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	<title>エピソード | 社会の底辺からこんにちは</title>
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	<title>エピソード | 社会の底辺からこんにちは</title>
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		<title>クレヨンしんちゃん愛を語る</title>
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		<dc:creator><![CDATA[オリエンタル納言]]></dc:creator>
		<pubDate>Mon, 14 Aug 2023 10:00:00 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[コラボ企画]]></category>
		<category><![CDATA[エピソード]]></category>
		<category><![CDATA[オタク道]]></category>
		<category><![CDATA[クレヨンしんちゃん]]></category>
		<category><![CDATA[好きなもの]]></category>
		<category><![CDATA[語る]]></category>
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					<description><![CDATA[久しぶりにリクエスト企画を行い、多くの方々に答えていただきました。 いつもなら自分の書きたいことを思い浮かべて、その時の感情を思い出しながら、自分なりの言葉で伝えています。 しかし、エッセイを書く中で「もっと多くの人に読 [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p>久しぶりにリクエスト企画を行い、多くの方々に答えていただきました。</p>
<p>いつもなら自分の書きたいことを思い浮かべて、その時の感情を思い出しながら、自分なりの言葉で伝えています。</p>
<p>しかし、エッセイを書く中で<span style="color: #ff00ff"><strong>「もっと多くの人に読んでもらうには、読者の読みたいことを書いてみよう」</strong></span>そんなことからこの企画を始めました。</p>
<p>最初は少なかったリクエストも、一つまたひとつと増えていき、何よりワタシだけでは思いつかなったことを書けるいい機会を与えていただいています。</p>
<p>そんな中で、今回来たリクエストの一つに<span style="color: #ff6600"><strong>「クレヨンしんちゃん愛について」</strong></span>というテーマを頂きました。</p>
<p>フォロワーさんでもあり、作家でもあり、そして友人でもあるクマちゃんの作ったショルダーにも、沢山のしんちゃんの缶バッジとキーホルダーをつけて、持っている物なんかもクレヨンしんちゃんグッズばかりです。</p>
<p>こんなにグッズをかき集めて、ある時には聖地巡礼するほど大好きなのですが、今回はそんなクレヨンしんちゃんについての愛を、熱く書き綴っていきたいと思います。</p>
<p>それでは、スタートです！</p>
<h4><span id="toc1">好きになったきっかけ</span></h4>
<p>今でも忘れられない回があります。</p>
<p>それは、しんちゃんがとうもろこしを持って踊る<span style="color: #ffcc00"><strong>“</strong></span><span style="color: #ffcc00"><strong>伝説のモロコシダンス</strong></span><span style="color: #ffcc00"><strong>”</strong></span>の回です。</p>
<p>「トウモロコシダンス、モロコシシッシッシッ&#x1f3b5;」というダンス。笑</p>
<p>あれを見た時、<span style="color: #ff00ff"><strong>「なんて面白いアニメなんだ！！！」</strong></span>と感動さえ覚えました。</p>
<p>久しぶりに見た時には、<span style="color: #ff00ff"><strong>「どうしてあんなのに感動したんだろう」</strong></span>と当時の感動は薄れてしまいましたが、それでも衝撃的なダンスとコミカルなフレーズに、子ども心は鷲掴みにされたのです。</p>
<p>我が家は家族揃ってクレヨンしんちゃんが大好きで、特に見ることを制限されることもなければ、むしろ一緒になって見るほど好きでした。</p>
<p>しかし、そんなクレヨンしんちゃんを心の底から好きになったのは、やっぱり映画を見た時でしょう。</p>
<h4><span id="toc2">オトナ帝国とアッパレ戦国大合戦</span></h4>
<p>以前にもオトナ帝国の話をエッセイで書いたのですが、初めて見た時、しんちゃんが東京タワーを何度も転びながら必死で登ろうとする姿に感動し、そして涙を流しました。</p>
<p>どこか子どもながらに<span style="color: #ff00ff"><strong>「懐かしさってなんだろう」</strong></span>と意味を知りたくなり、二十歳になるまで、その映画を封印し、数十年越しに見た時には、懐かしさの本当の意味を知るきっかけになったほど、ワタシの中では人生を大きく変えた映画の一つです。</p>
<p>二十歳になった冬、もう一度オトナ帝国を見たワタシは、全く別のシーンで涙を流し、そして気がつけば胸に手を当てて<span style="color: #ff00ff"><strong>「懐かしいって、こんな気持ちだったんだ」</strong></span>と身をもって体験しました。</p>
<p>言葉では言い表せないけれど、映像を見ながら、過去の自分と重ね合わせ、両親と過ごした楽しかった日々、怒られて泣いたあの頃、そして戻りたいと思う瞬間。</p>
<p>そのどれもが全身を駆け巡って、ワタシに懐かしさを知らせてくれました。</p>
<p>もう戻ることができない過去に、もう一度戻ってみたい。そんな気持ちにさせてくれたのも、あの映画でした。</p>
<p>子どもの頃に見た視点と、大人になってからの視点ではまるで感じ方も考え方も違うことに驚いて、そして気がつけば涙を流していたんです。</p>
<p><span style="color: #ff00ff"><strong>「ワタシも大人になってしまったんだ」</strong></span>って。</p>
<p><span style="color: #ff00ff"><strong>「もう子どもの頃みたいに、父ちゃんに肩車されたり、母ちゃんの読み聞かせを聞いたりすることもなくなってしまった」</strong></span>そんな寂しさが込み上げてきました。</p>
<p>あんなに大人になることに期待をして、待ち焦がれていたのに、大人になってしまうと途端に子どもに戻りたくなってしまう。</p>
<p>それもあの映画を見て気付かされました。</p>
<p>そしてもう一つ、ワタシの心を揺れ動かしたのは<span style="color: #008080"><strong>アッパレ戦国大合戦</strong></span>でした。</p>
<p>しんちゃんは正面で泣くことをしません。他の映画を見ていても、涙を見せる時は、後ろを向き、背中を振るわせながらスーッと頬に涙が伝っていく。</p>
<p>それなのに、この映画では正面を向いて涙を流すんです。</p>
<p>大好きでお世話になった侍の死によって。</p>
<p>過去に遡り、戦国時代の大きな戦に立ち会った時、普通ならコミカルではなくシリアスに描かれるはずなのですが、途中まではとてもコミカルで戦をしているようには感じさせないんです。</p>
<p>野原一家の活躍のおかげで戦に勝利し、喜びのまま城へと向かう途中、お世話になった侍は銃で撃たれ死んでしまう。</p>
<p>このまま<span style="color: #ff00ff"><strong>「よかったね」</strong></span>と言って終わることだってできたはずなのに、あえて死と向き合わせることで、心の成長を描いたのかもしれません。</p>
<p>侍のトレードマークである青地に雲のマーク、そしていつもぼーっと空を眺めていたことから、周りからは<span style="color: #3366ff"><strong>「青空侍」</strong></span>なんて呼ばれていました。</p>
<p>そして最後に、映し出された空を見た戦国時代の姫様、廉姫(れんひめ)様が涙を流してこう言うんです。</p>
<p>たった一言、<span style="color: #3366ff"><strong>「おい、青空侍」</strong></span>と・・・。</p>
<p>ワタシはこの２つの映画を見て、涙を流します。</p>
<p>そして見た後には、なんとも言えない感情が全身を包み込んで、色んなことを考えるんです。</p>
<h4><span id="toc3">しんちゃんに人生を学んで</span></h4>
<p>クレヨンしんちゃんは、<span style="color: #ff0000"><strong>子どもに見せたくないアニメ</strong></span>として一位を取り続けてきました。</p>
<p>お尻を出したり、下品なことをすることも多いです。</p>
<p>また時代のせいもあって、みさえのゲンコツもグリグリもなくなってしまいました。</p>
<p>けれども、ただのおバカアニメではなく、多くの教訓を与えてくれたアニメだとワタシは思うんです。</p>
<p>映画の中で感動するのはもちろんのこと、普段のアニメ回でも数々の名作を生み出しています。</p>
<p><strong>家族とはなんなのか。</strong></p>
<p><strong>友だちとはなんなのか。</strong></p>
<p><strong>地域や周りの人とはなんなのか。</strong></p>
<p>平凡な日常の中には、忘れかけてしまったこと、大切にしなければいけなかったことも伝えられているような気がします。</p>
