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	<title>多様性 | 社会の底辺からこんにちは</title>
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	<title>多様性 | 社会の底辺からこんにちは</title>
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		<title>リクエスト企画「多様性、LGBTQ +」</title>
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		<dc:creator><![CDATA[オリエンタル納言]]></dc:creator>
		<pubDate>Tue, 19 Mar 2024 08:40:00 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[コラボ企画]]></category>
		<category><![CDATA[LGBTQ]]></category>
		<category><![CDATA[マイノリティ]]></category>
		<category><![CDATA[マジョリティ]]></category>
		<category><![CDATA[互いを知り]]></category>
		<category><![CDATA[多様性]]></category>
		<category><![CDATA[歩み寄ること]]></category>
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					<description><![CDATA[今回のリクエストは、「多様性、LGBTQ +」についてです。 何度かエッセイでは書かせていただいていますが、こうして書くことで色々な人に読んでもらえる機会になっていること、本当に嬉しく思います。 まだまだ多様性が一人歩き [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p>今回のリクエストは、<strong>「多様性、LGBTQ +」</strong>についてです。</p>
<p>何度かエッセイでは書かせていただいていますが、こうして書くことで色々な人に読んでもらえる機会になっていること、本当に嬉しく思います。</p>
<p>まだまだ多様性が一人歩きしているような時代ではありますが、マイノリティ（少数派）もマジョリティ（多数派）も、お互いに歩み寄りながら生きやすい世の中になることを願い、書いていこうと思います。</p>
<p>それでは、スタートです！</p>
<h4><span id="toc1">そこじゃない感</span></h4>
<p>ワタシはニュースやSNSなどを見ると、度々<strong>「そこじゃない感」</strong>に出くわすことがあります。</p>
<p>LGBTQ +が歪んだ形で誤解されやすくなっているところも、多様性が一人歩きしているところも、まさにこの<strong>「そこじゃない感」</strong>が大きく関係していると思っているんです。</p>
<p>少し前に、LGBTQ +理解増進法案が可決した時にも、同じことを思ったんです。</p>
<p>当事者の言葉を拾い上げたようなフリをして、勝手に作り出された法令は、逆に当事者たちの生きづらさを助長させることになりました。</p>
<p>さらには、<span style="color: #ff99cc;"><strong>「女性の権利を守る！」</strong></span>と掲げる団体が発足されたりと、まるでLGBTQ +VS多数派というなんとも悲しい、望んでない対立までもが生まれてしまうこともありました。</p>
<p>誰も戦いたいわけでもなければ、<span style="color: #ff0000;"><strong>「</strong></span><span style="color: #ff0000;"><strong>LGBTQ</strong></span><span style="color: #ff0000;"><strong>＋の人間だけが住みやすい世の中にしてくれ！」</strong></span>と言っているわけでもないはずなのに・・・。</p>
<h4><span id="toc2">本当の目的はどこにあるの？</span></h4>
<p>この法令が可決されてから次に始まったのは、トランスジェンダーの境目や、トイレやお風呂問題でした。</p>
<p>ワタシは体は女性であり、心が完全に男性というわけではありません。だから、日常生活では、トイレは女性専用トイレに入るし、お風呂は共同のお風呂が苦手なので入りに行くことはしません。</p>
<p>見た目も心も女性として変わっているのなら、入ることは問題ないと思います。</p>
<p>ただ、その人の心の中までは他人が知ることはできないんです。<span style="color: #3366ff;"><strong>「僕は見た目は女性だけど、心は男性だから」「私は見た目は男性だけど、心は女性だから」</strong></span>と言って、見た目とは違うトイレやお風呂に入ってきたら、周りの人は驚くどころか不信感を感じ、時には恐怖心を抱くこともあるでしょう。</p>
<p>どうしても我慢しなければいけない境界線ができてしまうのは、仕方がないことだと思うんです。</p>
<p>これはきっと、差別ではなく、区別だと思うから。</p>
<p>その境界線を超えて、自分の感情だけで動いてしまう人がいるから、また同じように言われてしまうんです。</p>
<p><strong>「だから、LGBTQ +は・・・」</strong>って。</p>
<h4><span id="toc3">平等にするべきものを考えて</span></h4>
<p>けれども恋愛や結婚に関しては、どんな人でも自由なはずです。</p>
<p>時代と共に恋愛の仕方も結婚のあり方も、もちろん変化しています。</p>
<p>許嫁がいた時代や、親が決めた相手と結婚することが当たり前だった時代がありました。</p>
<p>お金のために結婚する政略結婚があり、少しずつお見合い結婚が当たり前になって、さらに自由に自分の相手を選べる時代へと今は変化しています。</p>
<p><strong>「多様性の世の中へ」</strong>と大きな声を掲げているのなら、どうして結婚のあり方はいつまでも多様にならないのでしょうか。</p>
<p>好きになった人が、たまたま同姓だった。</p>
<p>心から愛した人が、トランスジェンダーだった。</p>
<p>それが誰かに迷惑をかけることになるのでしょうか。ただ好きな人と夫婦になって、同じように家庭を持って、幸せに暮らしたい。</p>
<p>そう思っているだけなのに、どうして今も認められることがこんなに難しいのでしょうか。</p>
<p>話し合うことは、トイレやお風呂の問題じゃない。</p>
<p>ただ純粋に、性別関係なく愛した相手と夫婦になれることを認められる社会にしていくことが、一番考えなければいけないことだと、ワタシは思います。</p>
<h4><span id="toc4">理解ではなく、お互いに知っていく</span></h4>
<p>どんな場面でも、<strong>「ワタシのことを理解して！」</strong>と言って理解してもらうことは、とても難しいことだと思います。</p>
<p>その人のことを知り、お互いに言葉を重ねながら、少しずつ理解へとつながっていくと思うんです。</p>
<p>当事者にしかわからない苦しみがあります。</p>
<p>多様性と呼ばれているのは、何もLGBTQ+に限ったことではありません。国籍、肌の色、障害、そしてマイノリティ。あらゆる場面で多様性というものが存在しますが、実際に当事者でなければ、全ての気持ちを理解することも、真の辛さをわかることもできません。</p>
<p>だからこそ、互いに想像し合うことが必要だと思うんです。</p>
<p><strong>「自分はこれだけ辛いんだ！どうして理解されないんだ」</strong>と思うのではなく、相手に知ってもらうには、どうしたらいいかを考えなければならないことがたくさんある。</p>
<p>反対に<strong>「当事者じゃないから、わからない」</strong>と突き放すのではなく、<strong>「どういう気持ちなんだろう。もしも自分だったら・・・」</strong>と想像することがお互いに必要だと思うのです。</p>
<p>多様性という言葉が多く使われるようになったからこそ、ただの言葉で済まされてはいけないことがどんどん増えているような気がします。</p>
