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	<title>トラウマ | 社会の底辺からこんにちは</title>
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	<title>トラウマ | 社会の底辺からこんにちは</title>
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		<title>リクエスト「この世で一番怖いもの」</title>
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		<dc:creator><![CDATA[オリエンタル納言]]></dc:creator>
		<pubDate>Sat, 31 Aug 2024 02:00:00 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[コラボ企画]]></category>
		<category><![CDATA[トラウマ]]></category>
		<category><![CDATA[ピエロ]]></category>
		<category><![CDATA[ピエロ恐怖症]]></category>
		<category><![CDATA[リクエスト企画]]></category>
		<category><![CDATA[怖いもの]]></category>
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					<description><![CDATA[いつも社会の底辺からこんにちはを読んでくださり、本当にありがとうございます。 少し前までちょこちょこやっていたリクエスト企画でしたが、最近は少しだけ忙しくてできませんでした。 ということで、久しぶりに皆さまに募集をかけた [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p>いつも社会の底辺からこんにちはを読んでくださり、本当にありがとうございます。</p>
<p>少し前までちょこちょこやっていたリクエスト企画でしたが、最近は少しだけ忙しくてできませんでした。</p>
<p>ということで、久しぶりに皆さまに募集をかけたところ、多くの方々からあらゆる視点でのリクエストをいただきました。</p>
<p>フォロワーさんの中には、<strong>「応募しようと思ってたんだけど、何を書いていいかがわからなくて」</strong>という声もいくつかありましたが、この場をお借りしてもう一度だけ伝えさせてください！</p>
<p>リクエストは、本当にどんなものでも構いません。小さなことでもくだらないことでも、その時に感じたことがうまく言葉にできなかったことを書いてほしい、怒りの矛先を文章で消化させてほしい！なども、もちろん大丈夫です。</p>
<p>ぜひまた機会があれば、皆さまの日常生活での感情や視点を文章で書かせていただきたいと思います。</p>
<p>長くなってしまいましたが、早速今回のリクエスト募集の一作目、スタートです！</p>
<p><img data-recalc-dims="1" fetchpriority="high" decoding="async" src="https://i0.wp.com/orientalnagon.com/wp-content/uploads/2024/08/39a5a57d5cddf89691e09b6af1202ce1-31.jpg?resize=300%2C240&#038;ssl=1" class="aligncenter size-medium wp-image-2961" width="300" height="240" alt="" srcset="https://i0.wp.com/orientalnagon.com/wp-content/uploads/2024/08/39a5a57d5cddf89691e09b6af1202ce1-31.jpg?resize=300%2C240&amp;ssl=1 300w, https://i0.wp.com/orientalnagon.com/wp-content/uploads/2024/08/39a5a57d5cddf89691e09b6af1202ce1-31.jpg?resize=1024%2C819&amp;ssl=1 1024w, https://i0.wp.com/orientalnagon.com/wp-content/uploads/2024/08/39a5a57d5cddf89691e09b6af1202ce1-31.jpg?resize=768%2C614&amp;ssl=1 768w, https://i0.wp.com/orientalnagon.com/wp-content/uploads/2024/08/39a5a57d5cddf89691e09b6af1202ce1-31.jpg?w=1280&amp;ssl=1 1280w" sizes="(max-width: 300px) 100vw, 300px" /></p>
<h4><span id="toc1">あれだけは・・・</span></h4>
<p>ワタシには世の中で怖いものが２つあります。</p>
<p>1つ目は父が怒った時です。笑</p>