<p>小さい頃からクレヨンしんちゃんが好きだと言うことは、人には言えませんでした。</p>
<p>それでも好きな気持ちはずーっと変わらず、そして今でも人生のバイブルと言っても過言ではないほど、しんちゃんからは多くのことを学んでいます。</p>
<p>クレヨンしんちゃんを見ていたワタシが、数十年後には保育士になって、同じ年の子たちを相手にするようになった。</p>
<p>それもまた、何かの縁なのかもしれません。</p>
<h4><span id="toc4">納言先生としんちゃん</span></h4>
<p>これはまだ保育士をしていた頃の話ですが、子どもたちには、ワタシがしんちゃんが好きなことを話していました。</p>
<p>持っている物も、手紙の返事を書く紙も、もちろんしんちゃんグッズで固めていました。</p>
<p>さらにエプロンもしんちゃんだから、保護者の方もしんちゃんグッズを見かけた時には<span style="color: #99cc00"><strong>「先生、しんちゃんグッズこの前あったよ」</strong></span>なんて教えてくれることもありました。</p>
<p>そんなある日、一人の子がワタシにこんなことを言ったんです。</p>
<p><span style="color: #ff9900"><strong>「せんせいはおとななのに、どうしてしんちゃんがすきなの？」</strong></span>と。</p>
<p>色々考えながら、こう伝えました。</p>
<p><span style="color: #ff00ff"><strong>「好きなものに、大人も子どもも関係ないんだよ。大人でもアニメが好きな人は、沢山いるんだよ？好きって気持ちはね、大人になっても変わらないんだ。だから先生は、ずっとしんちゃんが好きなんだ。大切な思い出も沢山あるから」</strong></span>と。</p>
<p>すると<span style="color: #ff9900"><strong>「じゃあわたしもおとなになってもプリンセスすきっていっていいの？」</strong></span>と聞かれたので、彼女の手を優しく握りながら<span style="color: #ff00ff"><strong>「もちろん！！好きな気持ちが続く限り、ずっと好きって言っていいんだよ。その気持ちは大切な気持ちだから、忘れないでね」</strong></span>と伝えました。</p>
<h4><span id="toc5">変わらない気持ち</span></h4>
<p>子どもに伝えた通り、ワタシは今でもクレヨンしんちゃんが大好きです。</p>
<p>グッズを見かければ即買いしてしまうし、映画を見ればもちろん号泣します。</p>
<p>どれだけ歳を重ねても、この気持ちが変わることはありません。</p>
<p>誰にだって心に残る思い出のアニメや、大切にしているものがあると思います。</p>
<p>大人になっても子どもに戻ったようにワクワクしながら見たり、時には集めたりすることもあるでしょう。</p>
<p>その気持ちは、決して忘れてはいけない大切な気持ちだと思うんです。</p>
<p>誰かに何かを言われたとしても、たとえ理解されなくても、その気持ちだけは忘れてはいけないんです。</p>
<p>もしもあなたにも、大切な<strong>何か</strong>があるのなら、いつまでもその気持ちを忘れないでください。</p>
<p>たとえ誰かに否定されるようなことがあったとしても、貫き通してほしいと思います。</p>
<p>自分の心に多くの影響を与えたものと出会えることなんて、そう滅多にありません。</p>
<p>好きだと言う人もいれば、嫌いだと言う人もいる。</p>
<p>変だと言う人もいえば、理解できない人だっているかもしれない。</p>
<p>けれど自分が好きだと思う気持ちがあるのなら、曲げずに持ち続けてほしいと思うのです。</p>
<p>あなたにしか分からない、大切な思い出が、好きなものにはきっと沢山詰まっているはずだから。</p>
<p>そしてワタシ自身も、この人生の中で、クレヨンしんちゃんと出会えたことは、大きな財産となっています。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
]]></content:encoded>
					
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		<title>チェーン店でイキリ散らかしてきた男女</title>
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		<dc:creator><![CDATA[オリエンタル納言]]></dc:creator>
		<pubDate>Fri, 02 Jun 2023 09:00:00 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[オリエンタル納言日常日記]]></category>
		<category><![CDATA[エピソード]]></category>
		<category><![CDATA[カップル]]></category>
		<category><![CDATA[ホスト]]></category>
		<category><![CDATA[体験談]]></category>
		<category><![CDATA[怒り]]></category>
		<category><![CDATA[飲食店]]></category>
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					<description><![CDATA[さて新しい企画が始まりました。 題して・・・ 本当は言いたいけど言えない、社会に怒っている話 〜それって甘んじてない？〜 というサブタイトルまでつけて、これからお届けしようと思っています！！ 身近に潜む身勝手な行動をして [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p>さて新しい企画が始まりました。</p>
<p>題して・・・</p>
<p style="text-align: center"><span style="color: #ff0000"><span style="font-size: 20px"><strong>本当は言いたいけど言えない、社会に怒っている話</strong></span></span><span style="color: #ff0000"><span style="font-size: 20px"><strong><br />
</strong></span></span><span style="color: #ff0000"><span style="font-size: 20px"><strong>〜それって甘んじてない？〜</strong></span></span></p>
<p>というサブタイトルまでつけて、これからお届けしようと思っています！！</p>
<p>身近に潜む身勝手な行動をしてくる人たちにガツンッ！！！と言いたいけれど、言えずに悶々としてしまうこと。これは私のみならず、誰しも感じたり思ったりしたことがあるのではないでしょうか。</p>
<p>心の中で<span style="color: #3366ff">（強気！強気！強気！）</span>と言い聞かせても、中々言うことが出来ずに消化不良が起きてしまう・・・。まぁ、昔以上に物騒な世の中になってきているので、何か言った後に事件に巻き込まれてしまう可能性を考えたら、黙っている方が安全なのですが・・・。</p>
<p>そうだとしたら、真面目にルールを守っている私たちが不公平な気がしてならない！<span style="color: #0000ff"><strong>ズル</strong></span>をしている人が許されるなんておかしいと、心の隅っこにいる正義感が強い私がいたので、エッセイで消化することにしました。</p>
<p>皆さんの周りにはいませんか？</p>
<p><strong>ルールを守らない人、世の中は自分を中心に回っていると思っている人。<br />
</strong>そんな人たちに文章で<span style="font-size: 20px; color: #ff0000"><strong>喝</strong></span>を入れていけたらと思います（笑）</p>
<div class="blank-box bb-blue">
<p class="p2"><b>ぜひコメント欄、もしくは<span class="s1">Instagram</span>に、読んだ感想をいただけると大変励みになります皆さんのメッセージをお待ちしています！また、相談や困りごと、どんな些細なことでも構いません</b>&#x263a;&#xfe0f;<b>ブログのトップに「あなたの悩み・相談」もありますので、皆さんの声をぜひお聞かせくださいいただいたコメントや感想には、全て返信をしています</b></p>
</div>
<p>それではスタートです！</p>
<h4><span id="toc1">忍び寄る二人組</span></h4>
<p>実はこの事件は、前回書かせていただいたオオハラさんに会う日に起こった出来事でした。</p>
<p>夫と二人でおめかしをして、<span style="color: #ff00ff"><strong>「オオハラさんってどんな人んだろう。緊張するね」</strong></span>なんて言いながら、某パスタのチェーン店へ腹ごしらいに行きました。</p>
<p>入り口近くの席に通されて、大好きなカルボナーラを注文しました。</p>
<p>先にスープが運ばれてきたので、熱々のスープをゆっくり飲みながら、オオハラさんと何を話そうかと二人で話していたところに、奴らはやってきたのです。</p>
<p>男は黒いジャケットを着てスマートに現れ、女はクネクネしながら男の後ろをついてきていました。</p>
<p>私たちの隣の席に案内された瞬間、二人同時にカバンをボンっと投げるようにして置きました。まずここで言いたいのは、物に対しての扱いがとても雑な姿と、大きすぎる音を出して置いた仕草に、私は<span style="font-size: 20px; color: #ff0000"><strong>プチイラ</strong></span>を感じました。</p>
