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	<title>元彼 | 社会の底辺からこんにちは</title>
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	<title>元彼 | 社会の底辺からこんにちは</title>
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		<title>お願いだから、歯医者に行って　後編</title>
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		<dc:creator><![CDATA[オリエンタル納言]]></dc:creator>
		<pubDate>Tue, 05 Sep 2023 10:00:34 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[オリエンタル納言日常日記]]></category>
		<category><![CDATA[元彼]]></category>
		<category><![CDATA[別れ]]></category>
		<category><![CDATA[思い出]]></category>
		<category><![CDATA[歯医者]]></category>
		<category><![CDATA[過去]]></category>
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					<description><![CDATA[香りの正体が気になりつつも、交際自体は順調に進んでいたと思います。 今までの元彼みたいに浮気をすることもないし、ゴミ屋敷に住んでいるわけでもないし、怒鳴ったり何か危害を加えてくるわけでもない。 至って穏やかで優しい性格の [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p>香りの正体が気になりつつも、交際自体は順調に進んでいたと思います。</p>
<p>今までの元彼みたいに浮気をすることもないし、ゴミ屋敷に住んでいるわけでもないし、怒鳴ったり何か危害を加えてくるわけでもない。</p>
<p>至って穏やかで優しい性格の優男には、香りを忘れてしまいそうになるくらいの良いところも、もちろんありました。</p>
<p>今までの関係がおかし過ぎたということもあり、そして何よりワタシの感覚がバグっているということもあり、この時はまだ、香りの正体を突き止めることをしませんでした。</p>
<h4><span id="toc1">交際一年を目前に</span></h4>
<p>交際一年を目前に、ある旅行を計画していました。</p>
<p>それが、<span style="color: #ff0000;"><strong>「ディズニーランドとクレヨンしんちゃんの聖地巡礼」</strong></span>だったのです。</p>
<p>普段のお出かけも色々な場所に行っていたわけではないし、食事をするとか、買い物に出かけるとか、その程度でした。</p>
<p>もうすぐ一年記念日を迎えるにあたって、<strong><span style="color: #008080;">「いつもとは違うことをしよう」</span></strong>という話になり、旅行の計画が立てられました。</p>
<p>元々彼氏と旅行に行くなんて性格でもないので、その提案はすごく嬉しかったんです。というよりも、元彼たちも率先して旅行に行きたがる人ではなかったので、自分から提案することも恥ずかしかったり、気が引けたりと言い出すことができませんでした。</p>
<p>だからこそ、純粋に提案をしてもらった時は嬉しかったんです。</p>
<p><span style="color: #ff00ff;">（あぁ、この人は楽しいを提案してくれる人なんだ）</span>って。</p>
<p>そんな優男の気持ちに応えるべく、ワタシはワタシでしおりを作ったり、お揃いの服を選んだりしました。ようやく普通のカップルになれたということもあり、心の底から嬉しかったです。</p>
<p>こんな幸せが続いてくれると良いなと、この時は心の底から思いました。</p>
<h4><span id="toc2">二人で行った初めての旅行</span></h4>
<p>そして旅行当日。</p>
<p>ディズニーランドでは色違いの服を着て、二人でいろんな場所で写真を撮りました。</p>
<p>恥ずかしがり屋な優男は、写真を撮るときには少しだけ距離を取ろうとしていたので、<span style="color: #ff00ff;"><strong>「もっとこっちにおいで」</strong></span>と腕を掴み、無理矢理にでも写真を撮りました。笑</p>
<p>しかし画面越しに映る姿を見ると、<span style="color: #008080;"><strong>「すごく幸せそうだね」</strong></span>と嬉しそうに話すので、やっぱり来て良かったと心の底から思いました。</p>
<p>そして彼氏との旅行がこんなにも楽しいものかと、遅ればせながら人生で初めて感じた瞬間でもありました。</p>
<p>次の日のクレヨンしんちゃんでの聖地巡礼は、とにかく楽しかった。</p>
<p>カップルで行くからというよりも、単純にワタシのオタク心が爆発してしまい、もう、それはそれは人生の中で一番大はしゃぎした1日だったかもしれません。笑</p>
<p>春日部駅を周り、しんちゃんグッズを買い漁り、そしてしんちゃんに囲まれた壁を眺めて<strong>ニタニタ</strong>する。</p>
<p>しんちゃんに囲まれている状況に、もう他のことなんて忘れて、小さいことなんてどうでも良くなって、大はしゃぎをしました。</p>
<p>そして一泊二日の旅行が終わると、しっかり現実に引き戻されてしまい、なんだか悲しいやら、退屈やら、もう一度戻りたいやらで、しばらくの間は現実逃避をしていました。</p>
<h4><span id="toc3">不穏な空気は突然に</span></h4>
<p>現実の世界に戻ってきてしまってからは、少しずつ私たちの関係にもときめきというものは無くなっていきました。</p>
<p>そして少しずつではあるけれど、関係も冷め始めてしまいました。</p>
<p>というの優男は付き合った経験が少なく、ワタシが二人目くらいの彼女でした。</p>
<p>優しいのは良いのですが、その優しさが時には度が過ぎていたり、重く感じてしまうことも少しずつ増えていくようになったのです。</p>
<p>そして自由気ままなワタシの心を冷めさせた行動は、<span style="color: #008080;"><strong>「どこに行ってきたの？」「誰と遊んだの？」「毎日電話したいな」</strong></span>というナ<span style="color: #008080;"><span style="color: #000000;">チュラに行動を把握されることでした。</span></span></p>
<p>聞かれると言いたくなくなってしまう性格なので、聞かれるたびに<span style="color: #ff00ff;"><strong>「友だちだよ」</strong></span>とか<strong><span style="color: #ff00ff;">「その辺に行ってきたよ」</span></strong>とすごくアバウトに応えるようになっていきました。</p>
<p>そして毎日の電話も正直苦痛に感じていたので、なるべく用事を作って出ないようにしていたのです。</p>
<p>ここまでくると、本当に好きかどうかなんて分からなくなっていたし、多分好きじゃなくなっていたんだと思います。</p>
<p>あの幻の幸せだった旅行を終えて、より一層香りが強くなったよう気がしてなりませんでした。</p>
<p>口から香るもの、体から香るもの、そのどれもがワタシには合わなくなってしまっていたのです。</p>
<p>匂いが合わない人とこの先も一緒にいられるか想像を何度もしました。けれども、どうしても将来を見据えて付き合い続けることもできないし、その想像することすらできない。</p>
<p>ということは、この時点ではほとんど気持ちは冷めてしまっていたような気がします。</p>
<p>ワタシとは反対にどんどん愛が重くなっていく優男は、きっと二人の将来を本気で考え、そして見据えていたでしょう。</p>
<h4><span id="toc4">運命を分けた喧嘩</span></h4>
<p>しかし、優男も今の状況を察していなかったわけではありませんでした。</p>
<p>少しずつワタシの心が離れていることに気づき、不安を抱くようになっていました。だからよく、<span style="color: #008080;"><strong>「ねえ納言ちゃん。僕のこと好き？」</strong></span>と聞いてくるようになったのです。</p>
<p>正直その質問すら重いし、面倒だと思ってしまっていたので、返答も適当に流してしまっていました。だからこそ、優男の気持ちもどんどん不安に駆られて、重たくなっていったのかもしれません。</p>
<p>そんな優男は何を思ったのか、ワタシには内緒である女性に相談をしていました。</p>
<p>それを知ったのは、優男がたまたま誤爆でワタシのLINEにやり取りを送ってきたからだったのです。</p>
<p>そこには、私たちが喧嘩をしている内容が事細かく書かれており、スクショと共に添えられていました。</p>
<p>スクショは紛れもなく喧嘩していた時のもので、不安、不満、そして怒りが少しずつ滲み出ているような文章でした。</p>
<p><span style="color: #008000;"><strong>「どうしたらいいか分からないんだ・・・。こんなにも好きなのに、もう飽きられているのかも知れない」</strong></span></p>
<p><span style="color: #666699;"><strong>「そんな女なんて、やめちゃえば？」</strong></span></p>
<p><span style="color: #008000;"><strong>「でもまだ、好きだから」</strong></span></p>
<p><span style="color: #666699;"><strong>「そうなんだ。でも、相手にも気持ちがないんだし、一緒にいても無駄な気がするけどね」</strong></span></p>
<p><span style="color: #008000;"><strong>「そっか〜・・・」</strong></span></p>
<p>会話はそこで途切れ、代わりに通話マークが残されていました。</p>
<p>全く知らない相手に二人のことを話されているのが恥ずかしくて、そして相手の女性に言われた言葉が妙にキツくて、心の中でどうしようもない怒りが湧き上がってしまったのです。</p>
<p>いっそのこと、別れてしまえばいいんだ。</p>
<p>そんなことを思ってしまうほど、ワタシの気持ちは、どうしようもないところまで来てしまっていたのです。</p>
<h4><span id="toc5">決別の予感と同情と</span></h4>
<p>誤爆をされてすぐに、優男から電話がかかってきました。</p>
<p>慌てた様子で<span style="color: #008000;"><strong>「これは違うんだ、これは違うんだ」</strong></span>と繰り返すばかりでした。</p>
<p><span style="color: #ff00ff;"><strong>「一体何が違うの？ワタシにとっては、全く知らない人にLINEのやり取りを見られて、会ったこともない人に『そんな女、やめとけば？』なんて言われる。こんな気分悪いことはないよ」</strong></span></p>
<p><span style="color: #008000;"><strong>「ごめんねえ。でも、僕も不安だったから。君がどこかに行ってしまわないか。すごく不安だったから」</strong></span></p>
<p><span style="color: #ff00ff;"><strong>「だったら、それをワタシに言うべきなんじゃないの？信頼関係を築いてきたはずだったのに。これじゃあ、もう信頼なんてできないよ」</strong></span></p>
<p><span style="color: #008000;"><strong>「そんなこと言わないでよ・・・。僕はただ、本当に好きだったから」</strong></span></p>
<p><span style="color: #ff00ff;"><strong>「もう遅い、そんなこと言ってもあなたの行動が全てを壊してしまったんだから」</strong></span></p>
<p><span style="color: #008000;"><strong>「うぅぅぅ・・・」</strong></span></p>
<p>泣きじゃくる優男の声を聞いても、ワタシの心はぴくりとも動きませんでした。</p>
<p>こんなにも泣いているのに、こんなにも思ってくれているのに、ワタシの気持ちはもうそこには、ありませんでした。</p>
<p>心の中が空っぽになっていく感覚を確かめながら、あとは別れを告げることだけを考えるのみだったのです。</p>
<p>しかし、<span style="color: #008000;"><strong>「あと一度だけチャンスをください。これからは、こんな思い絶対にさせないから。約束するから」</strong></span></p>
<p>そうやって泣く声に好きという感情ではなく、同情という新たな感情が芽生えてしまったのです。</p>
<p><strong>ここまで泣いてくれた人は今までいただろうか。</strong></p>
<p><strong>こんなにもワタシのことを想ってくれた人はいただろうか。</strong></p>
<p>そう考えた時、彼ほど涙を流してくれた人はいませんでした。</p>
<p>だからこそ、微かに抱いた同情心を拭えなかったんだと思います。</p>
<p><span style="color: #ff00ff;"><strong>「わかったよ・・・。そこまで言ってくれるなら、今回だけだからね」</strong></span></p>
<p><span style="color: #008000;"><strong>「えっ！？本当に！！！！ありがとう、本当にありがとう」</strong></span>その言葉は、いつまでも耳の奥深くで響き続けていました。</p>
<h4><span id="toc6">決定的な、あの日</span></h4>
<p>あれからカップルとして再出発をした私たちでしたが、普通に接する彼を許せない気持ちと、愛そうとしても気持ちが追いつかない申し訳なさを抱えて過ごしていました。</p>
<p>同情心は好きという気持ちではなく、あくまで同情なんだと痛感し続けていたのです。</p>
<p>どれだけ優しくされていても、心から好きだと思うことができませんでした。</p>
<p>愛そうとすればするほど、ワタシの心が離れていくような感覚には逆らえなかったんです。</p>
<p>そんな時、ふと彼の癖が気になり聞いてしまったのです。</p>
<p><span style="color: #ff00ff;"><strong>「ねえ、一つ聞いてもいい？」</strong></span></p>
<p><span style="color: #008000;"><strong>「どうしたの？」</strong></span></p>
<p><span style="color: #ff00ff;"><strong>「どうしていつも口元を隠して笑うの？」</strong></span></p>
<p><span style="color: #008000;"><strong>「・・・癖だよ」</strong></span></p>
<p><span style="color: #ff00ff;"><strong>「今まで付き合ってきて、一度も口の中を見たことがないような気がする。何か隠し事でもあるの？何か、言えないことでもあるの？」</strong></span>聞き始めたら止まらなくなってしまい、どんどん彼の心の中に土足で踏み込んでいました。</p>
<p>明らかに隠そうとしているのは分かっていました。</p>
<p>それでも何か秘密があることを、見逃すことはできなかったんです。あの口の中には、一体何が隠されているのか。</p>
<p>そして頑なに隠そうとしている理由は、なんなのか。</p>
<p>そして禁断の言葉を口にしてしまいました。</p>
<p><span style="color: #ff00ff;"><strong>「ねえ、口の中を見せてよ」</strong></span>って。</p>
<p>初めこそ嫌がっていた優男でしたが、何度も懇願するワタシに根負けし、<span style="color: #008000;"><strong>「引かないでね」</strong></span>とだけ言って口を大きく開けました。</p>
<p>恐る恐る口の中を見てみると、そこには<strong>8本の歯と、銀の細長いボルトが2本、歯茎から剥き出しで刺さっていたのです。</strong></p>
<p>あまりの衝撃的な光景に、ようやく香りの正体が解けたような瞬間でもありました。</p>
<p><span style="color: #ff00ff;"><strong>「ねえ、こんな状態でほっといたら病気になっちゃうよ！！どうして歯医者に行かないの？怖いの・・・？」</strong></span></p>
<p><span style="color: #008000;"><strong>「いや、面倒くさいからだよ」</strong></span></p>
<p><span style="color: #ff00ff;"><strong>「そんなことある！？ここまで酷くなってるんだもん。流石に行かないと」</strong></span></p>
<p><span style="color: #008000;"><strong>「でも面倒だから」</strong></span></p>
<p>怖いわけでもなく繰り返されるのは面倒だからという言葉だけでした。</p>
<h4><span id="toc7">たった一度きりで</span></h4>
<p>あまりにも衝撃的な口内を見てしまったから、ワタシはどうしても彼を歯医者に連れて行きたかったんです。いや、ワタシじゃなくてもきっとそうすると思います。</p>
<p>何度も何度も言い続けた結果、一度だけ一緒に歯医者に行くことに成功しました。しかしそれ以降は、何か理由をつけて行くことをしませんでした。</p>
<p>どれだけ言っても行く気のない姿に、自然とスキンシップをとることはなくなり、そして気持ちは急激に薄れて行きました。この時には、同情心すらありませんでした。</p>
<p>そんな時、彼から<span style="color: #008000;"><strong>「納言ちゃんは、もう僕のこと飽きちゃったの？」</strong></span>という腹立たしいLINEが届いたのをきっかけに、<span style="color: #ff00ff;"><strong>「あなたが歯医者に行かないから別れたい」</strong></span>とストレートに伝えたのです。</p>
<p>それを聞いた彼は<span style="color: #008000;"><strong>「次はちゃんと行くから」</strong></span>なんて言ってきましたが、行かないことを散々実感していたので、<strong><span style="color: #ff00ff;">「あなたは、何度もワタシの言葉を聞いても耳を傾けようとしなかった。他の部分ではとてもいい人だと思う。でも、歯が8本しかないのに歯医者に行かない人とは、付き合いきれないよ」</span></strong>そう伝えました。</p>
<p>そして全てを悟った彼は、ワタシの<span style="color: #ff00ff;"><strong>「別れてください」</strong></span>という言葉に、たった一言、<span style="color: #008000;"><strong>「わかりました」</strong></span>とだけ答えたのです。</p>
<p>こうして、彼との交際は幕を閉じたのです。</p>
<h4><span id="toc8">最後に</span></h4>
<p>優男と付き合って以降、どれだけ優しい人でも欠点を抱えているし、口の中には大きな秘密を抱えている人がいることも知りました。</p>
<p>そしてそれ以降、付き合う前には確認するようになったんです。</p>
<p><span style="color: #ff00ff;"><strong>「あの、歯って全部ありますか？」</strong></span>と。</p>
