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	<title>カフェ | 社会の底辺からこんにちは</title>
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	<title>カフェ | 社会の底辺からこんにちは</title>
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		<title>忘れもしない、あの体験・・・　後編</title>
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		<dc:creator><![CDATA[オリエンタル納言]]></dc:creator>
		<pubDate>Mon, 03 Jul 2023 10:00:26 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[オリエンタル納言日常日記]]></category>
		<category><![CDATA[カフェ]]></category>
		<category><![CDATA[ドライブ]]></category>
		<category><![CDATA[事故]]></category>
		<category><![CDATA[友情]]></category>
		<category><![CDATA[車]]></category>
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					<description><![CDATA[事故が起きてから、私の不信感はどんどん募っていきました。 警察を呼ぼうとしないところも、この状況で後どのくらい待てばいいのかも分からないまま、ただイタズラに時間は過ぎていきました。 興奮状態にいたからなのか、痛みを感じる [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p>事故が起きてから、私の不信感はどんどん募っていきました。</p>
<p>警察を呼ぼうとしないところも、この状況で後どのくらい待てばいいのかも分からないまま、ただイタズラに時間は過ぎていきました。</p>
<p>興奮状態にいたからなのか、痛みを感じることはありませんでした。</p>
<p>助けてくれた保険会社の女性の方にお礼を言った後、私は両親に電話をして状況を説明しました。</p>
<p>しかし、興奮状態でも体は正直なもので、話すだけでも唇がガタガタと震えて、うまく話すことができずに、何度も<span style="color: #339966;"><strong>「落ち着いて、落ち着いて」</strong></span>と言われるので、不安のあまり泣いてしまいそうなのをグッと堪えながら、一生懸命伝えました。</p>
<p>私が両親に電話している間に、友人も両親に電話をしていたので、<span style="color: #ff00ff;"><strong>「友だちのお母さんが迎えにきてくれるらしい」</strong></span>と伝えると、<span style="color: #0000ff;"><strong>「何かあったらすぐに連絡しなさい」</strong><span style="color: #000000;">と</span></span>言われ、そのまま電話を切りました。</p>
<p>何時に迎えに行けるかは分からないけれど、友人のお母さんが迎えにきてくれることになりました。</p>
<p>待っている間、私たちの間に会話はほとんどありませんでした。</p>
<p>というよりも、何とか話しかけようとしたけれど、あまりのショックな出来事に、友人は何を話したらいいのか分からない様子でした。</p>
<h4><span id="toc1">夕陽が見える頃</span></h4>
<p>少しずつ景色は変わり、明るかった場所も夕暮れに差し掛かり、綺麗なオレンジ色の風景が何もない場所を照らしているように見えました。</p>
<p>ただ、楽しく過ごしたかっただけなのに。</p>
<p>ただ、お洒落なカフェで美味しいご飯を食べたかっただけなのに。</p>
<p>そんなことを言っても仕方がないことは分かっている。けれども、起きてしまったことに私もどうしていいのかが分からず、ただただ沈んでいく夕陽を眺めることしかできませんでした。</p>
<p>もしも、私が事故を起こしてしまった当事者なら、きっと乗っていた友人に声をかけていいものか、どう謝ればいいのかも分からなくなっていたでしょう。</p>
<p>想像するだけで、何とも言えない気持ちになってしまう。</p>
<p>結局、少し声をかけて以降は、そっとしておくことにしました。</p>
<p>どうしようもできない現状に、目を背けるように・・・。</p>
<h4><span id="toc2">友人母の登場</span></h4>
<p>一体どれくらいの時間が流れたのか、もうこの先誰も迎えに来てくれないのかと思った時、ようやく一台の車が私たちが待つ場所に停車しました。</p>
<p>すると<span style="color: #333399;"><strong>「もぉ〜何やってるのよ。このバカ！」</strong></span></p>
<p><span style="color: #ff6600;"><strong>「だってぇ〜。ぶつかっちゃったんだもん」</strong></span></p>