<p><span style="color: #ff00ff"><strong>（おいおいおい、こいつらが隣かよ。大丈夫か？この二人カップルか？隣かぁ・・・。やだなぁ）</strong></span>と心の納言はささやきました。</p>
<p>奥に女、手前に男が座りました。つまり私の視界にはスマートな男が映り込んでくる状況が生まれ、一体どんな顔をしているんだろうとチラッと見ると、黒い髪マッシュで前髪に命をかけているような風貌をしていたような気がします。</p>
<p>男はおもむろにジャケットを脱ぐと、なんとデカデカと英語が書かれた脇がガラ空きのタンクトップ姿へと変身したのです。</p>
<p>この日は暑いとはいえ、タンクトップを着るような温度ではないし、むしろ<strong>デカデカ英語プリントタンクトップ</strong>は、もはやダサさを通り越して天然記念物に指定できるほどのレア感をかもし出していました。</p>
<p>すると真っ直ぐ座ればいいのに、組んだ足を斜めに放り出し、私と完全に目線が合うような姿勢で、大声で女と話し始めました。<strong>（これより先はタンクトップと呼ばせていただきます）</strong>。</p>
<p><strong>まるでこの世は俺のものだ</strong>的な、<strong>全ての女性を虜にできるぜ</strong>的な雰囲気も出しながら、完全にチラチラと目線を感じさせてくるタンクトップ。なるべく見ないようにしようとする私の企業努力は、タンクトップの目力の前ではまさに無力でした。</p>
<p><span style="color: #000080"><strong>「あっちぃ〜。ちょ、まじで疲れたんだけどぉ&#x2934;︎。てかここ来るの何回目って感じなんだよね。俺さぁ、ここのメニューまじで網羅してるから」</strong></span></p>
<p><span style="color: #ff9900"><strong>「お疲れ様です。えぇ、私あんまりきたことないかもぉ&#x2934;︎。パスタって食べるの難しくないですかぁ」</strong></span></p>
<p><span style="color: #000080"><strong>「いや俺は普通に食える。てかさ、ここのメニュー全部食える気がしてならんわ」</strong></span></p>
<p><span style="color: #ff9900"><strong>「えぇ〜、それは絶対にうそだぁ。全部食べたらお腹いっぱいになっちゃうよ」</strong></span></p>
<p><span style="color: #000080"><strong>「それなぁ」</strong></span></p>
<p>会話に中身がなさすぎる、そして語尾がうざすぎる。</p>
<p>そしてチラチラ見られているのが、気になって仕方がなさすぎる。もう全てにツッコミを入れたくなって仕方がない気持ちを、とりあえずグッと抑え込みました。</p>
<h4><span id="toc2">タンクトップと女の関係</span></h4>
<p>初めはカップルかと思いきや、聞いているうちにホストとお客さんの関係であることが新たに分かりました。</p>
<p>女はひたすら甘えた声を出しながら、某チェーン店でタンクトップにアピールをしていました。時には他のテーブルを見ながらクスクス笑ってみたり、<span style="color: #000080"><strong>「俺だったら、あれとはご飯無理だわ」</strong></span>と言うタンクトップに対して<span style="color: #ff9900"><strong>「そんなこと言ったら、可哀想だよ」</strong></span>と満足げにする女に、美味しいスープも私たちの気持ちもどんどん冷めていきました。</p>
<p>まさに二人の世界に、<span style="color: #ff0000"><strong>なんだかこちらがお邪魔しているような感覚にすらなってくるこの状況は一体なんなんだ！</strong></span>と誰かに聞いてみたいけれど、そんな切なる思いも心の中に止める事しかできない気持ちに、悶々とする事しかできませんでした。</p>
<p>しかし、二人のやりとりを見ていた私たち含めてほとんどのお客さんは、<span style="color: #ff0000"><strong>「こっちこそ、お前となんかパスタ食いたくねーわ！！！！てか、いいから届いたスープ静かに飲んでろよ！」</strong></span>と総ツッコミしていたでしょう。</p>
<p>するとタンクトップがまた奇妙なことを言い出したのです。</p>
<p><span style="color: #000080"><strong>「俺さぁ、この白いやつ（豆腐）見て、いつも思ってたんだけど、何これ？グミ？」</strong></span></p>
<p><span style="color: #ff9900"><strong>「え〜。何それ面白い違うよ。豆腐だよ。ほら、白いの可愛いよ？パクって食べられるよ」</strong></span></p>
<p><span style="color: #000080"><strong>「グミだろこれ絶対。これグミじゃないとか笑えるんですけど〜」</strong></span></p>
<p><span style="color: #ff00ff"><strong>（いやいやいやいや、何一つ笑えないんですけど。グミなわけねぇじゃん！どこの世界にスープにグミ入れる文化が存在するんだよ。あったとしてもそれはもはや珍味として紹介してくれ。日本人なら豆腐くらい知ってるだろ？もしかしてあれか？ウケ狙ったのか？それはウケ狙いなのか？だとしたらめちゃくちゃスベってるぞ。後もう一つ、頼むからこっちをチラチラ見ながら話すのやめてくれ）</strong></span></p>
<p>さっきまで<strong>「オオハラさんと会えるの楽しみだね」</strong>と平和的な会話をしていたのに、今となってはこの空気、殺伐とした雰囲気は世紀末くらいの温度差を感じざるを得ませんでした。</p>
<p>もはや隣にこいつらを配置してきた店員にさえ、腹が立ってくる。</p>
<p>するとタイミングよく<strong>「カルボナーラのお客様〜」</strong>と私の愛すべきソウルフードがやってきたではありませんか。</p>
<p>さっさと食べて、この場から離れたいという気持ちが強すぎて、いつもよりも何倍も早くカルボナーラを鬼の形相で食べました。</p>
<h4><span id="toc3">世紀末からの地獄絵図</span></h4>
<p>しかし、彼らの会話は声が大きいこともあり、どんどん入り込んでくるのです。</p>
<p>美味しいカルボナーラ、夫とのデート、オオハラさんに会える嬉しさ、全てを今まさに帳消しにしてくる勢いでのボリュームは、何をしても勝てそうにありませんでした。</p>
<p>するとタンクトップは急に<span style="color: #000080"><strong>「</strong></span><span style="color: #000080"><strong>早く俺</strong></span><span style="color: #000080"><strong>と結婚して」</strong></span>言い出したのです。</p>
<p><strong>（おっと・・？これは聞き捨てならね〜よ？）</strong>といったん水を飲むふりして、箸を置きました。</p>
<p><span style="color: #ff9900"><strong>「えぇ、本当にする気あるんですかぁ？嘘言ってる」</strong></span></p>
<p><span style="color: #000080"><strong>「だったら嘘。そういうところめんどくせーよな。お前」</strong></span></p>
<p><span style="color: #ff9900"><strong>「えっ、すみません・・・。」</strong></span></p>
<p><span style="color: #000080"><strong>「まぁ、いつも店来てくれるから感謝してるけどさぁ」</strong></span></p>
<p><span style="color: #ff9900"><strong>「そうですね」</strong></span></p>
<p><span style="color: #ff00ff"><strong>（お前はもう、ホスト失格だ。確実に女心を弄びやがって。遊ぶのはお前の開きすぎた脇くらいにしとけよ。女の子黙っちゃったよ。何この空気。誰が悪いの？もうお前は、掃除から出直してこい。諸先輩たちの話術を学んでからやり直せ！）</strong></span></p>
<p>もう私の心の暴言も止まらないし、隣の空気は冷え切ったし、夫は心を無にしてパスタを食べてるし。</p>
<p>世紀末から地獄絵図に変わったチェーン店は、その後、とんでもない空気のまま終わりを迎えました。</p>
<p>タンクトップは<span style="color: #3366ff"><strong>「俺の何がいけないわけ？」</strong></span>的な顔をしながら、辺りを見渡すふりをして、こちらをチラチラ見てくるし、たまに髪の毛をかき上げなが<span style="color: #ff0000"><strong>チラ脇</strong></span>してくるしで、とんでもない刺客と共にランチを済ませ、そそくさとその場を逃げるように私たちは出ていきました。</p>
<h4><span id="toc4">教訓</span></h4>
<p>お店を出た後、私と夫は心の中に溜まった鬱憤を吐き散らかすようにして、喋り倒しました。</p>
<p>そして<strong>「あいつら、何がしたかったんだろうね」</strong>という答えで話は終わりました。</p>
<p>誰と食事をしようが、好きな人とイチャイチャしようがかまいません。ただ、TPOというものが世の中にはあって、その会話は人を不快にするかどうかは、大人であれば考えなくてはなりません。</p>
<p>不特定多数の人がいるチェーン店だからこそ、というよりも公共の場だからこそ、<strong>来ている人が嫌な思いをせずに美味しくパスタを食べられたら良かったのにな</strong>と思いました。</p>
<p>自分があることは、自己肯定感が高いことはいいことだと思います。</p>
