<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?><rss version="2.0"
	xmlns:content="http://purl.org/rss/1.0/modules/content/"
	xmlns:wfw="http://wellformedweb.org/CommentAPI/"
	xmlns:dc="http://purl.org/dc/elements/1.1/"
	xmlns:atom="http://www.w3.org/2005/Atom"
	xmlns:sy="http://purl.org/rss/1.0/modules/syndication/"
	xmlns:slash="http://purl.org/rss/1.0/modules/slash/"
	>

<channel>
	<title>友情 | 社会の底辺からこんにちは</title>
	<atom:link href="https://orientalnagon.com/tag/%e5%8f%8b%e6%83%85/feed/" rel="self" type="application/rss+xml" />
	<link>https://orientalnagon.com</link>
	<description></description>
	<lastBuildDate>Mon, 03 Jul 2023 08:24:09 +0000</lastBuildDate>
	<language>ja</language>
	<sy:updatePeriod>
	hourly	</sy:updatePeriod>
	<sy:updateFrequency>
	1	</sy:updateFrequency>
	<generator>https://wordpress.org/?v=7.0</generator>

<image>
	<url>https://i0.wp.com/orientalnagon.com/wp-content/uploads/2023/04/image.jpg?fit=32%2C32&#038;ssl=1</url>
	<title>友情 | 社会の底辺からこんにちは</title>
	<link>https://orientalnagon.com</link>
	<width>32</width>
	<height>32</height>
</image> 
<site xmlns="com-wordpress:feed-additions:1">217697517</site>	<item>
		<title>忘れもしない、あの体験・・・　後編</title>
		<link>https://orientalnagon.com/drive-2/</link>
					<comments>https://orientalnagon.com/drive-2/#comments</comments>
		
		<dc:creator><![CDATA[オリエンタル納言]]></dc:creator>
		<pubDate>Mon, 03 Jul 2023 10:00:26 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[オリエンタル納言日常日記]]></category>
		<category><![CDATA[カフェ]]></category>
		<category><![CDATA[ドライブ]]></category>
		<category><![CDATA[事故]]></category>
		<category><![CDATA[友情]]></category>
		<category><![CDATA[車]]></category>
		<guid isPermaLink="false">https://orientalnagon.com/?p=1007</guid>

					<description><![CDATA[事故が起きてから、私の不信感はどんどん募っていきました。 警察を呼ぼうとしないところも、この状況で後どのくらい待てばいいのかも分からないまま、ただイタズラに時間は過ぎていきました。 興奮状態にいたからなのか、痛みを感じる [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p>事故が起きてから、私の不信感はどんどん募っていきました。</p>
<p>警察を呼ぼうとしないところも、この状況で後どのくらい待てばいいのかも分からないまま、ただイタズラに時間は過ぎていきました。</p>
<p>興奮状態にいたからなのか、痛みを感じることはありませんでした。</p>
<p>助けてくれた保険会社の女性の方にお礼を言った後、私は両親に電話をして状況を説明しました。</p>
<p>しかし、興奮状態でも体は正直なもので、話すだけでも唇がガタガタと震えて、うまく話すことができずに、何度も<span style="color: #339966;"><strong>「落ち着いて、落ち着いて」</strong></span>と言われるので、不安のあまり泣いてしまいそうなのをグッと堪えながら、一生懸命伝えました。</p>
<p>私が両親に電話している間に、友人も両親に電話をしていたので、<span style="color: #ff00ff;"><strong>「友だちのお母さんが迎えにきてくれるらしい」</strong></span>と伝えると、<span style="color: #0000ff;"><strong>「何かあったらすぐに連絡しなさい」</strong><span style="color: #000000;">と</span></span>言われ、そのまま電話を切りました。</p>
<p>何時に迎えに行けるかは分からないけれど、友人のお母さんが迎えにきてくれることになりました。</p>
<p>待っている間、私たちの間に会話はほとんどありませんでした。</p>
<p>というよりも、何とか話しかけようとしたけれど、あまりのショックな出来事に、友人は何を話したらいいのか分からない様子でした。</p>
<h4><span id="toc1">夕陽が見える頃</span></h4>
<p>少しずつ景色は変わり、明るかった場所も夕暮れに差し掛かり、綺麗なオレンジ色の風景が何もない場所を照らしているように見えました。</p>
<p>ただ、楽しく過ごしたかっただけなのに。</p>
<p>ただ、お洒落なカフェで美味しいご飯を食べたかっただけなのに。</p>
<p>そんなことを言っても仕方がないことは分かっている。けれども、起きてしまったことに私もどうしていいのかが分からず、ただただ沈んでいく夕陽を眺めることしかできませんでした。</p>
<p>もしも、私が事故を起こしてしまった当事者なら、きっと乗っていた友人に声をかけていいものか、どう謝ればいいのかも分からなくなっていたでしょう。</p>