<p>もうこれは、子どものころから怒られることが多かったワタシは、父に叱られることが何より怖くて、<span style=""><strong>「一番怖いものは父ちゃんだ」</strong></span>くらいに思っていました。</p>
<p>けれども大人になれば自然と怒られることも減り、結婚してからは怒られることもまずありません。あの時を振り返れば、子を想う親の気持ちが時には強烈なゲンコツとして飛んでいたのかもしれません。</p>
<p>そして父自身も<span style=""><strong>「重すぎる愛なんだ！笑」</strong></span>と当時のことを振り返り、笑い話として話しています。</p>
<p>さて、そんな父のゲンコツよりもさらに怖いもの。お化けよりも、何よりも怖いものがあります。</p>
<p>これはきっと、ワタシ以外にも同じように恐怖を感じている人もきっといるのではないでしょうか・・・。</p>
<p><img data-recalc-dims="1" decoding="async" src="https://i0.wp.com/orientalnagon.com/wp-content/uploads/2024/08/4e86ab198d82ba2bab5f9d9d53045968.jpg?resize=1256%2C1005&#038;ssl=1" class="size-full wp-image-2998" width="1256" height="1005" srcset="https://i0.wp.com/orientalnagon.com/wp-content/uploads/2024/08/4e86ab198d82ba2bab5f9d9d53045968.jpg?w=1280&amp;ssl=1 1280w, https://i0.wp.com/orientalnagon.com/wp-content/uploads/2024/08/4e86ab198d82ba2bab5f9d9d53045968.jpg?resize=300%2C240&amp;ssl=1 300w, https://i0.wp.com/orientalnagon.com/wp-content/uploads/2024/08/4e86ab198d82ba2bab5f9d9d53045968.jpg?resize=1024%2C819&amp;ssl=1 1024w, https://i0.wp.com/orientalnagon.com/wp-content/uploads/2024/08/4e86ab198d82ba2bab5f9d9d53045968.jpg?resize=768%2C614&amp;ssl=1 768w" sizes="(max-width: 1256px) 100vw, 1256px" /></p>
<h4><span id="toc2">幼少期のトラウマを</span></h4>
<p>幼いころ、父と2人で観た映画が今でも忘れられません。</p>
<p>内容は全く覚えていないけれど、恐怖の対象が出てきた時の絶望感と目を離したいのに離せられない、まるで石のように固まってしまうほどの怖さに震えたシーン。</p>
<p>気がつけば父の袖を掴み、そいつが画面からいなくなる間じっと耐え続けていたのが、トラウマを植え付けられた映画の思い出です。</p>
<p>白い顔に、赤い鼻、ボサボサの髪の毛に真っ暗な背景。</p>
<p>何を言っているかも、どんな状況かも理解はできなかったけれど、とにかく怖くて、恐ろしくて、画面から出てきそうなほどの迫力さえありました。</p>
<p>そうワタシは、映画を観てからピエロがダメになってしまったのです。</p>
<p><img data-recalc-dims="1" decoding="async" src="https://i0.wp.com/orientalnagon.com/wp-content/uploads/2024/08/d2cde5a4b9baa82959390761f76cf8bb.jpg?resize=1256%2C1005&#038;ssl=1" class="size-full wp-image-2997" width="1256" height="1005" srcset="https://i0.wp.com/orientalnagon.com/wp-content/uploads/2024/08/d2cde5a4b9baa82959390761f76cf8bb.jpg?w=1280&amp;ssl=1 1280w, https://i0.wp.com/orientalnagon.com/wp-content/uploads/2024/08/d2cde5a4b9baa82959390761f76cf8bb.jpg?resize=300%2C240&amp;ssl=1 300w, https://i0.wp.com/orientalnagon.com/wp-content/uploads/2024/08/d2cde5a4b9baa82959390761f76cf8bb.jpg?resize=1024%2C819&amp;ssl=1 1024w, https://i0.wp.com/orientalnagon.com/wp-content/uploads/2024/08/d2cde5a4b9baa82959390761f76cf8bb.jpg?resize=768%2C614&amp;ssl=1 768w" sizes="(max-width: 1256px) 100vw, 1256px" />&nbsp;</p>
