１階に住んでいる私たちは、夜中に鳴り響く足音や物音で<span style=""><strong>「あぁ、</strong></span><span style=""><strong>2</strong></span><span style=""><strong>階に誰かが引っ越してきたんだ・・・」</strong></span>と知ったくらいです。</p>
<p>住人の人がたまたま同じタイミングで玄関から出てきたことがあった時も、<strong>「こんにちは」</strong>と挨拶をしたけれども、無視をされることもありました。</p>
<p>どうやら引越しの挨拶という文化は無くなったも同然となり、住人同士の最低限の挨拶さえもなくなるというなんとも悲しい現実を大人になってから体験することが増えていったのです。</p>
<p>それでもまだ完全に赤の他人だから、挨拶がないことを嘆いていても仕方がないかもしれない。けれども・・・けれどもさすがに職場だったら挨拶をするのは最低限のマナーだと思うんです！</p>
<p>しかも仮にも保育士なんだから、子どもたちもいるんだから、最低限のコミュニケーションはしないと・・・そんな気持ちでいっぱいでした。</p>
<p><img data-recalc-dims="1" loading="lazy" decoding="async" src="https://i0.wp.com/orientalnagon.com/wp-content/uploads/2024/07/712fdeee4600b54f9746effb0576dd6a.png?resize=1256%2C1256&#038;ssl=1" class="size-full wp-image-2716" width="1256" height="1256" srcset="https://i0.wp.com/orientalnagon.com/wp-content/uploads/2024/07/712fdeee4600b54f9746effb0576dd6a.png?w=2000&amp;ssl=1 2000w, https://i0.wp.com/orientalnagon.com/wp-content/uploads/2024/07/712fdeee4600b54f9746effb0576dd6a.png?resize=300%2C300&amp;ssl=1 300w, https://i0.wp.com/orientalnagon.com/wp-content/uploads/2024/07/712fdeee4600b54f9746effb0576dd6a.png?resize=1024%2C1024&amp;ssl=1 1024w, https://i0.wp.com/orientalnagon.com/wp-content/uploads/2024/07/712fdeee4600b54f9746effb0576dd6a.png?resize=150%2C150&amp;ssl=1 150w, https://i0.wp.com/orientalnagon.com/wp-content/uploads/2024/07/712fdeee4600b54f9746effb0576dd6a.png?resize=768%2C768&amp;ssl=1 768w, https://i0.wp.com/orientalnagon.com/wp-content/uploads/2024/07/712fdeee4600b54f9746effb0576dd6a.png?resize=1536%2C1536&amp;ssl=1 1536w" sizes="(max-width: 1256px) 100vw, 1256px" /></p>
<h4><span id="toc3">結局その日は仏頂面で</span></h4>
<p>夕方からの仕事だったので、ワタシがいた数時間の彼女は終始仏頂面のまま、挨拶をすることもなく、子どもたちに笑顔で話しかけることもなく、時折苦虫を噛んだような表情を浮かべながら文句と悪口となにやらよくわからない話を永遠としたのち、仕事を終えて帰って行きました。</p>
<p>その間の空気ときたら、本当に最悪なものでした。</p>
<p>嫌な雰囲気が全体にまとわりついているような感じがしたし、何より空気が澱んでいるような感じがずっとしていました。</p>
<p>ただ子どもたちと楽しく、そして同じ場所で働く先生たちと楽しく保育をしようと思ってきたのに、ただそれだけなのに、とんでもない刺客によってぶっ壊されてしまったのです。</p>
<p>この時ワタシは、遥か彼方の方を見ながらこう思いました。</p>
<p><span style=""><strong>「世の中には、まだまだ理解できない予測すらしていなかったとんでもない大人がわんさかいるんだな・・・」</strong></span>って。</p>
<p><img data-recalc-dims="1" loading="lazy" decoding="async" src="https://i0.wp.com/orientalnagon.com/wp-content/uploads/2024/07/9c4b1f708fe85a6a54fbfe2774d043e7-1.jpg?resize=1256%2C1256&#038;ssl=1" class="size-full wp-image-2717" width="1256" height="1256" srcset="https://i0.wp.com/orientalnagon.com/wp-content/uploads/2024/07/9c4b1f708fe85a6a54fbfe2774d043e7-1.jpg?w=2000&amp;ssl=1 