<p>想像するだけで、何とも言えない気持ちになってしまう。</p>
<p>結局、少し声をかけて以降は、そっとしておくことにしました。</p>
<p>どうしようもできない現状に、目を背けるように・・・。</p>
<h4><span id="toc2">友人母の登場</span></h4>
<p>一体どれくらいの時間が流れたのか、もうこの先誰も迎えに来てくれないのかと思った時、ようやく一台の車が私たちが待つ場所に停車しました。</p>
<p>すると<span style="color: #333399;"><strong>「もぉ〜何やってるのよ。このバカ！」</strong></span></p>
<p><span style="color: #ff6600;"><strong>「だってぇ〜。ぶつかっちゃったんだもん」</strong></span></p>
<p><span style="color: #333399;"><strong>「ごめんね。なんかこんなことになって」</strong></span></p>
<p><span style="color: #ff00ff;"><strong>「・・・あっ。いや、大丈夫です」</strong></span></p>
<p><span style="color: #333399;"><strong>「あ〜あ。車廃車だよ。んもぉ〜。本当に！」</strong></span></p>
<p>みなさんお気づきでしょうか。このテンションの落差を・・・。</p>
<p>今まさに目の前には、事故を起こした娘と、助手席に乗っていた友人がいて、廃車になるであろう車が隣にポツンと置いてある。怪我の心配よりも何よりも、車の心配を先にされたことに、私の心はしっかりザワザワしていました。</p>
<p>友人のお母さんと一緒に、お兄さんも来ていたのですが、幸いにも車は運転できる状態だったので、ベコベコになった車をお兄さんが、私と友人は、お母さんの車に乗り込むことになりました。</p>
<p>しかし、ここからが私をさらなる地獄へと落としていくことになるのです。</p>
<h4><span id="toc3">不信感を募らせて</span></h4>
<p>私たちを乗せた車は、一度コンビニに入りました。</p>
<p>そこで<strong><span style="color: #ff00ff;">「本当にごめんね」</span></strong>と言われ、おにぎりを一つ買ってもらいました。</p>
<p>山道から駅まで時間もかかるため、その間、友人のお母さんは事故のことを色々聞いてきました。</p>
<p>親と会えてホッとしたのか、無言状態だった友人も事故の様子を時折笑いながら話をしていたのですが、それを聞いたお母さんは<span style="color: #000080;"><strong>「本当にうちの子がごめんね〜」</strong></span>とまた笑いながら言っていました。</p>
<p><span style="color: #ff00ff;">（いやいやいや、笑い事じゃないよ。むしろ危うかったからね。一歩間違えてたら車じゃなくて川を渡ってたよ？）</span>と言いたい気持ちをグッと堪えて、<span style="color: #ff00ff;"><strong>「・・・はは〜。そうなんですよぉ」</strong></span>と言うことしかできない不甲斐なさにも腹が立ってくる。</p>
<p>しかし、せっかく迎えに来てもらっているし、友人のお母さんだし、色々思うことはあるけれど、気を遣いながら道中を過ごしていました。</p>
<p>すると唐突に<span style="color: #000080;"><strong>「病院には行くの？」</strong></span>と聞かれたので、<span style="color: #ff00ff;"><strong>「はい。念のために行こうと思います」</strong><span style="color: #000000;">と</span></span>答えると<span style="color: #000080;"><strong>「・・・ふぅ〜ん。でもさ、こんなに普通に話せてるんだから、行かなくても大丈夫じゃない？」</strong></span>と言われたのです。</p>
<p>脳内では<span style="color: #ff00ff;">（ハァァァァァ！？いやいやいや、事故はわざとじゃないから仕方ないとしよう。でも、『行かなくてもいいんじゃない？』は、そちらが言うことじゃないだろ！！！！！！絶対むち打ち確定だよ？明日体動かないよ？だってほら、舌噛んでんだから。かなりの衝撃だったよ？ねぇ！娘さん笑ってますけども、事故起こしてるんだから、そこはちゃんとしろや！！！）</span>と、心の中で怒りが沸々と湧き上がってしまう。</p>
<p>あれだけ気を遣って慰めていたことに、激しく後悔した瞬間でした。</p>
<p>その後も何回か<span style="color: #000080;"><strong>「病院行くの？」</strong></span>攻撃を繰り出されましたが、<span style="color: #ff00ff;"><strong>「行きます」</strong></span>と答え続けました。</p>
<p>結局何も解決しないまま、駅まで送ってもらい、その日は帰宅することになりました。</p>
<p>家に着いた瞬間に<span style="color: #0000ff;"><strong>「納言、大丈夫か」</strong></span>と声をかけられ、経緯を話した後、私は早々に部屋に戻り、掻き乱された頭をクリアにするためにも、その日はすぐに寝ることにしました。</p>
<h4><span id="toc4">最悪の結末</span></h4>
<p>次の日の朝、起きあがろうとした瞬間に激痛が走り、これは仕事どころじゃないと確信した私は、すぐさま園に電話をして病院に行くことにしました。</p>
<p>友人にも<span style="color: #ff00ff;"><strong>「やっぱり病院に行くね」</strong></span>とだけ連絡を入れました。</p>
<p>すると、<span style="color: #ff6600;"><strong>「あのさ病院代なんだけど、納言の保険でとりあえず払っておいてくれない？金額が分かったら、お金だけ振り込むようにしたいんだけど」</strong></span>と言われ、もう我慢の限界を超え、友人としても一線を超えた彼女に電話をかけました。</p>
<p><span style="color: #ff00ff;"><strong>「あのさ、どういうこと？」</strong></span></p>
<p><span style="color: #ff6600;"><strong>「いや、お金払うからさ、納言の保険で払って欲しいんだよね」</strong></span></p>