<p>口は顔の玄関だと思っています。</p>
<p>どれだけ誠実な対応をしていたとしても、優しかったとしても、玄関の清掃を怠っている人は、どこか欠点がある。</p>
<p>そうワタシは思うのです。</p>
<p>皆さんの付き合っている人や、関わっている人の玄関は大丈夫ですか？</p>
<p>もしも気になる人がいる時には、聞いてみてください。</p>
<p style="text-align: center;"><span style="color: #ff0000; font-size: 24px;"><strong>あの、歯ってありますか？</strong></span>ってね。</p>
<p>&nbsp;</p>
]]></content:encoded>
					
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		<title>真夏の夜のゴマ事件</title>
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		<dc:creator><![CDATA[オリエンタル納言]]></dc:creator>
		<pubDate>Thu, 10 Aug 2023 10:00:00 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[コラボ企画]]></category>
		<category><![CDATA[コバエ]]></category>
		<category><![CDATA[元彼]]></category>
		<category><![CDATA[夏の思い出]]></category>
		<category><![CDATA[掃除]]></category>
		<category><![CDATA[整理整頓]]></category>
		<category><![CDATA[片付けができない]]></category>
		<category><![CDATA[袋]]></category>
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					<description><![CDATA[こんにちは！オリエンタル納言です。 コロナもようやく完全復活をとげ、私の夏が始まるぜぇ！！！！なんて思っているのですが、そんな夏には、忘れられない出来事がいくつかあります。 その中でリクエスト企画にまさかの「夏の事件」と [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p>こんにちは！オリエンタル納言です。</p>
<p>コロナもようやく完全復活をとげ、<span style="color: #ff00ff"><span style="font-size: 24px"><strong>私の夏が始まるぜぇ！！！！</strong></span></span>なんて思っているのですが、そんな夏には、忘れられない出来事がいくつかあります。</p>
<p>その中でリクエスト企画にまさかの<strong>「夏の事件」</strong>というテーマをいただきました。</p>
<p>色々考えた末にいくつもの思い出の中で、強烈かつ印象に残りまくったエピソードを今回は書いていこうと思います。</p>
<p>皆さんにもきっと忘れられない夏の思い出があると思いますので、自分の過去と重ねながら、<span style="color: #ff9900"><strong>「やっぱりオリナゴって変な人とばっかり出会ってるよなぁ〜」</strong></span>なんて思いながら読んでもらえると嬉しいです。笑</p>
<p>それでは、スタートです！！！</p>
<h4><span id="toc1">お片付けが苦手なあの子</span></h4>
<p>当時付き合っていた彼は、とてもお片付けが苦手な人でした。</p>
<p>初めてのデートで登場した車の中には、隠しきれない食べた後のゴミや袋、どこかの試供品などが転がっていて、ワタシの座る助手席だけはなんとか綺麗にされている状態でした。</p>
<p>しかし、この頃のワタシは結構自暴自棄になっていたし、正直彼氏さえ出来ればいいやなんて考えていたところもあったので、車の中が多少汚かったとしても、あまり気にしていなかったのです。</p>
<p>そして事前に<span style="color: #808000"><strong>「俺の車、汚いけど許してな」</strong></span>とも言われていたので、<span style="color: #ff00ff">（思ったよりも片付けたんだな）</span>程度にしか思いませんでした。</p>
<p>出会って数回のデートを重ねてすぐに付き合ったので、彼が片付けが苦手なことも、整理整頓が不得意なことも全く分かりませんでした。</p>
<h4><span id="toc2">徐々に出てくるボロ</span></h4>
<p>しかし付き合って数ヶ月もすると、メッキが剥がれていくように、どんどんボロが出てきて、部屋の中は散らかり放題、食べたゴミはそのまま、いつのペットボトルかも分からないものがベッドの下に転がっていたりと、若干の潔癖症が入っているワタシからしたら、見ているだけで喉が痒くなり、蕁麻疹が出てきそうなレベルまでの汚部屋レベルになっていました。</p>
<p>普通であれば自分のことは自分でやれよという話なのですが、<span style="font-size: 24px; color: #800000"><strong>ダメンズ製造機</strong></span>であるワタシは、デートの前に彼の部屋を綺麗に片付けて、掃除をして、床を拭いて、布団も干してという完全に上京した息子のために甲斐甲斐しく世話をするお母さんみたいなことを毎回してあげていました。</p>
<p>友人たちに話すと、<span style="color: #ff9900"><strong>「そんなことしなくてもいいじゃん」</strong></span>なんて言われていたのですが、<span style="color: #ff00ff"><strong>「ワタシも一緒に過ごすからさ。汚いと嫌じゃん」</strong></span>と何かにつけて、都合よく理由を見つけていたんです。</p>
<p>そんなことばかりをしていたから、彼はめでたく何もしないダメ男に進化し、ワタシは<strong>掃除係兼彼女</strong>としてのポジションを獲得しました。</p>
<h4><span id="toc3">ライフラインが止まりまして</span></h4>
<p>彼と付き合っている中で、驚かされる出来事が何度もありました。</p>
<p>彼は一人暮らしだったのですが、ある日お泊まりの約束の前日に電話がかかってきたのです。</p>
<p><span style="color: #808000"><strong>「あのさ、今日水道が止められたんだよね。なんかハガキが来てたらしいんだけど、払い忘れてたわ」</strong></span></p>
<p><span style="color: #ff00ff"><strong>「えっ！？水使えなかったらどうやって今日過ごすの！？」</strong></span></p>
<p><span style="color: #808000"><strong>「いやぁ。でも俺仕事やしさ・・・。そうだ！納言ちゃんが水道局に電話してさ、元栓開けてもらうの立ち会ってよ」</strong></span></p>
<p><span style="color: #ff00ff"><strong>「えぇ！！！！！でも、彼くんの家まで</strong></span><span style="color: #ff00ff"><strong>1</strong></span><span style="color: #ff00ff"><strong>時間はかかるんだよ？自分のことだもん、自分でしたほうがいいんじゃないの？」</strong></span></p>
<p><span style="color: #808000"><strong>「別に俺は止まっててもいいんだけど、明日泊まりに来て困るの納言ちゃんやろ？俺仕事やし、それじゃあ頼むわ」</strong></span></p>
<p>そう言われて、ワタシはものすごく腹を立てながらも行ってしまったのです。水道局に電話して、元栓を開けてもらうための立ち会いを・・・。</p>
<p>約1時間の道のりを高速をかっ飛ばして。</p>
<p>今思えば本当にバカだったなと思うのですが、当時は盲目モードもあってか、周りが見えておらず、<span style="color: #ff00ff"><strong>「水が使えなかったら困るもんね</strong></span><span style="color: #ff00ff"><strong>…</strong></span><span style="color: #ff00ff"><strong>」</strong></span>となんとか納得できるように解釈してしまったのです。</p>
<p>しかし、水道局の手続きをしたのにも関わらず、彼に言われた言葉は<span style="color: #808000"><strong>「ふーん、ありがと」</strong></span>だけでした。</p>
<p>今思い出しても腹がたつ。笑</p>
<h4><span id="toc4">珍エピソード</span></h4>
<p>彼のエピソードは中々濃いものが多いのですが、基本的には片付けが苦手で、自分の周りを整理整頓することが不得意な性格だったので、家の中は常にぐちゃぐちゃだったし、カラーボックスにカビが生えている事もありました。</p>
<p>それを文句を言いながら片付けていた自分が、一番クレイジーだなと今思い返せばわかるのですが、当時は仕方なく掃除をしていたんですよね。</p>
<p>しかし、そんな彼には少し厳しい一面もありました。</p>
<p>ある時、ワタシが電車で待ち合わせの駅まで向かう途中に、電車が遅れて彼を5分待たせてしまったことがありました。</p>
<p>急いで車に向かい、<span style="color: #ff00ff"><strong>「遅れてごめんね」</strong></span>と言うと、いつもとは全く違った雰囲気を出しながら、開口一番に<span style="color: #808000"><strong>「ねえ、どういうつもり」</strong></span>とキレ始めたのです。</p>
<p><span style="color: #808000"><strong>「普通さ、電車が遅れるかもしれないって予測が立てられるなら、もっと早く集合しようと思わないの？</strong></span><span style="color: #808000"><strong>1</strong></span><span style="color: #808000"><strong>時間前に来てカフェで時間潰しながら俺を待ってるとかできないわけ？」</strong></span></p>
<p><span style="color: #ff00ff"><strong>「えっ！？でも、今回の電車の遅れはイレギュラーだし、仕方がなかったから・・・。それに連絡も入れたよ？『電車が遅延してるから』って」</strong></span></p>
<p><span style="color: #808000"><strong>「そんなこと言ってんじゃなの。普通迎えに来てもらってる立場だろ！なら、迎えに来てる人を待たせるようなことすんなよ」</strong></span></p>
<p><span style="color: #ff00ff"><strong>「もっと早く来ればよかったってこと？」</strong></span></p>
<p><span style="color: #808000"><strong>「俺ならそうするね」</strong></span></p>
<p>そう言いながら鬼の形相でキレていたのですが、普段はワタシが車で彼の家に行くから、集合場所なんて関係ないし、デートに行く時間もダラダラしていて時間を過ぎることもザラにあるのに、こんな風に言われるなんて、なんて理不尽なんだと思ったけれども、この時はあまりの理不尽さに言葉を失い、<span style="color: #ff00ff"><strong>「ごめん」</strong></span>とだけ言いました。</p>
<p>そして最後には<span style="color: #808000"><strong>「本当に気をつけろよな」</strong></span>とご満悦の表情で言われたあの顔は、一生忘れないでしょう。</p>
<h4><span id="toc5">あのゴマの正体は</span></h4>
<p>そんなこんなで色々言いたいことは山のようにあるのですが、付き合い始めてから数ヶ月が経ち、だいぶ彼の人となりも分かってきたある日。</p>
<p>いつものように家にお邪魔した時のこと。</p>
<p>彼は仕事だったのでまだ帰ってはおらず、ワタシだけが先に家に入ることになっていたので、合鍵を使って部屋に入りました。</p>
<p>すると玄関のすぐ横には、二つの大きなゴミ袋が置いてありました。</p>
<p>珍しくゴミ袋が置いてあることに<span style="color: #ff00ff"><strong>「掃除したんだ。すごい」</strong></span>と感心していましたが、やっぱり散らかっている部屋でくつろぐことは出来ず、とりあえずいつも通り掃除を始めました。</p>
<p>リビングを掃除し、布団を全て剥がして洗濯をした後、今度は玄関周りに取り掛かろうとしたんです。</p>
<p>すると、感心したはずのゴミ袋の下には白いゴマが大量に落ちていました。</p>
<p><span style="color: #ff00ff"><strong>「ゴミ袋にゴマでも捨てたんかな？</strong></span>」と片付けようとした時、ワタシは目を疑いました。</p>
<p>動くはずもないゴマが、なんとなくだけどモゾモゾと動いているように見えたことに、一瞬ドキッとしながらも、<span style="color: #ff00ff"><strong>「いや、ゴマが動くはずなんてない」</strong></span>そう言い聞かせ、掃除機をかけようとしました。</p>
<p>しかし、何故こんなところに無造作にゴマが大量に落ちているのか、疑問に感じ始めたら気になって仕方がなくなってしまったのです。</p>
<p>そして脳裏をよぎったのは、これがゴマではなく、別の生命体だったらということ。</p>
<p>そしてそんな生命体を掃除機なんかで吸ってしまったら、一体どうなるのかという2点が気になり出したらもう止まらない。</p>
<p>深呼吸をし、何度も何度も決意を固められるように<span style="color: #ff00ff"><strong>「大丈夫。これはゴマ、絶対ゴマ」</strong></span>と言い聞かせ、そして決心をしたのです。</p>
<p>この正体を自分の目で確かめることに。</p>
<p>恐る恐る近づいて見てみると・・・。</p>
<p>ゴマではなく<span style="color: #000000">、</span><span style="color: #993300"><span style="font-size: 28px"><strong>大量のコバエの卵</strong></span></span>だったのです。</p>
<p>その答えを確信的にさせたものは、2つのゴミ袋でした。</p>
<p>ゴミ袋の中を見た時、小さな黒い塊が何十匹もうごめいている姿を見た時、<span style="color: #ff00ff"><strong>「あぁ！！！！！！！！これはゴマじゃない。虫の卵なんだ！」</strong></span>と確信したのです。</p>
<p>大の虫嫌いなワタシにとって、もはやこの部屋は地獄。</p>
<p>しかし、この部屋に泊まるというミッションがワタシにはあり、そして掃除をしなければ、ゴマのフリした虫の卵を片付けなければ、この部屋で1日を明かすことは出来ない。</p>
<p>全てを悟り、友人にほぼ半泣き状態で電話をかけながら、<span style="color: #993300"><strong>コバエ</strong></span><span style="color: #993300"><strong>&amp;</strong></span><span style="color: #993300"><strong>ゴマ退治</strong></span>を決行しました。</p>
<p><span style="font-size: 24px; color: #993300"><strong>所要時間は約</strong></span><span style="font-size: 24px; color: #993300"><strong>1</strong></span><span style="font-size: 24px; color: #993300"><strong>時間。</strong></span></p>
<p>何故ワタシがこんな思いをしなければならないのか、そしてなんで自分の部屋でもないのに、こんな格闘しながら片付けなければいけないのか。</p>
<p>もう本当に片付けながら、どうしようもない怒りがまさにコバエのように湧いてきて、<span style="color: #ff00ff"><strong>「これは本人に言おう！」</strong></span>と決意したのです。</p>
<h4><span id="toc6">決戦のコバエ事件</span></h4>
<p>仕事から帰ってきた彼のために、とりあえず食事を用意しました。</p>
<p>特にありがとうと言われることもなく、おかわりするときには無言で手を出され、さらにカチンときていたワタシは、少し時間が経った頃、このコバエの話を持ちかけたのです。</p>
<p><span style="color: #ff00ff"><strong>「あのさ、今日部屋を掃除したのね。そしたらゴミ袋の下にコバエの卵がうじゃうじゃいたんだよ。袋の中にもコバエが大量発生してたから片付けたんだけど、そろそろ掃除ちゃんとしたほうがいいと思う」</strong></span></p>
<p><span style="color: #808000"><strong>「えっ？コバエ？いないよ」</strong></span></p>
<p><span style="color: #ff00ff"><strong>「へ？いたよ。ワタシが片付けたからいないんだよ」</strong></span></p>
<p><span style="color: #808000"><strong>「あぁ、そうなんだ。でもさ、気になった奴がやればいいやん」</strong></span></p>
<p><span style="color: #ff00ff"><strong>「気になった奴って・・・。一緒にいる時は協力するけど、せめて一人の時は片付けて欲しいかな」</strong></span></p>
<p><span style="color: #808000"><strong>「はいはい。あのね納言ちゃんはちょっと気にしすぎだよ。そんなこといちいち気にならんて」</strong></span></p>
<p><span style="color: #ff00ff"><strong>「いや、なるよ。（笑）ごめんけどなるよ。見てないから知らんだけで、見たら驚くから」</strong></span></p>
<p><span style="color: #808000"><strong>「はいはい、分かりました」</strong></span></p>
<p>と言った具合に、この頑張りを認めてもらえるわけでもなく、挙げ句の果てには迷惑そうに対応されたゴマ事件はあっけなく終わりを迎えました。</p>
<h4><span id="toc7">二人のその後</span></h4>
<p>結局その後は、色々あってお別れをしたのですが、その理由も「好きな人が出来た」と一年記念日に告白され、盛大に振られる悲しい結末にて、私たちの関係は幕を閉じました。</p>
<p>曲がりなりにも好きだったし、精一杯の協力をしてきましたが、いつの間にか都合のいい存在として扱われていた頃には、すでに他の女性との関係を作り始め、燃えるゴミのようにポイっと捨てられてしまったのです。</p>
<p>今まで数々の恋愛をしてきましたが、そのどれもが尽くしすぎるが故に振られてしまうことが多かったような気がします。</p>
<p>相手のことを思った行動が、逆に相手に安心感と<span style="color: #ff0000"><strong>「こいつなら何しても許してくれるだろう」</strong></span>と下に見られることに繋がってしまったのではと今なら分かります。</p>
<p>そしてワタシ自身も、これ以降は付き合った彼の家の掃除をすることはやめました。笑</p>