<p>この世界は、あらゆる人たちと共に暮らしてる場所だからこそ、ほんの少しでも知ろうとすることが、これからの世の中に生きやすさをもたらしてくれる鍵になるのかもしれません。</p>
<p>ほんの少し、たった一歩でも歩み寄る気持ちが互いにあれば、きっと分かり合える日が来るはずだから・・・。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
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		<title>ワタシは一体、誰なんだ</title>
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		<dc:creator><![CDATA[オリエンタル納言]]></dc:creator>
		<pubDate>Fri, 23 Feb 2024 08:04:48 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[保育士時代の体験談・過去のトラウマ]]></category>
		<category><![CDATA[LGBTQ]]></category>
		<category><![CDATA[多様性]]></category>
		<category><![CDATA[性別]]></category>
		<category><![CDATA[救われて]]></category>
		<category><![CDATA[葛藤]]></category>
		<category><![CDATA[言葉に]]></category>
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					<description><![CDATA[ワタシは子どもながらにあることを思っていました。 「体の変化が怖い」と。 小学五年生の時の自然体験学習で初めてみんなでお風呂に入った時に、その感覚に襲われました。 大人びている同級生たちもいて、自分とは違った体の変化を目 [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p style="padding-left: 40px">ワタシは子どもながらにあることを思っていました。</p>
<p style="padding-left: 40px"><strong>「体の変化が怖い」</strong>と。</p>
<p style="padding-left: 40px">小学五年生の時の自然体験学習で初めてみんなでお風呂に入った時に、その感覚に襲われました。</p>
<p style="padding-left: 40px">大人びている同級生たちもいて、自分とは違った体の変化を目の当たりにした時に、<span style="color: #ff00ff"><strong>「いつか自分もそうなるんだ。どうしよう。怖い」</strong></span>と感じてしまったのです。</p>
<p style="padding-left: 40px">けれどもそれが性に対しての考え方に直結するとはまだ思ってはおらず、恐怖の理由があまりわかっていませんでした。</p>
<h4 style="padding-left: 40px"><span id="toc1">二つの性に分けられて</span></h4>
<p style="padding-left: 40px">中学生に上がった頃から、スカートを履くことに少しずつ抵抗を持ち、何かにつけて<strong>「<span style="color: #0000ff">男</span>・<span style="color: #ff0000">女</span>」</strong>と記入をしなければいけない用紙に嫌悪感を抱くようになりました。</p>
<p style="padding-left: 40px">ワタシなりのほんの少しの抵抗で、いつも<strong>「<span style="color: #0000ff">男</span>・<span style="color: #ff0000">女</span>」の「・」</strong>のとこに丸を打っていました。するとそれを不思議に思った当時の担任は、<strong>「どうしてそんなくだらないことをするの？</strong>」と必要以上に聞かれることもありました。</p>
<p style="padding-left: 40px">けれどもその言葉に、ワタシは必要以上に言葉を重ねることはしませんでした。</p>
<p style="padding-left: 40px">自分でも理由がわからなかったんです。どうして素直に<strong>「<span style="color: #ff0000">女</span>」</strong>と書いてあるところに丸がつけられなかったのか。</p>
<h4 style="padding-left: 40px"><span id="toc2">ズボンに憧れて</span></h4>
<p style="padding-left: 40px">高校生になると周りは少しずつ性別を意識するようになり、女性はより女性らしく、男性はより男性らしさが表れていたような気がしました。</p>
<p style="padding-left: 40px">学校に来ても化粧をする子もいれば、同級生の中でも垢抜けて綺麗になっている子を性の対象で見ている人も大勢いました。</p>
<p style="padding-left: 40px">その中でワタシは<span style="color: #ff00ff"><strong>「ズボンを履きたい。スカートじゃなくて、ズボンで生活したい」</strong></span>と考えていました。</p>
<p style="padding-left: 40px">けれども昔は、ズボンを履いて学校に行くという選択肢はありませんでした。</p>
<p style="padding-left: 40px">だからこの頃からあえて髪を伸ばし、見た目だけでも女性らしさを追い求めるようになりました。けれどもその結果、名前も知らないような同級生たちがクラスに来て、<span style="color: #003366"><strong>「あいつ、サッカー選手に似てるよな」</strong></span>と変に注目されることもありました。</p>
<p style="padding-left: 40px">笑われていることを誰が見ても理解できる状況でも、周りが助けてくれることもなければ、自分から<span style="color: #ff00ff"><strong>「やめてよ！」</strong></span>と立ち向かう勇気もありませんでした。</p>
<p style="padding-left: 40px">あまりにも言われすぎて惨めな気持ちに押しつぶされそうになったある日、ワタシは母にお金をもらって美容院に行き、髪の毛をバッサリ切りました。</p>
<p style="padding-left: 40px">すると今まで向けられた心無い言葉は、一瞬で言われなくなったのです。</p>
<h4 style="padding-left: 40px"><span id="toc3">拭いきれない気持ちは</span></h4>
<p style="padding-left: 40px">大人になってからも、性別について考える場面が何度もありました。元々体型がわかるような服装はあまりしてこなかったので、彼氏ができてからもそのスタイルを変えるつもりはありませんでした。</p>
<p style="padding-left: 40px">けれども、付き合うたびに<span style="color: #000080"><strong>「もっと女性らしい格好をしたら？」</strong></span>とか<span style="color: #008000"><strong>「髪の毛をもばしてみたらどう？」</strong></span>と、見た目を変えることを勧められていました。</p>
<p style="padding-left: 40px">ありのままのワタシではなく、<strong>「女性らしいワタシ」</strong>を彼らは望んでいたんです。そしてその望み通りの服装や髪型にすると、彼らは決まって<span style="color: #008080"><strong>「そっちの方が前よりもずっといいよ」</strong></span>と褒めてくれました。</p>