<p><span style="color: #ff00ff;"><strong>「それは、なんで？」</strong></span></p>
<p><span style="color: #ff6600;"><strong>「・・・・だって保険料が上がっちゃうから」</strong></span></p>
<p><span style="color: #ff00ff;"><strong>「いや、それはおかしくない？ごめん。それは筋が違うよ。だって事故起こした人がやるべきことじゃない？友だちだからって、それは出来ないよ」</strong></span></p>
<p><span style="color: #ff6600;"><strong>「でも、お母さんがそうしろって・・・」</strong></span></p>
<p><span style="color: #ff00ff;"><strong>「お母さんにも言っておいて。『それは出来ないって言われた』って」</strong></span></p>
<p><span style="color: #ff6600;"><strong>「・・・分かった」</strong></span></p>
<p>この後、説得してもらう形で、病院代は友人の保険料で払ってもらうことになりました。</p>
<p>そして、この事故のせいで私たちの友情も簡単に崩れ去ってしまったのです。</p>
<h4><span id="toc5">最後に</span></h4>
<p>あの事故以来、数年は、人の車に乗ることが怖くてフラッシュバックを起こすことも度々ありました。</p>
<p>今となっては、切れるべき友人だったんだなと割り切っていますが、当時は、事故に巻き込まれるわ、友人も失うわで散々でした。</p>
<p>ただ、あの時助けてくれた女性に<span style="color: #99cc00;"><strong>「一歩間違ってたら、命はなかったよ」</strong></span>と言われたことが、今でもトラウマのように刻まれています。</p>
<p>安全運転を心がけていれば、車はとても便利な乗り物です。</p>
<p>しかし、たった一つの不注意や慣れが、命を奪いかねない事故へと発展してしまいます。</p>
<p>そして被害者にも、最悪の場合には加害者にもなるのが車の恐ろしさだと思うのです。</p>
<p>私も何度か不注意で事故を起こしたことがあるので、今回このエッセイを書きながら、<span style="color: #ff00ff;"><strong>「最近ちょっと運転に慣れすぎていたかな」</strong></span>と反省をしました。</p>
<p>是非ともこのエッセイを読まれた方は、私のように事故に巻き込まれないように、そして加害者にならないように、頭の片隅に入れてもらえると幸いです。</p>
<p>便利なものほど、使い方を間違えた時の代償は大きいから・・・。</p>
<p>&nbsp;</p>
]]></content:encoded>
					
					<wfw:commentRss>https://orientalnagon.com/drive-2/feed/</wfw:commentRss>
			<slash:comments>6</slash:comments>
		
		
		<post-id xmlns="com-wordpress:feed-additions:1">1007</post-id>	</item>
		<item>
		<title>アトピー星人と呼ばれ</title>
		<link>https://orientalnagon.com/ijime/</link>
					<comments>https://orientalnagon.com/ijime/#comments</comments>
		
		<dc:creator><![CDATA[オリエンタル納言]]></dc:creator>
		<pubDate>Fri, 19 May 2023 09:00:53 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[保育士時代の体験談・過去のトラウマ]]></category>
		<category><![CDATA[いじめ]]></category>
		<category><![CDATA[アトピー性皮膚炎]]></category>
		<category><![CDATA[人間関係]]></category>
		<category><![CDATA[友情]]></category>
		<category><![CDATA[見た目]]></category>
		<category><![CDATA[過去]]></category>
		<guid isPermaLink="false">https://orientalnagon.com/?p=621</guid>

					<description><![CDATA[これは私がまだ小学生だった頃の話です。 世界中で差別という言葉があります。よく映画とかでは、人種差別だったり、LGBTQのことだったりを描かれているものが多く存在します。 今も私たちが知らないところで、差別や性に悩んでい [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p>これは私がまだ小学生だった頃の話です。</p>
<p>世界中で差別という言葉があります。よく映画とかでは、人種差別だったり、LGBTQのことだったりを描かれているものが多く存在します。</p>
<p>今も私たちが知らないところで、差別や性に悩んでいる人は大勢います。そして私自身も、かつて同じ悩みを持った一人だったのです。</p>
<p><span style="color: #ff0000;"><strong>アトピー性皮膚炎</strong></span>という、肌の疾患によって。</p>
<p>幼い頃から私は肌がとても弱く、夏と冬になると特に症状はひどく現れていました。夏場になると、汗で体中に湿疹が出来てしまいます。お風呂も熱いお湯や、湯船に十分以上入っていると赤い発疹が出てきてしまい、全身が痒くなってしまうのです。</p>
<p>冬は乾燥肌になり、そこからひび割れをしたり、乾燥で痒くなって掻きむしってしまうことがよくありました。</p>
<p>幼い頃から皮膚科で処方された薬を塗っていたので、掻いたところが色素沈着で黒ずんで、肌が所々黒くなっていました。</p>
<p>幼少期の頃は、特に気にすることもありませんでしたが、小学生になって考え方は180度も変化してしまったのです。</p>
<h4><span id="toc1">私の肌は、汚いの？</span></h4>
<p>小学生に入学して初めての夏、お気に入りのワンピースを着て学校にいきました。着ているだけで嬉しい気持ちになり、ウキウキで登校したのを覚えています。学校に着き、準備をしていると一人の男子が近づいてこう言いました。</p>