<p>夏になると今でも思い出すんです。</p>
<p>大量のゴマとコバエを。</p>
<p>この事件以降、ワタシは家のゴミ袋はすぐに捨てることを意識し、絶対にコバエが湧かないような努力を重ねています。笑</p>
<p>彼との交際で唯一役に立ったことは、<span style="color: #ff0000; font-size: 18px"><strong>夏場は特に袋を放置しない</strong></span>ということでしょう。</p>
<p>あなたの家のゴミ袋の下、そして袋の中は大丈夫ですか？</p>
<p>白く濁ったゴマが落ちていたら、それはもしかするとコバエの卵かもしれませんよ？</p>
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		<title>忘れられない花火大会</title>
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		<dc:creator><![CDATA[オリエンタル納言]]></dc:creator>
		<pubDate>Mon, 07 Aug 2023 10:00:00 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[オリエンタル納言日常日記]]></category>
		<category><![CDATA[元彼]]></category>
		<category><![CDATA[夏の思い出]]></category>
		<category><![CDATA[浴衣]]></category>
		<category><![CDATA[祭り]]></category>
		<category><![CDATA[花火大会]]></category>
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					<description><![CDATA[人生2度目のコロナにかかり、私たち夫婦は夏を謳歌する前にベッドの上でひたすら療養生活を送るはめになりました。 1回目よりはマシだったけれど、それでも倦怠感だったり、頭痛だったり、咳地獄に苦しめられながら、治すことに全力を [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p>人生2度目のコロナにかかり、私たち夫婦は夏を謳歌する前にベッドの上でひたすら療養生活を送るはめになりました。</p>
<p>1回目よりはマシだったけれど、それでも倦怠感だったり、頭痛だったり、咳地獄に苦しめられながら、治すことに全力を尽くしていました。</p>
<p>毎日生姜入りの何かを食べ、ひたすら水分を摂る。</p>
<p>努力の甲斐もあって、何とか完全復活とまではいかないけれども、体調も落ち着いてきました。</p>
<p>免疫って大事だなとヒシヒシ感じることとなったのです。</p>
<p>日頃からの生活習慣って大切だな、なんて考えながら二人で<span style="color: #ff0000"><strong>「これからは、さらにうがいと手洗いを真剣に取り組んでいきましょう」</strong></span>とガシッと握手を交わしながら、アイス片手に復活を盛大に祝い合ったのです。</p>
<p>さてそんな病みあがりを経て、8月5日にましゅぴの実家の三重で行われた石取り祭りに出かけたのですが、数年ぶりの祭り、そして久しぶりに夏らしいことを経験したことで、<span style="color: #ff00ff"><strong>「日本の夏ってこんなに楽しかったっけ」</strong></span>と心を躍らせながら、屋台で色々なものを食べました。</p>
<p>なんといっても、屋台のベビーカステラを食べた時には、昔の記憶が蘇り、懐かしさと夏気分を全身で味わうことができました。</p>
<p>そんな中、祭りには家族連れやカップル、中高生たちが友だちとワイワイしながら屋台のものを食べたり、浴衣を着て、慣れない下駄をカランコロンと鳴らしながら歩いていたわけです。</p>
<p>微笑ましく眺めていると、ふとワタシは思い出しました。</p>
<p>数年前の忘れられない花火大会を。</p>
<p>友人カップルとワタシと、当時付き合っていた彼氏と行った花火大会の出来事を。</p>
<h4><span id="toc1">マッチングアプリで出会ったやんちゃな彼</span></h4>
<p>もう遡ること何年前になるかも忘れてしまったけれど、当時付き合っていた人もマッチングアプリで出会った人でした。</p>
<p>雰囲気も発言もどこかやんちゃで、若くて根暗なワタシにはそんな彼が眩しく見えてしまったんですよね。</p>
<p><span style="color: #ff00ff"><strong>「あぁ、そんなやんちゃなことを！？なんだか社会に縛られない感じが素敵だわ」</strong></span>なんて思っていたんです。笑</p>
<p>過去の武勇伝を声高らかに話す姿にときめいて、喧嘩のエピソードに驚きながらもワクワクして聞いてしまう。生きてきた世界がまるで違うところも、惹かれてしまった一つでした。</p>
<p>しかしそんな彼だったから、中々勝手な人だったし、デートはいつもカラオケか家だったし、少し離れた距離に住んでいたけれど、毎回ワタシが会いに行っていたしで、今思えば都合のいい奴として全く自分の状況が見えていませんでした。</p>
<p><span style="color: #808000"><strong>「会いたい」</strong></span>と言われれば、すっ飛んで会いに行きました。</p>
<p><span style="color: #808000"><strong>「今日暇？」</strong></span>と聞かれれば、無理にでも予定を空けていました。</p>
<p>そんなことを繰り返してしまったもんだから、いつしかワタシの存在が当たり前になってしまったし、完全に<span style="color: #993300"><span style="font-size: 24px"><strong>ダメンズ製造機</strong></span></span>と化してしまったのでしょう。</p>
<p>そんな生活が数ヶ月続いても、ワタシはちゃんと恋愛をしているつもりだったし、好きだったんです。</p>
<p>そして彼氏ができたら、一度でいいから叶えたい夢がありました。</p>
<p>それが浴衣を着て花火を見に行くことだったのです。</p>
<p>しかし、ヤンチャな彼がそれを許してくれるかも分からない。</p>
<p>こんなことを言ってしまったら、面倒臭い奴だと思われないかと本当に色々なことを考えながら、話を切り出す機会をうかがっていました。</p>
<p><span style="color: #ff00ff"><strong>「あのさ、今度ワタシの地元で大きな花火大会があるんだけど、一緒に行かない？・・・」</strong></span></p>
<p><span style="color: #808000"><strong>「花火大会？え〜、人多くね？」</strong></span></p>
<p><span style="color: #808000"><span style="color: #ff00ff"><strong>「多いけどさ、でも一緒に行ってみたいんだよね。どうかな？」</strong></span></span></p>
<p><span style="color: #808000"><strong>「う〜ん、まぁいいよ」</strong></span></p>
<p><span style="color: #ff00ff"><strong>「えっ！本当に！？いいの？えっ！嬉しい！！」</strong></span></p>
<p>こうして勇気を振り絞り、彼を花火大会に誘うことに成功したのです。</p>
<p>そして花火大会には、ワタシのペンネームの名付け親でもある友人カップルとダブルデートとして行くことが決まりました。</p>
<p>もうこの時が1番テンションが上がっていましたね。</p>
<p>彼氏といく花火大会ってどんなものなのか、浴衣を着てあったらどんな反応をされるのか。「心が躍るってこういうことなのね！」なんてアニメのヒロインさながらに、<strong>風はそよぎ、体は騒ぎだし、そして宙を舞いたくなる気分。</strong></p>
<p>まさにワタシはこの瞬間から花火大会まで、人生のヒロインのつもりでいました。</p>
<p>当日のあの日までは・・・。</p>
<h4><span id="toc2">花火大会当日</span></h4>
<p>花火大会当日、夕方3時から着付けをお願いしていたので美容院に向かい、着せてくれた人に<span style="color: #ffcc00"><strong>「今日は誰と行くの？」</strong></span>と聞かれたので、<span style="color: #ff00ff"><strong>「彼氏と初めて行くんです」</strong></span>なんて嬉しそうに答えていました。</p>
<p>ニヤニヤする顔をしっかりキャッチしたお店の人も、<span style="color: #ffcc00"><strong>「まぁそうなの？浴衣を着て行くなんて素敵ね。きっと彼氏さん喜んでくれるわね」</strong></span>と言ってくれる。</p>
<p>もはやこの空間は、幸せと微笑みが溢れちぎっているわけで、花火大会への期待も、彼がどんな反応を見せるのかへの興奮も入り混じっていました。</p>
<p>そして最後に帯を締めてもらい、トンっとされた時<span style="color: #ffcc00"><strong>「全力で楽しんできてね」</strong></span>と言われたら、もうこれは幸せな未来しかない。もうそんなフラグがビンビンに立ちまくっていたんです。</p>
<p>美容院を出た後、車で来ていたワタシは集合場所まで浴衣が崩れないように、全ての神経を尖らせて目的地まで急いで向かいました。</p>
<p>集合場所に着くと友人たちはもう待っており、ワタシの浴衣姿を見て<span style="color: #00ccff"><strong>「とっても似合ってるね」</strong></span>と褒めてくれました。</p>
<p>照れくさいやら嬉しいやらで、<span style="color: #ff00ff"><strong>「あ、ありがとう」</strong></span>とだけ伝え、最寄りの電車に乗り、彼が待つ現地へと向かったのです。</p>
<h4><span id="toc3">彼の反応は？</span></h4>
<p>車内は特にいつも通りの空気が流れながらも、色々な話をしながら無事に目的地へと到着しました。</p>
<p>少し早めに着いた事もあり、時間になるまでの友人たちと待っていました。</p>
<p>彼が来るまでの間、どんな言葉をかけてくれるのか、<span style="color: #ff00ff">（びっくりするかな。もしかしたら珍しく可愛いって言ってくれるかも）</span>と期待値はさらに上がっていく。</p>
<p>すると、前の方から少し気だるそうに歩いてくる見覚えのある人がやってきたのを見た瞬間、なぜだか妙に緊張してドキドキが止まりませんでした。</p>
<p>何度も友人に<span style="color: #ff00ff"><strong>「髪型大丈夫だよね？浴衣緩んでないよね？」</strong></span>と確認をしながら、熱い視線を送り待っていました。</p>
<p>しかし、彼の第一声は<span style="color: #808000"><strong>「ここ、遠いな」</strong></span>でした。</p>
<p>そして友人たちには<span style="color: #808000"><strong>「あっ、どうも」</strong></span>と軽く挨拶をし、ワタシの浴衣姿をちらっと見て一言、<span style="color: #808000"><strong>「浴衣で来たんだ。和顔だもんな」</strong></span>とフッと笑われたのです。</p>
<p>想定外すぎる発言に<span style="color: #ff00ff"><strong>「えっ！？」</strong></span>としか声が出ず、<span style="color: #808000"><strong>「あっ、似合ってるんじゃね？」</strong></span>と付け加えられた言葉には、なんの説得力も喜びも感じませんでした。</p>
<p>期待値が高すぎたせいもあって、<span style="color: #ff00ff">（せっかく気合い入れたのに・・・）</span>と悲しいやら寂しいやらいろんな感情が入り混じったまま、花火大会の会場へ向かったのです。</p>
<h4><span id="toc4">モヤモヤが止まらない</span></h4>
<p>会場についてからも、人混みが鬱陶しいだの、暑いだの、さっさと帰りたいだの愚痴をひたすら吐いている彼と対照的に、友人たちは空に打ち上がる花火を見ながら<span style="color: #00ccff"><strong>「綺麗だね」</strong></span>と肩を寄せ合い、幸せそうに眺めていました。</p>
<p>対照的な姿を見た時、ワタシはなんとも言えない気持ちになり、そして大きな孤独を感じました。</p>
<p>何より、自分のやりたいことには付き合わせるのに、ワタシの希望はこんなにも嫌な言葉と共に吐かれていくかと思うと、悲しくてたまりませんでした。</p>
<p>大きく打ち上がる花火を眺めながら、こんな寂しい気持ちになったのは、あの時が最初で最後だったと思います。</p>
<p><strong>とても悲しかった。</strong></p>
<p><strong>とても苦しかった。</strong></p>
<p>ぎゅっと締められた浴衣の帯のように、ワタシの心が今この場で解けてしまわないように、そして涙がこぼれないように、ギュッと唇を噛み締めながら耐えることに精一杯でした。</p>
<p>そんな気持ちをよそに、ひたすら文句を言い続ける彼に、急速に冷め始めていたし、何よりワタシは人を選ぶセンスがこうもないのかと、だんだん苛立ちの方が募っていきました。</p>
<p>気持ちも知らずに、空高く鮮やかな色を出しながら打ち上がる花火は、忘れられない記憶として心の中に残されてしまったのです。</p>
<h4><span id="toc5">車内で始まる武勇伝</span></h4>
<p>帰りは彼の家に泊まることが決まっていたので、友人の彼が運転する車に乗り、ワタシの車が置いてある場所まで送ってもらうことになっていました。</p>
<p>花火大会の間、彼はビールを飲んでいた事もあり、沈黙の車内で急に口を開き始めたのです。</p>
<p><span style="color: #808000"><strong>「いやぁ、俺思い出すなぁ。昔さ喧嘩ふっかけられたことがあってさ、ツレと一緒にボコボコにしたわけ。そしたら、最初メンチ切ってたくせに『すみません』とか言うから、ウルセェ！！つってボコってやったわ。夏になるとさ、喧嘩したくなるのよ。頭おかしい奴多いから、面白くて、最高に喧嘩しがいがあるのよ。まぁ、負けたことないけどね。笑」</strong></span></p>
<p>お分かりいただけたでしょうか。</p>
<p>あの夏のセンチメンタルだった気持ちを全てぶっ壊してくれたクラッシャーは、ものの見事にクソダサ発言を、全く仲良くもなっていない友だちカップルもいる中で、堂々と話し始めたのです。</p>
<p>隣に座っていたワタシは<span style="color: #ff00ff">（こいつ、なんでこんな話してんの。もういいんだけど、そういうの。めちゃくちゃダサいし、恥ずかしいし、この空気どうすんの）</span>と思い、友人も同じ気持ちだったらしく、ミラー越しにワタシの顔を確認しながら、なんとも言えない表情を浮かべていました。</p>
<p>そして運転をしてくれた友人の彼は、運転に全集中することを選び、一言も喋らずに、ひたすら前を向いて運転し続けていました。</p>
<p>地獄の空気もよそに、どんどん出るわ出るわの武勇伝。</p>
<p>もうそれは<strong>止まらない</strong>、<strong>やめられない</strong>、のオンパレード。</p>
<p>思い出すのも恥ずかしいくらい、数十分の帰り道、車内はずっとこいつの武勇伝が続き、もはや相槌するのはワタシだけという状況にも関わらず、本当に楽しそうに過去の栄光を語り続けていました。</p>
<p>喧嘩の話を何往復もして、今までしてきた悪い話もついでに盛り込んで、<span style="color: #808000"><strong>「俺はやんちゃなんだぜ！！！！！」</strong></span>と発表をしていたので、本人ご満悦のまま目的地到着まで武勇伝は続けられました。</p>
<p>目的地到着後、最後に<span style="color: #808000"><strong>「今日はあざす」</strong></span>と軽く会釈をして帰ろうとした彼に殺意が湧いたのは、言うまでもありません。</p>
<h4><span id="toc6">後日談</span></h4>
<p>彼の家に帰る道中も、<span style="color: #808000"><strong>「俺の話やばかったって思ってたよな。絶対」</strong></span>と嬉しそうに語る彼に、このまま下ろしてやりたいと思う気持ちをグッと堪えて、車を運転したのは、今となってはいい思い出です。</p>
<p>ちなみに、友人はあの日の出来事を今でも馬鹿にしているし、一生忘れられないネタとして語り継いでいます。</p>
<p>そしてあの事件以降、当分の間ワタシは花火に行くことも浴衣を着ることもやめてしまいました。</p>
<p>なんだか嫌な思い出が蘇るし、気分も悪いし、高らかに話す顔も浮かんでくるしで、いい思い出にならなかったので。笑</p>
<p>ちなみに彼とは、その後すぐに別の理由で別れてしまうのですが、その後も中々縁が切れずに、セフレ状態にされていたり、いつの間にか都合よく使われたりと散々振り回されることになりました。</p>
<p>しかし、その話はまた別の機会にでも書けたらと思います。</p>
<p>あの武勇伝事件以来、彼氏と名の付く人と祭りになんて出かける事はありませんでした。</p>
<p>数年の時を経て、結婚をして、浴衣ではないけれど夫と共に祭りに出かけられたことが、数年の悪しき記憶を浄化するいい機会になったのかもしれません。</p>
<p>今彼がどこで何をしているのかは全く分かりませんが、せめて今隣にいる人に武勇伝を語っていることがないようにだけは、祈りたいと思います。</p>
<p>同じ被害者が出ないように・・・。</p>
<p><span style="color: #ff0000"><span style="font-size: 16px"><strong>いつまでも過去を見るな！今を見つめてしっかり生きろよ！！</strong></span></span>ってね。</p>
]]></content:encoded>
					
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		<title>カリスマすぎた男　ハンバーグ編</title>
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		<dc:creator><![CDATA[オリエンタル納言]]></dc:creator>
		<pubDate>Mon, 08 May 2023 05:24:41 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[オリエンタル納言日常日記]]></category>
		<category><![CDATA[エピソード]]></category>
		<category><![CDATA[ハンバーグ]]></category>
		<category><![CDATA[マッチングアプリ]]></category>
		<category><![CDATA[人生]]></category>
		<category><![CDATA[元彼]]></category>
		<category><![CDATA[恋愛]]></category>
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					<description><![CDATA[さて、カリスマすぎた男も最後の番外編となりました。 過去の恋愛を知っている友人たちは、「こんなことあったよね。懐かしい」と思い出を振り返りなが読んでくれているそうです（笑） また、他の読者の方々の中にも同じ体験をしたり、 [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p>さて、カリスマすぎた男も最後の番外編となりました。</p>