<p>けれども拗らせて、一緒に来ている人や周りにいる人に不快感を味合わせてしまったら、それはただの害でしかありません。</p>
<p>私はこの出来事を教訓にして、<strong>「会話って意外に聞かれているんだな」</strong>と改めて学びました。</p>
<p>そして世の中には、私のようにエピソードを文字にして、鬱憤を晴らすような<span style="color: #ff00ff"><span style="font-size: 20px"><strong>変態</strong></span></span><span style="color: #ff00ff"><span style="color: #000000">が</span></span><span style="color: #000000">いることを</span>彼らには伝えたいですね（笑）。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
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		<title>カリスマすぎた男　ハンバーグ編</title>
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		<dc:creator><![CDATA[オリエンタル納言]]></dc:creator>
		<pubDate>Mon, 08 May 2023 05:24:41 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[オリエンタル納言日常日記]]></category>
		<category><![CDATA[エピソード]]></category>
		<category><![CDATA[ハンバーグ]]></category>
		<category><![CDATA[マッチングアプリ]]></category>
		<category><![CDATA[人生]]></category>
		<category><![CDATA[元彼]]></category>
		<category><![CDATA[恋愛]]></category>
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					<description><![CDATA[さて、カリスマすぎた男も最後の番外編となりました。 過去の恋愛を知っている友人たちは、「こんなことあったよね。懐かしい」と思い出を振り返りなが読んでくれているそうです（笑） また、他の読者の方々の中にも同じ体験をしたり、 [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p>さて、カリスマすぎた男も最後の番外編となりました。</p>
<p>過去の恋愛を知っている友人たちは、<span style="color: #ff9900"><strong>「こんなことあったよね。懐かしい」</strong></span>と思い出を振り返りなが読んでくれているそうです（笑）</p>
<p>また、他の読者の方々の中にも同じ体験をしたり、コメントなどでやり取りをしながら、共感と励みの嵐でございます！！！！！！</p>
<p><span style="color: #000000">付き合っている時の盲目モードは、どんな洗脳よりも強いような気がします。身近な人に止められても、傷ついても</span><span style="color: #000000"><span style="color: #ff0000"><span style="font-size: 18px"><strong>愛されたい</strong></span></span></span><span style="color: #000000">気持ちが勝ってしまうのでしょう。</span></p>
<p>今まさにダメンズの恋に溺れている人に伝えたい、それは愛ではなく、ただの自己満足の道具に使われているということを。</p>
<p>自分の宝物や、コレクションを壊す人なんていません。</p>
<p>きっと大切に保管するし、丁寧に扱うはずです。</p>
<p>それは人間関係も同じことだと思います。本当に愛していて大切にしていたら、壊すような真似は、絶対にしないはずだから。</p>
<p>そして当時の私は、宝物ではなくガラクタ同然だったということなのです。</p>
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</div>
<h4><span id="toc1">嵐のまえの静けさ</span></h4>
<p>私は、カリスマの家に来ていました。</p>
<p>何をしているかというと、何もしていない。いや、何も出来ない状況にいました。</p>
<p>何故なら、数週間前に「距離を置こう」という話になり、LINEのやり取りはしていたものの、会うのは久しぶりだったからです。部屋の隅の方でちょこんと正座をしながら、カリスマが気だるそうに見ているテレビを私も見ていました。</p>
<p>会話はなく、たまに天井がピキッと鳴ったり、どこかの機械音とテレビの音が聞こえたりしていたような気がします。</p>
<p><span style="color: #3366ff"><strong>「あのさ今日来てくれたけど、どこにも行かないから。アニメ見たいし、外出るの面倒だから」</strong></span></p>
<p><span style="color: #ff00ff"><strong>「うん・・・。大丈夫だよ。ゆっくりしたいもんね」</strong></span></p>
<p><span style="color: #000000">そんな不毛なやり取りをしながらふと、</span><span style="color: #000000"><strong>（別れるのも時間の問題だな）</strong></span><span style="color: #000000">と悟るしかありませんでした。</span></p>
<p>テレビが見える位置から微動だにしない姿を見て、私の顔を見ようともしない冷たさを感じて、息苦しく、そして自分自身が哀れで情けなかった。</p>
<p>いっそのこと言いたいことを言って別れてしまおうかとも考えたけれど、やっぱり勇気が出ずにテレビの画面を見つめていました。</p>
<p>すると<span style="color: #3366ff"><strong>「お腹すいたから、作ってよ」</strong></span>と言われ、今日私は何のために家にきたのかを思い出したのです。</p>
<p>それは数日前に、<span style="color: #3366ff"><strong>「ハンバーグが食べたい」</strong></span>とカリスマに言われ、これも仲良くなれるならと朝早くからスーパーに寄り、ハンバーグの材料を買ってから、カリスマの家に行きました。</p>
<p><span style="color: #ff0000"><strong>（ハンバーグ係じゃねーぞ！）</strong></span>と怒りもあったけれど、これも仲良くなれるのならとグッと気持ちを押し込めて、美味しいハンバーグを作って<span style="color: #ff9900"><strong>喜んでもらおう大作戦</strong></span>にシフトチェンジをしました。</p>
<p>しかしこれが別れる決定的な理由になるとは、この時はまだ思っていなかったのです。</p>
<h4><span id="toc2">魔のハンバーグ作り</span></h4>
<p>ハンバーグ作りにカリスマは、もちろん参加しません。</p>
<p><strong>「俺の家の台所を使わせてやってるんだからいいもの作れよ」</strong>というスタンスだったのは、台所越しから姿を見ても一目瞭然でした。</p>
<p>カリスマのために家で一度練習をしていたこともあり、作る手順はバッチリでした。<span style="color: #339966"><strong>お腹を満たせば心も満たせるはず</strong></span>だと、気合の入れ方も尋常じゃありませんでした。</p>
<p>しかし作っている最中に台所を覗くこともしなければ、たまにトイレに行くために台所を通るけれど、声はもちろんかけてこない。</p>
<p>それはまるで、共有の台所で料理をする人間と別の住居者が居合わせて、気まずい雰囲気が漂う感じと似ていたような気がします。</p>
<p>数ヶ月前までは彼女だったのに、今では顔見知り程度にまで格下げされました。</p>
<p><strong>材料費も私。</strong></p>
<p><strong>カリスマの家に行くまでの交通費も私。</strong></p>
<p><strong>そして料理を作っているのも私。</strong></p>
<p>そう考えると沸々と怒りが湧いてきて、どこにも向けられない矛先を冷蔵庫に向けてしまったのです。</p>
<p><span style="color: #ff0000; font-size: 18px"><strong>（何で私ばっかりなの！？何この状況！）</strong></span>という心の声と共に、冷蔵庫を<strong>バタン</strong>っと閉めてしまいました。</p>
<p>そのはずみで、冷蔵庫の後ろに置いてあったコップが下に落ちて割れてしまったのです。</p>
<p><span style="color: #ff00ff"><strong>「あっ！！」</strong></span>という声を聞き、慌ててカリスマは台所にやってきました。</p>
<p><span style="color: #3366ff"><strong>「そこ動かないで！本当に何やってんの？危ないから、下がって！」</strong></span><span style="color: #3366ff"><span style="color: #000000">とまるで、事件現場にでもやってきたのかと思うくらいの勢いで、ゴミ袋を取り出して処理をし始めました。</span></span></p>
<p><span style="color: #ff00ff"><strong>「ごめん、冷蔵庫を強く閉めちゃって」</strong></span></p>