<p><span style="color: #333399;"><strong>「ごめんね。なんかこんなことになって」</strong></span></p>
<p><span style="color: #ff00ff;"><strong>「・・・あっ。いや、大丈夫です」</strong></span></p>
<p><span style="color: #333399;"><strong>「あ〜あ。車廃車だよ。んもぉ〜。本当に！」</strong></span></p>
<p>みなさんお気づきでしょうか。このテンションの落差を・・・。</p>
<p>今まさに目の前には、事故を起こした娘と、助手席に乗っていた友人がいて、廃車になるであろう車が隣にポツンと置いてある。怪我の心配よりも何よりも、車の心配を先にされたことに、私の心はしっかりザワザワしていました。</p>
<p>友人のお母さんと一緒に、お兄さんも来ていたのですが、幸いにも車は運転できる状態だったので、ベコベコになった車をお兄さんが、私と友人は、お母さんの車に乗り込むことになりました。</p>
<p>しかし、ここからが私をさらなる地獄へと落としていくことになるのです。</p>
<h4><span id="toc3">不信感を募らせて</span></h4>
<p>私たちを乗せた車は、一度コンビニに入りました。</p>
<p>そこで<strong><span style="color: #ff00ff;">「本当にごめんね」</span></strong>と言われ、おにぎりを一つ買ってもらいました。</p>
<p>山道から駅まで時間もかかるため、その間、友人のお母さんは事故のことを色々聞いてきました。</p>
<p>親と会えてホッとしたのか、無言状態だった友人も事故の様子を時折笑いながら話をしていたのですが、それを聞いたお母さんは<span style="color: #000080;"><strong>「本当にうちの子がごめんね〜」</strong></span>とまた笑いながら言っていました。</p>
<p><span style="color: #ff00ff;">（いやいやいや、笑い事じゃないよ。むしろ危うかったからね。一歩間違えてたら車じゃなくて川を渡ってたよ？）</span>と言いたい気持ちをグッと堪えて、<span style="color: #ff00ff;"><strong>「・・・はは〜。そうなんですよぉ」</strong></span>と言うことしかできない不甲斐なさにも腹が立ってくる。</p>
<p>しかし、せっかく迎えに来てもらっているし、友人のお母さんだし、色々思うことはあるけれど、気を遣いながら道中を過ごしていました。</p>
<p>すると唐突に<span style="color: #000080;"><strong>「病院には行くの？」</strong></span>と聞かれたので、<span style="color: #ff00ff;"><strong>「はい。念のために行こうと思います」</strong><span style="color: #000000;">と</span></span>答えると<span style="color: #000080;"><strong>「・・・ふぅ〜ん。でもさ、こんなに普通に話せてるんだから、行かなくても大丈夫じゃない？」</strong></span>と言われたのです。</p>
<p>脳内では<span style="color: #ff00ff;">（ハァァァァァ！？いやいやいや、事故はわざとじゃないから仕方ないとしよう。でも、『行かなくてもいいんじゃない？』は、そちらが言うことじゃないだろ！！！！！！絶対むち打ち確定だよ？明日体動かないよ？だってほら、舌噛んでんだから。かなりの衝撃だったよ？ねぇ！娘さん笑ってますけども、事故起こしてるんだから、そこはちゃんとしろや！！！）</span>と、心の中で怒りが沸々と湧き上がってしまう。</p>
<p>あれだけ気を遣って慰めていたことに、激しく後悔した瞬間でした。</p>
<p>その後も何回か<span style="color: #000080;"><strong>「病院行くの？」</strong></span>攻撃を繰り出されましたが、<span style="color: #ff00ff;"><strong>「行きます」</strong></span>と答え続けました。</p>
<p>結局何も解決しないまま、駅まで送ってもらい、その日は帰宅することになりました。</p>
<p>家に着いた瞬間に<span style="color: #0000ff;"><strong>「納言、大丈夫か」</strong></span>と声をかけられ、経緯を話した後、私は早々に部屋に戻り、掻き乱された頭をクリアにするためにも、その日はすぐに寝ることにしました。</p>
<h4><span id="toc4">最悪の結末</span></h4>
<p>次の日の朝、起きあがろうとした瞬間に激痛が走り、これは仕事どころじゃないと確信した私は、すぐさま園に電話をして病院に行くことにしました。</p>
<p>友人にも<span style="color: #ff00ff;"><strong>「やっぱり病院に行くね」</strong></span>とだけ連絡を入れました。</p>
<p>すると、<span style="color: #ff6600;"><strong>「あのさ病院代なんだけど、納言の保険でとりあえず払っておいてくれない？金額が分かったら、お金だけ振り込むようにしたいんだけど」</strong></span>と言われ、もう我慢の限界を超え、友人としても一線を超えた彼女に電話をかけました。</p>