<p>過去の恋愛を知っている友人たちは、<span style="color: #ff9900"><strong>「こんなことあったよね。懐かしい」</strong></span>と思い出を振り返りなが読んでくれているそうです（笑）</p>
<p>また、他の読者の方々の中にも同じ体験をしたり、コメントなどでやり取りをしながら、共感と励みの嵐でございます！！！！！！</p>
<p><span style="color: #000000">付き合っている時の盲目モードは、どんな洗脳よりも強いような気がします。身近な人に止められても、傷ついても</span><span style="color: #000000"><span style="color: #ff0000"><span style="font-size: 18px"><strong>愛されたい</strong></span></span></span><span style="color: #000000">気持ちが勝ってしまうのでしょう。</span></p>
<p>今まさにダメンズの恋に溺れている人に伝えたい、それは愛ではなく、ただの自己満足の道具に使われているということを。</p>
<p>自分の宝物や、コレクションを壊す人なんていません。</p>
<p>きっと大切に保管するし、丁寧に扱うはずです。</p>
<p>それは人間関係も同じことだと思います。本当に愛していて大切にしていたら、壊すような真似は、絶対にしないはずだから。</p>
<p>そして当時の私は、宝物ではなくガラクタ同然だったということなのです。</p>
<div class="blank-box bb-blue">
<p class="p1"><b>ぜひコメント欄に、読んだ感想をいただけると大変励みになります。皆さんのメッセージをお待ちしています！また、相談や困りごと、どんな些細なことでも構いません。ブログのトップに「あなたの悩み・相談」もありますので、皆さんの声をぜひお聞かせください</b>&#x263a;&#xfe0f;&#x1f9e1;</p>
</div>
<h4><span id="toc1">嵐のまえの静けさ</span></h4>
<p>私は、カリスマの家に来ていました。</p>
<p>何をしているかというと、何もしていない。いや、何も出来ない状況にいました。</p>
<p>何故なら、数週間前に「距離を置こう」という話になり、LINEのやり取りはしていたものの、会うのは久しぶりだったからです。部屋の隅の方でちょこんと正座をしながら、カリスマが気だるそうに見ているテレビを私も見ていました。</p>
<p>会話はなく、たまに天井がピキッと鳴ったり、どこかの機械音とテレビの音が聞こえたりしていたような気がします。</p>
<p><span style="color: #3366ff"><strong>「あのさ今日来てくれたけど、どこにも行かないから。アニメ見たいし、外出るの面倒だから」</strong></span></p>
<p><span style="color: #ff00ff"><strong>「うん・・・。大丈夫だよ。ゆっくりしたいもんね」</strong></span></p>
<p><span style="color: #000000">そんな不毛なやり取りをしながらふと、</span><span style="color: #000000"><strong>（別れるのも時間の問題だな）</strong></span><span style="color: #000000">と悟るしかありませんでした。</span></p>
<p>テレビが見える位置から微動だにしない姿を見て、私の顔を見ようともしない冷たさを感じて、息苦しく、そして自分自身が哀れで情けなかった。</p>
<p>いっそのこと言いたいことを言って別れてしまおうかとも考えたけれど、やっぱり勇気が出ずにテレビの画面を見つめていました。</p>
<p>すると<span style="color: #3366ff"><strong>「お腹すいたから、作ってよ」</strong></span>と言われ、今日私は何のために家にきたのかを思い出したのです。</p>
<p>それは数日前に、<span style="color: #3366ff"><strong>「ハンバーグが食べたい」</strong></span>とカリスマに言われ、これも仲良くなれるならと朝早くからスーパーに寄り、ハンバーグの材料を買ってから、カリスマの家に行きました。</p>
<p><span style="color: #ff0000"><strong>（ハンバーグ係じゃねーぞ！）</strong></span>と怒りもあったけれど、これも仲良くなれるのならとグッと気持ちを押し込めて、美味しいハンバーグを作って<span style="color: #ff9900"><strong>喜んでもらおう大作戦</strong></span>にシフトチェンジをしました。</p>
<p>しかしこれが別れる決定的な理由になるとは、この時はまだ思っていなかったのです。</p>
<h4><span id="toc2">魔のハンバーグ作り</span></h4>
<p>ハンバーグ作りにカリスマは、もちろん参加しません。</p>
<p><strong>「俺の家の台所を使わせてやってるんだからいいもの作れよ」</strong>というスタンスだったのは、台所越しから姿を見ても一目瞭然でした。</p>
<p>カリスマのために家で一度練習をしていたこともあり、作る手順はバッチリでした。<span style="color: #339966"><strong>お腹を満たせば心も満たせるはず</strong></span>だと、気合の入れ方も尋常じゃありませんでした。</p>
<p>しかし作っている最中に台所を覗くこともしなければ、たまにトイレに行くために台所を通るけれど、声はもちろんかけてこない。</p>
<p>それはまるで、共有の台所で料理をする人間と別の住居者が居合わせて、気まずい雰囲気が漂う感じと似ていたような気がします。</p>
<p>数ヶ月前までは彼女だったのに、今では顔見知り程度にまで格下げされました。</p>
<p><strong>材料費も私。</strong></p>
<p><strong>カリスマの家に行くまでの交通費も私。</strong></p>
<p><strong>そして料理を作っているのも私。</strong></p>
<p>そう考えると沸々と怒りが湧いてきて、どこにも向けられない矛先を冷蔵庫に向けてしまったのです。</p>
<p><span style="color: #ff0000; font-size: 18px"><strong>（何で私ばっかりなの！？何この状況！）</strong></span>という心の声と共に、冷蔵庫を<strong>バタン</strong>っと閉めてしまいました。</p>
<p>そのはずみで、冷蔵庫の後ろに置いてあったコップが下に落ちて割れてしまったのです。</p>
<p><span style="color: #ff00ff"><strong>「あっ！！」</strong></span>という声を聞き、慌ててカリスマは台所にやってきました。</p>
<p><span style="color: #3366ff"><strong>「そこ動かないで！本当に何やってんの？危ないから、下がって！」</strong></span><span style="color: #3366ff"><span style="color: #000000">とまるで、事件現場にでもやってきたのかと思うくらいの勢いで、ゴミ袋を取り出して処理をし始めました。</span></span></p>
<p><span style="color: #ff00ff"><strong>「ごめん、冷蔵庫を強く閉めちゃって」</strong></span></p>
<p><span style="color: #3366ff"><strong>「いや、本当にいい加減にして。落ち着いて、面倒なことさせないで。あと、材料無駄になっちゃうから、早く作った方がいいんじゃない」</strong></span></p>
<p><span style="color: #ff00ff"><strong>「うん。急ぐね」</strong></span></p>
<p><span style="color: #3366ff"><strong>「ハァ〜、しっかりしないと」</strong></span></p>
<p>もう悔しくて悲しくて、残りの破片が落ちていないかを確認しながら涙が止まりませんでした。</p>
<p>何故こんなにも傷付かなければいけないのか。</p>
<p>何故私の選ぶ人たちは、数ヶ月で変わってしまうのか。</p>
<p>自分の見る目の無さ、そして自分自身にもある欠点にうんざりしながら、流れる涙を服の裾で拭きながらハンバーグ作りを再開しました。</p>
<h4><span id="toc3">価値観の違い</span></h4>
<p>静かに涙を流す私と、優雅にテレビを見ながら笑っているカリスマ。この対照的な姿に、<strong>「今作っているハンバーグが最初で最後だな」</strong>と実感していました。</p>
<p>たった3ヶ月だったけれど思い出もあったし、楽しかった頃もありました。思い出すたびに、ポロポロと涙が溢れてしまうんです。</p>
<p>幸せって何だろう。</p>
<p>愛されるって何だろう。</p>
<p>そんなことを考えると、余計に情けなくなってしまう。頭の中で色んなことを考えていると、リビングからカリスマがやってきて「<span style="color: #3366ff"><strong>ねえ、いつまでやってるの？</strong></span>」と声をかけられました。</p>
<p>いきなりの声に驚いた私は、ハンバーグのタネをあろうことかガラスのコップが落ちた場所に落としてしまったのです。</p>
<p><span style="color: #ff00ff"><strong>「あっ、ごめん！びっくりして・・・。これは流石に食べられないから、捨てるね」</strong></span>この一言がカリスマの逆鱗に触れてしまったのです。</p>
<p><span style="color: #3366ff; font-size: 18px"><strong>「お前とは価値観が合わねえ！！！！！もう無理だ！別れる。まじでこんなに価値観合わねえと思ったことないわ！」</strong></span></p>
<p>はい、もう混乱です。</p>
<p>床に落ちたハンバーグを捨てると言ったことが怒りの理由だったのか、でも、ガラスの破片が混入しているかもしれないものを食べるわけにもいかない、しかし、このまま放り出されても困ってしまう。</p>
<p>私は一か八か<span style="color: #ff00ff"><strong>「わかった。このハンバーグは私が食べます」</strong></span>と言ってみました。</p>
<p>するとさっきまで顔を真っ赤にして怒り狂っていたカリスマが、<span style="color: #3366ff"><strong>「本気で言ってるの？自分で食べられるの？」</strong></span></p>
<p><span style="color: #ff00ff"><strong>「うん、責任持って食べるよ」</strong></span>というと、ニコッと微笑んで<span style="color: #3366ff"><strong>「大きな声出してごめんね。それでいいんだよ。俺もお腹すいててイライラしちゃったんだ」</strong></span><span style="color: #3366ff"><span style="color: #000000">と怒りを沈め、優しく微笑んできました。</span></span></p>
<p>カリスマは、ガラス入りかもしれないハンバーグを私が食べないことに怒り狂っていたのです。</p>
<p>正気の沙汰ではありません。</p>
<p>しかし流石に食べられないからこっそり捨てて、ハンバーグを一回り小さくしたものを出しました。</p>
<p>それに気づくこともなく、<span style="color: #3366ff"><strong>「美味しい」</strong></span>とだけ言って食べていました。</p>
<p>きっとカリスマは、ガラス入りハンバーグを私が食べていると思っているのでしょう。</p>
<p>何となく、いつもよりも優しい姿にゾッとしたのは、今でも覚えています。</p>
<h4><span id="toc4">LINE越しは突然に</span></h4>
<p>ハンバーグを食べて早々に帰らされた私は、本当にただハンバーグを作りにきた人として、カリスマの家に招待されていたのだなと実感しました。</p>
<p>家に帰る途中、ハンドルを握る手がずっと震えていました。</p>
<p>街中を仲睦まじく歩くカップルを見て、自然と涙が溢れて止まりませんでした。自分にないものを持っている人たちが、羨ましくて仕方がありませんでした。</p>
<p>ただ、好きでいて欲しかった。</p>
<p>出会った頃のように、仲良く過ごしたかった。</p>
<p>それだけでした。</p>
<p>けれども、それさえも叶わないことに、もう絶望しかありませんでした。</p>
<p>山と別れて、心の傷を癒してくれたのはカリスマでした。</p>
<p>けれども、それ以上に傷つけてきたのもカリスマだったのです。</p>
<p>私が家に帰ったとほぼ同時に、LINEには<span style="color: #3366ff"><strong>別れよう</strong></span>と書かれていました。</p>
<p>ハンバーグについて何か言うこともなく、私の言葉を聞くこともなく、4文字だけを送りつけて全てを終わらせたのです。</p>
<p>私はまた、独りぼっちになりました。</p>
<p>誰にも愛されず愛し方も分からず、無駄な涙を流すことしか当時の私には、出来なかったのです。</p>
<p>行き場のない怒りと、孤独になった私自身をそっと抱きしめて・・・。</p>
<h4><span id="toc5">最後に</span></h4>
<p>ここまで読んでくださり本当にありがとうございました。</p>
<p>山と別れてすぐに、出会ったのがカリスマでした。</p>
<p>失恋の話を優しく聞いてくれたこと、辛い気持ちを受け止めてくれた部分に、依存していたのかもしれません。</p>
<p>当時の私は誰が見ても、哀れで痛々しかったと思います。それはきっと、愛されることの本当の意味を知らなかったからです。</p>
<p>そして、私自身も愛することをしていなかったのだと思います。</p>
<p>きっとカリスマのように、自分絶対主義者は少なからずいるでしょう。</p>
<p>自分の意見が、正しい。</p>
<p>自分の考え方は、正しい。</p>
<p>自分に従わないやつは、悪だ。</p>
<p>そう考えていたと思います。けれど、彼自身も本当は怖かったのかもしれません。</p>
<p>自分という人間が必要とされているかどうか。</p>
<p>付き合っている時に持っているものへのこだわりや、友だちの地位について話されたことが何度もありました。</p>
<p>カリスマの中にある劣等感みたいなものを、目で分かるもので埋めようとしていたのかもしれません。</p>
<p>それが自分の測る唯一の物差しになっていたのでしょう。</p>
<p>自分にないものを他人が持っているかもしれない。けれども、自分にしかないものだってあるはず。そこに気づけた時、カリスマ自身も本当の意味で自分を愛することが、受け入れることができるのだと思うのです。</p>
<p>もう別れてから数年の月日が流れました。</p>
<p>彼が何をしているのか、どのような生き方をしているのか、私には分かりません。</p>
<p>ただ私にできることは、同じ被害者が出ないように過去をさらけ出し、伝え続けることだと思っています。</p>
<p>もう傷ついている人を見たくないんです。</p>
<p>私と同じ思いをして欲しくないんです。</p>
<p>経験したからこそ、伝えられることを私はこれからも伝えていこうと思います。</p>
<p>恋愛に溺れることなく、自分自身を大切にしてほしいから・・・。</p>
]]></content:encoded>
					
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		<title>カリスマすぎた男　ピアノ編</title>
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		<dc:creator><![CDATA[オリエンタル納言]]></dc:creator>
		<pubDate>Sun, 07 May 2023 12:00:14 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[オリエンタル納言日常日記]]></category>
		<category><![CDATA[エピソード]]></category>
		<category><![CDATA[ピアノ]]></category>
		<category><![CDATA[マッチングアプリ]]></category>
		<category><![CDATA[交際]]></category>
		<category><![CDATA[元彼]]></category>
		<category><![CDATA[新型コロナ]]></category>
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					<description><![CDATA[カリスマすぎた男の前編・後編があっという間に終了してしまい、「なんだか物足りないなぁ・・・」なんて思われているのではないかと、内心ヒヤヒヤしながら書いていました&#x1f4a6; ただ私は、好きなものは最後に取っておきた [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p>カリスマすぎた男の前編・後編があっという間に終了してしまい、<strong>「なんだか物足りないなぁ・・・」</strong>なんて思われているのではないかと、内心ヒヤヒヤしながら書いていました&#x1f4a6;</p>
<p>ただ私は、好きなものは最後に取っておきたいタイプだし、サプライズ大好きだし、読んでくれている人たちには、<strong>もっとドキドキしながら読んでほしい！</strong>と勝手に思いながら、今回は、初めての<span style="color: #ff9900"><strong>番外編</strong></span>を作ることに決めました。</p>
<p>というのも、たった3ヶ月しか付き合っていなかったのに、カリスマすぎた男に関しては、エピソードが多すぎて全て書くことが出来なかったのです。</p>
<p>カリスマだけで、短編小説くらいの字数になってしまうかもしれなかったので、特に印象に残ったエピソードを、番外編としてお届けしたいと思います。</p>
<div class="blank-box bb-blue">
<p class="p1"><b>ぜひコメント欄に、読んだ感想をいただけると大変励みになります。皆さんのメッセージをお待ちしています！また、相談や困りごと、どんな些細なことでも構いません。ブログのトップに「あなたの悩み・相談」もありますので、皆さんの声をぜひお聞かせください</b>&#x1f60c;&#x1f9e1;</p>
</div>
<h4><span id="toc1">突然それは、やってきた</span></h4>
<p>交際して2ヶ月半がすぎた頃、私たちはほぼ距離を置いている状態でした。LINEはしていたけれど、ほとんど私からお伺いを立てているような、ご機嫌取りをしているような形だったのです。</p>
<p>カリスマは、面倒くさそうに短めの返事を返すだけ。</p>
<p>いっそのこと別れた方が気持ちは楽になることは、自分でも理解していました。けれども、後先を考え出したら不安の方が勝ってしまい、別れる選択を選べずにいたのです。</p>
<p>もう一つの理由は、単純に蔑ろにされていることが悔しくて、いつか見返してやりたい！と謎に負けず嫌いな性格が出てしまい、引くに引けなくなっていたことも、原因の一つだったと思います。</p>
<p>そんな生活が続いたある日、カリスマから珍しく長文のLINEが届きました。</p>
<p><span style="color: #3366ff"><strong>「俺の仕事もいつまで続けるか分からない。正直このまま付き合っていいかもわからない。お金もないし、仕事も上手くいかないし、もしかしたら地元に帰るかもしれない。もう、色々しんどいんだよね」</strong></span></p>
<p>ここまで聞くと、いよいよ別れ話を切り出される雰囲気に<span style="color: #ff00ff"><strong>（もう、無理なんだ。結局また、捨てられるんだ）</strong></span>と覚悟を決めようとしていました。</p>