<h4><span id="toc3">ダメ押しのピエロ</span></h4>
<p>ピエロ自体は、昔から少しだけ苦手意識があったと思いますが、映画の他にも実はピエロに恐怖を感じる出来事がありました。</p>
<p>まだ弟が生まれる前、父と母とワタシの家族３人で北海道旅行へ出かけました。</p>
<p>その時に訪れたレジャー施設にも、奴はいたのです。</p>
<p>ステージ上で可愛らしい女性が踊りを披露したあと、颯爽と現れたあいつは、ひょうきんな顔をしながらジャグリングなどを得意げに披露し、盛大な拍手を浴びていました。</p>
<p>白い顔だからか、目が笑っているのかどうかもわからないし、なんだかずっとこっちを見ているような気がしてならない。</p>
<p>最悪なことに、演目が終わった後にキャスト的な人たちと一緒に写真撮影をするというなんともありがた迷惑なオプションまで付けられて、ワタシの横にはあのピエロが立っていました。</p>
<p>恐怖のあまり号泣して、父に抱っこされながらしがみついていたのに、ピエロはお構いなしで笑っていない目でこちらに微笑みかけてくる写真が今での実家のアルバムに思い出として残されています。</p>
<p>あれもきっと、ピエロが嫌いになった大きな理由の一つでしょう。</p>
<p><img data-recalc-dims="1" loading="lazy" decoding="async" src="https://i0.wp.com/orientalnagon.com/wp-content/uploads/2024/08/ca4af42766b140d318124ee986400e4c.jpg?resize=1256%2C1005&#038;ssl=1" class="size-full wp-image-3000" width="1256" height="1005" srcset="https://i0.wp.com/orientalnagon.com/wp-content/uploads/2024/08/ca4af42766b140d318124ee986400e4c.jpg?w=1280&amp;ssl=1 1280w, https://i0.wp.com/orientalnagon.com/wp-content/uploads/2024/08/ca4af42766b140d318124ee986400e4c.jpg?resize=300%2C240&amp;ssl=1 300w, https://i0.wp.com/orientalnagon.com/wp-content/uploads/2024/08/ca4af42766b140d318124ee986400e4c.jpg?resize=1024%2C819&amp;ssl=1 1024w, https://i0.wp.com/orientalnagon.com/wp-content/uploads/2024/08/ca4af42766b140d318124ee986400e4c.jpg?resize=768%2C614&amp;ssl=1 768w" sizes="(max-width: 1256px) 100vw, 1256px" /></p>
<h4><span id="toc4">ピエロトラップ</span></h4>
<p>ワタシは殺人鬼やシリアルキラーの本が好きで、あらゆる事件のルポを買っています。他にも事件系を扱っているYouTuberさんの動画を見ることも好きなのですが、一人のシリアルキラーだけは、画面を伏せて内容を聞くようにしています。</p>
<p>ピエロの格好をしてあらゆる人に手にかけた男、その男の話だけはどうしても画面を見ることができないのです。</p>
<p>もちろん本にも実際の写真が載せられている場合もあるから、第三者に一度確認してもらって挿絵や写真がないかを聞いてから、読み進めるようにしています。</p>
<p>また街中を歩いていたら、見知らぬ誰かが書いたピエロの絵がたまに飾ってあったり、可愛らしい感じで作られている玩具やぬいぐるみも、もちろん無理なのです。</p>
<p>気を抜いている時に限って、ピエロトラップに出くわす時には心拍数が一気に上昇し、恐怖で体がカチコチに固まってしまいます。</p>
<p><img data-recalc-dims="1" loading="lazy" decoding="async" src="https://i0.wp.com/orientalnagon.com/wp-content/uploads/2024/08/5588e622ac9037f69b7c99389b0cdabb.jpg?resize=1256%2C1005&#038;ssl=1" class="size-full wp-image-2999" width="1256" height="1005" srcset="https://i0.wp.com/orientalnagon.com/wp-content/uploads/2024/08/5588e622ac9037f69b7c99389b0cdabb.jpg?w=1280&amp;ssl=1 