2000w, https://i0.wp.com/orientalnagon.com/wp-content/uploads/2024/07/9c4b1f708fe85a6a54fbfe2774d043e7-1.jpg?resize=300%2C300&amp;ssl=1 300w, https://i0.wp.com/orientalnagon.com/wp-content/uploads/2024/07/9c4b1f708fe85a6a54fbfe2774d043e7-1.jpg?resize=1024%2C1024&amp;ssl=1 1024w, https://i0.wp.com/orientalnagon.com/wp-content/uploads/2024/07/9c4b1f708fe85a6a54fbfe2774d043e7-1.jpg?resize=150%2C150&amp;ssl=1 150w, https://i0.wp.com/orientalnagon.com/wp-content/uploads/2024/07/9c4b1f708fe85a6a54fbfe2774d043e7-1.jpg?resize=768%2C768&amp;ssl=1 768w, https://i0.wp.com/orientalnagon.com/wp-content/uploads/2024/07/9c4b1f708fe85a6a54fbfe2774d043e7-1.jpg?resize=1536%2C1536&amp;ssl=1 1536w" sizes="(max-width: 1256px) 100vw, 1256px" /></p>
<h4><span id="toc4">ただ楽しくしたいだけなのに</span></h4>
<p>正直ワタシは本当に仕事運がありません。</p>
<p>今まで３つの園で働いてきましたが、どこもかしこもとんでもない経験をしてきました。</p>
<p>その中の多くは、社会に先に出た大人たちの身勝手で傲慢な考えのもとに行われた行動によって傷つき、悩み、そして辞める選択をしてきました。</p>
<p>そして今まさに、そんな傲慢かつ身勝手な考えの大人たちに振り回されている状態になりつつあります。</p>
<p>しかし、そんな大人はほぼ全員と言っていいほど、挨拶をしてくれないし、気分よってはこちらの存在をないものとして扱うこともあります。</p>
<p>それがたとえ、どれだけ仲がいい人だったとしても。</p>
<p>平気で悪口を言いふらしているし、役職関係なしに態度に出して誰かの心に傷を負わせることも平然とやってくるのです。</p>
<p><img data-recalc-dims="1" loading="lazy" decoding="async" src="https://i0.wp.com/orientalnagon.com/wp-content/uploads/2024/07/279298ce4666cd0dc1cf1882317b6b2c-1.jpg?resize=1256%2C1256&#038;ssl=1" class="size-full wp-image-2718" width="1256" height="1256" srcset="https://i0.wp.com/orientalnagon.com/wp-content/uploads/2024/07/279298ce4666cd0dc1cf1882317b6b2c-1.jpg?w=2000&amp;ssl=1 2000w, https://i0.wp.com/orientalnagon.com/wp-content/uploads/2024/07/279298ce4666cd0dc1cf1882317b6b2c-1.jpg?resize=300%2C300&amp;ssl=1 300w, https://i0.wp.com/orientalnagon.com/wp-content/uploads/2024/07/279298ce4666cd0dc1cf1882317b6b2c-1.jpg?resize=1024%2C1024&amp;ssl=1 1024w, https://i0.wp.com/orientalnagon.com/wp-content/uploads/2024/07/279298ce4666cd0dc1cf1882317b6b2c-1.jpg?resize=150%2C150&amp;ssl=1 150w, https://i0.wp.com/orientalnagon.com/wp-content/uploads/2024/07/279298ce4666cd0dc1cf1882317b6b2c-1.jpg?resize=768%2C768&amp;ssl=1 768w, https://i0.wp.com/orientalnagon.com/wp-content/uploads/2024/07/279298ce4666cd0dc1cf1882317b6b2c-1.jpg?resize=1536%2C1536&amp;ssl=1 1536w" sizes="(max-width: 1256px) 100vw, 1256px" /></p>
<h4><span id="toc5">たかが挨拶、されど挨拶</span></h4>
<p>挨拶が全てではないけれど、やっぱりお互いに気持ちよく過ごすためにも挨拶はすごく大切なことだと思うんです。</p>
<p>大きな声でなんかしなくてもいいし、立ち止まって目を見ながら肩に力が入りまくった状態でする必要もないと思うんです。</p>
<p>普通に<strong>「おはようございます」</strong>って言われたら<strong>「おはよう」</strong>でいいじゃない。</p>
<p><strong>「こんにちは」</strong>って言われたら、<strong>「こんにちは」</strong>でいいじゃない。</p>