<p><span style="color: #3366ff"><strong>「だからね、俺考えたんだよ！」</strong></span></p>
<p><span style="color: #ff00ff"><strong>「えっ何を考えたの？」</strong></span></p>
<p><span style="color: #3366ff"><strong>「俺、ピアノ弾くわ！</strong></span><span style="color: #3366ff"><strong>100</strong></span><span style="color: #3366ff"><strong>日間でどれだけ上手く弾けるかチャレンジする！」</strong></span></p>
<p><span style="color: #000000">まさかでした・・・・。</span></p>
<p>さっきまでお金の心配をしていて、仕事も辞めようか考えている人の発言に<span style="color: #ff0000"><strong>ピアノ</strong></span>が出てくるなんて。</p>
<p>LINE越しから伝わる熱意は、相当なものだったと思います。</p>
<p>こうしてピアノを始めることに決めたカリスマと、簡易的なピアノ探しの旅に出かけることになったのです。</p>
<h4><span id="toc2">前途多難のピアノ探し</span></h4>
<p>最近では全くデートをすることもなかった私たちですが、ピアノ探しの名目で久しぶりに二人で出かけることになりました。</p>
<p>内心このピアノ探しが上手くいって、少しずつ元通りの関係になればいいなと思っていました。</p>
<p>しかし簡易的なピアノでも値段が高く、安いと子ども用の玩具しか見当たらず、少しずつ不機嫌になっていくカリスマに、なぜか私の方が焦り始めていました。</p>
<p>結局見つけることが出来ずに、ネットショッピングでピアノを探すことになったのですが、これがまた悲劇の始まりでした。</p>
<p>早速ネットでピアノを探し始めたカリスマの機嫌は少しずつ戻り、私もホッと胸を撫で下ろしていました。</p>
<p>そして、数日後<span style="color: #3366ff"><strong>「ねえ！折りたたみのピアノが届いたよ</strong></span><span style="color: #3366ff">&#x1f3b5;</span><span style="color: #3366ff"><strong>」</strong></span>と嬉しそうに話す姿に、私も素直に嬉しかったのです。</p>
<p>しかし届けられたピアノはまさかの不良品で、一切音が出ないのです。電源は付くけど、音が鳴らず、どれだけボタンを押しても無反応なピアノに、カリスマは激怒していきました。</p>
<p>そして次の休みにカリスマの家に行くと、箱から放り出されたピアノが悲しげに床に転がっていました。</p>
<p>そこで<span style="color: #ff00ff"><strong>「私が押してみようか。もしかしたら、上手くいくかもしれない」</strong></span>と提案をし、心の中で<span style="color: #ff00ff">（どうかピアノよ、音を出してくれ！）</span>と願いながら電源を入れ、鍵盤を触ってみましたが全く動きませんでした。</p>
<p><span style="color: #000000">怒ったカリスマは、</span><span style="color: #000000"><span style="color: #3366ff"><strong>「こんな不良品送りやがって、絶対許さねぇ！」</strong></span></span><span style="color: #000000">とすぐさま、怒りのレビューを書いて、結局ピアノは返品することになりました。</span></p>
<h4><span id="toc3">怒りの矛先を向けられて</span></h4>
<p>カリスマと一緒に、ダンボールに入ったピアノを近くのコンビニで送ることにしました。</p>
<p>コンビニに向かう途中もそれはそれは不機嫌で、怒りを抑えられない様子に、どうすればいいのか私自身も分かりませんでした。</p>
<p>コンビニに着くとレジが混んでおり、しばらく待つことにしました。</p>
<p>ようやく順番が回ってきた頃には、なぜか店員さんもイライラしているし、カリスマもイライラしているし、けれども同じ態度をしてはいけないと、私は気持ちをグッと押し込んで、<span style="color: #ff00ff"><strong>「ありがとうございました」</strong></span>と店員さんにお礼を言いました。</p>
<p><span style="color: #000000">しかし、この行動が今度はカリスマの逆鱗に触れてしまうことになったのです。</span></p>
<p><span style="color: #3366ff"><strong>「ねえ、さっきの態度何？なんのつもり？めちゃくちゃ感じ悪いんだけど」</strong></span></p>
<p><span style="color: #ff00ff"><strong>「えっ！？『ありがとうございます』って言っただけだよ？」</strong></span></p>
<p><span style="color: #3366ff"><strong>「わざとやってんの？だったらやめた方がいいよ。気分悪いし」</strong></span></p>
<p><span style="color: #ff00ff"><strong>「別にそんなつもりでやってないよ・・・。セロテープとか借りたしさ、忙しい時だったから、そのお礼も込めたつもりだったんだけど」</strong></span></p>
<p><span style="color: #3366ff"><span style="color: #3366ff"><strong>「あっそ」</strong></span></span></p>
<p><span style="color: #ff00ff"><strong>「ごめん・・・」</strong></span></p>
<p>そうなんです。</p>
<p>実はピアノを段ボールに詰めただけで、セロテープでは止めていなかったので、コンビニでテープを借りて、最後の仕上げ的なことをさせてもらいました。その時に<span style="color: #ff9900"><strong>「今回だけですよ。次回からはご自宅でお願いしま</strong></span><span style="color: #ff9900"><strong>す</strong></span><span style="color: #ff9900">」</span>と店員さんに言われていたのです。</p>
<p>言い方がきついなとも思ったけれど、忙しい時間帯だったこともあり、気持ちに余裕がなかったのかもしれません。</p>
<p>そんな時に自分勝手な行動をとられたこと、それを指摘されたカリスマの両者が、イライラし合っている状況になっていたのです。</p>
<p>それに追い打ちをかけるように<span style="color: #ff00ff"><strong>「ありがとうございます」</strong></span>なんて私が言ったもんだから、相当腹が立ったのでしょう。</p>
<p><span style="color: #000000">この事件は今だに覚えているし、めちゃくちゃ納得していません。けれど、そんなことを訂正すればするほど怒りを買うだけだから、私はグッと我慢をするという忍耐強さを学びました。</span></p>
<h4><span id="toc4">初めてのピアノと二人の行方</span></h4>
<p>その後別のピアノが届き、カリスマの怒りもなんとか鎮火することが出来ました。</p>
<p>そして私に<span style="color: #3366ff"><strong>「ピアノを教えてほしい</strong></span>」と珍しく頼んできたのです。</p>
<p>保育士をしていた私は多少ピアノに触れる機会もあり、ある程度なら練習すればいけるし、これも仲良くなるチャンスだと、一生懸命頼まれた曲を仕事終わりに練習していました。</p>
<p>仲良くなるため、カリスマの気持ちが安定するため、全ては二人の今後のためだと一生懸命覚えました。</p>
<p>練習をしている姿は真剣に取り組んでいたし、何より<span style="font-size: 18px"><strong>弾きたい</strong></span>という気持ちが強く現れていました。</p>
<p>二人であーだこーだ言いながら練習をするのも、楽しかったです。</p>
<p>今までのことがまるで嘘のように幸せでした。</p>
<p>こんなふうに仲良くできるのならきっと、そう束の間の夢を見ていたかのようでした。・・・。</p>
<h4><span id="toc5">ピアノと共に迎えた終わり</span></h4>
<p>しかし、ピアノが八日目に差し掛かったところで飽きたのか、それとも別のことに夢中になったのかは分かりませんが、練習をすることも話をしてくることもなくなってしまいました。</p>
<p>そして私たちの関係も<span style="color: #ff0000"><span style="font-size: 18px"><strong>価値観が合わねえ！！！！</strong></span></span>とブチギレられたことによって、ほぼ強制的に幕を下ろしたのです。</p>
<p>この時私は、すごく学びました。</p>
<p>どれだけ献身的にサポートしても、どれだけ気を遣って過ごしていても、結局は上下関係ができている時点で、全ては相手の一言で決まってしまう。</p>
<p>そこに努力なんて無意味なんだと。</p>
<p>新型コロナはマスクで表情を見えなくした代わりに、人の本質を見せてくれたのかもしれません。</p>
<p>今まで隠していた本来の姿を・・・。</p>
<p>そしてこの物語は、<span style="color: #ff0000"><strong>「ガラス入りのハンバーグ」</strong></span>へと続いていくのです。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
]]></content:encoded>
					
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		<title>カリスマすぎた男　後編</title>
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		<dc:creator><![CDATA[オリエンタル納言]]></dc:creator>
		<pubDate>Sat, 06 May 2023 10:00:27 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[オリエンタル納言日常日記]]></category>
		<category><![CDATA[マッチングアプリ]]></category>
		<category><![CDATA[モラハラ]]></category>
		<category><![CDATA[元彼]]></category>
		<category><![CDATA[恋愛]]></category>
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					<description><![CDATA[さてカリスマすぎた男も後半戦へと差し掛かろうとしています。 東京へ出かけ、プライドを傷つけられたカリスマはとんでもなく怒り狂い、その日以降、本性をどんどん表すようになりました。 交際中は週に一度会っていたのですが、一緒に [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p>さてカリスマすぎた男も後半戦へと差し掛かろうとしています。</p>
<p>東京へ出かけ、プライドを傷つけられたカリスマはとんでもなく怒り狂い、その日以降、本性をどんどん表すようになりました。</p>
<p>交際中は週に一度会っていたのですが、一緒にデートに出かけることも極端に減り、もっぱらカリスマの家で過ごすことが増えていきました。</p>
<p>少しでも気分を害するようなことを言ってしまったら、へそを曲げて執拗に私を責め立てました。</p>
<p><strong>お前の性格は歪んでいる。</strong></p>
<p><strong>個性的な服を着ているお前は、変わってるし一緒に歩いてて恥ずかしい。</strong></p>
<p><strong>どうしてもっと女性らしい格好ができないんだ。</strong></p>
<p><strong>保育士は子どもと遊んでるだけで、大変じゃないだろ？俺みたいに上司との付き合いもなければ、大変な任務もない。誰でもできる簡単な仕事なんだから、<span style="color: #ff0000;">「辛い」</span>なんて言葉出すなよな。</strong></p>
<p><span style="color: #000000;">ありとあらゆる暴言を吐かれていましたが、それでも好きな気持ちには変わりがなく、私は全ての言葉を受け止めて<span style="color: #ff00ff;">「ごめんね」</span>と言うことしかできませんでした。</span></p>
<h4><span id="toc1">主従と依存の関係に</span></h4>
<p>そんなある日、我慢の限界をとっくに超えていた私は、カリスマの一言によって初めて「その言い方は、ないんじゃない？」と反論をしてしまったのです。</p>
<p>もちろん自分の意見が100%正しいと思っている相手に、正論をぶつけてしまったことでカリスマは、我を忘れて怒り狂いました。</p>
<p>そしてここでもまた、<strong><span style="color: #339966;">伝家の宝刀</span></strong>が繰り出されることとなったのです。</p>
<p><strong>「コロナの影響で仕事も上手くいってないし、この先どうなるかも分からないのに、その相手に向かって支えるどころか正論をぶつけてくるなんて、非常識にも程がある。何考えてるの？寄り添うって言葉知らないの？このままだと、仕事を辞めて地元に帰るかもしれない。その時は、</strong><span style="color: #3366ff;"><strong><span style="color: #ff0000;">納言ちゃんと別れるから</span></strong></span><strong>」</strong>と。</p>
<p><span style="color: #000000;">付き合って2ヶ月ちょっとしか経っていないのに、まさかの別れる宣言をされ、慌てた私は<strong>「言いすぎました。ごめんなさい」</strong>と謝り続けました。</span></p>
<p>その姿を見ながらニヤリと笑う顔は、今でも忘れません。</p>
<p>この出来事がきっかけとなり、完全な主従関係が確立されていきました。</p>
<p>何をするにもカリスマの顔色をうかがい、気分を害さないように細心の注意を払っていました。どうしてそこまでして、カリスマにすがってしまったのか・・・・</p>
<p><strong>山と別れて絶望した時に出会ったからこそ、次は失敗できない、もう私には後がないと思い込んでいたこと、そして好きと言う気持ちではなく、この関係に依存してしまったことが何よりの別れられない理由だったと思います。</strong></p>
<h4><span id="toc2">お泊まり反省会</span></h4>
<p>話は少しだけさかのぼり、お泊まりを初めてした日、私はいつも以上に緊張をしていました。何をするにもそわそわしていたのです。また昔から、心を開くのに時間がかかり、付き合ってすぐの人に対して必要以上に気を遣ってしまうことがあります。</p>
<p>その日のお泊まりもそんな感じで、気を遣っていたし極度に緊張もしていました。ただカリスマは、その時は特に何かを言うわけでもなく、普段通り過ごしていました。</p>
<p>しかし、問題はここから。</p>
<p>お泊まりを終えて帰宅をすると<strong>「着いたら電話して！」</strong>とLINEが入っていたのです。</p>
<p>言われた通りかけてみると、第一声に<span style="color: #3366ff;"><strong>「ねえ、今日って気を遣ってた？それとも素の自分？どっちなの？」</strong></span></p>
<p><span style="color: #ff00ff;"><strong>「えっ！？初めてだから緊張してたかもしれない。何か変だった？」</strong></span></p>
<p><span style="color: #3366ff;"><strong>「いや変じゃないけど、なんか気になる感じだった。俺の前では素を出していいんだよ。何も遠慮なんてしなくていいから」</strong></span>そう言ってくれました。</p>
<p>けれど言われて簡単にできることではなく、困った私は、次のお泊まりで<strong>素の自分</strong>を少しだけ演じてみることにしました。</p>
<p><span style="color: #000000;">家に着いたら電話をするように言われていたのでかけてみると、<strong><span style="color: #3366ff;">「今日はちゃんと素だったね！偉いじゃん。」</span></strong>と言った後に、なぜか次のお泊まりでは、もっとこうしたほうがいいよという謎のアドバイスをもらうことになりました。</span></p>
<p>それは別れるまで恒例行事のように行われ、<strong>泊まる→帰宅する→電話する→評価される→反省して次に活かす</strong>というサイクルが出来上がってしまったのです。</p>
<p>こんなやつに誰が素を出して、ありのままの自分でいられると思うのか、今でも謎だしむしろ教えて欲しいくらいです。</p>
<p>カリスマの中ではきっと、<strong><span style="color: #3366ff;">「俺の意見は絶対に正しいし、むしろ言ってもらえることをありがたいと思え」</span></strong>という気持ちがあったのでしょう。</p>
<p>それはお泊まりに限らず、どんな時でもです。</p>
<p>誰かの容姿について評価したり、自分と違う意見の人を全て悪だと思っていたり、この世の中で一番優れているのは自分だと、本気で思っていたんだと思います。だからこそ自分と違う価値観を持っている人や、行動をしている人に対して否定的な言葉をぶつけていたのかもしれません。</p>
<h4><span id="toc3">自己愛の塊が作られるまで</span></h4>
<p>カリスマがどうしてカリスマになったのか、それはきっと幼少期から学生にかけての周りの対応が大きく関わっていると思います。</p>
<p>カリスマは<strong><span style="color: #3366ff;">「俺のお母さんはずっと、俺のことを<span style="color: #ff9900;">『かっこいい！イケメン！誰よりも素敵』</span>と言ってくれたんだ。だから、彼女なんて連れて行ったら普通に無視したり態度が悪くなるんだよね。きっと盗られたって思うんだろうね」</span></strong>と、なんとも複雑な気持ちにさせてくることを自慢げに言っていました。</p>
<p>また別の時には、<strong><span style="color: #3366ff;">「学生時代はさ、ヤンキーよりも顔がいいやつがカースト上位だったんだよね。だから俺は、常にカーストの一番上にいたんだよ。周りからもさ、<span style="color: #ff9900;">『お前って本当にかっこいいよな』</span>って言われたことしかなかったわ。逆に嫌だったわけ、顔で判断されることが。俺の中身を見て欲しいのに、顔しか見てくれないんだから</span>」</strong>と、鏡を見ながら言われた時には、<strong>（いや、そう言うところだよね・・・）</strong>とツッコみたくなる程でした。</p>
<p><span style="color: #000000;">9：1で分けられた前髪を丁寧にセットする姿を見て、改めて自己肯定感の強さを見せつけられたような気持ちでした。</span></p>
<h4><span id="toc4">周りの言葉に蓋をして</span></h4>
<p>そんなこんながありながらも、徐々にモラハラ気質を高めていくカリスマに、少しだけうんざりし始めていました。</p>