<p><span style="color: #ff00ff;"><strong>「あのさ、どういうこと？」</strong></span></p>
<p><span style="color: #ff6600;"><strong>「いや、お金払うからさ、納言の保険で払って欲しいんだよね」</strong></span></p>
<p><span style="color: #ff00ff;"><strong>「それは、なんで？」</strong></span></p>
<p><span style="color: #ff6600;"><strong>「・・・・だって保険料が上がっちゃうから」</strong></span></p>
<p><span style="color: #ff00ff;"><strong>「いや、それはおかしくない？ごめん。それは筋が違うよ。だって事故起こした人がやるべきことじゃない？友だちだからって、それは出来ないよ」</strong></span></p>
<p><span style="color: #ff6600;"><strong>「でも、お母さんがそうしろって・・・」</strong></span></p>
<p><span style="color: #ff00ff;"><strong>「お母さんにも言っておいて。『それは出来ないって言われた』って」</strong></span></p>
<p><span style="color: #ff6600;"><strong>「・・・分かった」</strong></span></p>
<p>この後、説得してもらう形で、病院代は友人の保険料で払ってもらうことになりました。</p>
<p>そして、この事故のせいで私たちの友情も簡単に崩れ去ってしまったのです。</p>
<h4><span id="toc5">最後に</span></h4>
<p>あの事故以来、数年は、人の車に乗ることが怖くてフラッシュバックを起こすことも度々ありました。</p>
<p>今となっては、切れるべき友人だったんだなと割り切っていますが、当時は、事故に巻き込まれるわ、友人も失うわで散々でした。</p>
<p>ただ、あの時助けてくれた女性に<span style="color: #99cc00;"><strong>「一歩間違ってたら、命はなかったよ」</strong></span>と言われたことが、今でもトラウマのように刻まれています。</p>
<p>安全運転を心がけていれば、車はとても便利な乗り物です。</p>
<p>しかし、たった一つの不注意や慣れが、命を奪いかねない事故へと発展してしまいます。</p>
<p>そして被害者にも、最悪の場合には加害者にもなるのが車の恐ろしさだと思うのです。</p>
<p>私も何度か不注意で事故を起こしたことがあるので、今回このエッセイを書きながら、<span style="color: #ff00ff;"><strong>「最近ちょっと運転に慣れすぎていたかな」</strong></span>と反省をしました。</p>
<p>是非ともこのエッセイを読まれた方は、私のように事故に巻き込まれないように、そして加害者にならないように、頭の片隅に入れてもらえると幸いです。</p>
<p>便利なものほど、使い方を間違えた時の代償は大きいから・・・。</p>
<p>&nbsp;</p>
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		<title>忘れもしない、あの体験・・・　前編</title>
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		<dc:creator><![CDATA[オリエンタル納言]]></dc:creator>
		<pubDate>Sun, 02 Jul 2023 10:00:24 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[オリエンタル納言日常日記]]></category>
		<category><![CDATA[カフェ]]></category>
		<category><![CDATA[ドライブ]]></category>
		<category><![CDATA[事故]]></category>
		<category><![CDATA[過去のエピソード]]></category>
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					<description><![CDATA[これは私が21歳の時の起きた、衝撃の出来事です。 もうだいぶ過去の話だったので、すっかり記憶から消していたのですが、つい最近、友人と遊ぶために迎えに来てもらい、車の中でたわいもない会話をしていた時のこと。 「そういえばさ [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p>これは私が21歳の時の起きた、衝撃の出来事です。</p>
<p>もうだいぶ過去の話だったので、すっかり記憶から消していたのですが、つい最近、友人と遊ぶために迎えに来てもらい、車の中でたわいもない会話をしていた時のこと。</p>
<p><span style="color: #ff00ff;"><strong>「そういえばさ、21歳の時に事故されて、人の車に乗れなくなったんだよね・・・」</strong></span></p>