<p style="padding-left: 40px">この時のことを振り返ると、自分の気持ちを押し殺して、別人になる努力をしていたような気がします。</p>
<p style="padding-left: 40px">そして交際期間が一年を迎える前に、彼らはワタシと正反対の女性らしく可愛らしい人の元へと旅立っていきました。</p>
<p style="padding-left: 40px">決まり文句はみんな一緒で、<span style="color: #008000"><strong>「性格はすごく素敵だと思う。けど、なんか女としてみられない」</strong></span>だとか<span style="color: #0000ff"><strong>「俺じゃなくて、もっと別に全てを受け入れてくれる人が現れるよ」</strong></span>と言って、去っていったのです。</p>
<h4 style="padding-left: 40px"><span id="toc4">どこにも属せない苦しみを</span></h4>
<p style="padding-left: 40px">それから程なくして、一度だけ知人に相談したことがありました。<span style="color: #ff00ff"><strong>「もしかすると、</strong></span><span style="color: #ff00ff"><strong>LGBTQ</strong></span><span style="color: #ff00ff"><strong>＋なのかな」</strong></span>と。</p>
<p style="padding-left: 40px">すると<span style="color: #ff6600"><strong>「えっ？恋愛対象が異性なんだから違うんじゃない？」</strong></span>と言われてしまったのです。</p>
<p style="padding-left: 40px">どこにも属すことの出来ない苦しみは、想像以上に辛かった。</p>
<p style="padding-left: 40px">ワタシは一体、何で苦しんでいるんだろう。</p>
<p style="padding-left: 40px">周りがワタシに求めている姿は、一体どんなものなんだろう。</p>
<p style="padding-left: 40px">そんなことが、頭の中でグルグルと渦巻いていたような気がします。</p>
<p style="padding-left: 40px">そしてしばらくの間、どこにも属せない、何者なのかもわからない状態が続いていたのです。</p>
<h4 style="padding-left: 40px"><span id="toc5">勇気を出して</span></h4>
<p style="padding-left: 40px">それから数年が経ったある日、ワタシは7年ぶりに会った友人にこのことを打ち明けました。</p>
<p style="padding-left: 40px">ワタシは一体何者で、どこにも属せない気持ちを抱えていたこと、そして実はLGBTQ +なのではないかということも。</p>
<p style="padding-left: 40px">すると友人は、さも当たり前のような顔をしながらこう言ったんです。</p>
<p style="padding-left: 40px"><span style="color: #cc99ff"><strong>「そうだと思ったよ。でもとっくの前から気づいてると思ってた。確かに納言には性別を感じさせない雰囲気もあるし、出会った頃から『そうなのかな？』って思ってたよ。でも、それで何かが変わるわけじゃないし。むしろかっこいいアンタの方が、素敵だと思うよ。誰に何言われても貫けばいいじゃん。そっちの方が納言らしいし、私はそういうところも含めて、好きだよ」</strong></span>と。</p>
<p style="padding-left: 40px">その言葉を聞いて、ワタシは性別に縛られない生き方を選んだのです。</p>
<h4 style="padding-left: 40px"><span id="toc6">ワタシが誰かは、ワタシが決める</span></h4>
<p style="padding-left: 40px">過去のワタシは、常に誰かの意見を気にしすぎていたのかもしれません。それは周りの意見でもあり、世間の意見も含めて気にしすぎていました。</p>
<p style="padding-left: 40px">けれども、ワタシのように付き合ってきたのは異性だけど、性に対して違和感を感じて生きている人もいるでしょう。</p>
<p style="padding-left: 40px"><strong>「異性とばかり付き合っているじゃない」</strong>と、どこにも属せないことに絶望を感じることもあったかもしれません。</p>
<p style="padding-left: 40px">LGBTQ +には、ある程度定義づけられたものがある。けれども心の違和感は、自分の中にある葛藤や苦しみは、定義で片付けられるほど単純ではないとワタシは思うんです。</p>
<p style="padding-left: 40px">多様性という言葉が多く言われている世の中だけれど、その多様性もまた誰かが作った言葉であり、そして言葉だけが一人歩きしている状態の方が多くあるような気がします。</p>
<p style="padding-left: 40px">一番大切なことは、自分がどうなりたくて、どう生きていきたいか。</p>
<p style="padding-left: 40px">定義の中で生きるのではなく、自分のなりたい姿になって、自分の心が願う通りに生きること。誰かのために生きるのではなく、自分自身のために生きているのだから。</p>
<p style="padding-left: 40px">だからこそ、ワタシは今では自分の言葉のように、迷った時には繰り返し言い続けています。</p>
<p style="padding-left: 40px"><span style="color: #ff0000; font-size: 24px"><strong>「ワタシが誰かは、ワタシが決める」</strong></span>と。</p>
]]></content:encoded>
					
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		<title>リクエスト企画「多様性」</title>
		<link>https://orientalnagon.com/tayousei/</link>
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		<dc:creator><![CDATA[オリエンタル納言]]></dc:creator>
		<pubDate>Tue, 17 Oct 2023 06:49:04 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[コラボ企画]]></category>
		<category><![CDATA[LGBTQ＋]]></category>
		<category><![CDATA[リクエスト企画]]></category>
		<category><![CDATA[多様性]]></category>
		<category><![CDATA[時代]]></category>
		<category><![CDATA[歩み寄る]]></category>
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					<description><![CDATA[今回いただいたリクエストは、「多様性について」です。 最近よく色々なところで聞いたり、目にすることも多い言葉だと思います。 それについてワタシなりに感じたことを、書いていけたらなと思います。 ただこれはあくまでワタシ個人 [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p>今回いただいたリクエストは、<span style="color: #ff0000"><strong>「多様性について」</strong></span>です。</p>
<p>最近よく色々なところで聞いたり、目にすることも多い言葉だと思います。</p>
<p>それについてワタシなりに感じたことを、書いていけたらなと思います。</p>
<p>ただこれはあくまでワタシ個人の意見であり、全ての人がそうであるというわけではありません。</p>