<p>私だって人間だし、もちろん心があります。言われて傷つく言葉だってあるけれど、そんなことはどうでもいいのでしょう。一緒にいる間は、基本的にマウントを取られるか、自慢話を聞かされるか、私に対してのダメ出しをされるかのどれかです。</p>
<p>そこで少しでも嫌な顔をした場合には、<span style="color: #339966;"><strong>伝家の宝刀「別れるから」</strong></span>が炸裂してしまう。</p>
<p>友人たちに相談しても、返ってくる答えは<strong><span style="color: #ff9900;">「そいつのどこがいいの？」</span></strong>とか<strong><span style="color: #ff9900;">「もう別れなよ。それは愛されてない」</span></strong>と至極真っ当な答えが返ってくるばかりでした。</p>
<p><span style="color: #000000;">でも別れる勇気は、ありませんでした。</span></p>
<p>別れた後に、もう二度と恋愛できないかもしれない恐怖の方が強かったから。</p>
<p>もう私には、後がないと思っていたから。</p>
<p>なにより、この先の人生が一人で孤独に終わっていくことが怖かったのです。</p>
<p>幸せの最中にいる人たちの言葉を信じる勇気が、この時の私にはありませんでした。</p>
<h4><span id="toc5">価値観ってなに？</span></h4>
<p>あっという間に3ヶ月目に突入した頃、私の元にカリスマからLINEが届きました。</p>
<p><span style="color: #3366ff;"><strong>「あのさ、納言ちゃんと俺って価値観合わないよね。だから別れたいんだけど。なんかもっと自分のこと見つめ直して欲しいんだよね」</strong></span>と。</p>
<p>私は驚いて、何がいけなかったのか何をしてしまったのかを考えれるだけ考えました。</p>
<p>そして一か八か、私の性格を否定するようなことをLINEで送ることにしたのです。</p>
<p><span style="color: #ff00ff;"><strong>「ごめんね。私が正論を言ったり、大切な話を聞かなかったりしたから嫌な気持ちにさせちゃったよね。これから気をつけるから、もう一度チャンスをもらえないかな」</strong></span>と。</p>
<p>するとすぐに返事が返ってきて<span style="color: #3366ff;"><strong>「よく気づけたね！偉いよ。そう言うところを直して欲しいんだよね。そこが納言ちゃんには足りないわけ。まあさ、これからも一緒にいたいと思うのなら、まず自分から変えていこ。人は変えられないけど、自分は変えられるんだから。あとさ、もうこの話は終わりにしていいかな？面倒だから、今後一切、こう言う話の時は無視するから、よろしく」</strong></span>となんとも身勝手で、一方的なLINEが送られてきました。</p>
<p><span style="color: #000000;">そしてバカな私も<strong><span style="color: #ff00ff;">「教えてくれてありがとう。これから気をつけます」</span></strong>と返信を返し、自分のことを責め続けました。</span></p>
<p>カリスマから出された条件は、少し距離を空けて会わないようにしようというものでした。なるべくLINEも返したくないと言われていたので、この時はもう完全に気持ちはなかったんだと思います。</p>
<p><span style="color: #000000;">そしてこの数週間後には<span style="color: #3366ff;"><strong>「お前とは価値観が合わねーんだよ！！もう別れる！」と怒鳴られ、その後LINEで「お前とは価値観が合わないし、なんかもうめんどくさいから、別れよ」</strong></span>と言われ、そのままお別れをすることになりました。</span></p>
<h4><span id="toc6">3ヶ月で学んだこと</span></h4>
<p>カリスマすぎた男と付き合ったのは、たったの3ヶ月ほどでした。けれども、強烈な思い出と自尊心をボロボロに傷つけてきた行為は、今も忘れることはありません。</p>
<p>皆さんも経験はありませんか？</p>
<p>自己肯定感が高すぎて他人をバカにする人や、自分が人類の中で最も優れていると勘違いしている人。</p>
<p>自分の価値観だけを押し付けて、違う人の考えは<span style="color: #ff0000;"><strong>悪</strong></span>だと思っている人。</p>
<p>誰だって育ってきた環境が違うように、考え方もそれぞれ違うと思います。自分の知っている世界だけで話をしようとする人こそ、もっと視野を広げて周りを見て欲しいものです。</p>
<p>今のカリスマがどうなっているかは正直わかりませんが、自己陶酔に溺れるのではなく、相手の気持ちを知り、寄り添える人になっていてほしいと少しだけ希望を抱きながら、私と同じ被害者がいないことを切に願っています。</p>
<h4><span id="toc7">お知らせ</span></h4>
<p>実はこの話には続きがあるのですが、内容が濃すぎるせいで今回のエッセイに書くことができませんでした。</p>
<p>なので、<span style="color: #993366;"><strong>カリスマすぎた男番外編</strong></span>として書いていこうと思います。</p>
<div><span style="font-size: 18px;"><strong>＜次回予告＞</strong></span></div>
<div></div>
<div class="blank-box bb-red"><strong><strong>「ピアノを始めたあの日」、「ガラス入りのハンバーグ」の順にお送りしていきます！ぜひ読んでください。</strong></strong></div>
<div></div>
<div class="p1 blank-box bb-blue"><b>ぜひコメント欄に、読んだ感想をいただけると大変励みになります。皆さんのメッセージをお待ちしています！また、相談や困りごと、どんな些細なことでも構いません。ブログのトップに「あなたの悩み・相談」もありますので、皆さんの声をぜひお聞かせください</b></div>
<p>&nbsp;</p>
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		<item>
		<title>カリスマすぎた男  前編</title>
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		<dc:creator><![CDATA[オリエンタル納言]]></dc:creator>
		<pubDate>Fri, 05 May 2023 12:00:37 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[オリエンタル納言日常日記]]></category>
		<category><![CDATA[マッチングアプリ]]></category>
		<category><![CDATA[元彼]]></category>
		<category><![CDATA[恋愛]]></category>
		<category><![CDATA[悩み]]></category>
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					<description><![CDATA[まず初めに 今回もInstagramから、皆さんに「読んでみたい元彼シリーズ」のアンケートを取らさせていただきました。 個人的にはタワーマンションに連れてかれた話が圧勝するかなと思っていたら、まさかのダークホース登場に、 [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<h4><span id="toc1">まず初めに</span></h4>
<p>今回もInstagramから、皆さんに<strong>「読んでみたい元彼シリーズ」</strong>のアンケートを取らさせていただきました。</p>
<p>個人的には<span style="color: #ff0000;"><strong>タワーマンションに連れてかれた話</strong></span><span style="color: #ff0000;"><span style="color: #000000;">が圧勝するかなと思っていたら、まさかのダークホース登場に、驚きを隠せませんでした（笑）。</span></span></p>
<p>今回も過去の体験談をノンフィクションでお届けすると共に、何かしらの教訓が得られることを密かに願っています。</p>
<p>アンケートに答えてくださったフォロワーの皆さん、本当にありがとございました。そしてブログを読んでくださる皆さん、いつも本当にありがとうございます。感謝の気持ちでいっぱいです！</p>
<div class="blank-box bb-blue"><strong>ぜひコメント欄に、読んだ感想をいただけると大変励みになりますので、皆さんのメッセージをお待ちしています！また、相談や困りごと、どんな些細なことでも構いません。ブログのトップに<span style="color: #ff9900;">「あなたの悩み・相談」</span><span style="color: #ff9900;"><span style="color: #000000;">もありますので、皆さんの声をぜひお聞かせください。</span></span></strong></div>
<h4><span id="toc2">マッチングアプリからの出会い</span></h4>
<p>実はカリスマすぎた男との出会いは、山と別れたすぐのことでした。</p>
<p>とにかく心を満たしたくて、誰でもいいから愛して欲しくて、気がついたらお馴染みのマッチングアプリをインストールしていました。</p>
<p>友人たちには<span style="color: #ff9900;">「あんた本当に懲りないね」</span>とか<span style="color: #ff9900;">「一旦恋愛は、お休みしたら？」</span>と言われましたが、心底歪んでいた私は<strong>（家庭を持ったり、彼氏がいたりする人たちに孤独の辛さは分からないんだ！）</strong>と忠告を無視して、またもや地獄の門を盛大に叩きまくっていたのです。</p>
<p>私は早速、数年前の全盛期に盛れた写真を探し出し、プロフィールにアップしました。</p>
<p>男性が好きそうな写真は感覚的に分かっていたので、迷うことなく２、３枚用意して、プロフィール欄も書きすぎず書かなさすぎずを意識しました。</p>
<p>数週間前に大失恋したとは思えないほどの行動力と、切り替えの速さに驚いていたけれど、とにかく一人になることが怖かったんだと思います。</p>
<p>その中で出会ったのが、この<span style="color: #3366ff;"><strong>カリスマすぎる男（通称　カリスマ）</strong></span>でした。</p>
<h4><span id="toc3">高身長の爽やかイケメン</span></h4>
<p>今まで付き合ってきた元彼とは違う、爽やかで<strong>THE好青年</strong>のような顔立ちをしていました。歴代の中でも一番整った顔をしていたと思います。</p>
<p>今までの人生で、関わることのなかったタイプだったので、連絡が来た時には思わず舞い上がってしまいました。</p>
<p>爽やかな顔、すらっと伸びた身長、そしてお洒落な服装。</p>
<p>写真を見ただけでも、これほどまでに素敵な人がどうしてマッチングアプリをやっているのか、疑問で仕方がありませんでした。</p>
<p>けれどそんなことは、どうでもいいのです。</p>
<p><span style="color: #000000;">あれだけ</span><span style="color: #000000;"><span style="color: #ff0000;"><strong>「山と私どっちを選ぶの？」</strong></span></span><span style="color: #000000;">と言っていた奴は、もうそこにはいません。新しい恋に向けて、未来の結婚相手を探すために向けて、もうすでにクラウチングスタートをしようとしていたのだから。</span></p>
<p>カリスマとすぐにLINEを交換し、やり取りをしていきました。</p>
<p>服の話をしたり、音楽の話をしたり、時にはアニメや映画の話もしました。少しずつ打ち解けていくようになると、お互いにもっともっと知りたくなっていきました。</p>
<p>LINEは毎日の習慣になり、時間が合えば電話もするようになっていきました。</p>
<p>会ったこともないけれど、気持ちは完全にカリスマに向かって走り出していたのです。</p>
<h4><span id="toc4">新型コロナをきっかけに</span></h4>
<p>その後は面白いくらいにトントン拍子に話が進んでいき、デートを重ねて晴れて私は、爽やかイケメンのカリスマと交際をスタートさせました。</p>
<p>付き合い初めの頃は、お互いに気を遣いながらも尊重し合いながら、想い合って過ごすことができていました。</p>
<p>デートに行けば私の服装を<span style="color: #99ccff;"><strong>「素敵だね」</strong></span>と、まるで紳士のように褒めてくれる。道路側をさりげに歩き、不意に微笑んだ時の八重歯さえ愛おしく思えてくる。</p>
<p>そう、まさに私はカリスマに<span style="color: #ff99cc;"><strong>夢中</strong></span>だったのです。</p>
<p>付き合って1ヶ月までは・・・。</p>
<p>交際してから1ヶ月が経とうとした時、<strong>新型コロナ</strong>の猛威が凄まじくなり始め、全ての自由を奪っていく勢いでした。給料やボーナスは減らされていき、気軽に外食も出来ない状態でした。</p>
<p>カリスマの会社も例外ではなく、不安定な生活を強いられていたそうです。</p>
<p>すると、少しずつカリスマの言葉に違和感を感じるようになっていきました。</p>
<p>それはマイナス思考になっていくとか、不安でうつ状態になるというわけではなく、私も含めて全ての人を対象に文句を言ったり、自分の価値観だけで相手を否定するような言葉を発する機会が増えていきました。</p>
<p>日中はマスク着用であれば外食ができたので、この日はデートがてら昼食を食べに行くことにしました。</p>
<p>すると目の前から、若いカップルが楽しそうに手を繋いで歩いてきたのです。</p>
<p><span style="color: #3366ff;"><strong>「ねえ、あれ見て。右の女は</strong></span><span style="color: #3366ff;"><strong>70</strong></span><span style="color: #3366ff;"><strong>点くらいじゃない？左の男は</strong></span><span style="color: #3366ff;"><strong>50</strong></span><span style="color: #3366ff;"><strong>点。正直俺だったら、一緒に歩いて恥ずかしいレベルだね」</strong></span></p>
<p><span style="color: #ff00ff;"><strong>「そうかな。そんなことなかったと思うけど・・・」</strong></span></p>
<p><span style="color: #3366ff;"><strong>「いやいや、偽善者ぶらないで？あとさ、納言ちゃんも俺の彼女って自覚持ってね。見た目ってすごく大事だから。俺の彼女に相応しくないと・・・ねっ？」</strong></span></p>
<p><span style="color: #000000;">その後も、誰かとすれ違うたびに点数をつけていました。</span></p>
<p><span style="color: #000000;">一緒に歩いていた私は、盲目モードの最中だったので</span><span style="color: #000000;"><strong>「自分も気をつけよう」</strong></span><span style="color: #000000;">と、カリスマの言葉を鵜呑みにする形で納得をしてしまいました。</span></p>
<p>それからでしょうか。</p>
<p>ことあるごとに過去の武勇伝を語り、どれだけの女性にモテてきたか、どれだけ自分は必要とされてきたか、そして自分の周りには優秀な人しか集まらないなどの話が、永遠と繰り返されるようになったのは。</p>
<p>その度に<strong>「君はラッキーだよ。俺と付き合えて」</strong>なんて言われることもありました。冗談でもなんでもなく、カリスマは本気でそう思っていたのだと思います。</p>
<h4><span id="toc5">上下関係ができた日</span></h4>
<p>付き合ってから2ヶ月弱が経とうとしていた頃、決定的な事件が起きてしまいました。</p>
<p>ある日カリスマは、昔の友人たちと東京に行く機会がありました。久しぶりに会えるということもあり、出かける前は嬉しそうに思い出を振り返りながら、話してくれました。</p>
<p>東京旅行を純粋に楽しんでほしい、そんな気持ちで私は送り出しました。</p>
<p>カリスマが昔の友人たちといる間、頻繁に連絡が来ることはありませんでしたが、帰り道に連絡をくれた後、長い時間をかけて帰宅したカリスマからすぐに電話がかかってきたのです。</p>
<p>私は嬉しさのあまり、深夜になっていることも忘れて電話に出ました。</p>
<p><span style="color: #ff00ff;"><strong>「どうだった？東京旅行。久しぶりに友だちに会えたから嬉しかったよね！」</strong></span></p>
<p><span style="color: #3366ff;"><strong>「いや、別に大したことないかなっていうか、結婚するとか、給料いくらもらってるとか、そんな話ばっかで正直つまらなかったよ。大したこともないのにさ、なんであそこまで言えるのか不思議だよね」</strong></span></p>
<p><span style="color: #ff00ff;"><strong>「お友だち結婚するの？嬉しいことじゃん」</strong></span></p>
<p><span style="color: #3366ff;"><strong>「いやいや、正直結婚の何がいいか分からないよね。あんなの暇な奴がすることだよ。それにさ、過去の話するやつって好きじゃないのよね。将来に目を背けてる感じが。いつまで過去に縛られてるんだって思う。昔の話とかもしたけど、結論行かなくてもよかったわ」</strong></span></p>
<p><span style="color: #000000;">これはあくまで私の考察になりますが、カリスマの会社もコロナの影響を受けていたので、きっと気持ちに余裕がなかったんだと思います。</span><span style="color: #000000;">仕事がなくなるかもしれない不安、続々と結婚していく友人たち、自分が出来ないことをしている彼らが、プライド的に許せなかったのかもしれません。</span></p>
<p>誰しも一度は、心に余裕がなくて人の幸せを素直に喜べないことがあるように、カリスマもその真っ只中にいたのではないでしょうか。</p>
<p>ただ状況を考慮して100歩譲ったとしても、電話をしてから2時間が過ぎたあたりで、永遠に続く文句と謎の発言に私自身もうんざりし始めていました。</p>
<p>日中ならまだ我慢できたかもしれない、けれども一向に終わらない深夜の長電話は、聞く方もうとっくに限界を迎えていたのです。</p>
<p><span style="color: #3366ff;"><strong>「ねえ、納言ちゃん。ちゃんと話聞いてるの？適当に聞いてないよね？」</strong></span></p>
<p><span style="color: #ff00ff;"><strong>「いや・・・。なんて言えばいいか分からなくて」</strong></span></p>
<p><span style="color: #3366ff;"><strong>「もういいよ！俺の話をちゃんと聞いてくれないなら、べつにいつだって別れるから。彼女なら最後まで話聞けよな。そういうところだよ。もういいや、気分悪いし電話切るね」</strong></span></p>
