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	<title>人混み | 社会の底辺からこんにちは</title>
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		<title>人混みの渦へ</title>
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		<dc:creator><![CDATA[オリエンタル納言]]></dc:creator>
		<pubDate>Sat, 30 Mar 2024 11:00:00 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[オリエンタル納言日常日記]]></category>
		<category><![CDATA[人混み]]></category>
		<category><![CDATA[今]]></category>
		<category><![CDATA[感情]]></category>
		<category><![CDATA[桜祭り]]></category>
		<category><![CDATA[過去]]></category>
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					<description><![CDATA[ふと周りを見渡すと、そこにいるほとんどの人は知らない人でした。 名前も知らなければ、会ったこともない。 そしてその人がどんな人生を送り、何で悩んでいて、どんな幸福を手にしてきたかもわかりません。 辺りにはキッチンカーだっ [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p>ふと周りを見渡すと、そこにいるほとんどの人は知らない人でした。</p>
<p>名前も知らなければ、会ったこともない。</p>
<p>そしてその人がどんな人生を送り、何で悩んでいて、どんな幸福を手にしてきたかもわかりません。</p>
<p>辺りにはキッチンカーだったり、露店だったりが並んでいて、ここにいるほとんどが春の訪れを今か今かと待ち侘びていた人ばかりだったと思います。</p>
<p><span style="color: #ff99cc"><strong>「桜祭り」</strong></span>その場所にワタシもいました。</p>
<p>けれども、桜祭りを楽しもうとする気持ちよりも、人混みの渦に巻き込まれてしまいそうになる恐怖と向き合おうとしているところが、きっと彼らとワタシの一番の違いだったと思います。</p>
<h4><span id="toc1">好きなのに、嫌いな街</span></h4>
<p>ワタシが育ったこの場所は、あまりにも思い出がありすぎています。</p>
<p>この街は好きだけれど、時に猛烈に嫌いになることがあるんです。</p>
<p>ふと人混みに紛れた時に、突然襲いかかる悲しい過去たちは、ワタシの心を掴んで離そうとしてくれません。</p>
<p>体が変にこわばって、顔から笑顔が消える。</p>
<p>幸せそうに見える人たちを羨む気持ちが消えなくて、自分に無いものを持っているような雰囲気の人を時には妬ましく思ってしまう。</p>
<p>突然同級生に会ったらと思うと、どんな顔をしていいかもわからなくなる。</p>
<p>だから途端に怖くなって、人混みから離れた場所に逃げてしまいたくなるのです。</p>
<h4><span id="toc2">過去を引きずって</span></h4>
<p>きっといつまでも過去を引きずっているから、人混みの中に入ると不安になるのかもしれません。</p>
<p>向けられた声は、決していいものではなかった。</p>
<p>聞こえてくる笑い声は、ワタシを嘲笑っているようだった。</p>
<p>そんな過去が、今でも抜けずに心の中に留まり続けているのかもしれません。</p>
<p>他の街に行けば、こんな気持ちになることはあまり無いんです。</p>
<p>どうしてだか自分の生まれ育ったこの場所だけが、妙に心をざわつかせてくるんです。</p>
<p>楽しいはずの桜祭りは、恐怖と、不安と、悲しみの人混みの場所へと姿を変えてしまいました。</p>
<p>陰と陽が極端に分かれる街、それが生まれ育った故郷だから。</p>
<h4><span id="toc3">塗り替えることのできないあの頃を</span></h4>
<p>そんな姿を見ていた彼は、とても不思議そうにワタシの顔を覗き、こう尋ねました。</p>
<p><span style="color: #3366ff"><strong>「どうしたの？何か不安に思うことがあるの？人混み嫌だった？」</strong></span>と。</p>
<p>けれども、その時のワタシには答えることができなかったんです。</p>
<p>本当の理由が、明確ではなかったから。</p>
<p>楽しいはずの場所が、途端に不安の場所に姿を変えてしまった今、どうしてそんな気持ちになったのかまでは、ワタシ自身ですら上手く言葉にすることはできませんでした。</p>
<p><span style="color: #ff00ff"><strong>「ごめん・・・。自分でもわからない」</strong></span>そう言うしかなかったんです。</p>
<p>結局この日は何も買うことなく、桜祭りの景色に心を踊らせることもせず、少しだけ下を向きながら歩いて帰ることしかできませんでした。</p>
<h4><span id="toc4">いつまでも続く足踏みは</span></h4>
<p>昔誰かがこんなことを言っていたような気がします。</p>
<p><span style="color: #ff6600"><strong>「過去はもう、過去の話なんだよ。周りの人は過去のことなんて気にせずに生きているんだから、大人になったあなたがいつまでも引きずる必要なんてないんだよ」</strong></span>と。</p>
<p>その言葉は、きっとワタシが欲しがっていた言葉とは少し違っていたような気がします。</p>
<p>今でも過去のことがふと走馬灯のように駆け巡り、当時の年齢に戻ったみたいに不安と恐怖に押しつぶされそうになる時があるのだから。</p>
<p>もしもあの時、違う言葉で声をかけてくれていたら、きっと気持ちは多少なりとも変わっていたかもしれません。</p>
<p>きっとワタシは、未だに同じところで足踏みをし続けているのだから。</p>
<h4><span id="toc5">決して忘れない記憶を</span></h4>
<p>生まれてから一度も、この街から離れたことはありません。</p>
<p>だから良いことも悪いことも、同じように心に残り続けています。けれども、悪いことにかぎって、なかなか記憶から消えてくれないんです。</p>
<p>人混みに入った途端に、見ず知らずの人が誰かの姿と重なる瞬間がある。</p>
<p>危害を加えられたわけでもなく、ましてや言葉を交わしてもない人でさえドキッとしてしまうことがある。</p>
<p>そんな街で、ワタシは生きてきたんだと思います。</p>
<p><strong>「世界はもっと広くて、あなたが思っているよりもずっと素晴らしいところだよ」</strong>そう教えてくれた人がいました。</p>
<p>その意味を、この街ではまだ味わったことがないのかもしれません。</p>
<p>外の世界を見ようとしているのに、どうしても小さな場所で巻き起こっていることに固執してしまうから。</p>
<h4><span id="toc6">人混みに紛れても</span></h4>
<p>いつか変わるでしょうか。</p>
<p>人混みに紛れても、過去の鎧を脱ぎ捨てて堂々と歩けるワタシに。</p>
<p>いつか変わるでしょうか。</p>
<p>過去にしがみつくことをやめて、今ある景色を楽しめるワタシに。</p>
<p>まだ少しだけ怖いと思う気持ちが多いこの街を、心から好きになることができません。</p>
<p>ただ、きっといつか変わる日がくるとしたら、過去の思い出も、そして今ある記憶も、全てを愛せるようになりたいと思います。</p>
<p>人混みの中に入ったとしても、見知らぬ彼らと同じように心から楽しめるようになりたいから。</p>
<p>季節の移り変わりが遅かったせいか、この日は桜は全く咲いていませんでした。</p>
<p>しかし、葉桜の中にポツンと一つ蕾が芽生え始めていました。</p>
<p>まるで過去の鎧を脱ぎ捨て、新たな姿に変わることを教えてくれているみたいに。</p>
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