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	<title>フィリピン | 社会の底辺からこんにちは</title>
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		<title>いいところを見ていこうよ</title>
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		<dc:creator><![CDATA[オリエンタル納言]]></dc:creator>
		<pubDate>Thu, 13 Jun 2024 12:36:24 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[オリエンタル納言日常日記]]></category>
		<category><![CDATA[いいところを見つけて]]></category>
		<category><![CDATA[フィリピン]]></category>
		<category><![CDATA[仕事]]></category>
		<category><![CDATA[派閥]]></category>
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					<description><![CDATA[新婚旅行で行ったフィリピンで、ワタシは一つ大きなことを学びました。 そして大人になるまで、ほんの少しだけその部分には目を背けていました。 フィリピンで出会った友人たちは、気さくで、おおらかで、そして物事をはっきりと言って [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p>新婚旅行で行ったフィリピンで、ワタシは一つ大きなことを学びました。</p>
<p>そして大人になるまで、ほんの少しだけその部分には目を背けていました。</p>
<p>フィリピンで出会った友人たちは、気さくで、おおらかで、そして物事をはっきりと言ってくれます。</p>
<p>当時はまだ、やりたいことが定まっていない時期でもあり、今後の自分の姿を想像することがあまりできませんでした。</p>
<p>そんな時、<span style=""><strong>「ワタシは文章を書いているんだ」</strong></span>と伝えると、<span style=""><strong>「最高だね！すごく素敵な夢だよ」</strong></span><span style="">と自分のことのように喜び、そして</span><span style=""><strong>「本になったら、絶対に買うからね！」</strong></span>と言ってくれたのです。</p>
<h4><span id="toc1">日本に戻り</span></h4>
<p>日本に帰国した後もあの言葉が忘れられず、何より大きな原動力になっていました。</p>
<p>まだ叶ってもいない夢を応援してくれて、同じように喜んで話を聞いてくれた。今まであまり味わったことのない感覚に、少しだけ自信をもらった気がしました。</p>
<p>それ以降、落ち込んだり悩んだりしたときには彼らに言われた言葉を思い出し、心の支えにしていたのです。</p>
<p>ただ日本に帰国し、仕事を始めてから時々感じることがありました。</p>
<p>どうやら過去にワタシがいた環境が悪すぎたのか、自分以外の人を褒めることよりも悪いところを探し、相手の評価を下げようとする人がいることに慣れてしまっていたのです。</p>
<p>出てくる言葉は否定的なものばかりでした。</p>
<p>どうしてもっといいところを見ないんだろう。</p>
<p>どうして職場の中で派閥を作ろうとするんだろう。</p>
<p>そんなことを思っても決して口にはできず、何とかその派閥の中に入らないようにすることに必死でした。</p>
<p>だから新しい職場でも、負の感情を目の当たりにしたときに、どうしようもない気持ちに襲われていたのです。</p>
<h4><span id="toc2">昔もこんな気持ちに</span></h4>
<p>ふと考えてみると、フィリピンに行ったときに感じた気持ちは、かつて保育士として働いていたときにも感じたことがあったんです。</p>
<p>それが子どもたちと接しているときでした。</p>
<p>子どもたちは素直で純粋だからこそ、いいところを見つけることも、そして言葉にすることも大人よりもはるかに上手でした。</p>
<p>相手を陥れようとか、嫌な気持ちにさせようとかはなくて、素直すぎるからこそ喧嘩もするし、ぶつかり合ってしまうこともある。</p>
<p>ただ仲直りをしてからの切り替えの速さは、尊敬しかありませんでした。</p>
<p>彼らといる時だけは、ワタシも素直にいいところを見つけて言葉にできていたような気がします。</p>
<h4><span id="toc3">経験を重ねていくほどに</span></h4>
<p>大人になっていくにつれてあらゆる経験をしたり、感情を体験したりします。</p>
<p>嬉しいことばかりではなく、大変なことや悲しいこと、ときには苦しいことも多く経験するでしょう。</p>
<p>少しずつ心に歪みが生じて、相手のことを考えたり寄り添ったりできなくなってしまう部分もあるのかもしれません。</p>
<p>ただ悲しみを多く経験した人なら、きっと傷ついた時の苦しさ、胸の痛みは誰よりもわかるはずなんです。</p>
<p>悪口を言われたり、陰口を叩かれたりしていい気分になる人なんていません。</p>