<p><span style="color: #ff0000;"><span style="font-size: 18px;"><strong>ブチっ！！</strong></span></span></p>
<p><span style="color: #000000;">とても理不尽に切られた電話にホッとした私と、後から怒りが沸々と湧き出る私の両方が存在していました。</span></p>
<p><span style="color: #008000;"><strong>伝家の宝刀「別れるわ」</strong></span>という言葉を、私は後何回聞けばいいのだろうかとうんざりしながらも、まだ好きな気持ちはあったので、<span style="color: #ff00ff;"><strong>「もう少し、寄り添って話を聞けばよかったよね。ごめんね」</strong></span>とだけ送り、モヤモヤしたまま眠りについたのです。</p>
<p>次の日LINEを見ると、<span style="color: #3366ff;"><strong>「気をつけてね。そういうところだよ！相手の気持ち考えられないとか、人としてどうかと思うから。まぁ、謝ってくれたから今回だけ許すよ」</strong></span>と書かれていました。</p>
<p>この時ばかりは<span style="font-size: 20px;"><strong>「何様じゃい！！！！！！！！！」</strong></span>と思わずスマホを放り投げて、半日連絡を無視したのがせめてもの抵抗でした。</p>
<p>この電話事件以降、カリスマはさらにカリスマ道を鰻登りで駆け上がっていくのです。</p>
<p><span style="font-size: 18px;"><strong>＜次回予告＞</strong></span></p>
<div class="blank-box bb-red"><strong>「カリスマなのかモラハラなのか」最終決断に入る時、思いもよらないドラマが生まれる・・・。次回もお見逃しなく！</strong></div>
<p>&nbsp;</p>
]]></content:encoded>
					
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		<title>山に籠りたい男　後編</title>
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		<dc:creator><![CDATA[オリエンタル納言]]></dc:creator>
		<pubDate>Wed, 03 May 2023 09:44:34 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[オリエンタル納言日常日記]]></category>
		<category><![CDATA[マッチングアプリ]]></category>
		<category><![CDATA[元彼]]></category>
		<category><![CDATA[恋愛]]></category>
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					<description><![CDATA[さて、交際して3ヶ月でまさかの修羅場「俺、山に籠りたい」発言をされ、私の心は完全にかき乱されていました。 山に籠りたい？えっ？自給自足？長年の夢？これからどうなっていくの？と、頭の中は大混乱でした。 しかし、今まで付き合 [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p>さて、交際して3ヶ月でまさかの修羅場<span style="color: #3366ff;"><strong>「俺、山に籠りたい」</strong></span>発言をされ、<span style="color: #000000;">私の心は完全にかき乱されていました。</span></p>
<p><span style="color: #000000;"><strong>山に籠りたい？えっ？自給自足？長年の夢？これからどうなっていくの？</strong></span>と、頭の中は大混乱でした。</p>
<p>しかし、今まで付き合ってきた元彼と比べて趣味も合うし、一緒にいて楽しいし、何より私は、焦っていました。</p>
<p>付き合い始めたのが26歳くらいだったので、友人たちも結婚したり、子どもを授かったり、自分自身の家族を作り、生活を新たにスタートさせている人ばかりでした。正確に言えば、そういう人たちばかりに気を取られていたんだと思います。</p>
<p>「私も結婚したい。新しく家族を作りたい」そんなことを考えていました。</p>
<p><span style="color: #ff0000;"><strong>誰かと結婚したいというよりも、結婚と結婚したかったのかもしれません。</strong></span></p>
<p><span style="color: #000000;">だからこそ、趣味や考え方が合う山となら結婚できるかもしれないと、勝手に淡い期待を抱いてしまっていたのです。</span></p>
<p>それなのに、夢を追いかけたいと言われてしまったら、どうしていいのか分からなくなってしまいました。</p>
<h4><span id="toc1">勇気を出して聞いてみた夢</span></h4>
<p>しかし、いくら考えても答えは見つからないし、どうしていいかも分からないまま、交際はそのまま続けていました。</p>
<p>付き合って半年が経ったある日、私は山に夢の話を切り出してみることにしました。</p>
<p><span style="color: #ff00ff;"><strong>「ねえ、前に言ってた夢の話なんだけど、本気で考えてるの？」</strong></span></p>
<p><span style="color: #3366ff;"><strong>「うーん、正直分からないんだよね。納言と一緒にいたいって気持ちもあるし、夢を叶えたいって気持ちもある。だから、納言さえ良ければ山に一緒に来てくれたら、一番嬉しいんだけど」と。</strong></span></p>
<p><span style="color: #000000;">普通なら「山に行けない」と思うところを、盲目モード全開だった私は「一緒に行っていいの？私のこと好きって思ってくれてる！愛されてるんだ！」と変な解釈をしてしまい、</span><span style="color: #000000;"><span style="color: #ff00ff;"><strong>「山と一緒にいたい！」</strong></span></span><span style="color: #000000;">と気がついたら言っていました。</span></p>
<p>山はものすごく嬉しそうに<span style="color: #3366ff;"><strong>「本当に？夢を一緒に叶えてくれるの？」</strong></span>と、私の手を握りながら、涙ぐんでいました。</p>
<p>交際期間中で、一番ドラマチックで燃え上がっていた時期だったでしょう。</p>
<h4><span id="toc2">すれ違っていく価値観</span></h4>
<p>話はどんどん大きな方向へ進んでいきました。</p>
<p>どこの山に住むのか、どんな生活をこれからしていくのか、本格的な山籠りは、何年後を目安に動いていくかなど、話し合っていきました。</p>
<p>正直に言えば、山に籠ることよりも<strong>「彼と一緒になって、結婚ができる」</strong>ことに、舞い上がってしまっていました。</p>
<p>数少ない仲のいい友人たちにも、<span style="color: #ff00ff;"><strong>「私、山の住んでいる所に行くかもしれない」</strong></span>と圧倒的に先走ったことを口にしていました。</p>
<p><span style="color: #000000;">しかし友人たちは、みんな口を揃えて</span><span style="color: #000000;"><span style="color: #ff9900;"><strong>「本当に大丈夫？ちゃんと話し合ってる？どこの山に住むの？」</strong></span></span><span style="color: #000000;">と心配していました。</span></p>
<p><span style="color: #000000;">あまりにも心配されたので、一度聞いてみようと次のデートで具体的な話をすることにしました。</span></p>
<p><span style="color: #ff00ff;"><strong>「ねえ、山に籠るってどこの山にするの？」</strong></span></p>
<p><span style="color: #3366ff;"><strong>「まだ決めてないけど、目星はつけてるんだよね」</strong></span></p>
<p><span style="color: #ff00ff;"><strong>「一緒に住むってことはさ、結婚することになるのかな・・・？」</strong></span></p>
<p><span style="color: #3366ff;"><strong>「そうだね。山での生活にはなるけど自給自足で暮らせるし、狩猟免許持ってるから、里に降りることもそんなにないと思う。後々野菜とかも一緒に育てていこうよ。楽しいよ」</strong></span></p>
<p><span style="color: #000000;">私は完全に甘く考えていたのです。</span></p>
<p>まさか、狩猟免許を取得しているなんて考えていなかったし、山といっても<span style="color: #ff0000;"><strong>山奥</strong></span>だとは思っていませんでした。<span style="color: #000000;">彼は完全に俗世を離れて、仙人のような暮らしをする気満々だったのです。</span></p>
<p>私は地元を離れて、彼と一緒に山籠りをする勇気も、全て自給自足での生活をすることにも、とても不安を感じ、どんどん未来が見えなくなっていきました。</p>
<p>そうなると、些細なことで喧嘩をするようになり、関係が徐々に悪くなっていきました。</p>
<p>喧嘩をする度に<span style="color: #3366ff;"><strong>「やっぱり俺一人で山に籠るわ！</strong></span>」と、脅しのように使われることも増えていきました。私は私で別れたら、もう二度と恋愛ができないかもしれないと不安に駆られて「ごめんね、一緒にいられる方法を考えよう」と言うことしかできませんでした。</p>
<p>まさに、堂々巡りのやりとりは別れるまで続いたのです。</p>
<h4><span id="toc3">一年記念日の悲劇</span></h4>
<p>自分の生活を捨ててまで、彼の夢を一緒に追いかける勇気が出ないけれど、ずっと一緒にいたい気持ちは、変わることはありませんでした。</p>
<p>喧嘩も多かったけれど、それでも二人でいる時間は幸せだと感じていました。</p>
<p>すると、ある時から<span style="color: #3366ff;"><strong>「この先もずっと納言といたいな。そろそろ俺も結婚を考えんとな」</strong></span>なんて言うようになり、余計に山と一緒にいたい気持ちは、加速していきました。</p>
<p>山は私よりも、5個以上も離れていたので結婚を意識している気持ちは、本物だと完全に信じていました。</p>
<p>会話の中で<strong>子ども欲しいね</strong>とか、<strong>結婚したらどんな生活をしたいか</strong>も具体的に話すようになり、現実味を帯び始めたことにさらに舞い上がってしまっていたのです。</p>
<p>しかし、お別れは突然やってくるのです。</p>
<p>それは一年記念日での旅行帰りに起きました。</p>
<p>行き帰りを私が運転しており、疲れも少し溜まっていた時に、山も些細な一言に反論をしたところから、お互いにどんどんヒートアップしていきました。</p>
<p>すると、<strong>「俺やっぱり恋愛向いてないわ！もう、別れよ。縁がなかったんだよ。俺たち。自由に生きたいのに、恋愛してたら自由になれない」</strong>と言われ、私は悲しくなって無言になっていました。</p>
<p><span style="color: #3366ff;">「俺はね、やっぱり山に籠って一人で生きていきたい。納言だって来るの大変でしょ？結婚しても苦労するだけだよ。もう、別れた方がいいって」</span></p>
<p><span style="color: #ff00ff;"><strong>「えっ、あれだけ沢山話し合ってきたのに？結婚しようって言ってくれてたのに？子どもの話だってしたじゃん」</strong></span></p>
<p><span style="color: #3366ff;"><strong>「山に住むなら正直子どもは、いらんかな。お金かかるし居なくていいかなって。納言は大好きだけど、俺は結婚向いてないから・・・」</strong></span></p>
<p>沢山話し合ってきたことも、今までの積み重ねも全て無駄になってしまったことに、怒りと悲しみが合わさり、それでも最後の勇気を振り絞って山に聞いたのです。</p>
<p><span style="color: #ff0000;"><strong>山と私、どっちを選ぶの？</strong></span>と。</p>
<p>すると、少しの間沈黙が流れ<span style="color: #3366ff;"><strong>「山・・・かな」</strong></span>と答えました。</p>
<p>一年記念日をお祝いするはずの旅行が、お別れ旅行となってしまったのです。</p>
<h4><span id="toc4">最後に</span></h4>
<p>結局私は、山に籠ることもなくそのまま地元に残ることになりました。</p>
<p>付き合っている間、もしかしたら私は都合のいい女になっていただけだったのかもしれません。</p>
<p>家に来てくれるし、デート代もかからないし。</p>
<p>ことあるごとに夢の話をされて、時には「友だちに、彼女と別れて夢を追いかけろよ」と背中を押されたんだと言われたこともありました。</p>
<p>約3時間かけて行っていても、「ありがとう」と言われたことは、最初の3ヶ月だけ。家に着くまで心配して待っててくれたのも、初めだけ。</p>
<p>もしも、あのまま山に籠ったとしても、誰も知らない場所での自給自足の生活は、地獄のような生活になっていたでしょう。</p>
<p>今となっては、一緒についていかなくてよかったと心の底から思っています。</p>
<p>この話には、ほんの少しだけ続きがあって、別れた後、一度だけ電話をしたことがありました。</p>
<p>それは<strong>「もしも、彼氏ができたら教えて欲しい。納言の幸せを一番願っているのは、俺だから」</strong>という言葉を信じていた馬鹿な私は、律儀に山に彼氏が出来た報告をすることにしました。</p>
<p>すると<strong>「本当によかった。おめでとう。これからも、ずっと幸せを願っているから」と</strong>言いながら電話越しに泣かれ、つられた私も一緒に泣くというカオスな状況で、完全に終わりを迎えました。</p>
<p>風の噂では、山は未だに山には籠っていないそうです。</p>
<p>〜完〜</p>
<div class="blank-box bb-blue"><strong>最後まで読んでくださり、本当にありがとうございました。ぜひ、感想をコメント欄に書いていただけると励みになります。また、引き続き相談等も受け付けています！今後も<span style="color: #ff0000;">「元彼ダメンズシリーズ」</span>を定期的にあげていきたいと思いますので、ぜひ、読んでください。</strong></div>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
]]></content:encoded>
					
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		<title>山に籠りたい男　前編</title>
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		<dc:creator><![CDATA[オリエンタル納言]]></dc:creator>
		<pubDate>Tue, 02 May 2023 10:00:10 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[オリエンタル納言日常日記]]></category>
		<category><![CDATA[エピソード]]></category>
		<category><![CDATA[人生]]></category>
		<category><![CDATA[元彼]]></category>
		<category><![CDATA[恋愛]]></category>
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					<description><![CDATA[まず初めに・・・ こんにちは！オリエンタル納言です。 前回インスタグラムで、読みたいエッセイを募集したところ・・・ 「クズ彼エピソード」がダントツで選ばれていました（笑）人の不幸は蜜の味、そして自分の不幸も蜜の味というこ [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<h4><span id="toc1">まず初めに・・・</span></h4>
<p>こんにちは！オリエンタル納言です。</p>
<p>前回インスタグラムで、<span style="color: #3366ff;"><strong>読みたいエッセイ</strong></span>を<span style="color: #000000;">募集したところ・・・</span></p>
<p><span style="color: #000000;"><strong>「クズ彼エピソード」</strong></span><span style="color: #000000;">がダントツで選ばれていました（笑）人の不幸は蜜の味、そして自分の不幸も蜜の味ということで、今回は元彼シリーズの中でも、一番驚きと切なさを感じた</span><span style="color: #000000;"><span style="color: #008000;"><strong>「山に籠る決意を固めた男」</strong></span></span><span style="color: #000000;">について書いていきたいと思います。</span></p>
<p>全てのエピソードはノンフィクションであり、そして当時の私もクズだったということも踏まえて、読んでもらえると嬉しいです。</p>
<div class="blank-box bb-blue"><strong>コメント欄に、読んだ感想をいただけると励みになりますので、皆さんのメッセージお待ちしています！また、相談や困り事なども募集していますので、そちらもよろしくお願いします</strong>&#x263a;&#xfe0f;</div>
<h4><span id="toc2">アプリからの出会い</span></h4>
<p><span style="color: #008000;"><strong>山（通称）</strong></span>と出会ったのは、あまり有名ではないアプリでした。様々なマッチングアプリをやっていて成果も出ず、困り果てた時にたまたまインストールしたところから運命は動き始めました。</p>
<p>広告とかでよく見るやつじゃなかったので不安もありましたが、当時は<strong>「もう、どうでもいいや」</strong>と、若干自暴自棄になっていたおかげで、抵抗もなく始められたような気がします。</p>
<p>私には、バッグパッカーとばかりマッチングするという謎の能力があり、数名の旅人からの連絡の中にいたのが、山でした。</p>
<p>お決まりの<span style="color: #3366ff;"><strong>いいね</strong></span>をもらい、<span style="color: #ff00ff;"><strong>いいね</strong></span>を返してやり取りが始まりました。</p>