<p><span style="color: #99cc00"><strong>「こんな考え方もあるんだな」</strong></span>くらいに読んでもらえたら、嬉しいです。</p>
<p>それでは、スタートです！</p>
<h4><span id="toc1">多様性ばかりが取り上げられて</span></h4>
<p>最近よくニュースや本、または動画やテレビなんかでも<strong>「多様性を尊重して」</strong>だったり、<strong>「多様性の時代</strong>」なんて言葉がよく聞こえてくるような気がします。</p>
<p>ワタシにはなぜそこで論争だったり、ディベートのようなことが起きているのかが、少しだけついていけないところがありました。</p>
<p>多様性の話になると、どこか話が逸れてしまっているような気がするんです。</p>
<p>特に多様性の話で上がるのは、LGBTQ＋についてでした。</p>
<p>けれどもそこには、<strong>「色々な人がいて、性別や同性愛、または別のことで悩んでいる人がいるから、お互いに歩み寄りながら、生活をしていくことを考えていこう」</strong>という話ではなく、<span style="color: #ff0000"><strong>「同性愛者同士の結婚についての反対」だったり、「見た目と心の性別が不一致な人のトイレの話」</strong></span>だったり。</p>
<p>どこか重箱の隅をつつくようなことばかりを話し合って、根本的な解決策を見つけようとしていないことが、どうしても目に映ってしまいます。</p>
<p>多様性を認め合いながら、それぞれが生きやすい環境を考えるべきなのに、どうして揉めるような話ばかりを掘り下げていくのか、理解できませんでした。</p>
<h4><span id="toc2">偏った論点で</span></h4>
<p>トイレの問題が大きく取り沙汰された時もそうでした。</p>
<p>見た目が男性なのに心が女性だからというのは、他人から見たら分かりません。</p>
<p>そういう人たちの多くは、多目的トイレに入っているか、別の方法でトイレを利用しているかなど、配慮をしている人がほとんどだと思います。</p>
<p>ただごく稀に、それを悪用して犯罪行為をする人がいるから、<span style="color: #ff0000"><strong>「全ての</strong></span><span style="color: #ff0000"><strong>LGBTQ</strong></span><span style="color: #ff0000"><strong>＋の人は、同じような犯罪をするかもしれない」</strong></span>という前提で話をしていること自体が、もうすでに多様性を認めていないと思うんです。</p>
<p>以前参加したレインボープライド（LGBTQ＋）のイベントでは、見た目は男性だけれど、心は女性の方もいて、中には見た目のことで笑われながら会場まで来た人もいました。</p>
<p>けれどもその人は、<span style="color: #ff9900"><strong>「ここに来て初めて、自分も居て良いんだ。好きな服を楽しんで良いんだと思えたんです」</strong></span>と嬉しそうに話してくれました。</p>
<p>あの時の声も、表情も、今でも忘れられないくらい、どこか寂しげで切なさを感じました。</p>
<p>どうして極端な考え方しかできないのか、それぞれの不安だったり思いがあるのなら、どうして少数派の人たちが不利になるような論点で話をするのか。</p>
<p>それが何より、理解できないんです。</p>
<h4><span id="toc3">意見をわがままだと捉えないで</span></h4>
<p>多様性を認め合うのなら、好きな人同士の性別が違っても結婚することは、わがままなことなのでしょうか。</p>
<p>TPOに合っていない格好や、過度な露出はもちろんダメだと思います。</p>
<p>けれども着たい服を着て、メイクをして、自分自身を振る舞うことは、そんなに間違っていることなのでしょうか。</p>
<p>それが当たり前にできない環境が根強いからこそ、今でも笑われたり、時には陰口を叩かれて周りに気を遣い、自分自身と向き合っている人が大勢いると思います。</p>
<p>ほとんどの人は、ただ純粋に好きな人と結ばれることを願っていて、自由にファッションを楽しみたいと思っている。</p>
<p>ただそれだけなんです。</p>
<p>それは、わがままなことですか？</p>
<p>それは、間違った考え方ですか？</p>
<p><span style="color: #ff0000"><strong>「理解してよ！！」</strong></span>なんて押し付けている人は、ほとんどいないと思うんです。</p>
<p>きっと多くの人は、<strong>自由に恋愛も結婚もさせてほしい</strong>。</p>
<p>そして<strong>そっとしておいてほしい</strong>、そう思っているような気がします。</p>
<h4><span id="toc4">最後に</span></h4>
<p>世の中にはLGBTQ＋以外にも、障害や肌の色、見た目の違いや国籍、他にも多様性と分けられたものがきっとあると思います。</p>
<p>けれども多様性という言葉ができたから、同じ人間なのに、何かに区分されて、分けられてしまっているような気がするんです。</p>
<p>確かに違いを認め合い、違いを受け入れられる環境が当たり前に存在していたら、きっと<strong>「多様性を尊重して」</strong>なんて言葉は、出なかったかも知れません。</p>
<p>だってそれは、当たり前のことだと思うから。</p>
<p>言葉にして分けるようなことをしなくても、お互いに寄り添うことができ、それぞれの意見や思いを汲み取りながら関わることができていたら、きっとこんな言葉も生まれていなかったでしょう。</p>
<p>悲しいけれど、まだまだ難しい世の中だと、ワタシは痛感してしまうんです。</p>
<p><span style="color: #ff0000"><strong>「多様性」</strong></span>という言葉だけが浸透して、なんとなくの中で生きてしまうことが、ワタシは怖さを感じてしまいます。</p>
<p>同じ人なら、区別する必要もない。</p>
<p>だって、人生はとてもシンプルなものだから。</p>
<p>全ての人が平等に生きやすい世の中になることは、不可能かもしれません。</p>
<p>けれども<strong>、マイノリティ（少数派）</strong>も<strong>マジョリティ（多数派）</strong>も、<strong>障害を抱えて生きている人</strong>も、そして<strong>国籍</strong>や<strong>肌の色が違う人だって</strong>、お互いの意見に耳を傾け、気持ちを知ることはできるはず。</p>
<p>そうやって少しずつ相手を知りながら、手を取り合い生きていくことが、本当の意味で<strong>「多様性を理解する」</strong>ことに繋がると、ワタシは思うんです。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>それが多様性を理解していく第一歩だと、ワタシは思うから。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
]]></content:encoded>
					
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		<title>ドラァグクイーン、そして知られざる素顔</title>
		<link>https://orientalnagon.com/dragqueen/</link>
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		<dc:creator><![CDATA[オリエンタル納言]]></dc:creator>
		<pubDate>Thu, 22 Jun 2023 10:00:45 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[あなたにスポットライトをあてて]]></category>
		<category><![CDATA[LGBTQ＋]]></category>
		<category><![CDATA[ドラァグクイーン]]></category>
		<category><![CDATA[名古屋レインボープライド]]></category>