<p><span style="color: #3366ff"><strong>「いや、本当にいい加減にして。落ち着いて、面倒なことさせないで。あと、材料無駄になっちゃうから、早く作った方がいいんじゃない」</strong></span></p>
<p><span style="color: #ff00ff"><strong>「うん。急ぐね」</strong></span></p>
<p><span style="color: #3366ff"><strong>「ハァ〜、しっかりしないと」</strong></span></p>
<p>もう悔しくて悲しくて、残りの破片が落ちていないかを確認しながら涙が止まりませんでした。</p>
<p>何故こんなにも傷付かなければいけないのか。</p>
<p>何故私の選ぶ人たちは、数ヶ月で変わってしまうのか。</p>
<p>自分の見る目の無さ、そして自分自身にもある欠点にうんざりしながら、流れる涙を服の裾で拭きながらハンバーグ作りを再開しました。</p>
<h4><span id="toc3">価値観の違い</span></h4>
<p>静かに涙を流す私と、優雅にテレビを見ながら笑っているカリスマ。この対照的な姿に、<strong>「今作っているハンバーグが最初で最後だな」</strong>と実感していました。</p>
<p>たった3ヶ月だったけれど思い出もあったし、楽しかった頃もありました。思い出すたびに、ポロポロと涙が溢れてしまうんです。</p>
<p>幸せって何だろう。</p>
<p>愛されるって何だろう。</p>
<p>そんなことを考えると、余計に情けなくなってしまう。頭の中で色んなことを考えていると、リビングからカリスマがやってきて「<span style="color: #3366ff"><strong>ねえ、いつまでやってるの？</strong></span>」と声をかけられました。</p>
<p>いきなりの声に驚いた私は、ハンバーグのタネをあろうことかガラスのコップが落ちた場所に落としてしまったのです。</p>
<p><span style="color: #ff00ff"><strong>「あっ、ごめん！びっくりして・・・。これは流石に食べられないから、捨てるね」</strong></span>この一言がカリスマの逆鱗に触れてしまったのです。</p>
<p><span style="color: #3366ff; font-size: 18px"><strong>「お前とは価値観が合わねえ！！！！！もう無理だ！別れる。まじでこんなに価値観合わねえと思ったことないわ！」</strong></span></p>
<p>はい、もう混乱です。</p>
<p>床に落ちたハンバーグを捨てると言ったことが怒りの理由だったのか、でも、ガラスの破片が混入しているかもしれないものを食べるわけにもいかない、しかし、このまま放り出されても困ってしまう。</p>
<p>私は一か八か<span style="color: #ff00ff"><strong>「わかった。このハンバーグは私が食べます」</strong></span>と言ってみました。</p>
<p>するとさっきまで顔を真っ赤にして怒り狂っていたカリスマが、<span style="color: #3366ff"><strong>「本気で言ってるの？自分で食べられるの？」</strong></span></p>
<p><span style="color: #ff00ff"><strong>「うん、責任持って食べるよ」</strong></span>というと、ニコッと微笑んで<span style="color: #3366ff"><strong>「大きな声出してごめんね。それでいいんだよ。俺もお腹すいててイライラしちゃったんだ」</strong></span><span style="color: #3366ff"><span style="color: #000000">と怒りを沈め、優しく微笑んできました。</span></span></p>
<p>カリスマは、ガラス入りかもしれないハンバーグを私が食べないことに怒り狂っていたのです。</p>
<p>正気の沙汰ではありません。</p>
<p>しかし流石に食べられないからこっそり捨てて、ハンバーグを一回り小さくしたものを出しました。</p>
<p>それに気づくこともなく、<span style="color: #3366ff"><strong>「美味しい」</strong></span>とだけ言って食べていました。</p>
<p>きっとカリスマは、ガラス入りハンバーグを私が食べていると思っているのでしょう。</p>
<p>何となく、いつもよりも優しい姿にゾッとしたのは、今でも覚えています。</p>
<h4><span id="toc4">LINE越しは突然に</span></h4>
<p>ハンバーグを食べて早々に帰らされた私は、本当にただハンバーグを作りにきた人として、カリスマの家に招待されていたのだなと実感しました。</p>
<p>家に帰る途中、ハンドルを握る手がずっと震えていました。</p>
<p>街中を仲睦まじく歩くカップルを見て、自然と涙が溢れて止まりませんでした。自分にないものを持っている人たちが、羨ましくて仕方がありませんでした。</p>
<p>ただ、好きでいて欲しかった。</p>
<p>出会った頃のように、仲良く過ごしたかった。</p>
<p>それだけでした。</p>
<p>けれども、それさえも叶わないことに、もう絶望しかありませんでした。</p>
<p>山と別れて、心の傷を癒してくれたのはカリスマでした。</p>
<p>けれども、それ以上に傷つけてきたのもカリスマだったのです。</p>
<p>私が家に帰ったとほぼ同時に、LINEには<span style="color: #3366ff"><strong>別れよう</strong></span>と書かれていました。</p>
<p>ハンバーグについて何か言うこともなく、私の言葉を聞くこともなく、4文字だけを送りつけて全てを終わらせたのです。</p>
<p>私はまた、独りぼっちになりました。</p>
<p>誰にも愛されず愛し方も分からず、無駄な涙を流すことしか当時の私には、出来なかったのです。</p>
<p>行き場のない怒りと、孤独になった私自身をそっと抱きしめて・・・。</p>
<h4><span id="toc5">最後に</span></h4>
<p>ここまで読んでくださり本当にありがとうございました。</p>
<p>山と別れてすぐに、出会ったのがカリスマでした。</p>
<p>失恋の話を優しく聞いてくれたこと、辛い気持ちを受け止めてくれた部分に、依存していたのかもしれません。</p>
<p>当時の私は誰が見ても、哀れで痛々しかったと思います。それはきっと、愛されることの本当の意味を知らなかったからです。</p>
<p>そして、私自身も愛することをしていなかったのだと思います。</p>
<p>きっとカリスマのように、自分絶対主義者は少なからずいるでしょう。</p>
<p>自分の意見が、正しい。</p>
<p>自分の考え方は、正しい。</p>
<p>自分に従わないやつは、悪だ。</p>
<p>そう考えていたと思います。けれど、彼自身も本当は怖かったのかもしれません。</p>
<p>自分という人間が必要とされているかどうか。</p>
<p>付き合っている時に持っているものへのこだわりや、友だちの地位について話されたことが何度もありました。</p>
<p>カリスマの中にある劣等感みたいなものを、目で分かるもので埋めようとしていたのかもしれません。</p>
<p>それが自分の測る唯一の物差しになっていたのでしょう。</p>
<p>自分にないものを他人が持っているかもしれない。けれども、自分にしかないものだってあるはず。そこに気づけた時、カリスマ自身も本当の意味で自分を愛することが、受け入れることができるのだと思うのです。</p>
<p>もう別れてから数年の月日が流れました。</p>
<p>彼が何をしているのか、どのような生き方をしているのか、私には分かりません。</p>
<p>ただ私にできることは、同じ被害者が出ないように過去をさらけ出し、伝え続けることだと思っています。</p>
<p>もう傷ついている人を見たくないんです。</p>
<p>私と同じ思いをして欲しくないんです。</p>
<p>経験したからこそ、伝えられることを私はこれからも伝えていこうと思います。</p>
<p>恋愛に溺れることなく、自分自身を大切にしてほしいから・・・。</p>
]]></content:encoded>
					
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		<title>カリスマすぎた男　ピアノ編</title>
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		<dc:creator><![CDATA[オリエンタル納言]]></dc:creator>
		<pubDate>Sun, 07 May 2023 12:00:14 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[オリエンタル納言日常日記]]></category>
		<category><![CDATA[エピソード]]></category>
		<category><![CDATA[ピアノ]]></category>
		<category><![CDATA[マッチングアプリ]]></category>
		<category><![CDATA[交際]]></category>
		<category><![CDATA[元彼]]></category>
		<category><![CDATA[新型コロナ]]></category>
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					<description><![CDATA[カリスマすぎた男の前編・後編があっという間に終了してしまい、「なんだか物足りないなぁ・・・」なんて思われているのではないかと、内心ヒヤヒヤしながら書いていました&#x1f4a6; ただ私は、好きなものは最後に取っておきた [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p>カリスマすぎた男の前編・後編があっという間に終了してしまい、<strong>「なんだか物足りないなぁ・・・」</strong>なんて思われているのではないかと、内心ヒヤヒヤしながら書いていました&#x1f4a6;</p>