<p>黒い感情だらけの派閥に入って、毎日気分良く過ごせる人もよっぽどの性格の持ち主じゃない限りいません。</p>
<p>悪口を言うのも、派閥を作って仲間はずれにしようとするのも、自分自身が弱いからだと思うんです。</p>
<p>弱さが人を黒い感情の方へと引きずり込んでいくのでしょう。</p>
<h4><span id="toc4">自分にないものを見つける楽しさを</span></h4>
<p>働き始めてから、3ヶ月目を迎えました。</p>
<p>ときには黒い感情に流されそうになる時もありますが、やっぱり一緒に働く人たちのいいところを見つけて、自分の中に取り込んでいく方が心が軽くなることを実感しています。</p>
<p>悪い言葉よりもいい言葉を、嬉しいときには素直に喜んで、悩んだときには誰かに気持ちを共有する。</p>
<p>あくまでも仕事は生活を豊かにするためにお金を得る場所だと思っています。そんな軍資金集めの場で嫌な思いばかりしていたら、いつか心は壊れてしまうでしょう。</p>
<p>ならばワタシは、一緒に働く人たちのいいところをたくさん見ていきたいです。</p>
<p>楽しい気持ちで毎日を終わり、そして保育士として、人としても成長していきたいと思っています。</p>
<h4><span id="toc5">もう見たくないから</span></h4>
<p>かつて働いていた場所は、黒い感情が渦巻いている最悪な場所でした。今でも思い出すと不安に襲われたり、動悸が止まらなくなってしまうこともあります。</p>
<p>楽しかった記憶も、どんどん黒色に塗りつぶされていくような感覚にすらなっていくんです。</p>
<p>あの時のワタシは、嫌われないようにすることばかりを考えすぎていたから。</p>
<p>働いていた環境も、そして自分自身の精神状態も異常でした。</p>
<p>だからこそ、新しい職場では前向きになれるような環境をせめて自分から作っていきたいと思っているんです。</p>
<p>一人の意識が変われば、少しずつ周りの意識も変わっていくと信じて。</p>
<p>しかし、中にはいつまでも変わらずに誰かを傷つけることで自己肯定感を高めようとする人がいるのも事実です。</p>
<p>そんな人には、極力関わらずに距離をとって接しようと思います。</p>
<p>そしてこれからの人生では、フィリピンで出会った友人たちのように、そしてこれまで接してきた大好きな子どもたちのように、真っ直ぐ純粋に関わる人たちの素敵な姿をたくさん発見していきたいと思うから。</p>
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		<title>新婚旅行は、フィリピンへ</title>
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		<dc:creator><![CDATA[オリエンタル納言]]></dc:creator>
		<pubDate>Thu, 28 Sep 2023 12:00:00 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[オリエンタル納言日常日記]]></category>
		<category><![CDATA[フィリピン]]></category>
		<category><![CDATA[思い出]]></category>
		<category><![CDATA[新婚旅行]]></category>
		<category><![CDATA[祖母]]></category>
		<category><![CDATA[祖父]]></category>
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					<description><![CDATA[ワタシの祖父は、一昨年の夏に顔を合わせることもなく亡くなってしまいました。 世の中がコロナで疲弊し、パニックに陥っている時、遠く離れた石川県に行くことが出来ませんでした。 そうして「行けない、行けない」を繰り返しているう [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p>ワタシの祖父は、一昨年の夏に顔を合わせることもなく亡くなってしまいました。</p>
<p>世の中がコロナで疲弊し、パニックに陥っている時、遠く離れた石川県に行くことが出来ませんでした。</p>
<p>そうして<strong>「行けない、行けない」</strong>を繰り返しているうちに、あっという間に2年という歳月は流れ、とうとう会うことなく別れを告げる形となってしまったのです。</p>
<p>あの時は、心の底から後悔しました。</p>
<p><strong>どうしてもっと電話をかけてあげなかったんだろう。</strong></p>
<p><strong>どうしてもっと色々な方法を考えて、会いに行くことを選ばなかったんだろう。</strong></p>
<p>そう思った時にはすでに遅く、取り返しのつかない事実だけがその場に存在していました。</p>
<p>祖父は83歳でした。</p>
<p>持病はあったけれど、突然亡くなってしまうものではありませんでした。</p>
<p>熱中症とコロナの検査の合間に、処置が遅れて亡くなったのです。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>悔やんでも悔やんで・・・、悔やみきれなかった。</p>
<h4><span id="toc1">新たな出会い、そして困難へ</span></h4>