		<category><![CDATA[多様性]]></category>
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					<description><![CDATA[2022年6月3日に行われた名古屋レインボープライドに初めて参加し、そこで私の人生を大きく変える人、ドラァグクイーンのライラ・グレイルさんと出会いました。 直接お話をしたわけではないけれど、パフォーマーとしての表情と、裏 [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p>2022年6月3日に行われた名古屋レインボープライドに初めて参加し、そこで私の人生を大きく変える人、<strong>ドラァグクイーンのライラ・グレイルさん</strong>と出会いました。</p>
<p>直接お話をしたわけではないけれど、パフォーマーとしての表情と、裏方で周りをアシストする姿、そしてライラさんの雰囲気に圧倒されてしまいました。</p>
<p>来場者の多くは、きっとLGBTQ＋当事者の方だったと思うのですが、当事者ではない方も、イベントの中で<span style="color: #cc99ff"><strong>「すごく楽しかったね。多様性が認められつつあるっていいよね」</strong></span>と話している声も聞こえてきました。</p>
<p>会場ではライラさんを始め、多くの方々が<strong>「もっと自由に表現できる社会になるように」</strong>と、当事者やそうでない方にも寄り添いながら接していたので、来場者の方々が心から安心して楽しめたのだと思います。</p>
<p>イベントが終わり、帰宅している途中、私はライラさんのことをもっと知りたい、どんな人なのか直接会って話をしたいと想いを募らせ、InstagramのDMから連絡をしました。</p>
<p><span style="color: #ff00ff"><strong>「ぜひ取材をさせてもらいたい」</strong></span>そう伝えて・・・。</p>
<p>すると<span style="color: #ff6600"><strong>「ライラで良ければ、ぜひ協力させてください」</strong></span>とまさかの返答をいただき、今回の取材が実現したのです。</p>
<h4><span id="toc1">ありのままの自分を受け入れて</span></h4>
<p>私自身、LGBTQ＋の当事者であることを自認したのは、数ヶ月前でした。物心ついた時から、女性らしく変化していく体に違和感を覚えていましたが、誰にも言えずに、ただひた隠しにしていました。</p>
<p>時には<strong>「もっと女性らしい服装をしなよ」</strong>と言われたり<strong>「女性はこうあるべきだ」</strong>と押し付けられることにも違和感を感じていました。</p>
<p>性の間で揺らいでいたけれど、恋愛対象が異性だった私は、LGBTQ＋の中にも入ることが出来ないと考えていました。けれども夫に出会い、少しずつ考え方は変わっていくようになったのです。</p>
<p>彼は付き合った頃に<span style="color: #3366ff"><strong>「僕はパンセクシャル（全性愛者）なんだ」</strong></span>と教えてくれました。そして<span style="color: #3366ff"><strong>「誰を好きになっても、どんな服装をしてもいいんだよ。もっと自由に自分自身を持つことが大切だと思うから」</strong></span>と言ってくれたのです。</p>
<p>その言葉がきっかけとなり、自分と向き合い始め、LGBTQ＋の中でのQ（クエスチョニング・クイア）と認識するようになりました。</p>
<p>そんな中で、名古屋レインボープライドが開催されることを知り、何か変わるかもしれない、新しい自分に出会えるかもしれないと希望を抱き、参加を決意したのです。</p>
<p>初めはドキドキしながら会場へ向かったのですが、その場にいた人たちが笑顔で話しかけてくれて、それぞれに悩みを抱えていても<span style="color: #008000"><strong>「今あるこの時間を大切にしていこう」</strong></span>という姿勢に、自然とイベント全体の雰囲気の中に溶け込むことが出来ました。</p>
<p>そして1番心を惹かれたのが、ライラさんの司会の中で<span style="color: #ff6600"><strong>「大勢の方が来てくれて、こうして楽しんでくれているのが本当に嬉しい」</strong></span>と話していましたが、誰よりも楽しんでいたのがライラさんのような気がして、純粋にとても素敵な時間だなと思いました。</p>
<p>そして私自身、イベントに参加したことでようやく<span style="color: #ff00ff"><strong>「私は私のままでいいんだ。性別にとらわれない生き方をしていこう」</strong></span>と決意した日でもありました。</p>
<p>人生がひっくり返ったかのように、今までの弱気な私とも決別をし、すぐさまライラさんに連絡をとり、夢の取材へと進むことが出来たのです。</p>
<h4><span id="toc2">それぞれの表情を着こなして</span></h4>
<p>取材の日にちを決めてから、ライラさんがどのような活動をしているのかを見るようになっていきました。</p>
<p>ドラァグクイーンとしてパフォーマンスをしたり、バンジージャンプに挑戦したり、木下大サーカスで空中ブランコに出演するために猛特訓をしている姿もあり、マルチに活動していることを知りました。</p>
<p>しかし、私はあることに気づくのです。</p>
<p>どの姿も楽しみながら取り組んでいるけれど、見え方が全然違うことに。子どものような無邪気な笑顔を見せることもあれば、1人のパフォーマーとしてプライドと強い信念を持ち、堂々としている表情の時もある。</p>
<p>どれも同じ人がやっていることなのに、全く違う見え方をしていることに私は気づいたのです。服やメイクを場所に合わせて変えるように、表情そのものを着こなしているようにも見えました。</p>
<p>そこに更なる魅力を感じると同時に、心の中をのぞいてみたいと思ったのです。</p>
<p>ライラさんの素顔の部分を・・・。</p>
<h4><span id="toc3">素顔に触れて</span></h4>
<p>当日、私は夫と2人でライラさんが運営している事務所へと向かいました。</p>
<p>しかし、本格的な取材が初めてだったこともあり、感じたことのない緊張感を抱いていました。</p>
<p>少し早めに着いてしまったこともあり、事務所の中で待たせてもらうことになりました。そこにはドラァグクイーンやLGBTQ＋に関する書籍やDVDがたくさん並べられていました。</p>
<p><span style="color: #3366ff"><strong>「これはすごい蔵書や</strong></span><span style="color: #3366ff"><strong>DVD</strong></span><span style="color: #3366ff"><strong>だね。これだけ集めるなんて大変だよ。本当に大切な核になる部分なんだね」</strong></span>と夫は嬉しそうに話していました。</p>
<p><span style="color: #ff6600"><strong>「ごめんなさい！お待たせしました」</strong></span>とドア側から聞こえる声の方を向くと、そこにはライラさんが立っていました。</p>
<p>優しい笑顔と言葉に、私の肩の力はスゥ〜と抜けていくようでした。</p>
<p>自己紹介をしている時、無意識かもしれないけれど、ライラさんは優しく微笑みながら私の目を見て話を聞いてくださいました。</p>
<p>緊張していたのを察してくれたのか、私が話しやすいように丁寧に言葉を選びながら、質問に答えてくれました。</p>
<p>そして、ある質問の中で私は、ライラさんの素顔に少し触れることが出来たのです。</p>
<h4><span id="toc4">ドラァグクイーンとその過去</span></h4>
<p>ドラァグクイーンとして、見ている人の心を虜にし、その世界へと引き込んでいく。それが今のライラさんの1番の姿だと思い、そして私が聞きたかった質問の1つである、<span style="color: #ff00ff"><strong>「どうしてドラァグクイーンを目指したの</strong></span><span style="color: #ff00ff"><strong>か</strong></span><span style="color: #ff00ff"><strong>」</strong></span><span style="color: #ff00ff"><span style="color: #000000">について</span></span>尋ねました。</p>