<p>ただ私は、好きなものは最後に取っておきたいタイプだし、サプライズ大好きだし、読んでくれている人たちには、<strong>もっとドキドキしながら読んでほしい！</strong>と勝手に思いながら、今回は、初めての<span style="color: #ff9900"><strong>番外編</strong></span>を作ることに決めました。</p>
<p>というのも、たった3ヶ月しか付き合っていなかったのに、カリスマすぎた男に関しては、エピソードが多すぎて全て書くことが出来なかったのです。</p>
<p>カリスマだけで、短編小説くらいの字数になってしまうかもしれなかったので、特に印象に残ったエピソードを、番外編としてお届けしたいと思います。</p>
<div class="blank-box bb-blue">
<p class="p1"><b>ぜひコメント欄に、読んだ感想をいただけると大変励みになります。皆さんのメッセージをお待ちしています！また、相談や困りごと、どんな些細なことでも構いません。ブログのトップに「あなたの悩み・相談」もありますので、皆さんの声をぜひお聞かせください</b>&#x1f60c;&#x1f9e1;</p>
</div>
<h4><span id="toc1">突然それは、やってきた</span></h4>
<p>交際して2ヶ月半がすぎた頃、私たちはほぼ距離を置いている状態でした。LINEはしていたけれど、ほとんど私からお伺いを立てているような、ご機嫌取りをしているような形だったのです。</p>
<p>カリスマは、面倒くさそうに短めの返事を返すだけ。</p>
<p>いっそのこと別れた方が気持ちは楽になることは、自分でも理解していました。けれども、後先を考え出したら不安の方が勝ってしまい、別れる選択を選べずにいたのです。</p>
<p>もう一つの理由は、単純に蔑ろにされていることが悔しくて、いつか見返してやりたい！と謎に負けず嫌いな性格が出てしまい、引くに引けなくなっていたことも、原因の一つだったと思います。</p>
<p>そんな生活が続いたある日、カリスマから珍しく長文のLINEが届きました。</p>
<p><span style="color: #3366ff"><strong>「俺の仕事もいつまで続けるか分からない。正直このまま付き合っていいかもわからない。お金もないし、仕事も上手くいかないし、もしかしたら地元に帰るかもしれない。もう、色々しんどいんだよね」</strong></span></p>
<p>ここまで聞くと、いよいよ別れ話を切り出される雰囲気に<span style="color: #ff00ff"><strong>（もう、無理なんだ。結局また、捨てられるんだ）</strong></span>と覚悟を決めようとしていました。</p>
<p><span style="color: #3366ff"><strong>「だからね、俺考えたんだよ！」</strong></span></p>
<p><span style="color: #ff00ff"><strong>「えっ何を考えたの？」</strong></span></p>
<p><span style="color: #3366ff"><strong>「俺、ピアノ弾くわ！</strong></span><span style="color: #3366ff"><strong>100</strong></span><span style="color: #3366ff"><strong>日間でどれだけ上手く弾けるかチャレンジする！」</strong></span></p>
<p><span style="color: #000000">まさかでした・・・・。</span></p>
<p>さっきまでお金の心配をしていて、仕事も辞めようか考えている人の発言に<span style="color: #ff0000"><strong>ピアノ</strong></span>が出てくるなんて。</p>
<p>LINE越しから伝わる熱意は、相当なものだったと思います。</p>
<p>こうしてピアノを始めることに決めたカリスマと、簡易的なピアノ探しの旅に出かけることになったのです。</p>
<h4><span id="toc2">前途多難のピアノ探し</span></h4>
<p>最近では全くデートをすることもなかった私たちですが、ピアノ探しの名目で久しぶりに二人で出かけることになりました。</p>
<p>内心このピアノ探しが上手くいって、少しずつ元通りの関係になればいいなと思っていました。</p>
<p>しかし簡易的なピアノでも値段が高く、安いと子ども用の玩具しか見当たらず、少しずつ不機嫌になっていくカリスマに、なぜか私の方が焦り始めていました。</p>
<p>結局見つけることが出来ずに、ネットショッピングでピアノを探すことになったのですが、これがまた悲劇の始まりでした。</p>
<p>早速ネットでピアノを探し始めたカリスマの機嫌は少しずつ戻り、私もホッと胸を撫で下ろしていました。</p>
<p>そして、数日後<span style="color: #3366ff"><strong>「ねえ！折りたたみのピアノが届いたよ</strong></span><span style="color: #3366ff">&#x1f3b5;</span><span style="color: #3366ff"><strong>」</strong></span>と嬉しそうに話す姿に、私も素直に嬉しかったのです。</p>
<p>しかし届けられたピアノはまさかの不良品で、一切音が出ないのです。電源は付くけど、音が鳴らず、どれだけボタンを押しても無反応なピアノに、カリスマは激怒していきました。</p>
<p>そして次の休みにカリスマの家に行くと、箱から放り出されたピアノが悲しげに床に転がっていました。</p>
<p>そこで<span style="color: #ff00ff"><strong>「私が押してみようか。もしかしたら、上手くいくかもしれない」</strong></span>と提案をし、心の中で<span style="color: #ff00ff">（どうかピアノよ、音を出してくれ！）</span>と願いながら電源を入れ、鍵盤を触ってみましたが全く動きませんでした。</p>
<p><span style="color: #000000">怒ったカリスマは、</span><span style="color: #000000"><span style="color: #3366ff"><strong>「こんな不良品送りやがって、絶対許さねぇ！」</strong></span></span><span style="color: #000000">とすぐさま、怒りのレビューを書いて、結局ピアノは返品することになりました。</span></p>
<h4><span id="toc3">怒りの矛先を向けられて</span></h4>
<p>カリスマと一緒に、ダンボールに入ったピアノを近くのコンビニで送ることにしました。</p>
<p>コンビニに向かう途中もそれはそれは不機嫌で、怒りを抑えられない様子に、どうすればいいのか私自身も分かりませんでした。</p>
<p>コンビニに着くとレジが混んでおり、しばらく待つことにしました。</p>
<p>ようやく順番が回ってきた頃には、なぜか店員さんもイライラしているし、カリスマもイライラしているし、けれども同じ態度をしてはいけないと、私は気持ちをグッと押し込んで、<span style="color: #ff00ff"><strong>「ありがとうございました」</strong></span>と店員さんにお礼を言いました。</p>
<p><span style="color: #000000">しかし、この行動が今度はカリスマの逆鱗に触れてしまうことになったのです。</span></p>
<p><span style="color: #3366ff"><strong>「ねえ、さっきの態度何？なんのつもり？めちゃくちゃ感じ悪いんだけど」</strong></span></p>
<p><span style="color: #ff00ff"><strong>「えっ！？『ありがとうございます』って言っただけだよ？」</strong></span></p>
<p><span style="color: #3366ff"><strong>「わざとやってんの？だったらやめた方がいいよ。気分悪いし」</strong></span></p>
<p><span style="color: #ff00ff"><strong>「別にそんなつもりでやってないよ・・・。セロテープとか借りたしさ、忙しい時だったから、そのお礼も込めたつもりだったんだけど」</strong></span></p>
<p><span style="color: #3366ff"><span style="color: #3366ff"><strong>「あっそ」</strong></span></span></p>
<p><span style="color: #ff00ff"><strong>「ごめん・・・」</strong></span></p>
<p>そうなんです。</p>
<p>実はピアノを段ボールに詰めただけで、セロテープでは止めていなかったので、コンビニでテープを借りて、最後の仕上げ的なことをさせてもらいました。その時に<span style="color: #ff9900"><strong>「今回だけですよ。次回からはご自宅でお願いしま</strong></span><span style="color: #ff9900"><strong>す</strong></span><span style="color: #ff9900">」</span>と店員さんに言われていたのです。</p>
<p>言い方がきついなとも思ったけれど、忙しい時間帯だったこともあり、気持ちに余裕がなかったのかもしれません。</p>
<p>そんな時に自分勝手な行動をとられたこと、それを指摘されたカリスマの両者が、イライラし合っている状況になっていたのです。</p>
<p>それに追い打ちをかけるように<span style="color: #ff00ff"><strong>「ありがとうございます」</strong></span>なんて私が言ったもんだから、相当腹が立ったのでしょう。</p>
<p><span style="color: #000000">この事件は今だに覚えているし、めちゃくちゃ納得していません。けれど、そんなことを訂正すればするほど怒りを買うだけだから、私はグッと我慢をするという忍耐強さを学びました。</span></p>