<p><span style="color: #3366ff;"><strong>「初めまして、よろしくね」</strong></span>というテンプレみたいな挨拶を交わした後、雑談を少しだけすると、音楽の趣味が妙に合って、すぐに意気投合したのです。</p>
<p>そこから毎日やり取りが始まり、山から<span style="color: #3366ff;"><strong>「おはよう」</strong></span>と連絡が来ることを楽しみに待っている私がいました。</p>
<p>山は私よりも少し年上で、人生経験も豊富でした。若い頃は海外で自衛隊の経験があったり、その後も、外国をバッグ一つで渡り歩くバッグパッカーをしていたそうです。</p>
<p>聞いたこともない旅の話や、現地での思い出話、そして写真などを見せてもらいながら、<strong>「世の中には、こんな面白い世界があるんだ」</strong>と、どんどん興味が湧いてきました。</p>
<p>反対に私は、保育士しかやったこともないし、海外旅行もグアムにしか行ったことがありません。自分とはまるで別の世界にいるような山に、少しずつ惹かれていくようになりました。</p>
<p>その頃には電話もするようになっていたので、会ってはいないけれど気持ちだけが膨らんでいく、そんな感覚でした。</p>
<p>いつしか会ってみたい、どんな人かをもっと知りたいと、お互いが思い始めていくようになりました。</p>
<h4><span id="toc3">３時間の道のりを</span></h4>
<p>やり取りをするようになり、約1ヶ月が経とうとしていた頃、<strong>「そろそろ会いたいよね」</strong>という話も、もちろん出ていました。</p>
<p>しかし、私と山は車で約3時間のところに住んでいて、簡単に「行きたい！」と言っても行ける距離ではなく、ちょっとした小旅行くらいの気持ちでないと行くことができません。</p>
<p>ただ、この時には私の盲目モードも全開になっていたので、<span style="color: #ff00ff;"><strong>「会いたい！どれだけ遠くても会いに行きたい」</strong></span>という気持ちの方が強かったのです。</p>
<p><span style="color: #ff00ff;"><span style="color: #000000;">そして</span></span><span style="color: #ff00ff;"><strong>「私さ、山の住んでいるところまで会いにいく」</strong></span>と言うと、山は驚きながらも<span style="color: #3366ff;"><strong>「嬉しい。俺も会いたい」</strong></span>と言ってくれました。</p>
<p>事前にテレビ電話もしていたし、動いている彼も見ている。会うことに何一つ不安を感じることはなく、気持ちは<span style="color: #ff00ff;"><strong>「会いたい」</strong></span>一直線でした。</p>
<p>そしてとうとう日にちを決めて、彼の地元に約3時間かけて会うことが決まったのです。</p>
<p>初対面の時</p>
<p>山に会える日にちが決まれば、もうその日のために仕事を頑張ればいい。そこからとにかく仕事が楽しくて仕方がありませんでした。</p>
<p><strong>もしかしたら、新しい恋が始まる？</strong></p>
<p><strong>もしかしたら、すごく意気投合しちゃって付き合っちゃう？</strong></p>
<p>脳内お花畑な私は、もう明るい未来と希望しか思い描くこともせず、その日を今か今かと待ちわびていました。まるで遠足前の子どものように、新しい服を買って、新しいアクセサリーを買って、美容院なんか行って、少しでも好意を抱いてもらえるようにできる限りのことをしていました。</p>
<p>もうこの時点で盲目モード全開だったのですが、<strong>恋をするといつもと違って景色が見えたり、誰かに優しくできたり、何気ない日常に感謝してみたり（笑）</strong>。今思えばとても恥ずかしく、いい思い出だったなと思います。</p>
<p>さて、そんなこんなをしていると、とうとう山と会う日になっていました。</p>
<p>新しい服を身にまとい、サラサラになった髪の毛を念入りにセットして、アクセサリーも身につけて完璧な状態の中、約3時間の小旅行はスタートしました。</p>
<p>運転中色々なことを考えながら、ニヤついたり、ちょっとソワソワしたりしながら、あっという間に彼の住む場所に到着してしまいました。</p>
<p>待ち合わせの場所に着くと、すでに彼は待っていて、小走りで私に近づいてきました。</p>
<p><span style="color: #3366ff;"><strong>「遠いところまで本当にありがとう。疲れたでしょ」</strong></span></p>
<p><span style="color: #ff00ff;"><strong>「そんなことないよ！会えて嬉しい」</strong></span></p>
<p><span style="color: #3366ff;"><strong>「俺もだよ！本当に会えるなんて思わなかった」</strong></span></p>
<p><span style="color: #000000;">そんなやり取りをしながら、私たちはすぐ近くにある彼の家に行くことになりました。</span></p>
<p>初対面で家に行くことを、今思えば恐ろしく思うけれど、当時の私の辞書には<span style="color: #ff0000;"><strong>危機管理能力</strong></span>という言葉は存在しておらず、何も気にせずにそのまま家に行ってしまいました。</p>
<p><strong>「その時が楽しければいいや、きっと何も起こらないだろう」</strong>と思っていた自分を今なら叱ってやりたいくらいです・・・。</p>
<p>アプリで出会い、意気投合をして、山の家に行き、少しだけ緊張しながらリビングにちょこんと座って出されたお茶を飲みました。</p>
<p>すると台所には大きなスクリーンがあり、<span style="color: #3366ff;"><strong>「映画でも観ようよ！」</strong></span>という提案により、映画を観ることになりました。</p>
<p><span style="color: #000000;">どんな映画だったのかは覚えていませんが、今まで画面越しでしか話していなかった人が、目の前にいることに</span><span style="color: #000000;"><span style="color: #ff99cc;"><strong>胸がキュン</strong></span></span><span style="color: #000000;">となっていたので、映画には全く集中できませんでした。</span></p>
<p>もう大人の皆さんなら分かると思いますが、映画を観終わった後、自然の流れに身を任せてその日に関係を持ち、私たちは正式に付き合うことになったのです。</p>
<h4><span id="toc4">交際開始</span></h4>
<p>初めて会った日に関係を持ち、そして付き合うことになった私たちは、遠距離恋愛をすることになりました。</p>
<p>当時私は実家暮らしで、山は一人暮らしということもあり、山の家に行くことがもっぱらのデートになっていきました。</p>
<p>お泊まりだって自由にできるし、誰かに気を遣わなくてもいい。</p>
<p>距離は遠いけれど、それでも長く一緒にいられるのなら、遠距離だって頑張れると思っていました。</p>
<p>付き合った初めの頃は、山も行くまでの交通費を出してくれていたし、ご飯を奢ってくれたりもしました。</p>
<p>会いに行くことは大変だけれど、二人で思いやりを持ちながら付き合っていけば、今度こそ上手く行くかもしれないと、淡い期待を抱いていた部分もあったと思います。</p>
<p>しかし、それは付き合って3ヶ月までの話ですが・・・。</p>
<h4><span id="toc5">魔の3ヶ月は突然に</span></h4>
<p>交際が始まって3ヶ月が経ったくらいから、少しずつ行くことに負担を感じるようになっていました。</p>
<p>会いたい気持ちがお互いに強かったこともあり、週１、長くて２週間に一度のペースで会いに行っていました。そうなると、交通費やガソリン代もかなりの費用がかかります。</p>
<p>初めの頃は出してくれていた交通費も、回を重ねるごとに減っていき、３ヶ月が過ぎた頃には、完全に無くなっていました。</p>
<p>デートといっても家で映画を観るか、音楽を聴くだけ。</p>
<p>外に出かけるとしたら、近くのスーパーに歩いて食材を買いに行くだけ。</p>
<p>その時の私は<strong>「インドアだし、お金もかからないし、ずっと一緒にいられるから」</strong>と言い聞かせ、現状を正当化できるようにしていました。</p>
<p>側から見たら愛されていないと、不安に思ってもおかしくない状況だったかもしれません。流石に私ばかりが毎回行くのは大変だと言ってみたこともあるけれど、山がこっちに来てくれたのは、合計でたった<strong>３回</strong>だけでした。</p>
<p>色々不満もありましたが、それでも会いたい気持ちが強かったし、喧嘩もすることなく平和にいられるのなら、我慢すればいいと思うようにもしていました。</p>
<p>しかしその気持ちがある日、大きな爆発を起こす原因になってしまうのです。</p>
<h4><span id="toc6">初めての喧嘩</span></h4>
<p>それはとても些細なことから始まりました。</p>
<p>いつものように、山の地元へ3時間かけて会いにいきました。</p>
<p><span style="color: #ff00ff;"><strong>「ねえ、たまには外でデートしない？知らない場所ばかりだし、色々知りたいんだ」</strong></span></p>
<p><span style="color: #3366ff;"><strong>「えっ！？なんで？せっかく来たなら家でゆっくりしたらどう？」</strong></span></p>
<p><span style="color: #ff00ff;"><strong>「でもさ、私たちってデートあんまりしたことないから。たまには一緒にお出かけしたいなって・・・」</strong></span></p>
<p><span style="color: #3366ff;"><strong>「でも俺、疲れてるし。家でゆっくりした方が色々できるよ？」</strong></span></p>
<p>その瞬間私の心の中で（3時間かけて来た私は、疲れてないと思ってるの？デートしたいって思うことはそんなに悪いことなの？）と、小さな積み重ねが蓄積され、とうとう爆発をしてしまいました。</p>
<p>あっという間にお互いにヒートアップして、言い合いの喧嘩になってしまいました。両者一歩も引かない中、どちらもイライラしているし、喧嘩をしていることも虚しくなっていた頃、山は突然、こう言いました。</p>
<p><span style="color: #3366ff;"><strong>「俺さ、やっぱり恋愛向いてなかったんだよ。正直、デートは面倒だし、家でゴロゴロしたい、それにお金だってかかるしさ。俺、夢があるんだよね。だから、あんまりお金は使いたくないっていうか・・・」</strong></span></p>
<p><span style="color: #ff00ff;"><strong>「えっ！？夢ってなに？」</strong></span></p>
<p><span style="color: #3366ff;"><strong>「俺さ、いつか山に籠って自給自足の生活したいんだよね。俗世から抜け出したいから。山の土地を買うためにお金貯めてるっていうか。だから、あんまり無駄遣いしたくない」</strong></span></p>
<p>あまりの衝撃的な事実に、情報の処理は全く追いつかず、少しの間フリーズをしてしまいました。</p>
<p>頭の中では<strong>「山に籠りたい」「自給自足の生活」「お金」</strong>みたいな文字が、フワフワ浮かんでいるような状態でした。</p>
<p>沈黙がどのくらい続いたかは覚えていませんが、その後すぐに正気を取り戻したかのように、<span style="color: #3366ff;"><strong>「ごめん。今すぐじゃないし、別れたいとかの話でもないよ。一つの夢っていうだけの話だから」</strong></span><span style="color: #3366ff;"><span style="color: #000000;">そう言われて、妙に納得をしてしまったことで、喧嘩は中途半端な状態で終わってしまいました。</span></span></p>
<p>しかしこれがのちに引き金となり、この先の運命を大きく変えることになるのです。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p><strong>＜次回予告＞</strong></p>
<div class="blank-box bb-red"><em><strong>「山と私、どっちを選ぶの！？」恋愛史上、究極の二択に迫る！！</strong></em></div>
<p>&nbsp;</p>
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		<title>恋は盲目ほど盛り上がるけど&#8230;</title>
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		<dc:creator><![CDATA[オリエンタル納言]]></dc:creator>
		<pubDate>Thu, 13 Apr 2023 16:38:24 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[オリエンタル納言日常日記]]></category>
		<category><![CDATA[元彼]]></category>
		<category><![CDATA[恋すること]]></category>
		<category><![CDATA[恋愛]]></category>
		<category><![CDATA[盲目]]></category>
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					<description><![CDATA[恋は盲目なほど、楽しい&#8230;。 それはきっと、目の前にいる人に一生懸命で夢中になっているからだと今の私は、思っています。 実は私も、過去に散々な恋愛を経験して、ボロボロになるまでの失恋を何度も経験してきました。  [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p>恋は盲目なほど、楽しい&#8230;。</p>
<p>それはきっと、目の前にいる人に一生懸命で夢中になっているからだと今の私は、思っています。</p>
<p>実は私も、過去に散々な恋愛を経験して、ボロボロになるまでの失恋を何度も経験してきました。</p>
<p>好きで、好きで、好きでたまらなかったという気持ちが、地獄への階段を猛ダッシュしていたんだと思います。</p>
<p>けど、それでも好きだったんだから仕方がない。笑</p>
<h4><span id="toc1">少しクズなくらいが燃え上がるかも?</span></h4>
<p>私の歴代の彼氏たちは、大きな欠点を抱えている人ばかりでした。エッセイを書くきっかけになったのも、「元彼に復讐するんだ！」と闘志を燃やしていたことが、エッセイを書く原点だったのです。</p>
<p>今考えると、とても不純な動機ですが&#8230;。</p>
<p>そして、この「オリエンタル納言相談室」でも、密かに元彼のエピソードを書いていこうと目論んでいます。</p>
<p>&#x1f494;見た目で判断するやつ</p>
<p>&#x1f494;浮気をするやつ</p>
<p>&#x1f494;ゴミ屋敷に住んでいたやつ</p>
<p>&#x1f494;歯が8本しかないやつ</p>
<p>&#x1f494;モラハラをしてきたやつ</p>
<p>&#x1f494;結婚をちらつかせて山に籠ったやつ</p>
<p>&#x1f494;マッチングアプリからネットビジネスに誘い込んできたやつ</p>
<p>まだまだ書き足りないですが、こんな感じで私は数々のダメンズを引き当てる天才だったのです。</p>
<p>ここに書かれていない人の中には、もちろんまともな人もいました。私のことを好きになってくれて、大切にしようとしてくれていましたが、私自身魅力を感じなくなってしまい、半年足らずで別れてしまうことがほとんどでした。</p>
<p>きっと、私自身もクズだったのでしょう。</p>
<h4><span id="toc2">盲目な恋には大きな代償が</span></h4>
<p>盲目な恋をしている間、相当な時間と労力をかけて、彼らに尽くしてきました。彼らに好かれたくて、愛されたくて、常にイエスマンでいたような気がします。その蓄積がどんどん溜まっていき、最後には爆発してしまう。</p>
<p>「どうして、同じ愛を返してくれないの？」と贅沢なことを思っていたからこそ、押し付けられた方は、私の存在自体が重くなってしまったのかもしれません。</p>
<p>そして、盲目の恋には二次被害というものが存在します。</p>
<p>それが、友人たちを巻き込むことでした。</p>
<p>盲目度が加速していくと、周りを見ることをしなくなり、どんどん相手に溺れていきました。そんな時に彼と喧嘩をしたり、冷たくされて不安になったりした時に、よく友人に話を聞いてもらっていました。</p>
<p>周りから見たら「もっと冷静になれよ」と思うことも、盲目モードの私には何一つ伝わらなのです。</p>
<p>ただ話を聞いてほしい、共感してほしい、慰めてほしい&#8230;。</p>
<p>そんな身勝手な考え方をしてきたせいで、何度も友人たちには迷惑をかけたり、時には叱られたりすることもありました。</p>
<h4><span id="toc3">恋愛の本質</span></h4>
<p>ある時、私の様子をずっと見ていた友人がこんなことを言ってくれました。</p>
<p><strong>「愛するよりも愛されなさい。そして同じように愛しなさい。与えてばかりいたら相手は、それが当たり前になってしまう。当たり前になってはいけないよ。その瞬間に上下関係ができてしまうから。色々好きになるきっかけはあると思うけど、ずっと一緒にいたいと思うなら、尊敬できる人を選びなさい」</strong>と。</p>
<p>年上の友人から言われた言葉は、とても重く頭の中でいつまでも響き続けていました。</p>
<p>簡単に思えて、とても難しい。けれど、とってもシンプルなこと。</p>
<p>今までの恋愛を振り返ってみると、愛されることよりも、愛す方になっていました。彼らが望む姿になり、常に喜んでもらうためには、どうすればいいのかばかりを考えて、いつの間にか周りが見えなくなっていました。</p>
<p>一番大切にしなければいけない私自身の幸せや想いは、正直無視してしまっていたと思います。</p>
<p>しかし、今となってはエッセイを書くいいネタになったと思っているし、盲目な恋をしている間は、無我夢中で楽しくもありました。</p>
<p>ただ、やっぱり自分の人生の主人公は自分なのだから、その存在を無視してまで相手に合わせる恋は、いつか終わりが来てしまうことを知っています。</p>
<p>私のように、無意識にダメンズ製造機になっている人がきっといると思います。</p>
<p>そんな人たちがこの先、<strong>愛するよりも愛し愛される関係</strong>でいられるように、私の過去の恋愛も少しずつ話していきたいと思います。</p>
<h4><span id="toc4">最後に</span></h4>
<p>私自身、沢山の支えがあって今があります。</p>
<p>盲目になり続けていたら結婚なんてできなかったし、もっと酷い目にあっていたかもしれません。</p>
<p>だからこそ、少しでも皆さんのお役に立てるのかもしれないと思っています。</p>
<p>恋愛で困っていることや悩みを、コメント欄やSNSを通して教えてもらえたら嬉しいです。</p>
<p>求めている答えが出せるかと言われれば難しい部分もありますが、皆さんの悩みや不安、困りごとを一緒に解決することができたら、こんな嬉しいことはありません。</p>
<p>少しでも幸せを感じられるように、少しでも自分を大切に生きてもらえるように、力になっていきたいと思います。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
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