<p>ライラさんは少し考えて、静かに答え始めたのです。</p>
<p><span style="color: #ff6600"><strong>「実は私、女装が好きじゃなかったんです。というよりも、女装というものを側から見ているのが苦手だったんです」</strong></span>と。</p>
<p>想像と違った答えに、私も夫も驚きを隠せませんでした。</p>
<p><span style="color: #000000">すると続けて、</span><span style="color: #ff6600"><strong>「当時はまだドラァグクイーンの存在もあまり知らなくて、テレビとかでは観たことがあったけれど、中途半端に真似をしている人がいたり、誇張をされているのを見ていて苦手意識があったのかもしれません。でも、</strong></span><span style="color: #ff6600"><strong>21</strong></span><span style="color: #ff6600"><strong>歳の時に初めて本物のドラァグクイーンのパフォーマンスを生で見て、『なんて素敵なんだ・・・。プロとしてプライドを持っていてカッコいい』と思ったんです。それから自分もドラァグクイーンの道に進んで、初めて拍手をもらった時の感動が忘れられなくて、今もこうしてステージに立ち続けているんです」</strong></span><span style="color: #000000">と、その理由と背景を知り、ライラさんの</span><span style="color: #000000">1</span><span style="color: #000000">番の核となる部分を知ることが出来たような気がしました。</span></p>
<p>ただ苦手だったり嫌いだったりしたわけではなく、心ない真似や誇張により、蔑まれているように感じていたことに、悲しさを覚えているように思いました。</p>
<p>だからこそ、今自分自身がドラァグクイーンとして活動している中で、信念とプライドを持ち、ステージに立ち続けているのでしょう。</p>
<h4><span id="toc5">新たな出会いと変わりゆく視野</span></h4>
<p>しかし、ドラァグクイーンを始めたばかりの頃のライラさんは、<span style="color: #ff6600"><strong>「自分が</strong></span><span style="color: #ff6600"><strong>1</strong></span><span style="color: #ff6600"><strong>番輝いているし、自分のことばかりで、若かったから尖っていました」</strong></span>と少し照れながら話してくれました。</p>
<p>その中でNPO法人ASTAさんとの出会いが、違った視点を与えてくれるきっかけとなったそうです。</p>
<p>その活動内容は、教育現場を中心に出張授業を行い、性的マイノリティについての教育を実施しているそうです。実際にライラさんもその取り組みに参加された時、当事者の方と話したり、他のセクシャリティの方とも話すことで、今までの考え方も大きく変わるきっかけとなったそうです。</p>
<p><span style="color: #ff6600"><strong>「今までは自分の知識の中だけで考えていたけれど、色々な考え方を持った人と話したり、聞いたりすることで、視野が広くなり、もっと深く考えられるようになったんです」</strong></span><span style="color: #ff6600"><span style="color: #000000">と。</span></span></p>
<p>私自身も現役保育士だった頃に、性的マイノリティを身近に感じたり、子どもたちの中でも性の揺れ動きを感じる部分がありました。</p>
<p>好きな色や遊びも性別に関係なく好みが分かれることがあります。けれども昔ながらの考え方はそう簡単に変わることはなく<strong>、女の子だから、男の子だから</strong>と決めつけるような発言をしている人もいました。</p>
<p>そして<strong>保育士＝女性</strong>というイメージも強く、私のようにLGBTQ＋の当事者だとしても、それを口に出すことや、性別にとらわれない行動をすることは、きっと認めてもらうことは難しいのではないでしょうか。</p>
<p>そういった意味でも、ライラさん自身が考えるきっかけになったNPO法人ASTAさんの教育現場で直接対話をするという活動には、とても深く感銘を受けました。</p>
<p>子どもたちが、性別にとらわれずに差別なく過ごせる環境が当たり前になるように。</p>
<p>そしてその周りにいる大人たちも、知る機会になるように。</p>
<h4><span id="toc6">最後に</span></h4>
<p>約1時間の取材の中で、ライラさんのパーソナルな部分に触れながら、新たな一面を知る機会となりました。</p>
<p>そして無名である私に対して、とても丁寧で1人の人として話を聞こうとしてくださる姿に、感謝しかありません。</p>
<p>名古屋レインボープライドに参加した時に、<strong>誰もが笑顔になれる場所</strong>を肌で感じることが出来たあの日のことを、ライラさん自身に取材の中で伝えると、<span style="color: #ff6600"><strong>「</strong></span><span style="color: #ff6600"><strong>“</strong></span><span style="color: #ff6600"><strong>楽しい</strong></span><span style="color: #ff6600"><strong>”</strong></span><span style="color: #ff6600"><strong>を色々な人と共有したいんです。そして、差別や区別なく、みんながハッピーになれたら</strong></span><span style="color: #ff6600"><strong>1</strong></span><span style="color: #ff6600"><strong>番嬉しいから」</strong></span>と言っていた言葉が全てだと思います。</p>
<p>つい最近、LGBT理解増進法案が可決され、ニュースなどでも取り上げられていました。全ての人がどう考えているかは分かりませんが、性的マイノリティの中で生きづらさを感じている人たちがいます。</p>
<p>誰かを傷つけたいとか、私たちの想いを理解してと押し付けたいわけではありません。</p>
<p><strong>ただ恋愛対象が同性だったとしても、それも一つの愛の形だから。</strong></p>
<p><strong>好きな人と結ばれたい。</strong></p>
<p><strong>性別にとらわれずに生きていきたい、ただそれだけなんです。</strong></p>
<p>長い歴史の中で、性的マイノリティにいる人たちが今よりもひどい差別を受けてきたことがありました。本当の心の部分を知ろうとせずに、見た目だけで判断されたこともあったでしょう。</p>
<p>けれども誰を愛し、どう生きるのかは、その人自身の自由なのではないでしょうか。</p>
<p>ライラさんと話すことで、少なくとも私自身は自由に生き、そして性別にとらわれずに私という存在を大切にしようと思うことが出来たのです。</p>
<p>そして最後に、ライラさんが言ってくださった言葉を綴り、終わりたいと思います。</p>
<p style="text-align: left"><span style="color: #ff6600; font-size: 18px"><strong>今を楽しみ、常に人生にトキメキを持ち続けていたいんです。</strong></span><br />
<span style="color: #ff6600; font-size: 18px"><strong>大変なこともあるけれど、私はドラァグクイーンとして、ステージの上でパフォーマーとして最期の時まで輝き続けたい。</strong></span><span style="color: #ff6600; font-size: 18px"><strong><br />