<h4><span id="toc4">初めてのピアノと二人の行方</span></h4>
<p>その後別のピアノが届き、カリスマの怒りもなんとか鎮火することが出来ました。</p>
<p>そして私に<span style="color: #3366ff"><strong>「ピアノを教えてほしい</strong></span>」と珍しく頼んできたのです。</p>
<p>保育士をしていた私は多少ピアノに触れる機会もあり、ある程度なら練習すればいけるし、これも仲良くなるチャンスだと、一生懸命頼まれた曲を仕事終わりに練習していました。</p>
<p>仲良くなるため、カリスマの気持ちが安定するため、全ては二人の今後のためだと一生懸命覚えました。</p>
<p>練習をしている姿は真剣に取り組んでいたし、何より<span style="font-size: 18px"><strong>弾きたい</strong></span>という気持ちが強く現れていました。</p>
<p>二人であーだこーだ言いながら練習をするのも、楽しかったです。</p>
<p>今までのことがまるで嘘のように幸せでした。</p>
<p>こんなふうに仲良くできるのならきっと、そう束の間の夢を見ていたかのようでした。・・・。</p>
<h4><span id="toc5">ピアノと共に迎えた終わり</span></h4>
<p>しかし、ピアノが八日目に差し掛かったところで飽きたのか、それとも別のことに夢中になったのかは分かりませんが、練習をすることも話をしてくることもなくなってしまいました。</p>
<p>そして私たちの関係も<span style="color: #ff0000"><span style="font-size: 18px"><strong>価値観が合わねえ！！！！</strong></span></span>とブチギレられたことによって、ほぼ強制的に幕を下ろしたのです。</p>
<p>この時私は、すごく学びました。</p>
<p>どれだけ献身的にサポートしても、どれだけ気を遣って過ごしていても、結局は上下関係ができている時点で、全ては相手の一言で決まってしまう。</p>
<p>そこに努力なんて無意味なんだと。</p>
<p>新型コロナはマスクで表情を見えなくした代わりに、人の本質を見せてくれたのかもしれません。</p>
<p>今まで隠していた本来の姿を・・・。</p>
<p>そしてこの物語は、<span style="color: #ff0000"><strong>「ガラス入りのハンバーグ」</strong></span>へと続いていくのです。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
]]></content:encoded>
					
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		<title>山に籠りたい男　前編</title>
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		<dc:creator><![CDATA[オリエンタル納言]]></dc:creator>
		<pubDate>Tue, 02 May 2023 10:00:10 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[オリエンタル納言日常日記]]></category>
		<category><![CDATA[エピソード]]></category>
		<category><![CDATA[人生]]></category>
		<category><![CDATA[元彼]]></category>
		<category><![CDATA[恋愛]]></category>
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					<description><![CDATA[まず初めに・・・ こんにちは！オリエンタル納言です。 前回インスタグラムで、読みたいエッセイを募集したところ・・・ 「クズ彼エピソード」がダントツで選ばれていました（笑）人の不幸は蜜の味、そして自分の不幸も蜜の味というこ [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<h4><span id="toc1">まず初めに・・・</span></h4>
<p>こんにちは！オリエンタル納言です。</p>
<p>前回インスタグラムで、<span style="color: #3366ff;"><strong>読みたいエッセイ</strong></span>を<span style="color: #000000;">募集したところ・・・</span></p>
<p><span style="color: #000000;"><strong>「クズ彼エピソード」</strong></span><span style="color: #000000;">がダントツで選ばれていました（笑）人の不幸は蜜の味、そして自分の不幸も蜜の味ということで、今回は元彼シリーズの中でも、一番驚きと切なさを感じた</span><span style="color: #000000;"><span style="color: #008000;"><strong>「山に籠る決意を固めた男」</strong></span></span><span style="color: #000000;">について書いていきたいと思います。</span></p>
<p>全てのエピソードはノンフィクションであり、そして当時の私もクズだったということも踏まえて、読んでもらえると嬉しいです。</p>
<div class="blank-box bb-blue"><strong>コメント欄に、読んだ感想をいただけると励みになりますので、皆さんのメッセージお待ちしています！また、相談や困り事なども募集していますので、そちらもよろしくお願いします</strong>&#x263a;&#xfe0f;</div>
<h4><span id="toc2">アプリからの出会い</span></h4>
<p><span style="color: #008000;"><strong>山（通称）</strong></span>と出会ったのは、あまり有名ではないアプリでした。様々なマッチングアプリをやっていて成果も出ず、困り果てた時にたまたまインストールしたところから運命は動き始めました。</p>
<p>広告とかでよく見るやつじゃなかったので不安もありましたが、当時は<strong>「もう、どうでもいいや」</strong>と、若干自暴自棄になっていたおかげで、抵抗もなく始められたような気がします。</p>
<p>私には、バッグパッカーとばかりマッチングするという謎の能力があり、数名の旅人からの連絡の中にいたのが、山でした。</p>
<p>お決まりの<span style="color: #3366ff;"><strong>いいね</strong></span>をもらい、<span style="color: #ff00ff;"><strong>いいね</strong></span>を返してやり取りが始まりました。</p>
<p><span style="color: #3366ff;"><strong>「初めまして、よろしくね」</strong></span>というテンプレみたいな挨拶を交わした後、雑談を少しだけすると、音楽の趣味が妙に合って、すぐに意気投合したのです。</p>
<p>そこから毎日やり取りが始まり、山から<span style="color: #3366ff;"><strong>「おはよう」</strong></span>と連絡が来ることを楽しみに待っている私がいました。</p>
<p>山は私よりも少し年上で、人生経験も豊富でした。若い頃は海外で自衛隊の経験があったり、その後も、外国をバッグ一つで渡り歩くバッグパッカーをしていたそうです。</p>
<p>聞いたこともない旅の話や、現地での思い出話、そして写真などを見せてもらいながら、<strong>「世の中には、こんな面白い世界があるんだ」</strong>と、どんどん興味が湧いてきました。</p>
<p>反対に私は、保育士しかやったこともないし、海外旅行もグアムにしか行ったことがありません。自分とはまるで別の世界にいるような山に、少しずつ惹かれていくようになりました。</p>
<p>その頃には電話もするようになっていたので、会ってはいないけれど気持ちだけが膨らんでいく、そんな感覚でした。</p>
<p>いつしか会ってみたい、どんな人かをもっと知りたいと、お互いが思い始めていくようになりました。</p>
<h4><span id="toc3">３時間の道のりを</span></h4>
<p>やり取りをするようになり、約1ヶ月が経とうとしていた頃、<strong>「そろそろ会いたいよね」</strong>という話も、もちろん出ていました。</p>
<p>しかし、私と山は車で約3時間のところに住んでいて、簡単に「行きたい！」と言っても行ける距離ではなく、ちょっとした小旅行くらいの気持ちでないと行くことができません。</p>
<p>ただ、この時には私の盲目モードも全開になっていたので、<span style="color: #ff00ff;"><strong>「会いたい！どれだけ遠くても会いに行きたい」</strong></span>という気持ちの方が強かったのです。</p>
<p><span style="color: #ff00ff;"><span style="color: #000000;">そして</span></span><span style="color: #ff00ff;"><strong>「私さ、山の住んでいるところまで会いにいく」</strong></span>と言うと、山は驚きながらも<span style="color: #3366ff;"><strong>「嬉しい。俺も会いたい」</strong></span>と言ってくれました。</p>
<p>事前にテレビ電話もしていたし、動いている彼も見ている。会うことに何一つ不安を感じることはなく、気持ちは<span style="color: #ff00ff;"><strong>「会いたい」</strong></span>一直線でした。</p>
<p>そしてとうとう日にちを決めて、彼の地元に約3時間かけて会うことが決まったのです。</p>