<p><span style="color: #3366ff;"><strong>「お前の体、なんで黒いブツブツがあるんだよ。きったねぇ！」</strong></span></p>
<p><span style="color: #ff00ff;"><strong>「これは、アトピーって言うんだよ・・・」</strong></span></p>
<p><span style="color: #3366ff;"><strong>「アトピー！？なんだそれ。お前病気なのか？俺に触るなよ。アトピーが移るから。お〜い！こいつアトピーなんだって！これからお前はアトピー星人だ！触ると移るぞ」</strong></span>とクラスの子たちの注目浴びるように、大きな声で言われてしまいました。</p>
<p>クラスの子たちも珍しさで集まってきて、一人の男子を中心に笑いが起きていました。誰かが合図をしたかのように<span style="color: #ff0000;"><strong>「アトピー星人」</strong></span>という名前が、手拍子と共に何度も何度も言われ続けました。</p>
<p>囲まれるようにいた私は、両方の腕をギュッと握り、体を隠すようにその場で立ち尽くしていました。今自分が着ている服が猛烈に恥ずかしくなり、その場から逃げたくても逃げられない状況に、涙を堪えることが精一杯の抵抗だったと思います。</p>
<h4><span id="toc2">バイ菌扱いされる日々</span></h4>
<p>あの時から、私の名前は<strong><span style="color: #ff0000;">アトピー星人</span></strong>に変わりました。</p>
<p>教室に入れば<strong><span style="color: #ff9900;">「アトピー星人がきたぞ」</span></strong>と言われました。誰かのものを拾って渡そうとすれば<strong><span style="color: #ff9900;">「汚い手で触るなよ！移るだろ」</span></strong>言われ、水で洗われたこともありました。</p>
<p>私が落としたものは拾ってもらえることはなく、意図的に遠くに蹴られることもありました。当時は、クラスにいる全ての人間が怖くて仕方がありませんでした。</p>
<p>そしてさらには、担任でさえもボソッと<span style="color: #339966;"><strong>「汚い手で触らないで」</strong></span>と言うこともありました。</p>
<p>このクラスに私の味方は、一人もいませんでした。</p>
<h4><span id="toc3">差別を受けて</span></h4>
<p>小学一年生から始まった肌へのいじめは、その後もずっと続きました。夏になれば半袖を着なければならない、誰に聞いたかクラスが変わっても<span style="color: #ff0000;"><strong>「アトピー星人」</strong></span>という名前が消えることはありませんでした。</p>
<p>プリントを配られたり、何かを渡される時にはなるべく手が触れないように細心の注意を払っていました。手があたれば<span style="color: #ff9900;"><strong>「触るなよ！」</strong></span>と怒られることは、分かっていたから。</p>
<p>最初はそんな程度で済んでいたものも学年が上がるにつれて、やり方も変化していきました。</p>
<p>嫌いな人がいれば私を呼んで<span style="color: #ff9900;"><strong>「これ渡してきて」</strong></span>とパシリのようなことをされていました。渡された人は嫌な顔をして無言で受け取る。その姿を頼んできた同級生たちは、嬉しそうに見ていました。</p>
<p>完全にバイ菌として扱われていた私に、触れてこようとする人は誰もいませんでした。</p>
<p>それでも両親には、差別を受けていること、いじめに遭っていることは言いませんでした。悲しむ顔を見たくなかったし、何より、恥ずかしさと申し訳なさで言えない気持ちもありました。</p>
<p><strong>「学校どうだった？」</strong>と言われるたびに、同級生の名前をあげて、架空の話をしていました。楽しかった話、嬉しかった話、どんなことで遊んだかなどを話していたような気がします。</p>
<p>それでも学校にどうしても行きたくない日もありました。<strong><span style="color: #ff00ff;">「休みたい」</span></strong>という私に、両親は一度も<span style="color: #ff0000;"><strong>「</strong><strong><span style="color: #ff0000;">学校に行き</span>なさい」</strong></span>と、無理強いしたことはありません。</p>
<p>もしかすると、気づいていたのかもしれません。</p>
<p>娘の変化に気づいていたかもしれない、心に傷を負っていることも知っていたかももしれない、けれども何も言わず<strong>「何かあったら教えてね」</strong>とだけ言われていたことは、当時を振り返っても本当にありがたかったです。</p>
<h4><span id="toc4">家族の支え</span></h4>
<p>アトピーがひどかった私に、両親は色々な方法を試してくれました。どこかの天然水が良いと聞けば取り寄せをしてくれました。２リットルの水を毎日飲むことはすごく負担でしたが、両親も一緒になって水を飲んでくれていました。</p>
<p>にがりのお風呂が良いと聞けば、にがりを買ってきてにがり風呂に入っていた時期もありました。</p>
<p>良い皮膚科があると聞けば、どんなに遠い距離でも通い続けてくれました。</p>
<p>それでも大人になるまでアトピーが完治することは、ありませんでした。</p>
<h4><span id="toc5">大人になった私が思うこと</span></h4>
<p>しかし、25歳を過ぎたあたりから少しずつ肌はキレイになっていきました。</p>
<p>夏場でも半袖を着ることすらしなかったけれど、少しずつ半袖を着ても恥ずかしいと思わなくなりました。</p>
<p>今では、パッと見ただけではアトピーかどうかが分からないほどキレイになっています。</p>
<p>しかし夏場になれば汗ですぐに肌は荒れてしまうし、お風呂も長風呂はできません。体調によっては紫外線で発疹が出てしまうこともあります。化粧品も合わないものが多く、合わないものを使うと蕁麻疹のようなものが出てしまうこともあります。</p>
<p>完治したわけではないけれど、それでも昔よりもずいぶんマシになりました。</p>