<p>何かをしてもらったり、感謝を伝える場面になったら「ありがとう」でいいじゃない。</p>
<p>そんな当たり前のことができる人は、やっぱり仕事もできるし、人望が厚い人が多かったです。</p>
<p><strong>たかが挨拶、されど挨拶。</strong></p>
<p>この言葉を胸に、ワタシはこれからも挨拶はきちんとしていこうと思います。</p>
<p>だって無視されたら誰だって悲しいはずだから。</p>
<p><img data-recalc-dims="1" loading="lazy" decoding="async" src="https://i0.wp.com/orientalnagon.com/wp-content/uploads/2024/07/5892bf23ca2636558fee66826cf736d5-1.jpg?resize=1256%2C1256&#038;ssl=1" class="size-full wp-image-2719" width="1256" height="1256" srcset="https://i0.wp.com/orientalnagon.com/wp-content/uploads/2024/07/5892bf23ca2636558fee66826cf736d5-1.jpg?w=2000&amp;ssl=1 2000w, https://i0.wp.com/orientalnagon.com/wp-content/uploads/2024/07/5892bf23ca2636558fee66826cf736d5-1.jpg?resize=300%2C300&amp;ssl=1 300w, https://i0.wp.com/orientalnagon.com/wp-content/uploads/2024/07/5892bf23ca2636558fee66826cf736d5-1.jpg?resize=1024%2C1024&amp;ssl=1 1024w, https://i0.wp.com/orientalnagon.com/wp-content/uploads/2024/07/5892bf23ca2636558fee66826cf736d5-1.jpg?resize=150%2C150&amp;ssl=1 150w, https://i0.wp.com/orientalnagon.com/wp-content/uploads/2024/07/5892bf23ca2636558fee66826cf736d5-1.jpg?resize=768%2C768&amp;ssl=1 768w, https://i0.wp.com/orientalnagon.com/wp-content/uploads/2024/07/5892bf23ca2636558fee66826cf736d5-1.jpg?resize=1536%2C1536&amp;ssl=1 1536w" sizes="(max-width: 1256px) 100vw, 1256px" /></p>
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		<title>若い世代の保育士さんへ</title>
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		<dc:creator><![CDATA[オリエンタル納言]]></dc:creator>
		<pubDate>Tue, 02 Jul 2024 02:52:13 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[保育士時代の体験談・過去のトラウマ]]></category>
		<category><![CDATA[エールを込めて]]></category>
		<category><![CDATA[ベテラン]]></category>
		<category><![CDATA[中堅]]></category>
		<category><![CDATA[保育士]]></category>
		<category><![CDATA[悩み]]></category>
		<category><![CDATA[若手]]></category>
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					<description><![CDATA[「納言先生、保育がつらいです。子どもだちはすごく好きです。この仕事にもやりがいを感じています。でも、辛いんです・・・。自分は保育士には向いてないんじゃないかって」そう言われたことが一度ではなく、何度もありました。 その理 [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p><span style=""><strong>「納言先生、保育がつらいです。子どもだちはすごく好きです。この仕事にもやりがいを感じています。でも、辛いんです・・・。自分は保育士には向いてないんじゃないかって」</strong></span>そう言われたことが一度ではなく、何度もありました。</p>
<p>その理由は単なる経験不足ではなく、保育業界特有の縦社会と女性社会の黒い部分が大きな原因になっているのではないかとワタシは考えています。</p>
<p>子どもたちと向き合い、愛情を持って接していた素敵な若い世代の保育士たちが現場を離れていく姿を、ワタシも何度か目の当たりにしてきました。</p>
<p>ワタシの力不足もあって、彼女たちは涙を流しながら職場を離れていったのです。</p>
<p>そしてその後ろ姿をただ、見送るしかできませんでした。</p>