<p><span style="color: #cc99ff;"><strong>「えっ！事故？それって納言が運転してたの？」</strong></span></p>
<p><span style="color: #ff00ff;"><strong>「いや、運転してない。私は助手席に乗ってた」</strong></span></p>
<p><span style="color: #cc99ff;"><strong>「えっ、じゃあ乗ってて事故に巻き込まれたってこと？」</strong></span></p>
<p><span style="color: #ff00ff;"><strong>「そうなんだよね。なんでこんなこと今思い出したのかも謎なんだけどさ・・・」</strong></span></p>
<h4><span id="toc1">久しぶりの連絡</span></h4>
<p>21歳になった頃に、久しぶりに短大時代の友人から連絡が来ました。</p>
<p><span style="color: #ff9900;"><strong>「納言！！元気してる？今度遊ぼうよ〜」</strong></span></p>
<p><span style="color: #ff00ff;"><strong>「えっ！？久しぶりだね！！遊ぼうよ」</strong></span></p>
<p><span style="color: #ff9900;"><strong>「私さ、実は行きたいところがあってさ、そこは車でしか行けないんだけど、一緒に行かない？結構遠くなっちゃうんだけど」</strong></span></p>
<p>彼女から素敵な雰囲気のカフェの画像が送られて時には、もう気持ちはカフェに向かって爆走していました。</p>
<p>どんな服を着ようか、何を食べようか、車の中では久しぶりのトークもきっと盛り上がるに違いない。</p>
<p>そんなことをひたすら頭の中で妄想しながら、日にちを決めて、彼女が迎えにきてくれる最寄りの駅まで行くことに決まりました。</p>
<p>それはもう、オシャレなカフェのために毎日の仕事も頑張ったし、久しぶりに会えることもやっぱり嬉しいし、もう何を考えても楽しいことしか浮かばない。</p>
<p>私は、完全に浮かれていました・・・。</p>
<p>楽しみにしていたカフェのせいで、とんでもないことになるとは、予想もしていなかったのです・・・。</p>
<h4><span id="toc2">約束の日</span></h4>
<p>さぁ、約束の日がやってきたので、私はお気に入りの服に身を包み、化粧もバッチリして、待ち合わせ場所にウキウキで向かいました。</p>
<p>私たちが向かうカフェは、住んでいるところから約2時間ほどかかる山の中らへんにありました。</p>
<p>日頃は私が運転することが多かったのですが、ほぼ初めてくらいで友人の車に乗ることになっていたので、ほんの少しだけドキドキする部分もありました。</p>
<p>しかし、そんなことよりも楽しい車内、美味しいであろうカフェ、そして懐かしの友、もう言うことない。</p>
<p><span style="color: #ff00ff;"><strong>「いざ〜〜〜〜〜！！！！しゅっぱ〜つッ！！！」</strong></span>と心の中で軽快な掛け声を出していると、車は<span style="font-size: 20px;"><strong><span style="color: #ff0000;">急発進</span></strong></span>、<span style="color: #ff0000;"><strong><span style="font-size: 20px;">急ハンドル</span></strong></span>で進み始めました。</p>
<p><span style="color: #ff00ff;">（えっ・・・、大丈夫か。かなり急だったよ。車乗るの初めてじゃないよね？ちゃんと今まで人乗せてきたよね？私が初めての乗車じゃないよね？）</span>そんなことが、頭の中で一瞬駆け巡りましたが、そんなことを考えても仕方がないということで、自分の機嫌は自分でしっかり取りながら、車内の中では、恋愛の話や仕事の話が始まっていきました。</p>
<h4><span id="toc3">止まらない心のざわつき</span></h4>
<p>私の理想はこうでした。</p>
<p><span style="color: #ff00ff;"><strong>「ねえ、仕事どう？大変？」</strong></span></p>
<p><span style="color: #ff9900;"><strong>「うーん。大変だけど、なんとか頑張ってるよ。てかね、最近好きな人が出来たの！」</strong></span></p>
<p><span style="color: #ff00ff;"><strong>「えっ！！！！！！嘘！！その話詳しく♡」</strong></span></p>
<p>そこからは、お馴染みの恋バナに花を咲かせて、キャッキャウフフを楽しむつもりだったのに。</p>
<p>現実は、こうでした。</p>
<p><strong>まずブレーキを踏むのが遅すぎて、信号待ちをしている車の後ろにベタ付き状態になっている。</strong></p>
<p><strong>しかも車間距離が近すぎるせいで、止まる時には、一瞬体を縮こませながら自然と体に力が入ってしまう状態でした。</strong></p>
<p><strong>そしてここからが1番不安だったのですが、アクセルとブレーキの踏むタイミングがとにかく分からないのです！！</strong></p>