<p>一年、二年と月日が流れていく中で、悲しみは思い出に移り変わり、悔やみきれなかった気持ちは、少しずつ薄らいでいきました。</p>
<p>そしてワタシも彼と出会い、一番結婚と縁遠かった人間が、家庭というものの中に入ることを選択したのです。</p>
<p>新たな家族と共に。</p>
<p>けれども保育士を辞めて以降、結婚式があったり、体調が悪化したり、夫婦揃ってコロナにかかったりとロクなことがありませんでした。</p>
<p>体力的にも、金銭的にも、新婚旅行に行く余裕はなく、とうとう私たちは新婚旅行を諦める形となったのです。</p>
<h4><span id="toc2">フィリピンのおばあちゃん</span></h4>
<p>彼は日本とフィリピンのハーフであり、大の仲良しだった祖母はフィリピンに住んでいます。</p>
<p>過去の写真を見せてもらった時には、二人共が頬を寄せ合って、笑顔を向けながら画面に収まっているものが沢山ありました。</p>
<p>誰が見ても仲良しだと分かるくらい、尊重し、心の底から愛しているのだと伝わってきました。</p>
<p>しかし海外ということもあり、簡単に行ける距離ではなく、ましてやコロナが流行してからは行くことが困難になってしまいました。</p>
<p>だから彼と祖母は、もう何年も直接肌を触れ合うことができなくなっていたのです。</p>
<p>それと同時に祖母は、少しずつ記憶が薄れてしまい、彼のことも、実の娘のことも、少しずつ忘れていくようになりました。</p>
<p>写真に写る彼女はとてもハツラツとしていたけれど、近況報告でテレビ電話をしていた時の表情に、あの時の面影はもうありませんでした。</p>
<p>その姿を目の当たりにするたびに、一つ、また一つとため息と悲しみが彼を包み込んでいくようでした。</p>
<p>その頃から生活にゆとりがあるわけじゃないけれど、新婚旅行の計画を立てるようになったのです。</p>
<h4><span id="toc3">一生に一度のハネムーンを</span></h4>
<p><span style="color: #ff00ff"><strong>「ねえ、新婚旅行なんだけど、フィリピンはどうかな？」</strong></span></p>
<p><span style="color: #3366ff"><strong>「えっ！？フィリピン？どうして？」</strong></span></p>
<p><span style="color: #ff00ff"><strong>「ワタシのおじいちゃんが亡くなったのが、丁度ましゅぴのおばあちゃんと同じ年齢だったの。ワタシが会えたのはもう、亡くなってからだった。すごく悲しくて、どうしようも出来なくて、本当に後悔したんだよね。ましゅぴにはそうなってほしくないから、生きているうちに、もういつどうなるか分からないなら、会いに行こうよ」</strong></span></p>
<p><span style="color: #3366ff"><strong>「えっ！？僕は嬉しいけど、本当にいいの？」</strong></span></p>
<p><span style="color: #ff00ff"><strong>「もちろん！大切なもう一つの場所でしょ？なら、一緒に連れて行ってよ」</strong></span></p>
<p><span style="color: #3366ff"><strong>「ありがとう・・・。すごく、すごく嬉しいよ」</strong></span></p>
<p>彼はこの選択にとても感謝をしてくれました。けれどもワタシは、どこに行きたいという希望もなければ、特に行きたい場所もなかったんです。</p>
<p>行ったことのない国で彼が喜ぶ笑顔が見られるのなら、そう思いフィリピンに行くことを勧めました。</p>
<p>一生に一度の旅行を、長年果たせなかった再会の場として・・・。</p>
<h4><span id="toc4">フィリピンに行く日まで</span></h4>
<p>新婚旅行の計画は、簡単なものではありませんでした。</p>
<p>喧嘩をしたり、思わぬことでトラブルに見舞われたりもしました。</p>
<p>ここでは書けないようなことなんかも起こったりと、本当にアクシデント続きで相当参ってしまう出来事もありました。</p>
<p>それらをなんとか二人で乗り越えながら、ようやく新婚旅行も目前に迫ってきています。</p>
<p>ただこれは、二人の大切な旅行であると同時に、元気なうちに祖母に会いに行く大きな目的も兼ね備えています。</p>
<p>ワタシが祖父に会った時には、すでに冷たく、寡黙な人がさらに寡黙になった姿でした。</p>
<p>記憶は薄らいではいるけれど、決して忘れることのできない後悔は今でも付き纏っています。</p>
<p>そんな思いは絶対にしてほしくないんです。</p>
<p>人の命はいつか、消えてしまう。</p>
<p>それは避けようのない事実です。</p>
<p>けれども生きている間に直接肌に触れて、言葉を交わすことがどれだけ大切なことかを身をもって知っているからこそ、命がある限り、たとえ記憶が薄らいでいても、言葉を交わしてほしいと思います。</p>
<p>彼は日頃から、ワタシの家族や友人を同じように尊重し、大切にしてくれています。</p>
<p>だからこそ、今度はワタシが同じように尊重し、大切にする番だと思うから。</p>
<p>この旅行が彼にとっても、ワタシにとっても、有意義になることを祈りながら。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
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