<p>涙を流し、心を壊してまで現場に立ち続けた後輩を知っています。</p>
<p>どんな状況でも、笑顔を作り必死に耐えていた後輩を見てきました。</p>
<p>そんな後輩たちも、今では別の場所で働いている子もいれば、完全に現場から離れてしまった子もいます。</p>
<p>そして今もなお、苦しい中で心で泣いて、表で笑って働いている後輩たちも見ています。</p>
<p>そんな若い世代の保育士さんたち、いや、一緒に働いてきた後輩たちに向けてのエールを込めて、今回はエッセイを綴っていこうと思います。</p>
<h4>先生たちへ</h4>
<p>ワタシにも若手の時代がありました。</p>
<p>あまりにも特殊な環境にいたせいか、保育士としての仕事内容なんてものは教えてもらえずに、社会の厳しさを、そして子どもの世界よりも大人の世界の方が残酷で冷たいものだと仕事をしながら学びました。</p>
<p><strong>「教えて下さい」</strong>そう頼んでも、教えてくれる人はいませんでした。</p>
<p>初めてのことで何も分からなくても、<strong>「見て覚えるのが当たり前」</strong>と言われ、能力以上の働きを求められました。</p>
<p>できた時には一緒に喜びを分かち合うことはなく、出来なかった時だけ別室に呼ばれて、1時間以上も叱責をされることがありました。</p>
<p>保育の現場に立つことがいつしか恐怖に変わり、子どもたちの純粋な笑顔を直視できなくなってしまった時期もありました。</p>
<p>それでもこの仕事が好きで、なんとか一人前の保育士になりたくて現場に立ち続けてきました。</p>
<p>一年、また一年と年数を重ね、気がつけばワタシも今ではベテランと呼ばれる歴になりつつあります。</p>
<p>ワタシもあのままあの場所で、偏った考えの保育観で仕事を続けていたら、<strong>「不適切保育」</strong>を行った保育士としてニュースに出ていたか、あるいは現場には戻らずに心を病み続けて命を絶っていたでしょう。</p>
<p>けれども、たった1人の先輩が言ってくれた言葉が、今でも大きな軸として心の中に残り続けています。</p>
<p><strong>「納言先生、一緒に仕事をするからには一年間大変なこともあるけれど、まずは私たちが楽しまないとね。先生は素敵な保育士さんなんだから、自分の信念をしっかり持って、子どもたちに愛情を注いであげてね。出来ないことがあるのは当たり前なんだよ。それを助け合って子どもたちの成長を見届けるのが保育だから」</strong>と。</p>
<p>あの時の言葉は、今でもずっと心の中に残り続けています。</p>
<p>そして自分自身に後輩ができた時には、同じことを伝えてきました。</p>
<p>仕事上の先輩後輩はあるけれど、保育の現場ではみんなが同じ保育士です。子どもたちにとって、そして保護者の方にとっても年数なんて関係なくて、みんな同じ保育士という立場として見ています。</p>
<p>けれども保育士の中にも、心の狭い人たちはいて、若い世代が自分なりに考えて新しいことにチャレンジしようとする姿に嫉妬をする人がいます。</p>
<p>全てを完璧にできないことに苛立ちを感じ、ストレスの捌け口にしようとする人もいました。</p>
<p>時には、ベテランがやるなら賛成するけれど、若手が同じことをしようとすると烈火の如く怒り狂う人までいました。</p>
<p>そうやって少しずつ若い芽は摘まれていき、周りの顔をうかがいながらYESマンとして上司や先輩の機嫌をとることが何よりも大切だということを学ばざるを得なくなってしまうのです。</p>
<p>本当はやりたいことがいっぱいあったと思います。</p>
<p>失敗してもいいから、チャレンジしたいこともきっとあったと思います。</p>
<p>不安な時は気兼ねなく相談して、助けて欲しいと願ったこともあったでしょう。</p>
<p>けれども、そんな声に答えてくれる人はきっとほとんどいなかったと思います。</p>
<p>けれども、若い世代の子たちの保育の仕方に、学ぶ瞬間がありました。</p>
<p>言葉がけや子どもたちへの寄り添い方を見て、真似をしようと思いながらこっそり実践したことも何度もあります。</p>
<p>新しい風を運んでくれるように、ワクワクするような発想を思いついてくれる後輩も沢山いました。</p>
<p>かつて一緒に働いていた後輩たちは、それぞれ別の場所に行き、悩みながら保育士として今も現場の前線で働き続けています。</p>
<p>そして今ワタシが働いている場所にも若い世代の子たちがいて、保育を通してあらゆることを学んでいます。</p>
<p>歴を重ねたところで、人の心まで変わることは残念ながら難しいと思います。</p>
<p>だからと言って、自分の行動を全て否定することはしないで欲しいのです。</p>
<p>保育の世界に答えはありません。そして、先輩だから優秀だとか、後輩だから仕事ができないなんてこともありません。</p>
<p>たった一つだけ大切なことは、今目の前にいる子どもたちのことを想い、多くの愛情を注ぎながら成長し合える関係が何よりも大切だと思います。</p>
<p>もしも、自分の保育に自信がなくなってしまったら、子どもたちの表情を見てあげてほしい。</p>
<p>あなたが接することで、子どもたちはどんな表情をしていますか？</p>
<p>嬉しそうに笑っていますか？</p>
<p>手を伸ばし、抱っこをして欲しそうにしたり、なんの迷いもなく膝に座ってくることはありますか？</p>
<p>4月、5月で泣いていた子が少しずつ笑顔になり、遊びを楽しむ姿がありますか？</p>
<p>もしもそんな姿が見られるのなら、それはあなたが保育士として、1人の人間として愛情をたくさん注ぎ、沢山声をかけ、寄り添ってきた証拠なんです。</p>
<p>だからどうか、自ら自信を奪うようなことはしないでください。</p>