</strong></span><span style="color: #ff6600; font-size: 18px"><strong>それが私の人生だから。</strong></span></p>
<h4 style="text-align: center"><span id="toc7">〜宣伝〜</span></h4>
<p>ライラさんはSNSを通して、見た人が笑顔になれる写真や動画を積極的に発信されています。<br />
ドラァグクイーンならではのメイクや衣装に魅了されながら、ライラさん自ら体を張った企画にも挑戦されています。</p>
<p>個人的には、木下大サーカスでチャレンジされていた空中ブランコの動画では、失敗を恐れず最後までチャレンジし続ける姿に、勇気をもらいました。<br />
大人になればなるほど、<span style="color: #ffcc00"><strong>目の前にあることを全力で楽しむ</strong></span>大切さを忘れてしまいそうになる、そんな心を取り戻してくれるのが、ライラさんの最大の魅力です。</p>
<div class="blank-box bb-red" style="text-align: center"><a href="https://instagram.com/lyranoinsta?igshid=MzRlODBiNWFlZA==">ライラさん　Instagram</a></div>
<div>
<p>来年度開催予定の名古屋レインボープライドを心待ちにしながら、これからもLGBTQ＋について私なりの言葉で書き続けていきたいと思います。</p>
</div>
<div><strong>少しでも、生きやすい世の中になるように。</strong></div>
<div><strong>そして理解を押し付けるのではなく、知ってもらう機会を作っていけるように・・・。</strong></div>
]]></content:encoded>
					
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		<title>Happy Pride</title>
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		<dc:creator><![CDATA[オリエンタル納言]]></dc:creator>
		<pubDate>Sun, 04 Jun 2023 06:09:24 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[保育士時代の体験談・過去のトラウマ]]></category>
		<category><![CDATA[LGBTQ]]></category>
		<category><![CDATA[クィア]]></category>
		<category><![CDATA[多様性]]></category>
		<category><![CDATA[性別]]></category>
		<category><![CDATA[悩み]]></category>
		<category><![CDATA[虹]]></category>
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					<description><![CDATA[人生で初めてLGBTQ＋のイベントに、夫と二人で参加してきました。 少し前までは自分の性自認について考えることも、LGBTQ＋について深く知ろうとすることも避けていたような気がします。 どこかで「恋愛対象が男性だった私に [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p>人生で初めて<strong><span style="color: #ff0000">L</span><span style="color: #ff9900">G</span><span style="color: #ffff00">B</span><span style="color: #008000">T</span><span style="color: #0000ff">Q</span></strong>＋のイベントに、夫と二人で参加してきました。</p>
<p>少し前までは自分の性自認について考えることも、LGBTQ＋について深く知ろうとすることも避けていたような気がします。</p>
<p>どこかで<span style="color: #ff00ff"><strong>「恋愛対象が男性だった私には、関係ないことだ」</strong></span>と言い聞かせてきました。</p>
<p>女性らしく振る舞うことも、性別で判断されながら生きていくことにも違和感を感じていたのに、私はそれを声に出してはいけないと勝手に思い込んでしまっていたのです。</p>
<p>ただエッセイを書くようになり、自分のファッションや恋愛観を語る中で<span style="color: #ff00ff"><strong>「やっぱり私は、</strong></span><span style="color: #ff00ff"><strong>LQBTQ +</strong></span><span style="color: #ff00ff"><strong>に入るのかもしれない」</strong></span>と考えるようになっていきました。<br />
それからもっとより多くの人たちと関わりたい、知りたいと思うようになり、今回、名古屋レインボープライド2023に参加することを決意しました。</p>
<h4><span id="toc1">初めて参加したイベントで</span></h4>
<p>夫と二人でプライドフラッグカラーの靴下を身につけ、いざ会場へと向かいました。虹色に包まれた空間に、性別にとらわれずに自由に表現されている方々が沢山来場されていました。</p>
<p>きっと普段は肩身の狭い思いをされている方も、中にはいたかもしれません。</p>
<p>けれどもこの場所では<span style="color: #ff9900"><strong>「みんな自由に表現していいんだよ。性別なんて関係ない！恋愛だってもっと自由にしていいんだよ。ありのままの自分を受け止めていこうよ」</strong></span>なんて言葉が聞こえてくるような空間でした。</p>
<p>初めは緊張していた私たちも、その雰囲気に包まれて心から楽しむことができました。</p>
<p>昔の私なら、イベントに行ったとしても知らない人と話をしたり、写真を撮ったりすることも絶対にありませんでした。</p>
<p>けれども、自分の性について自認するようになり、考えるようになってから気持ちも前向きになってきたのでしょう。この1日で本当に多くの人と話をしたり、写真を撮ったりしました。</p>
<p>海外の人も多く参加されていて、夫の通訳の手を借りながら、多国籍の人と関わる時間は、今まで味わったことのない感動や前向きな気持ちにさせてくれる力を与えてくれました。</p>
<h4><span id="toc2">パレードに参加して</span></h4>
<p>15時から大勢の人とレインボーフラッグを持ち、オアシス21を出発点に歩く大規模なパレードが行われました。</p>
<p>もちろん私と夫も参加しました。</p>
<p>日本で開催されているとは思えないほど多くの海外の方が参加されていて、<span style="color: #ff00ff"><strong>「海外に来たみたい！」</strong></span>と錯覚してしまうような雰囲気に圧倒されました。</p>
<p>けれども話してみると、日本で教職をしている人や留学生、名古屋の大学に通っている人も多くいました。何より日本よりも海外の方たちの方がLGBTQ＋に関心が高いような気もしました。</p>
<p>普段の生活ではほとんど歩かない私の万歩計は、500歩を越えることも至難の業です。それくらい基本家にいるときは、行動範囲が狭く歩いていません（笑）。ただ今回はかなりの距離を歩いたので、普段の私からは想像もできない脅威の歩数だったのです。</p>
<p>道路の片側を規制して、旗を持ち歩いている姿は見方によっては異様だったかもしれません。</p>
<p>けれども沿道から同じ旗を持ち、<span style="color: #ff9900"><strong>「頑張れ〜</strong></span><span style="color: #ff9900">&#x1f308;</span><span style="color: #ff9900"><strong>」</strong></span>と声をかけてくれる人、手を大きく振ってくれる人もいました。こういう活動が少しずつ、認知につながるのかと思った瞬間でもありました。</p>