<p>今回このエッセイを書こうと思ったのは、差別は身近にあることを知って欲しかったからです。<span style="color: #3366ff;"><strong>国や人種、肌の色や性の不一致</strong></span>だけでなく、私のようにアトピーでも差別をされることがありました。</p>
<p>ここに書くことができなかった過去もあります、しかし、知って欲しいのは、差別は身近にあること、そして軽はずみに言った言葉が、当事者にとってどれだけの傷を負わせているかを知って欲しいのです。</p>
<p><span style="color: #3366ff;"><strong>国が違う、肌の色が違う、見た目が違う、性の認識が違う、病気を抱えている</strong><span style="color: #000000;">人でも</span></span>同じ人間であり、心を持っています。幼かった私は、勇気を出して<span style="color: #ff0000;"><strong>「やめてよ！」</strong></span>と言うことは出来ず、言われるがままひたすら耐えることしかできませんでした。</p>
<p>もしも勇気があるのなら、一度でいいから強く言い返してみたかったです。けれども、集団の中でたった一人が声を上げることなんて、出来るはずもありませんでした。</p>
<p>そして今では堂々と胸を張って言えるけれど、アトピー以外にも心と体の不一致も抱えながら生きていました。</p>
<p><span style="color: #3366ff;"><strong>男みたいな女、変なやつ</strong></span>と言われ、街を歩けば指をさされることもありました。多様性という言葉がようやく浸透してきたからこそ、今では好きな服装をして、堂々と夫と手を繋ぎ歩くことができています。</p>
<p>けれども<span style="color: #3366ff;"><strong>「あの二人ゲイ？」</strong></span>と見知らぬ人に、言われたり笑われたりすることが今でもあります。</p>
<p>けれどもこれだけは伝えさせてください。</p>
<p><strong>知っている世界だけが全てじゃないんです。</strong></p>
<p><strong>関わっている人たちだけが全てじゃないんです。</strong></p>
<p>人の数だけ悩みがあり、考え方や価値観がある。それを他人が口を出し、笑うことは絶対にあってはならないことだと思っています。</p>
<p>理解して欲しいなんて思っていません。</p>
<p>ただ、そっとしてほしいのです。</p>
<p>迷惑をかけているわけでも、危害を加えているわけでもなく、ただ自分の人生を歩んでいる人たちのことを。</p>
<p>今までの人生を振り返り、ほとんどが悲しい思いばかりでした。ずっと理解して欲しいと、もがき続けていました。</p>
<p>けれどもそれも、私のエゴなのかもしれません。全ての人間を理解することなんて誰にもできないのだから、せめて、自分に関わりのある人、そして同じ気持ちを味わい苦しみを知っている人たちのことを、理解できるようになりたいと思うのです。</p>
<p>その一つが、自分自身の過去と向き合い、文章で残すことなのかもしれません。</p>
<p>かつてアトピー星人と呼ばれた人間でも、誰かに想いを伝えられることを証明するためにも、私はこれからも全てをさらけ出し、言葉を紡いでいこうと思います。</p>
<p>&nbsp;</p>
<h4><span id="toc6">最後に</span></h4>
<div class="blank-box bb-blue">
<p class="p1"><b>ぜひコメント欄に、読んだ感想をいただけると大変励みになります。皆さんのメッセージをお待ちしています！また、相談や困りごと、どんな些細なことでも構いません。ブログのトップに「あなたの悩み・相談」もありますので、皆さんの声をぜひお聞かせください</b><span class="s1">&#x1f60c;&#x1f9e1;</span></p>
</div>
]]></content:encoded>
					
					<wfw:commentRss>https://orientalnagon.com/ijime/feed/</wfw:commentRss>
			<slash:comments>2</slash:comments>
		
		
		<post-id xmlns="com-wordpress:feed-additions:1">621</post-id>	</item>
		<item>
		<title>番外編　吐息全集中　後編</title>
		<link>https://orientalnagon.com/renai-6/</link>
					<comments>https://orientalnagon.com/renai-6/#comments</comments>
		
		<dc:creator><![CDATA[オリエンタル納言]]></dc:creator>
		<pubDate>Mon, 15 May 2023 12:00:54 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[オリエンタル納言日常日記]]></category>
		<category><![CDATA[マッチングアプリ]]></category>
		<category><![CDATA[人間関係]]></category>
		<category><![CDATA[出会い]]></category>
		<category><![CDATA[友情]]></category>
		<category><![CDATA[失恋]]></category>
		<category><![CDATA[恋愛]]></category>
		<guid isPermaLink="false">https://orientalnagon.com/?p=629</guid>

					<description><![CDATA[さて、吐息と初対面にして家に行くことになった納言は、危機管理能力を駅のホームに置いてきてしまい、能天気に吐息の家へと向かいました。 駅から約15分の距離を、たわいもない会話をしながら（きっとこの人は、いい人なんだろうな。 [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p>さて、吐息と初対面にして家に行くことになった納言は、危機管理能力を駅のホームに置いてきてしまい、能天気に吐息の家へと向かいました。</p>
<p>駅から約15分の距離を、たわいもない会話をしながら<span style="color: #ff00ff"><strong>（きっとこの人は、いい人なんだろうな。オシャレな雰囲気だし、家はどんな感じなんだろう）</strong></span>と、まるでお宅訪問でもするかのような気持ちで歩いていました。</p>