<p>誰にだって得意不得意はあるし、何よりまだまだ経験していないことも沢山あります。</p>
<p>それは時間を重ねれば身につくことだから、心配しないでください。</p>
<p>それよりも子どもたちに寄り添い、自分なりに一生懸命に向き合っていれば、彼らは答えてくれます。そしてあなたを先生として、ちゃんと好きで居続けてくれます。</p>
<p>だからどうか、自分自身を責めたり、誰かと比べて落ち込んだりしないでください。</p>
<p>あなたにしかない保育士としての魅力を、きっと子どもたちは見ているはずだから。</p>
<p>それでも保育士として働いていることに疲れてしまうことがあるのなら、一旦その場を離れて自分の心を休ませてあげてください。</p>
<p>保育士としての代わりは、いくらでもあります。けれどもあなたの人生を生きられる人は、あなたしかいません。</p>
<p>だから辛く苦しくなる前に、その場から離れてください。</p>
<p>子どもたちはこれからの未来を担っていく大切な存在であり、かけがえのない宝物でもあります。その子どもたちの人生に多く関わる保育士さんたちは、同じように大切な存在であるとワタシは思っています。</p>
<p>だからこの場では、あえて「がんばれ」という言葉は控えようと思います。</p>
<p>その代わり、今も現場で働き続けている保育士さんたちには別の言葉でエールを送り、今回のエッセイを終わりにしたいと思います。</p>
<p><strong>毎日必死に小さな命を守り続けることは、時には心がすり減ってしまうこともあるでしょう。子どもたちがどれだけ可愛くてかけがえのない存在だったとしても、心が追いつかなくなってしまう時があるかもしれません。そんな時は肩の力を抜いて、自分の人生のために生きる選択肢があることを忘れないで欲しいと思います。そして若い世代の先生たちは、現場での難しさや不安、そして時には悲しい思いをすることもあるかもしれません。けれども、たった1人でもあなたたちの保育の姿に尊敬の念を抱き、そして感謝をしている人がいると思います。歴を重ねてしまったことで、忘れてしまう感情が少なからずあるかもしれない。けれどもあなたたちには若さではなく、純粋に保育士として子どもたちに向き合い、がむしゃらに頑張る姿に勇気をもらう瞬間があります。そんな自分を誇りに思い、そして自分自身を沢山褒めてあげてください。そして全ての保育士さんたちが、本当の意味で楽しく、子どもたちと関われる社会になることを心から願っています。</strong></p>
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		<title>ワタシは不適切保育をやりかけた</title>
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		<dc:creator><![CDATA[オリエンタル納言]]></dc:creator>
		<pubDate>Thu, 27 Jun 2024 13:06:04 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[保育士時代の体験談・過去のトラウマ]]></category>
		<category><![CDATA[ニュース]]></category>
		<category><![CDATA[不適切保育]]></category>
		<category><![CDATA[健常児]]></category>
		<category><![CDATA[担任の苦悩]]></category>
		<category><![CDATA[虐待]]></category>
		<category><![CDATA[障害児]]></category>
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					<description><![CDATA[保育士が悪い意味で注目され始め、虐待や不適切保育で逮捕されるニュースを見ることが増えたような気がします。 それ以外にも保育の環境に限界を感じた保育士たちが、一斉退職することを選ぶこともありました。 今までは「優しくて、ど [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p>保育士が悪い意味で注目され始め、虐待や不適切保育で逮捕されるニュースを見ることが増えたような気がします。</p>
<p>それ以外にも保育の環境に限界を感じた保育士たちが、一斉退職することを選ぶこともありました。</p>
<p>今までは<strong>「優しくて、どんな子どもにも愛を持って接している」</strong>それが世間での保育士像だったかもしれません。</p>
<p>少し前だったら、こんな風にニュースに取り上げられることもなければ、逮捕者が出ることもありませんでした。</p>
<p>だからと言って、不適切保育がなかったわけではないし、もしかすると虐待スレスレのことをやっていてもバレなかっただけの話かもしれません。</p>
<p>きっと疲弊した現場で働いている保育士さんたちは、目を覆いたくなる状況を一度は目の当たりにしているような気がするから。</p>
<p>そして、ワタシ自身もたった一度だけ虐待の一歩手前まで行きかけたことがありました。</p>
<h4><span id="toc1">集団生活の中で</span></h4>
<p>保育園には、あらゆるお子さんが通っています。中には発達障害と診断されたお子さんもいれば、知的障害を抱えながら保育園に通っているお子さんもいました。</p>
<p>中には、グレーと呼ばれる（発達障害の疑いがあるけれど、診断がされていないお子さん）も数名クラスの中にいることもあります。</p>