<p>これに関しては、急に減速したと思えば、いきなりアクセルをフル加速する勢いで踏み込んでくるので、<span style="color: #ff00ff;">（いや待て、これは車が壊れているのか、もしくは彼女自身がパニックになっているのか、どっちなんだ！！でも、せっかく運転してくれてるし、下手なこと言って傷つけてもなぁ。どうしよう・・・）</span>と考えているうちに、車はどんどん山の中へと入り込んでいきました。</p>
<p>山道の方が道幅も狭く、見通しも悪い。</p>
<p>そして、最初から不安すぎる彼女の運転での山道は、もはや<strong>事故待ったなし</strong>状態だったと思います。けれども、短大の時には仲良くしていたし、大切な友だちだし、何よりこうして今二人で会えていることに感謝しようという、謎の悟りモードが始まった私は、もう運転について気にすることをやめたのです。</p>
<p>ふと隣を見ると、微かにハンドルを持つ手が震えている彼女を見て、私は確信しました。</p>
<p><span style="color: #ff00ff;">（これは・・・、ダメなやつだ・・・）</span>と。</p>
<h4><span id="toc4">ついに予想が現実に</span></h4>
<p>彼女の微かに震える手を見た瞬間、車は上りのカーブに差し掛かっていました。</p>
<p>何を思ったのか、彼女はアクセルを踏み始め、車体は完全にコンクリートで作られた壁のようなものに向かって走っていたのです。</p>
<p>咄嗟に<strong><span style="font-size: 20px; color: #ff0000;">「ねぇ！ブレーキ踏んで！！！！！！！！！」</span></strong></p>
<p><span style="color: #ffcc00; font-size: 18px;"><strong>キキッーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー</strong></span></p>
<p>すると車は、コンクリートの壁にドンと前からぶつかり、制御不能のまま一回転して後ろがぶつかったのを最後に、対向車線を超えた真ん中で停車しました。</p>
<p>ぶつかった衝撃で口の中がなんとも言えない味をしていたし、唖然としたまま私は彼女の方を振り向くと、顔面蒼白でブルブルと震える姿が目に映りました。</p>
<p><span style="color: #ff00ff;">（あぁ、私がしっかりしないと・・・）</span>そう思ったのです。</p>
<p>しかし、幸運なことに後続車の方々が、私たちの車が止まった瞬間に<span style="color: #339966;"><strong>「大丈夫か！！」</strong></span>と降りてくださり、車を路肩に寄せる手伝いをしてくれました。</p>
<p>車を動かしている間も放心状態になった友人は、誰かに電話をしているようでした。</p>
<p>幸いにも路肩に移動できたので、友人の代わりに<span style="color: #ff00ff;"><strong>「ありがとうございました」</strong></span>というと、<span style="color: #00ccff;"><strong>「私保険会社に勤めてるんだけど、この車なら保険降りるから大丈夫だよ。でも、本当によかったね。もしも、対向車が来てたら、あなたたち、生きてなかったわよ。一緒にいてあげたいんだけど、用事があるから、ごめんね」</strong><span style="color: #000000;">と。</span></span></p>
<p>私は<span style="color: #ff00ff;"><strong>「助けていただいて、本当にありがとうございました」</strong></span>とお礼を伝えました。</p>
<p>口の中でずっと変な味がしているのが気になり、口元を触ってみると、血が垂れていることに気づいたのです。</p>
<p>どれほどの衝撃が体にかかったのか、そして今はなんともなくても、きっと明日には大変なことになることも覚悟の上でした。</p>
<h4><span id="toc5">取り返せない後悔</span></h4>
<p>見るも無惨にベコベコになった車は、誰が見ても廃車決定だし、こんな山道に誰が助けに来てくれるのかも分からないし、当時は21歳ということもあり、色々とパニックを起こしたまま、どうすることもできずに、とりあえず両親に電話をすることにしました。</p>
<p>事故の経緯と今どうなっているのか、そして今後どうしたら良いのかを聞くと<span style="color: #3366ff;"><strong>「とりあえず警察を呼んで、対応してもらいなさい。また分ったら連絡して」</strong></span>と言われました。</p>
<p>電話を切り、友人のところに行って<span style="color: #ff00ff;"><strong>「あのさ、とりあえず警察を呼ぼう」</strong></span>と提案しました。</p>
<p>すると、<span style="color: #ff9900;"><strong>「ちょっと待って・・・。警察はちょっと待って。とりあえず、お母さんが迎えに来てくれるって言ったから、とりあえず警察の前に、来るのを待とう」</strong></span></p>