<p>歩幅を合わせて歩きながら話をする吐息の心境は、虎視眈々と獲物を狙う猛獣のような気持ちだったのでしょう。</p>
<p>なぜ私はこの時、気づかなかったのか。</p>
<p>今までの恋愛でも同じ思いを何度もしてきたのに、初めはどんな人でも優しいことを一番知っていたはずなのに。</p>
<p>それすらも忘れて吐息に心を許していた自分に、今なら<span style="font-size: 20px; color: #ff0000"><strong>喝！！！</strong></span>を入れてやりたいくらいです。</p>
<p>しかし、そんなことを今さら言っても、当時の私の運命が変わることはありません。</p>
<p>そして、過去の経験があったからこそ、こうしてネタの一つとして書くことが出来ているので、そこだけは唯一救われたと言えるでしょう。</p>
<div class="bb-blue"><strong>吐息と歩幅を合わせながら歩く私、そして笑顔で微笑みながら話を聞いてくれる吐息、そんな二人の恋の行方はこれからどうなるのでしょうか？</strong></div>
<div></div>
<p>そんなテロップを入れてしまいたくなるほど、二人の距離は歩幅と同じくらい縮まっていきました。</p>
<p>一方その頃、ルームシェアの家でくつろいでいた友人は、私の暴走機関車ぶりを危惧しながら<span style="color: #ff9900"><strong>「無事に帰ってきてくれればいいけど・・・。大丈夫かな、納言ちゃん。」</strong></span>と心配をしていたそうです。</p>
<p><span style="color: #000000">そんな心配をよそに、私たちは家の近くにあるコンビニに寄り、お菓子やジュースや、吐息の夜ご飯を買って目的地へと到着しました。</span></p>
<h4><span id="toc1">殺風景な部屋とオシャレなオブジェ</span></h4>
<p>部屋に到着した途端、さっきまでほぐれていた緊張がぶり返して、心臓の音がトクトクしているのが自分でも分かるほどソワソワしていました。</p>
<p>吐息が言った通り、引っ越したばかりの部屋は、殺風景であまり物が置いていない状態でした。</p>
<p>しかし、所々に置いてあるオブジェや小物にこだわりを感じ、吐息の部屋の香りが鼻の奥にツンと残る。<span style="color: #ff00ff"><strong>（こういうのが好きなんだな）</strong></span>と思っていると、弁当を温めた吐息は私に座るように促してくれました。</p>
<p><span style="color: #3366ff"><strong>「何もない部屋でしょ？（笑）引っ越したばかりだから、まだ何も出来てないんだよね。せめてカーテンだけは付けたかったから、この布で目隠しみたいにしてるんだ」</strong></span></p>
<p><span style="color: #ff00ff"><strong>「そうなんだ。でも、小物とかが統一感があって、オシャレだね。すごく素敵だと思う」</strong></span></p>
<p><span style="color: #3366ff"><strong>「本当に！？納言ちゃんに言われたら、すごく嬉しいよ！一応自分なりのこだわりもあるからさっ！でもね、もっと色々やりたいんだけど、時間がなくて中々難しくてね」</strong></span></p>
<p><span style="color: #ff00ff"><strong>「そうなんだね。お仕事忙しそうだもんね」</strong></span></p>
<p><span style="color: #3366ff"><strong>「うーん。まぁ、でも楽しんでやってるからいいんだけどね」</strong></span></p>
<p><span style="color: #000000">吐息はアパレル関係の仕事をしていました。身だしなみにも気を遣っていたし、所々のインテリアにもセンスが出ていて、どれもこれもが私にとっては新鮮だった記憶があります。</span></p>
<p>二人で買った食べ物をつまみながら、テレビを見たり、話をしたりしながら過ごしました。</p>
<p>時間はあっという間に23時を回ろうとしていたのです。</p>
<p><span style="color: #ff00ff"><strong>「あっ、明日仕事だから、私そろそろ帰らなきゃ」</strong></span></p>
<p><span style="color: #3366ff"><strong>「えっ！？でも今さっき来たばかりだよ？もう少しだけいてよ。納言ちゃんともっと一緒にいたい」</strong></span></p>
<p><span style="color: #ff00ff"><strong>「いやでも、明日早いし。さすがに終電までには帰りたいから」</strong></span></p>
<p><span style="color: #3366ff"><strong>「大丈夫！行きは少し時間がかかったけど、帰りはすぐに帰れるルート知ってるから、あと少し、ねっ？あと少しだけいてよ」</strong></span></p>
<p><span style="color: #ff00ff"><strong>「うーん、どうしようかな」</strong></span></p>
<p>そう迷いながらも、あと少しだけいることにしました。</p>
<p>そしていよいよ終電時間が迫り、今出ないと間に合わない時間にまでなっていたので、もう一度、吐息に帰ることを伝えました。</p>
<p><span style="color: #ff00ff"><strong>「ごめん、本当に間に合わないから。もう帰るね」</strong></span></p>
<p><span style="color: #3366ff"><strong>「いやでも、一人で帰れるの？ここから駅は、来た時間と同じくらいかかるよ。もう帰っても、終電逃すと思うけど」</strong></span></p>
<p><span style="color: #ff00ff"><strong>「えっ！？さっき早く帰れるルートがあるって、言ってたよね。あれ嘘だったの？」</strong></span></p>
<p><span style="color: #3366ff"><strong>「俺そんなこと言ったっけ？同じ時間かかるよ」</strong></span></p>
<p>完全にしてやられたと思ったけれど、もう後の祭りです。</p>
<p><span style="color: #3366ff"><strong>「ほら、もう無理なんだから今日は家にいなよ。もう終電間に合わないんだから。俺は、納言ちゃんと一緒にいられるからラッキーだな」</strong></span>と言われても、<strong>（何言ってんのコイツ）</strong>と言う気持ちしか、湧き上がりませんでした。</p>