<p>乳児クラスのように複数担任ではなく、幼児は1人でクラスを受け持つことになり、あらゆることを考え、全ての子どもたちが楽しく安心して過ごせる環境を作りながら保育をしていく必要がありました。</p>
<p>ただハンデを持っているお子さんには、<strong>「みんなができること」</strong>ができないこともあります。</p>
<p>言葉がうまく出ず、発達もゆっくり進んでいる子は、視覚的に伝えるために簡単な単語と絵カード（伝えたい動作が描かれているカード）を使いながら、伝えることもあります。</p>
<p>また音に敏感だったり癇癪を起こしてしまったりする子には、1人になれる場所をクラスの一箇所に作り、心を落ち着かせられるような配慮をすることもあります。</p>
<p>一対一の関わりであれば癇癪を起こすことがあっても、ゆったり関わることができますが、集団生活の中で25人程の子どもたちと過ごす中では、手厚く関わりを深めていくことに限界を感じる瞬間もありました。</p>
<h4><span id="toc2">関わり方がわからなくて</span></h4>
<p>幼児クラスになり、1人のハンデがある子がいました。些細な物音や声で一気に癇癪を起こし、突然部屋から飛び出してしまうことがありました。</p>
<p>さらに、パニックになったと同時に全ての服を脱ぎ出そうとしてしまうことがあり、一度クラスの活動や話を止めて、その子を追いかけていかなければなりませんでした。</p>
<p>人手が足りる時であれば、パートの先生やフリーの先生に声をかけることもできましたが、いつも手が空いてるわけではありませんでした。</p>
<p>行事前の練習の時に癇癪を起こすこともあり、練習を全てストップさせてしまうこともあります。</p>
<p>あまりにも癇癪がひどく、1人での対処に限界を感じたワタシは、当時の園長に相談することにしました。</p>
<p>クラスの状況と、お子さんとの関わり方、あらゆる場面での不安なども話した気がします。</p>
<p>しかし、返ってきた言葉は<span style="color: #808000;"><strong>「担任なんだから、それを全て対処するのがあなたの役目でしょ？他の先輩たちは当たり前のようにやってるのよ。それは少し、甘えなんじゃないの？」</strong></span>と。</p>
<p>その瞬間、ワタシの中で何かがポキンと折れた音がしたのです。</p>
<h4><span id="toc3">癇癪を起こすのは、いつも突然</span></h4>
<p>まるで何もやっていないかのように言われたことが悔しくて、そして悲しくもありました。</p>
<p>どうしたらクラスの子たちが楽しく過ごせるか、ワタシなりに毎日考えていました。ハンデのある子のことをもっと知ろうと、書店に行って障害児についての本もたくさん読んでいました。</p>
<p>できる限りの環境設定を整えて、できる限り楽しめる遊びや玩具も手作りして色々な方法を試してもみました。</p>
<p>けれども、努力でどうにかなるものではなく、それは一つの個性であり特性でもあるから、努力で「治る」ものではないんです。</p>
<p>癇癪がいつ起こるかなんてわかりません。給食の時に誰かがお皿を落とした音で始まることもあれば、楽しげな声が大きかったことで始まることもあります。</p>
<p>いつもと雰囲気が違えば癇癪が起き、馴染みのない先生が部屋に入ってきたら癇癪を起こす。</p>
<p>さらには、給食の時に嫌いな野菜が出たらひっくり返って怒ってどこかで行ってしまいそうになることもありました。</p>
<p>その度にワタシは食事を止めて、落ち着かせるために手の空いている先生を大声で呼びながら一対一の関わりを取らなければなりませんでした。</p>
<p>それは園長から、<span style="color: #808000;"><strong>「あなたのクラスの子なんだから、癇癪を起こしたらクラスは他の先生に任せて、あなたが一対一で対応をしなさい」</strong></span>と言われていたから。</p>
<h4><span id="toc4">限界を迎えた、あの日</span></h4>
<p>それからと言うもの、給食で苦手なものが出るたびにワタシは一対一の関わりを取っていました。行事前でも癇癪を起こせば落ち着くまで対応に追われていました。</p>
<p>まだ泣けてしまうだけならよかったのですが、一度パニックを起こしてしまうと、服を全て脱ぎ出してしまい、ひっくり返って暴れてしまうこともありました。</p>
<p>他の子に当たるのを防ぐため、そして脱走を防ぐために抱っこの形をとり、落ち着かせるようにしていました。</p>
<p>しかし、それはそれで今度は矛先がワタシに向いてしまい、制止をしている間にあらゆるところを蹴られて、殴られることもありました。</p>
<p>痛みに耐えながら、そして無理に制止をするような形に罪悪感を感じながら心の中では（ごめんね、ごめんね）と謝っていました。</p>
<p>それがほぼ毎日続くようになってからは、ワタシも給食を食べることもなく1時間以上も抱っこの状態で耐える日々が続いたのです。</p>
<p>そしてある日、パニックになりながら振り上げた足がワタシの顔を目掛けて飛んできたのです。鋭い痛みとドーンと重くのしかかった痛みで、一瞬目の前が真っ暗になってしまいました。</p>
<p>その瞬間に、我を忘れて<span style="color: #ff0000;"><strong>「もうッ！痛い！」</strong></span>と怒鳴ってしまったのです。</p>
<h4><span id="toc5">理性の先に</span></h4>
<p>その声に余計に癇癪はひどくなり、ワタシも限界を感じて理性が一瞬飛んでしまいそうになりました。</p>
<p>あのまま理性を失っていたら、手が出ていたかもしれません。</p>
<p>あの瞬間、ワタシはぎゅっと自分の手の平に爪の跡が残るほど拳を握り、下唇を噛みながら涙を流しながら耐えていました。</p>