1280w, https://i0.wp.com/orientalnagon.com/wp-content/uploads/2024/08/5588e622ac9037f69b7c99389b0cdabb.jpg?resize=300%2C240&amp;ssl=1 300w, https://i0.wp.com/orientalnagon.com/wp-content/uploads/2024/08/5588e622ac9037f69b7c99389b0cdabb.jpg?resize=1024%2C819&amp;ssl=1 1024w, https://i0.wp.com/orientalnagon.com/wp-content/uploads/2024/08/5588e622ac9037f69b7c99389b0cdabb.jpg?resize=768%2C614&amp;ssl=1 768w" sizes="(max-width: 1256px) 100vw, 1256px" /></p>
<h4><span id="toc5">白塗りが怖い訳じゃない！</span></h4>
<p><span style=""><span style="">ある時、彼に</span></span>と話したことがありました。</p>
<p>すると彼から<span style=""><strong>「ピエロって白塗りみたいなもんだよね？じゃあ、白塗りの人もダメなの？」</strong></span>と素朴な疑問を投げかけられたのです。</p>
<p>いいえ、これはなんとも不思議な話なのですが、志村けんさんが扮していたバカ殿は大好きで、なんなら自ら白いパックを施してマネをすることもありました。</p>
<p>またトイストーリー3に出てくるピエロのぬいぐるみも、何故か怖がらずに見ることができたのです。</p>
<p>その他にも、白塗りで怖そうな顔をしている人がテレビに出たり、お面みたいな形で顔が白くても全く恐怖は感じません。</p>
<p>あの大きな赤い鼻と、ボサボサの髪、何より笑っているのかいないかも分からない表情が怖いのかもしれません・・・。</p>
<p><img data-recalc-dims="1" loading="lazy" decoding="async" src="https://i0.wp.com/orientalnagon.com/wp-content/uploads/2024/08/3a312aa6164ca7a0da9895590995a986.jpg?resize=1256%2C1005&#038;ssl=1" class="size-full wp-image-2996" width="1256" height="1005" srcset="https://i0.wp.com/orientalnagon.com/wp-content/uploads/2024/08/3a312aa6164ca7a0da9895590995a986.jpg?w=1280&amp;ssl=1 1280w, https://i0.wp.com/orientalnagon.com/wp-content/uploads/2024/08/3a312aa6164ca7a0da9895590995a986.jpg?resize=300%2C240&amp;ssl=1 300w, https://i0.wp.com/orientalnagon.com/wp-content/uploads/2024/08/3a312aa6164ca7a0da9895590995a986.jpg?resize=1024%2C819&amp;ssl=1 1024w, https://i0.wp.com/orientalnagon.com/wp-content/uploads/2024/08/3a312aa6164ca7a0da9895590995a986.jpg?resize=768%2C614&amp;ssl=1 768w" sizes="(max-width: 1256px) 100vw, 1256px" /></p>
<h4><span id="toc6">ピエロ恐怖症</span></h4>
<p>子どもの頃は、「ピエロが怖い」と話すと白い目で見られたり、馬鹿にされたこともありました。</p>
<p>けれども大人になってから、“ピエロ恐怖症”が実際にあることを知りました。</p>
<p>きっとそれぞれにキッカケがあって、恐怖を感じるポイントも違うのでしょう。そこに存在するだけで恐怖を感じ、足がすくんでしまう人もいるかもしれません。</p>
<p>ワタシのように、白塗りの人は大丈夫だけどピエロと認識できる装備をつけた時点でダメな人もいるでしょう。</p>
<p>ただワタシは思うのです。</p>
<p>ピエロに扮しているのは、元々は同じ人間です。生まれつき白塗りのような顔の人はいないし、薔薇のように赤い鼻の人もいない。ましてや日常的にひょうきんで突拍子もない動きをする人もいないでしょう。</p>
<p>笑わない目の奥には、何が隠されているのか。</p>
<p>なんとなくですが、その虚な目と不釣り合いな口元に人間の闇を感じてしまうのです。もしかすると、ワタシは単純にピエロが怖いのではなく、ピエロに扮している人たちの人間の闇の部分も含めて恐怖を感じているのかもしれません。</p>