<p>結局、終電時間には間に合わず、なんと初対面の吐息の家で一夜を過ごすことが確定してしまったのです。</p>
<h4><span id="toc2">地獄の一夜　開幕</span></h4>
<p>私の頭の中は、混乱しかありませんでした。</p>
<p><strong>始発で帰って、そのまま仕事に行かなければならないという事実。</strong></p>
<p><strong>ほぼ初対面という最悪な状況での一夜。</strong></p>
<p><strong>さっきまで優しかった吐息の、時折見せる不穏な表情。</strong></p>
<p>しかし帰るにも手段もないし、ルームメイトに車で1時間以上もかかる距離を迎えに来てもらうわけにもいかない。</p>
<p>そんなことを考えていたら、吐息はフッと笑い、<span style="color: #3366ff"><strong>「残念だったね、終電逃して。まぁ、この状況を楽しもうよ。考えても仕方がないし。こっちにおいでよ」</strong></span>と腕をグイッと引っ張られて、隣に座るように言われました。</p>
<p>ここらでもうお気づきの方もいるかもしれませんが、これは完全に吐息のシナリオ通りの展開になっていたということ。</p>
<p>きっとこの状況になることを最初から狙っていたことに、私はようやく気づいたのです。</p>
<p>あまりの変貌ぶりに、多少の恐怖を抱き始めたので、なるべく刺激を与えないように、なんとか夜が明けるのを待とうと決めました。</p>
<p>吐息と二人きりの空間も多少怖さを感じたけれど、それ以上に機嫌を損なって、<span style="color: #3366ff"><strong>「もう家から出てって」</strong></span>なんて言われたら、路頭に迷うことになる。</p>
<p>それだけは、避けたかったのが本心でした。</p>
<p><span style="color: #000000">隣に座るように言われてから、徐々にスキンシップが激しくなり、ますます嫌な予感が加速していきました。</span></p>
<p>手を撫でられたり、肩をギュッと寄せられたり、頭を撫でながら満足そうに私の顔を見つめたり。</p>
<p>しかし前編でも言った通り、私は何一つ上手くいっていなかったから、恋愛も正直どうでも良くなっていた部分もありました。</p>
<p><strong>「もう、なんでもいいや」</strong>と思う気持ちもあれば、何か変なことをされたどうしようと思う気持ちもありました。</p>
<p>危機管理能力を駅に置いてきた私だって、もう大人です。</p>
<p>このスキンシップが何を意味していて、吐息が何を求めているかを分からないはずがありません。</p>
<p><span style="color: #ff00ff">（あぁ、私の存在価値ってそれくらいか。こいつにとっては、欲を満たすための存在にしか見えていないんだろうな）</span>そう思うと、なんだか悲しくなってしまう。けれどもそんな気持ちも、欲を前にした吐息には微塵も伝わるわけがないのです。</p>
<p>もう先のことしか考えていない吐息にとって、<strong>いつ、どうやって、誘うか、</strong>それだけが頭を支配していたのでしょう。</p>
<p>そして、まるで自然の流れのように私をベッドに誘い込みました。</p>
<p>ありきたりなテンプレみたいな言葉を呟き、そっと唇に触れてきたのです。</p>
<h4><span id="toc3">秘技　吐息全集中</span></h4>
<p>この瞬間、何かがプツリと切れてしまい<strong>（どうだっていいや。もう、好きにしてくれ）</strong>と諦めたと同時に、唇を許しました。</p>
<p>大人ならもう分かる流れになっていくわけですが、私はキャミソール姿に、吐息はほぼ生まれたての状態になったところで、それは突然始まりました。</p>
<p>私の太ももを上から下へと撫でながら、</p>
<p><span style="color: #993366"><strong>ふぅーーーーーーーーーー&#x2934;︎！</strong></span></p>
<p><span style="color: #993366"><strong>はぁーーーーーーーーーー&#x2935;︎。</strong></span></p>
<p><span style="color: #993366"><strong>スゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥ&#x2934;︎&#x2934;︎！</strong></span></p>
<p><span style="color: #993366"><strong>ふっふっふっふっふっふっふっ。</strong></span></p>
<p><span style="color: #993366"><strong>（目を閉じて、呼吸を止めて）</strong></span></p>
<p><span style="color: #993366"><strong>ふぅーーーーーーーーーー&#x2934;︎！</strong></span></p>
<p><span style="color: #993366"><strong>はぁーーーーーーーーーー&#x2935;︎。</strong></span></p>
<p><span style="color: #993366"><strong>スゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥ&#x2934;︎&#x2934;︎！</strong></span></p>
<p><span style="color: #993366"><strong>ふっふっふっふっふっふっふっ。</strong></span></p>
<p>これを何度も何度も繰り返されていきました。もうこちらとしても、謎の儀式みたいな行動に<strong>、衝撃、戸惑い、笑い、恐怖、</strong>言葉にできないような感情が私を襲いました。</p>
<p>そしてニヤニヤしながら<strong>「うん、いいですね。いや、いいですね。あぁー。こういうことね」</strong>と一人で呟いている。</p>
<p>想像できますでしょうか、ほぼ初対面の男が謎すぎる呼吸と実況を交互に見る状況を。数年経った今でも忘れられないくらいほど、インパクトが強すぎたのです。</p>
<p>なんと吐息全集中が始まってから、気がつけば<span style="color: #ff0000"><strong>2</strong></span><span style="color: #ff0000"><strong>時間以上</strong></span>も経過していたのです。</p>