<p>そしてゆっくり深呼吸をしながらもう一度、その子を優しく抱きしめて<span style="color: #ff00ff;"><strong>「大丈夫。大丈夫だから」</strong></span>と声をかけ続けました。</p>
<p>時間はかかりましたが少しずつ落ち着きを取り戻し、部屋に戻ることができたあと、その子は給食を食べ終わることができたのです。</p>
<h4><span id="toc6">限界と常に隣り合わせ</span></h4>
<p>ニュースを見るたびに、ワタシも片足を突っ込んでいたと思うことが多々あります。</p>
<p>現場の状況や疲弊した環境、そして自分自身のメンタルと照らし合わせても、あのまま続けていたら、いつかニュースに出ていたのはワタシだったかもしれません。</p>
<p>全ての虐待や不適切保育が許されるわけではありません。</p>
<p>配置基準の話とか仕事量の多さとか、色々なことが原因として言われていますが、当時のワタシに欲しかったものは、寄り添いの言葉でした。</p>
<p>突き放す言葉ではなく、先輩たちは当たり前にやっていると比較する言葉でもなく、<span style="color: #808000;"><strong>「そんな状況だったんだね。障害を持っているお子さんのアプローチは難しいよね。でも、きっと先生の想いは伝わってると思うから、一緒にいい方法を探してみようか」</strong></span>そう言って欲しかった。</p>
<p>そして、クラスの子たちにもしっかりと関われる時間も確保させて欲しかった。</p>
<p>それが何より欲しかった言葉であり、行動でもありました。</p>
<p>まだまだ保育の現場では、書ききれないほどの苦悩や苦労がたくさんあります。大前提に子どもに手を上げることは間違いだけど、スレスレの状態がある事実もワタシは伝えていかなければならないと思うんです。</p>
<p>健常児だろうと障害児だろうと、みんな可愛い子どもたちには変わりがありません。その子たちの笑顔を守り続けるためにも、保育士たちの心の声に耳を傾ける時が来たのだと、ワタシは思うから。</p>
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		<title>仲良くすることの難しさ</title>
		<link>https://orientalnagon.com/waruguti/</link>
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		<dc:creator><![CDATA[オリエンタル納言]]></dc:creator>
		<pubDate>Wed, 26 Jun 2024 11:08:58 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[保育士時代の体験談・過去のトラウマ]]></category>
		<category><![CDATA[保育士]]></category>
		<category><![CDATA[悪口]]></category>
		<category><![CDATA[愚痴]]></category>
		<category><![CDATA[感情のままに]]></category>
		<category><![CDATA[派閥]]></category>
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					<description><![CDATA[保育士の仕事を始めてから、今年で9年目を迎えました。 幼稚園で働き、保育園で働き、そして今年からまた新しい場所で保育士として働くようになりました。 特に保育園で働いていた頃は悲しい思い出が多い分、嬉しい思い出もたくさんあ [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p>保育士の仕事を始めてから、今年で9年目を迎えました。</p>
<p>幼稚園で働き、保育園で働き、そして今年からまた新しい場所で保育士として働くようになりました。</p>
<p>特に保育園で働いていた頃は悲しい思い出が多い分、嬉しい思い出もたくさんありました。</p>
<p>子どもたちと関わる中で大人としてではなく、同じ人として大切なことを伝えてきたつもりです。</p>
<p>子ども同士だから、時には気持ちがうまく伝えられなかったり、喧嘩をしたりすることがありました。</p>
<p>その時には、<span style="color: #ff00ff;"><strong>「ごめんねって言われて、納得してないなら『いいよ』は言わなくていいんだよ。まだ許せない気持ちがあるのに、『いいよ』って言ってしまったら、きっとまた同じ気持ちになっちゃうかもしれないでしょ？だったら、しっかり話し合って、もう一度仲直りして楽しく遊びたいと思った時に、『いいよ』って言えた方がいいよね」</strong></span>なんてことを話していました。</p>
<p>純粋な彼らは自分なりの言葉で思いを伝え、そして喧嘩をしても互いに納得した時に仲直りをすることができていたんです。</p>
<p>しかし大人の世界は、どうでしょうか・・・。</p>
<h4><span id="toc1">意地とプライドのぶつかり合い</span></h4>
<p>大人の世界に足を踏み入れてから、何度も目にしてきた大人の醜さ。</p>
<p>表の顔では耳触りのいいことを言い合っていたのに、一度その場所を離れた途端に悪口が始まる。</p>
<p>喧嘩をすることはないけれど、自分の心のモヤモヤを発散するようにして、悪口で仲間を作る人もいました。</p>