<p><img data-recalc-dims="1" loading="lazy" decoding="async" src="https://i0.wp.com/orientalnagon.com/wp-content/uploads/2024/08/39a5a57d5cddf89691e09b6af1202ce1-1-1.jpg?resize=300%2C240&#038;ssl=1" class="aligncenter size-medium wp-image-2972" width="300" height="240" alt="" srcset="https://i0.wp.com/orientalnagon.com/wp-content/uploads/2024/08/39a5a57d5cddf89691e09b6af1202ce1-1-1.jpg?resize=300%2C240&amp;ssl=1 300w, https://i0.wp.com/orientalnagon.com/wp-content/uploads/2024/08/39a5a57d5cddf89691e09b6af1202ce1-1-1.jpg?resize=1024%2C819&amp;ssl=1 1024w, https://i0.wp.com/orientalnagon.com/wp-content/uploads/2024/08/39a5a57d5cddf89691e09b6af1202ce1-1-1.jpg?resize=768%2C614&amp;ssl=1 768w, https://i0.wp.com/orientalnagon.com/wp-content/uploads/2024/08/39a5a57d5cddf89691e09b6af1202ce1-1-1.jpg?w=1280&amp;ssl=1 1280w" sizes="(max-width: 300px) 100vw, 300px" /></p>
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		<title>許すに変わるその日まで</title>
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		<dc:creator><![CDATA[オリエンタル納言]]></dc:creator>
		<pubDate>Sun, 23 Apr 2023 15:05:11 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[保育士時代の体験談・過去のトラウマ]]></category>
		<category><![CDATA[トラウマ]]></category>
		<category><![CDATA[相談室]]></category>
		<category><![CDATA[過去]]></category>
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					<description><![CDATA[皆さんには、過去や現在に関係なく今でも心に残っている「許せない」経験はありますか？ 学生時代のいじめ、恋愛、職場環境などそれぞれが抱えている悲しみやトラウマみたいなものが、きっと誰しもあるのではないでしょうか。 私自身も [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p>皆さんには、過去や現在に関係なく今でも心に残っている「許せない」経験はありますか？</p>
<p>学生時代のいじめ、恋愛、職場環境などそれぞれが抱えている悲しみやトラウマみたいなものが、きっと誰しもあるのではないでしょうか。</p>
<p>私自身も壮絶ないじめや、職場環境、そして恋愛に至るまで過去に心をえぐられる経験をしたことが何度もありました。その度に「絶対に許さない。いつか見返してやる」と<span style="color: #ff0000;">復讐心</span>を燃やしていました。</p>
<p>辛い思いをさせられた側がいつまでも心に大きな傷を抱えて、傷を負わせた相手は幸せに暮らしていることが許せなかった。</p>
<p>まるで過去のことなんて、燃えるゴミと一緒にいとも簡単に捨て去っていくような姿が、どうしても受け入れられなかった。</p>
<p>だから私は、いつまでも<span style="color: #3366ff;">トラウマ</span>と<span style="color: #ff0000;">復讐心</span>を抱えたまま大人になってしまったのです。</p>
<h4><span id="toc1">復讐心が生み出したもの</span></h4>
<p>文章を書く1番のきっかけも復讐心からでした。</p>
<p>過去の恋愛で浮気をされたり、物みたいに扱われたりすることが辛くて悔しくて、どうにかして誰かに伝えたかった。</p>
<p>その想いが、私にとって文章を書く原動力となりました。</p>
<p>始めたばかりの頃はやり方が全く分からないまま、ひたすら当時の苦しかったことを文章として残し、状況を知っていた数名の友人たちに毎回LINEに送って読んでもらっていました。</p>
<p>友人たちは「こんなことあったね。懐かしいね」なんて言いながら、私の先行きの見えない復讐計画の動向を心配しながらも応援してくれていました。</p>
<p>けれども、一向に心が満たされなかったのです。</p>
<p>どれだけ書いても、どれだけ読んでもらっても、私の気持ちが晴れることはありませんでした。</p>
<p>本当は、分かっていたのかもしれません。</p>