<h4><span id="toc3">イベントを終えて</span></h4>
<p>長い距離を歩きオアシス21に戻ってきた時には、さすがに疲れもピークに来ていましたが、とても心地のいい疲れだったと思います。色々な人と交流できた１日、そして直接声をかけて話をした経験は、今まで味わってきたどんな感情とも違うように思いました。</p>
<p>丸一日外にいることも滅多にない私ですが、時間も忘れてしまうほど楽しい1日となりました。</p>
<p>全てのショーを見終わった後、帰りがけにインスタグラムのフォロワーさんからメッセージが来ていました。</p>
<p><span style="color: #008000"><strong>「さっき納言ちゃんを見たよ！パレードでお迎えしたんだよ」</strong></span></p>
<p>実はパレードのゴールの場所に、参加者の方や関係者の方が<span style="color: #ff9900"><strong>「おかえり！！」</strong></span>と言って、ハイタッチと共にお出迎えをしてくれていました。その中にフォロワーさんの︎︎ ︎︎ ︎︎‘’のぶやんさん”もいたことをDMで知ったのです。</p>
<p>あまりの驚きと嬉しさに返信をし、<span style="color: #ff00ff"><strong>「もしかしたら会えるかもしれない」</strong></span>と期待を込めて探すことにしました。</p>
<p>のぶやんさんは蛍光の黄色Tシャツを着ていたと教えてくれたので、夫と二人で<span style="color: #ff00ff"><strong>「いるかな、会えるかな」</strong></span>なんて話しながら探していました。</p>
<p>しかし、見つけることができずに諦めて帰ろうとした時、夫があるグループを見つけたのです。</p>
<p><span style="color: #3366ff"><strong>「ねえ、もしかしてあの人じゃないかな？ほら！ストーリーに写ってた髪型と同じような気がするんだけど」</strong></span></p>
<p><span style="color: #ff00ff"><strong>「えっ！？本当に？うーん、違う気もするけど。えっ、どうしよう・・・」</strong></span></p>
<p><span style="color: #3366ff"><strong>「僕が声をかけてくる！絶対あの人だよ」</strong></span></p>
<p><span style="color: #3366ff"><strong>「あのすみません・・・。のぶやんさんですか？」</strong></span></p>
<p><span style="color: #008000"><strong>「ああ！！！納言ちゃん！会えた！！」</strong></span></p>
<p>とうとう私たちは、のぶやんさんに会うことができたのです。すごく嬉しそうに喜んでくれて、話しているうちに、のぶやんさんは目に涙を浮かべながら<span style="color: #008000"><strong>「本当に会えてよかった・・・。こんな嬉しいことはないよ」</strong></span>と泣いていました。</p>
<p>その言葉を聞き、私も夫も同じように目頭が熱くなる思いをしました。</p>
<p>こうしてSNSで繋がり、実際に会えたことで新たな感動が生まれました。こんな素晴らしい出会いがあるんだなと、改めて感じることができたのです。</p>
<h4><span id="toc4">最後に</span></h4>
<p>今回のイベントは、私の友人が教えてくれました。</p>
<p>彼女とはつい最近、7年ぶりに再会を果たし、昔以上に仲を深めるようになりました。実は私がLGBTQ＋であることも、密かに感じていたそうです。</p>
<p>初めてカミングアウトした時<span style="color: #cc99ff"><strong>「なんとなくそうかなって思ってたよ。でも別にいいじゃん。性別なんて関係ないよ。どんな姿だろうと、誰を好きになろうと自由なんだから」</strong></span>と言ってくれた一人でもあります。</p>
<p>私が今まで自認できなかった1番の理由は、付き合ってきた人が全員男性だったからです。LGBTQ＋のこともあまり知らなかったからこそ、<span style="color: #ff00ff"><strong>「恋愛対象が男性だった私は、その中には入れない」</strong></span>と、言うことさえもためらっていました。</p>
<p>けれども私のように、恋愛対象がたとえ異性だったとしても見た目や考え方に違和感を感じている人もいると思います。</p>
<p>女性だから、男性だからと性別にとらわれる生き方に、息苦しさを感じている人もいると思います。</p>
<p>私がそうだったように。</p>
<p>しかしイベントに参加したことで、<span style="color: #ff00ff"><strong>「性別にとらわれない生き方は間違っていなかったんだ。私は私の心の中に決めた信念の上で生きていこう」</strong></span>と思えるようになりました。</p>
<p>だからと言って<span style="font-size: 20px; color: #ff0000"><strong>「私はこうだから！」</strong></span>と誰かに意見を押し付けたりはしたくないのです。受け止めて欲しいと思う気持ちは、とても大切だと思います。けれども、人それぞれに考え方があって価値観があるのだから。</p>
<p>一方の意見を押し付けてしまえば、理解ではなくエゴになってしまう。</p>
<p>だからこそ、理解ではなくまずは知ることが理解につながる第一歩だと思うのです。</p>
<p>どんなことだって片一方の意見だけを聞いていたら考え方は偏ってしまうはずだから。</p>
<p>ただこれだけは知ってもらいたいのです。</p>
<p>多様性と言われてきた今の時代でも、見た目が違うだけで冷たい言葉を平気で投げかけてくる人がいる。</p>
<p>自分と違う考えを持っている人を否定する人もいる。</p>
<p>誰だって自分自身を否定されたら嫌な気持ちになるんです。</p>
<p>容姿を馬鹿にすることも絶対にあってはなりません。</p>
<p>ただLGBTQ＋という言葉を使って、男性が女性の格好をして、女性が男性を装って性犯罪を起こす人が少数ですがいるのも事実です。ただそれはあくまでほんの一部の人だということを忘れないでほしい。</p>
<p>本当に性別や見た目に悩んでいる人、恋愛の仕方が受け入れてもらえない人、そういう人が周りの目を気にして、自分の気持ちに嘘をついて社会の中に溶け込もうと必死に生きていることも忘れないで欲しいのです。</p>
<p>誰一人として、自分以外の人を、誰にも迷惑をかけていない人を、傷つけていい理由なんてないんです。</p>
<p>それこそ、考えを捻じ曲げたエゴだと私は思います。</p>
<p><strong>自由に恋愛したっていい。</strong></p>
<p><strong>自由に性別にとらわれずに生きたっていい。</strong></p>
<p>ある程度の社会のルールの中では、全てを自由にすることは難しいかもしれません。けれども誰を愛し、どんな見た目で生きようとも、それは自由だから。</p>
<p>どんな格好をしようとも、どんな恋愛をしようとも、それを他人の物差しで決めては絶対にいけないということを。</p>
<p>自分と違う価値観の人に<span style="color: #ff0000"><strong>「あなたの考えは、生き方は間違っている」</strong></span>と否定することは、知ろうとすることよりも簡単で最も愚かなことだと思います。</p>
<p>誰だって自分という存在を否定されることは、1番辛いはずだから。</p>
<p>多様性という言葉がなくても、誰しもが自由に表現できる世界になることを、心から願っています。</p>
<p>そして何より、全ての人が自由に誰かを愛し、隠すことなく堂々と生きていけるようになることを、私は心の底から祈っています。</p>
<p>全ての人に愛を</p>
<p>全ての人に自由を</p>
<p>何にもとらわれずに堂々と生きていられるように・・・。</p>
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