<p>ほとんどは吐息全集中の時間に割かれていましたが・・・。</p>
<h4><span id="toc4">虚しさの深夜と投げられた服</span></h4>
<p><strong>吐息全集中&amp;儀式的</strong>なことが終わった吐息は、さっさと服を着ると<span style="color: #3366ff"><strong>「俺、もう寝るから」</strong></span>と、私の服をポイっと投げてそのまま眠りにつきました。</p>
<p>私は<strong>（なんて虚しい状況なんだろう）</strong>と、投げられた服をギュッと抱きしめて、起こさないように服を着ました。</p>
<p>しかし、私も仕事があるため多少は寝なければならない。そこで<span style="color: #ff00ff"><strong>「あのさ、私もベッド借りてもいい？」</strong></span>聞くと<span style="color: #3366ff"><strong>「いいけど、あんまり近くに寄らないでね。あと、絶対邪魔しないでね。睡眠邪魔されるのが、一番ムカつくから」</strong></span>と言い放ちました。</p>
<p>私は<strong>「分かった」</strong>と言いながら吐息に背中を向けて、そのまま一睡もせずに始発の時間を待ちました。</p>
<p>待っている間、落ちそうなくらいのところで体を丸めながら、自分の哀れな姿と、惨めさに涙がポツリポツリと流れていました。</p>
<p><strong>（私は見知らぬ家で、何をしているんだろう）</strong>という気持ちが、余計に寂しさと惨めさを感じさせてくるのです。</p>
<p>そして始発の時間が迫った時、帰る支度をしていると<span style="color: #3366ff"><strong>「時間？じゃ駅までは送っていくわ」</strong></span>と言われ一言も話さずに、吐息から数メートル離れた距離で吐息の背中を見つめながら歩いていました。</p>
<p>行きは歩幅を合わせてくれた吐息の優しさは微塵も感じられず、どんどん先へと進む姿は、まるで私たちの心の距離を表しているようでした。</p>
<p>こうして私は、始発で友人が待つ家へと帰っていったのです。</p>
<h4><span id="toc5">エピローグ</span></h4>
<p>電車の中で意識が朦朧とする中、なんとか家に着くと友人は心配そうに待っていてくれました。</p>
<p><span style="color: #ff9900"><strong>「納言ちゃん、もしかして今帰ってきたの？大丈夫？」</strong></span></p>
<p><span style="color: #ff00ff"><strong>「なんとかね、また帰ってきたら話聞いて。とりあえず風呂入ってくる」</strong></span></p>
<p><span style="color: #ff9900"><strong>「分かった、なんでも聞くからね！仕事も無理しないで」</strong></span>そう言って、友人は先に、仕事へと向かいました。</p>
<p>私はシャワーを浴びながら、もう一度泣きました。</p>
<p>昨日のことを思い出して、そして自分がいかに馬鹿なことをしているのか、どれだけ自分自身を大切にしていないかを感じながら。</p>
<p>あの夜以降、吐息から連絡が来ることは一切ありませんでした。</p>
<p><strong>「昨日はありがとう」</strong>と送った私のLINEに既読もつかないまま、私たちの関係は一夜限りで終わってしまったのです。</p>
<p>ほとんど寝ていないままの仕事は、支障をきたしまくっていましたが、それも自業自得なのは分かっています。</p>
<p>今思えば単に吐息とは合わなかったことも、理解できます。けれども、当時の私には分からなかった。</p>
<p>ただ愛して欲しかったし、幸せになりたかったと求めている私には。</p>
<p>こんなことを繰り返している状態では、幸せからかけ離れているのに、当時はそれすらも気づくことができませんでした。</p>
<p>そして吐息とのやりとりが終わり、のちに旦那と出会うまでに、何度か傷つく思いをすることになるのです。</p>
<p>マッチングアプリは、とても便利なツールだと思います。今まで出会うことのなかった人と出会うこともできるし、自分の好みに合う人を探すことも簡単にできる。けれどその裏では、私と同じように欲を満たすだけに使われてしまった人もいれば、時に騙されて大切なものを失った人もいる。</p>
<p>便利なツールだからこそ、使い方とリスクを知らなけらばいけないのです。</p>
<p>私のように軽率に考えていると、いつか痛い目に遭うことを少しでも知ってもらえたら嬉しいです。</p>
<p>ちゃんとリスクも理解した上で、相手のことも知った上で使うことが一番大切なのです。</p>
<p>私も沢山失敗を重ねてきたからこそ、今の幸せがあると思っています。だからこそマッチングアプリでの出会いは、いい意味で慎重に楽しでいただきたいと、心から願います。</p>
<p>私のような悲しい思いをしないように・・・。</p>
<h4><span id="toc6">最後に・・・</span></h4>
<p>過去の悲しい出来事を今こうしてネタの一つとして書けているのも、友人たちの支えがあったからこそです。</p>
<p>当時の辛い気持ちを受け止め、話を聞き続けてくれたルームメイトには、感謝しかありません。</p>
<p>今までの恋愛は、少しだけ特殊なことが多くありました。もしも文章を書いていなかったら、辛い過去は辛いまま残り続けていたと思います。</p>
<p>ブログを読んでくれた人が、素敵な恋を楽しめるように、今目の前にいる人を大切に思えるような言葉を、これからも綴っていきたいと思います。</p>
<p>最後まで読んでください、本当にありがとうございました。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p><span style="font-size: 20px"><strong>〜完〜</strong></span></p>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
]]></content:encoded>
					
					<wfw:commentRss>https://orientalnagon.com/renai-6/feed/</wfw:commentRss>
			<slash:comments>2</slash:comments>
		
		
		<post-id xmlns="com-wordpress:feed-additions:1">629</post-id>	</item>
	</channel>
</rss>