<p>「こんなことしたって無駄なのに」って。</p>
<h4><span id="toc2">SNSで見た新事実</span></h4>
<p>文章を書き始めて1ヶ月が経とうとした時、まだInstagramを始めていなかった私は、心機一転インスタを始めてみることにしました。</p>
<p>すると<span style="color: #3366ff;">おすすめ</span><span style="color: #3366ff;"><span style="color: #000000;">に出てきたのは、かつて私を苦しめてきた元彼たちだったのです。</span></span></p>
<p>ついインスタの投稿を見てしまうと、幸せそうに新たな女性と写る彼らの姿がありました。そして追い打ちをかけるように結婚をしていることも、そこで初めて知ったのです。</p>
<p>かたや私は恋愛も上手くいっておらず、さらに復讐心を燃やした哀れな存在として彼らの投稿を呆然と見ることしか出来ませんでした。</p>
<p>どうしてこんなに上手くいかないの？</p>
<p>何が、そんなに違うの。</p>
<p>どうして私ばかりこんな思いをしなければならないの？</p>
<p>そう自問自答しても、答えは一つも見つかりませんでした。</p>
<p>ただ分かっているのは、彼らが新たな幸せを手に入れている事実と不幸の道を突き進んでいる私がいる、それだけでした。</p>
<h4><span id="toc3">復讐の目的が徐々に変わり始める</span></h4>
<p>しかし捨てる神がいれば拾う神がいるわけで、こんな哀れで寂しい人間にも手を差し伸べて救い出してくれた人がいました。</p>
<p>愛し愛される本当の意味を教えてくれた、たった1人の神様が。</p>
<p>けれど、結婚したからといってすぐに幸せになれたかというとそういうわけではありません。</p>
<p>仕事は継続的に上手くいっていなかったし、心の中に残り続けている傷だってありました。どれだけ忘れようとしても脳裏から離れない苦しみが常に残っていたのです。</p>
<p>文章を書き始めてから半年が経とうとしていた頃、まだ交際中だった夫にこんなことを言われました。</p>
<p><strong>「納言ちゃん。過去に辛い経験を沢山してきたことは、何一つ無駄じゃないんだ。許すことなんてしなくてもいい。これから先も、忘れなくていい。けれど、君が文章で当時の想いを書き続けていくうちに、きっと受け入れることが出来るようになっていくよ。それにね、納言ちゃんと同じように苦しみを経験した人は、この世の中に大勢いる。そんな時、君の文章で救われる人は必ずいるから」</strong>といったのです。</p>
<p>「えっ！？救われる人？」そう聞くと、続けてこう言いました。</p>
<p><strong>「そうだよ。きっと誰にも相談できずに心の中にしまい込んでいる人たちも大勢いると思うんだ。そんな時、同じ経験をした君が代弁してくれたら、『同じ人がいたんだ、自分だけじゃなかったんだ』って思えるから。それはね、経験した人にしか書けないし、経験した人にしか語れないことなんだ。だから、書き続けて。自分のためにも、同じ気持ちを味わった人たちのためにも」</strong>と。</p>
<h4><span id="toc4">許すに変わるその日まで</span></h4>
<p>文章を書き始めて一年が経とうとしています。</p>
<p>もちろん今でも、過去にされたことを許すつもりはありません。何より、トラウマとして心に刻まれた傷は、そう簡単に癒えることはないと思っています。</p>
<p>ただ、<span style="color: #ff0000;">復讐する</span>という考えはやめました。</p>
<p><strong>「あの時してきたことを後悔させてやる！」</strong>とか、<strong>「不幸になってほしい」</strong>とも思っていません。</p>
<p>けれども事実を書くことで、気持ちが晴れる日が来るかもしれませんが、目的はそこではなく、ただただ名前も知らない誰かに<strong>「私も同じ気持ちだったよ。あなたは、1人なんかじゃないんだ」</strong>と言い続けることが、今では私のやるべきことだと感じています。</p>
<p>それは同じ苦しみを味わったからこそ伝えられるものであり、寄り添うことにもなるはずだと信じているからです。</p>
<p>かつて復讐心のみで突き進んできた私ですが、新たな目的に変わった日から、少しずつ書く本当の意味を見つけたような気がします。</p>
<p>そして新たな目的を持ち始めた私自身も、過去の自分に伝え続けているのです。</p>
<p>幼い頃に言って欲しかった言葉を、独りぼっちだった当時の寂しさを埋めるように。</p>
<p><strong>「今までずっと苦しかったよね、辛かったよね。でもね、あなたは1人なんかじゃないよ。我慢しなくていいんだよ、泣いていいんだよ。自分の心に素直になっていいんだよ。今は、真っ暗な闇に取り残されているように感じるけれど、ほんの少しだけ顔を上げて周りを見てほしい。新しい景色が広がっていることに、きっといつか気づくはずだから。その時あなたは、1人じゃないってことにきっと気づくはずだから</strong>」そう大人になった私は、これからも伝え続けていこうと思います。</p>
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