<p>同じような感情を持ち合わせそうな人を探し、気に入らない人の悪い部分ばかりを探して、まるでお笑いの話でもするかのように、時には悪口に花を咲かせ、相手の行動をバカにして、そして共通の敵としての認識を深めていく。</p>
<p>大人になればなるほど色々な場面を経験していきます。その分、怒りを覚えた相手には感情を出すことも、自分の思いを伝えることもせず、<strong>「悪口」</strong>という形でストレスを発散していくことを覚えてしまうような気がするのです。</p>
<p>決して歩み寄ろうとすることはなく、自分の過ちを反省することもない。</p>
<p><strong>「私には悪口を言う理由があるの。こんな気持ちにさせたあの人が悪いのよ」</strong>そう心の中で思っているのかもしれません。</p>
<h4><span id="toc2">肌で感じる雰囲気は</span></h4>
<p>しかし、ワタシ自身もかつては同じように悪口を言い合っている仲間の中にいました。いつ自分が言われるかわからない恐怖と向き合うことが怖くて、少しでも嫌な部分が目についたら同調するように話の中に入っていたこともありました。</p>
<p>言っている時は、妙に気持ちがスカッとするような気がしていたんです。</p>
<p>けれども少し時間が経つと、途端に心が締め付けられるような思いになったり、罪悪感に襲われたり、とにかく前向きな感情が生まれることは一切ありませんでした。</p>
<p>さらに、悪口を言っていた相手が助けてくれたり、優しく声をかけてくれた日には、罪悪感が増し、心に深く影を落とすようになることさえありました。</p>
<p><span style="color: #ff00ff;">（どうしてワタシは、この人のことを悪く言ってしまったんだろう。本当は、見えない部分でいいところもあるんじゃないか。それに、ワタシ自身は相手のことを悪く言えるほどの立場じゃないことを自覚していないのかもしれない）</span>そう思うことさえあったんです。</p>
<h4><span id="toc3">仲直りはせずに</span></h4>
<p>大人の世界では、面と向かって相手に<strong>「ごめんなさい」</strong>と言うことはなかなか難しいです。</p>
<p>けれども不思議なんです。</p>
<p>何かしてもらった時や、助けてもらった時にはお礼よりも先に<strong>「ごめんね。ありがとう」</strong>と伝えている人の方が多くいました。</p>
<p><strong>「ごめんね」</strong>の中には感謝の意味も込められており、<strong>「あなたの力を借りるような形になってしまい、ごめんなさい。でもすごく助かったよ。本当にありがとう」</strong>みたいな感じで、申し訳なさと感謝が入り混じって謝罪が先に来ているのかもしれません。</p>
<p>ただ本当に間違ったことをした時や、大人気ない態度を取り、相手を傷つけてしまった時には決して「ごめんなさい」の言葉が出ることはありませんでした。</p>
<p>いつまでも意地を張り、自分が悪くないと思い続けているからなのか、謝りもせずにいつまでも感情に縛られ続けているように見えました。</p>
<h4><span id="toc4">年齢を重ねて</span></h4>
<p>若い頃は特に、嫌われないように必死だったかもしれません。</p>
<p>独りぼっちになりたくなかったし、仲間外れにされて孤立していくことに恐怖を感じることさえありました。</p>
<p>そこまで悪い感情が芽生えていたわけじゃないけれど、同じように悪口を言うこともあったし、吐き続けた言葉が気がつかないうちに態度に現れて、自然と相手をさけるようなこともしてしまったんです。</p>
<p>しかし年齢を重ねていくにつれて、少しずつ自分の頭で考えて、相手の気持ちに立って物事を決められるようになりました。</p>
<h4><span id="toc5">ワタシなりの逃げ方</span></h4>
<p>嫌なことをされたなら、その人から距離を取り、仕事仲間の一人として大人の対応をすればいい。</p>
<p>もしも悪口を言い合って仲間を増やそうとしている人がいるのなら、その会話の時だけはなるべく一人でできる仕事を探し、会話に参加しないようにする。</p>
<p>楽しい話や、日常会話などは普通に参加することもあります。</p>
<p>けれども心が蝕まれてしまうような言葉を聞き、その言葉を同じように吐いてしまえば、その言葉はいつか自分に返ってくることを学びました。</p>
<p>マイナスな言葉は一時的に強い結束を芽生えさえ、時には心地よさすら感じてしまうことがある。</p>
<p>けれども悪口を言って楽しいのは、その瞬間だけなのです。聞きたくもないのに周りで聞かざるを得なくなっている人、その言葉に心を痛めている人がいることも忘れてはいけません。</p>
<p><span style="color: #ff0000;"><strong>「あの人も、悪口を言って嫌な気持ちにさせてくる人なんだ。もしかしたら、あの人たちに不都合なことをしてしまったら、次は私が悪口のターゲットになるかもしれない」</strong></span>そう思う人だってきっといるはずです。</p>
<p>マイナスな言葉もプラスな言葉も、いつかは自分に返ってくる。</p>
<p>その姿を見た人たちはきっと、悪口や愚痴で誰かを下に見てくる人たちと距離を取り、人間関係で一番大切な「信頼」を少しずつ失っていくでしょう。</p>
<p>どれだけ相手が間違ったことをしていたとしても、直接本人に言う勇気がないのなら、誰かと一緒に悪口を言うのではなく、嫌な人から離れることをお勧めします。</p>
<p>&nbsp;</p>
]]></content:encoded>
					
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