<p><span style="color: #ff00ff;"><strong>「えっ・・・。でもさ、こんな事故になったんだから、警察呼んだほうがいいんじゃない？」</strong></span></p>
<p><span style="color: #ff9900;"><strong>「いや、大丈夫。その辺はこっちでなんとかするから」</strong></span></p>
<p>はい、これでさらに<span style="font-size: 20px; color: #800000;"><strong>不信感&amp;不安感</strong></span>は、もうMAXです。</p>
<p>こんなことを思ってはいけないのだろうけれど、<span style="color: #ff00ff;">（どうして事故を起こした側が、少し食い気味で言ってくるのか。しかも、なぜ私が<strong>『ごめんね』</strong>と謝っているのか）</span>その辺もかなりモヤモヤし始めていました。</p>
<p>今頃、山奥のオシャレなカフェでランチしてたのに。</p>
<p>色々な話に花を咲かせていたのに。</p>
<p>それと同時に、自分自身にも腹が立っていました。</p>
<p>なんであの時<span style="color: #ff00ff;"><strong>「スピード出しすぎてない？」</strong></span>と言えなかったのか。</p>
<p><span style="color: #ff00ff;"><strong>「山道だから、焦らずにゆっくりいこう」</strong></span>と声をかけられなかったのか。</p>
<p>もしも、私が気の利いた言葉をかけられていたら、私は今こうして、血がタラタラと垂れた状態でモヤモヤなんてしてないし、二人の友情も危うくなってなかったでしょう。</p>
<p>この時私は、肝に銘じました。</p>
<p><span style="color: #ff00ff;"><strong>「もう、人の車なんて乗らない」</strong></span>と。</p>
<h4><span id="toc6">ここから始まる地獄の数時間</span></h4>
<p>しかし、問題はここからだったのです。</p>
<p>友人は母親に連絡したきり、警察に電話するそぶりもなく、何度聞いても<span style="color: #ff9900;"><strong>「とりあえずこっちで何とかするから」</strong></span>の一点張りでした。</p>
<p>分ったことといえば、友人の母が迎えに来てくれること。</p>
<p>しかし、場所が場所だけに何時に来るかは未定であること。</p>
<p>この二つだけでした。</p>
<p>何度も言いますが、私たちはランチを食べるためにここまで来ており、私は沢山食べたくて、朝食もしっかり抜いていたので、もうすでに空腹値は８０%越えようとしていました。</p>
<p>考えれば考えるほど、虚しくなってくる。</p>
<p>どれだけ気を遣い、話しかけても、<span style="color: #ff9900;"><strong>「うん」</strong></span>とか<span style="color: #ff9900;"><strong>「そうだね」</strong></span>のオンパレード。</p>
<p>確かに、事故のショックは相当なものだと思う。</p>
<p>だけども、ショックで辛いのはお互い様なのに・・・。</p>
<p>そんなことを考えれば考えれるほど、私が泣きそうになっていたので、<span style="color: #ff00ff;">（大丈夫。大丈夫。今を乗り越えよう）</span>と自分自身にエールを送っていました。</p>
<p>この時には、少しずつ首や腰、そして足までもが鈍痛のような症状が出始め、<span style="color: #ff00ff;">（あぁ、もしかすると、これは完全にむち打ちだな。仕事休まなきゃ）</span>と、明日の仕事のことで頭も一杯になっていました。</p>
<p>しかし1時間経っても、2時間経っても、車は私たちの横を通り過ぎていくだけ。</p>
<p>そして3時間が経過したところで、<span style="color: #ff00ff;"><strong>「あのさ、お母さんたちって来れそうかな」</strong></span>と聞くと、<span style="color: #ff9900;"><strong>「今向かってるって、言ってたよ」</strong></span>と返されるのです。</p>
<p>このやりとりを、一体何度繰り返したことか。</p>
<p>そして4時間が経過した頃、次第に辺りは暗くなり始めていました。</p>
<p>永遠にも感じられるほどの時間に私は、正直うんざりしてしまったのです。</p>
<p>そして、少しずつ彼女に対しての不信感と信頼もすり減っていくように感じながら・・・。</p>
<h4><span id="toc7">次回予告</span></h4>
<div class="blank-box bb-red" style="text-align: center;"><strong>友人の母登場により、ようやく終わりが見えたかに思えたその時。<br />
波乱は静かに忍び寄る。</strong><br />
<strong>私の運命は、そして友情の行方は・・・。</strong><br />
<strong>くれぐれも、車の運転は慎重に。</strong></div>
<p>&nbsp;</p>
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