<p>初対面の時</p>
<p>山に会える日にちが決まれば、もうその日のために仕事を頑張ればいい。そこからとにかく仕事が楽しくて仕方がありませんでした。</p>
<p><strong>もしかしたら、新しい恋が始まる？</strong></p>
<p><strong>もしかしたら、すごく意気投合しちゃって付き合っちゃう？</strong></p>
<p>脳内お花畑な私は、もう明るい未来と希望しか思い描くこともせず、その日を今か今かと待ちわびていました。まるで遠足前の子どものように、新しい服を買って、新しいアクセサリーを買って、美容院なんか行って、少しでも好意を抱いてもらえるようにできる限りのことをしていました。</p>
<p>もうこの時点で盲目モード全開だったのですが、<strong>恋をするといつもと違って景色が見えたり、誰かに優しくできたり、何気ない日常に感謝してみたり（笑）</strong>。今思えばとても恥ずかしく、いい思い出だったなと思います。</p>
<p>さて、そんなこんなをしていると、とうとう山と会う日になっていました。</p>
<p>新しい服を身にまとい、サラサラになった髪の毛を念入りにセットして、アクセサリーも身につけて完璧な状態の中、約3時間の小旅行はスタートしました。</p>
<p>運転中色々なことを考えながら、ニヤついたり、ちょっとソワソワしたりしながら、あっという間に彼の住む場所に到着してしまいました。</p>
<p>待ち合わせの場所に着くと、すでに彼は待っていて、小走りで私に近づいてきました。</p>
<p><span style="color: #3366ff;"><strong>「遠いところまで本当にありがとう。疲れたでしょ」</strong></span></p>
<p><span style="color: #ff00ff;"><strong>「そんなことないよ！会えて嬉しい」</strong></span></p>
<p><span style="color: #3366ff;"><strong>「俺もだよ！本当に会えるなんて思わなかった」</strong></span></p>
<p><span style="color: #000000;">そんなやり取りをしながら、私たちはすぐ近くにある彼の家に行くことになりました。</span></p>
<p>初対面で家に行くことを、今思えば恐ろしく思うけれど、当時の私の辞書には<span style="color: #ff0000;"><strong>危機管理能力</strong></span>という言葉は存在しておらず、何も気にせずにそのまま家に行ってしまいました。</p>
<p><strong>「その時が楽しければいいや、きっと何も起こらないだろう」</strong>と思っていた自分を今なら叱ってやりたいくらいです・・・。</p>
<p>アプリで出会い、意気投合をして、山の家に行き、少しだけ緊張しながらリビングにちょこんと座って出されたお茶を飲みました。</p>
<p>すると台所には大きなスクリーンがあり、<span style="color: #3366ff;"><strong>「映画でも観ようよ！」</strong></span>という提案により、映画を観ることになりました。</p>
<p><span style="color: #000000;">どんな映画だったのかは覚えていませんが、今まで画面越しでしか話していなかった人が、目の前にいることに</span><span style="color: #000000;"><span style="color: #ff99cc;"><strong>胸がキュン</strong></span></span><span style="color: #000000;">となっていたので、映画には全く集中できませんでした。</span></p>
<p>もう大人の皆さんなら分かると思いますが、映画を観終わった後、自然の流れに身を任せてその日に関係を持ち、私たちは正式に付き合うことになったのです。</p>
<h4><span id="toc4">交際開始</span></h4>
<p>初めて会った日に関係を持ち、そして付き合うことになった私たちは、遠距離恋愛をすることになりました。</p>
<p>当時私は実家暮らしで、山は一人暮らしということもあり、山の家に行くことがもっぱらのデートになっていきました。</p>
<p>お泊まりだって自由にできるし、誰かに気を遣わなくてもいい。</p>
<p>距離は遠いけれど、それでも長く一緒にいられるのなら、遠距離だって頑張れると思っていました。</p>
<p>付き合った初めの頃は、山も行くまでの交通費を出してくれていたし、ご飯を奢ってくれたりもしました。</p>
<p>会いに行くことは大変だけれど、二人で思いやりを持ちながら付き合っていけば、今度こそ上手く行くかもしれないと、淡い期待を抱いていた部分もあったと思います。</p>
<p>しかし、それは付き合って3ヶ月までの話ですが・・・。</p>
<h4><span id="toc5">魔の3ヶ月は突然に</span></h4>
<p>交際が始まって3ヶ月が経ったくらいから、少しずつ行くことに負担を感じるようになっていました。</p>
<p>会いたい気持ちがお互いに強かったこともあり、週１、長くて２週間に一度のペースで会いに行っていました。そうなると、交通費やガソリン代もかなりの費用がかかります。</p>
<p>初めの頃は出してくれていた交通費も、回を重ねるごとに減っていき、３ヶ月が過ぎた頃には、完全に無くなっていました。</p>
<p>デートといっても家で映画を観るか、音楽を聴くだけ。</p>
<p>外に出かけるとしたら、近くのスーパーに歩いて食材を買いに行くだけ。</p>
<p>その時の私は<strong>「インドアだし、お金もかからないし、ずっと一緒にいられるから」</strong>と言い聞かせ、現状を正当化できるようにしていました。</p>
<p>側から見たら愛されていないと、不安に思ってもおかしくない状況だったかもしれません。流石に私ばかりが毎回行くのは大変だと言ってみたこともあるけれど、山がこっちに来てくれたのは、合計でたった<strong>３回</strong>だけでした。</p>
<p>色々不満もありましたが、それでも会いたい気持ちが強かったし、喧嘩もすることなく平和にいられるのなら、我慢すればいいと思うようにもしていました。</p>
<p>しかしその気持ちがある日、大きな爆発を起こす原因になってしまうのです。</p>
<h4><span id="toc6">初めての喧嘩</span></h4>
<p>それはとても些細なことから始まりました。</p>
<p>いつものように、山の地元へ3時間かけて会いにいきました。</p>
<p><span style="color: #ff00ff;"><strong>「ねえ、たまには外でデートしない？知らない場所ばかりだし、色々知りたいんだ」</strong></span></p>
<p><span style="color: #3366ff;"><strong>「えっ！？なんで？せっかく来たなら家でゆっくりしたらどう？」</strong></span></p>
<p><span style="color: #ff00ff;"><strong>「でもさ、私たちってデートあんまりしたことないから。たまには一緒にお出かけしたいなって・・・」</strong></span></p>
<p><span style="color: #3366ff;"><strong>「でも俺、疲れてるし。家でゆっくりした方が色々できるよ？」</strong></span></p>
<p>その瞬間私の心の中で（3時間かけて来た私は、疲れてないと思ってるの？デートしたいって思うことはそんなに悪いことなの？）と、小さな積み重ねが蓄積され、とうとう爆発をしてしまいました。</p>
<p>あっという間にお互いにヒートアップして、言い合いの喧嘩になってしまいました。両者一歩も引かない中、どちらもイライラしているし、喧嘩をしていることも虚しくなっていた頃、山は突然、こう言いました。</p>
<p><span style="color: #3366ff;"><strong>「俺さ、やっぱり恋愛向いてなかったんだよ。正直、デートは面倒だし、家でゴロゴロしたい、それにお金だってかかるしさ。俺、夢があるんだよね。だから、あんまりお金は使いたくないっていうか・・・」</strong></span></p>
<p><span style="color: #ff00ff;"><strong>「えっ！？夢ってなに？」</strong></span></p>
<p><span style="color: #3366ff;"><strong>「俺さ、いつか山に籠って自給自足の生活したいんだよね。俗世から抜け出したいから。山の土地を買うためにお金貯めてるっていうか。だから、あんまり無駄遣いしたくない」</strong></span></p>
<p>あまりの衝撃的な事実に、情報の処理は全く追いつかず、少しの間フリーズをしてしまいました。</p>
<p>頭の中では<strong>「山に籠りたい」「自給自足の生活」「お金」</strong>みたいな文字が、フワフワ浮かんでいるような状態でした。</p>
<p>沈黙がどのくらい続いたかは覚えていませんが、その後すぐに正気を取り戻したかのように、<span style="color: #3366ff;"><strong>「ごめん。今すぐじゃないし、別れたいとかの話でもないよ。一つの夢っていうだけの話だから」</strong></span><span style="color: #3366ff;"><span style="color: #000000;">そう言われて、妙に納得をしてしまったことで、喧嘩は中途半端な状態で終わってしまいました。</span></span></p>
<p>しかしこれがのちに引き金となり、この先の運命を大きく変えることになるのです。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p><strong>＜次回予告＞</strong></p>
<div class="blank-box bb-red"><em><strong>「山と私、どっちを選ぶの！？」恋愛史上、究極の二択に迫る！！</strong></em></div>
<p>&nbsp;</p>
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