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	<title>恋 | 社会の底辺からこんにちは</title>
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		<title>甘く切ない微炭酸</title>
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		<dc:creator><![CDATA[オリエンタル納言]]></dc:creator>
		<pubDate>Fri, 11 Aug 2023 10:00:00 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[オリエンタル納言日常日記]]></category>
		<category><![CDATA[MATGH]]></category>
		<category><![CDATA[先輩]]></category>
		<category><![CDATA[思い出]]></category>
		<category><![CDATA[恋]]></category>
		<category><![CDATA[炭酸ジュース]]></category>
		<category><![CDATA[部活]]></category>
		<category><![CDATA[青春]]></category>
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					<description><![CDATA[夏が本気を出したみたいにギラギラと輝く太陽の下で、セミが一生懸命に鳴き声をあげている。 ちょっと外に出ただけなのに汗がどっと出て、（もう夏なんて大っ嫌い）と言いかけてしまうけれど、こんな時はつい炭酸ジュースが飲みたくなる [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p>夏が本気を出したみたいにギラギラと輝く太陽の下で、セミが一生懸命に鳴き声をあげている。</p>
<p>ちょっと外に出ただけなのに汗がどっと出て、<span style="color: #ff00ff">（もう夏なんて大っ嫌い）</span>と言いかけてしまうけれど、こんな時はつい炭酸ジュースが飲みたくなるんです。</p>
<p>シュワシュワと喉の奥で弾ける泡、ゴクリと飲み込む時に背中をつい丸めてグッと耐えて見せる、あの瞬間がなんとも言えないほどの幸福感を与えてくれる気がする。</p>
<p>夏は苦手だけれど、夏に飲む炭酸ジュースは好き。</p>
<p>しかし、炭酸ジュースを飲むとつい思い出してしまうことがあります。</p>
<p>炭酸のように弾けて消えてしまった、淡い恋のことを。</p>
<p>大人になってもコンビニにふらっと立ち寄って、思い出のジュースを見た時、もう10年以上も前の青春時代をふと思い出すんです。</p>
<h4><span id="toc1">桃色の同級生</span></h4>
<p>高校一年生の夏、ワタシの青春物語はスタートしました。当時は今と違って、人前に出ることも、自分をアピールすることも苦手でした。</p>
<p>同級生たちは、学生時代の青春の全てを謳歌しているように見えるほど、眩しく輝いて見えていました。</p>
<p>好きな人を見つけ、恋にときめいて、交際をして仲を深めていく。</p>
<p>その一方でワタシは、恋愛なんて無縁だと思っていたので、目立たずに恋の行方を楽しんでいる人を羨ましがる一人として、学生生活を送っていました。</p>
<p>満ち足りた学生生活を送り、友だちに恋にと忙しそうな同級生たちの存在と自分を比べていたんです。あまりにも遠い存在だった彼らを密かに<span style="font-size: 20px"><span style="color: #ff99cc"><strong>“</strong></span></span><span style="font-size: 20px"><span style="color: #ff99cc"><strong>桃色の同級生</strong></span></span><span style="font-size: 20px"><span style="color: #ff99cc"><strong>”</strong></span></span>と呼ぶようにして。</p>
<p>ピンク色に染まる頬を見ながら、まだ経験したことのない恋愛というものに憧れを抱いていたから。</p>
<p><span style="color: #ff00ff"><strong>「いつかワタシも同じように青春を味わってみたい」</strong></span>と強く思うようになりましたが、奥手で垢抜けていない芋学生には全く無縁のものだと、諦めさえも感じていたのです。</p>
<h4><span id="toc2">運命の部活との出会い</span></h4>
<p>高校生活の中である部活と出会いました。今までがむしゃらに何かを頑張ったことのないワタシにとっては運命だと言えるほど、夢中で取り組んだ部活です。</p>
<p>部活の活動場所は主に屋上で行われていました。</p>
<p>屋上から見える他部活の様子や、下校途中の人、周りを一望できる特別な場所が大好きでした。</p>
<p>恋はできなくても、何かに夢中になって取り組むことができる。それだけでも、ワタシの中では大きな変化となっていました。</p>
<p>しかし、夏になるとアスファルトの照り返しが強く、立っていることがやっとなくらい厳しい環境へと姿を変えるのです。</p>
<p>辛い環境を乗り越えるたびに部員同士の絆は深まっていく。それもまた、青春を感じる一つとなっていきました。</p>
<h4><span id="toc3">気になる先輩</span></h4>
<p>そんな中で密かに気になる先輩ができたのです。</p>
<p>付き合えると期待していたわけではないけれど、密かに恋心を抱いていました。いつしか先輩のことを考えることが増え、無意識に目で追っていました。</p>
<p>声をかけられただけでドキッとして、不意に笑った顔にトキメキを感じる。</p>
<p>しかし当時のワタシには声をかけることも、<span style="color: #ff00ff"><strong>「好きです」</strong></span>と気持ちを伝える勇気もありませんでした。</p>
<p>それでもふとした瞬間に声をかけてもらったり、部活の間に目が合って微笑まれた時に幸せを感じることで、自分の気持ちを抑えようとしていました。</p>
<h4><span id="toc4">思い出の微炭酸</span></h4>
<p>夏の部活帰りは特に蒸し暑く、いつも帰り道に設置してある自販機でジュースを買い、部員全員で最寄りの駅まで一緒に行くことが日課になっていました。</p>
<p>そんな彼が帰り道に必ず飲んでいたのが<span style="color: #ffcc00"><strong>“</strong></span><span style="color: #ffcc00"><strong><span style="color: #00ffff">M</span></strong></span><span style="color: #ffcc00"><strong>A</strong></span><span style="color: #ffcc00"><strong><span style="color: #00ffff">T</span></strong></span><span style="color: #ffcc00"><strong>C</strong></span><span style="color: #ffcc00"><strong><span style="color: #00ffff">H</span></strong></span><span style="color: #ffcc00"><strong>”</strong></span>でした。</p>
<p>そしていつものように先輩たちがジュースを買い、それを待っていると、先輩はワタシに近づいて<span style="color: #00ccff"><strong>「これあげるよ。今日頑張ってたから」</strong></span>と言って、買ったばかりのMATCHを渡してくれました。</p>
<p>生まれて初めて好きな人からもらったジュースに、ドキドキが止まらず、彼に聞こえてしまわないか不安になってしまうほど、鼓動は早く音を立てて鳴り続けていました。</p>
<p>それから気が向いた時には、先輩はMATCHを買ってくれるようになったのです。</p>
<p>疲れた体に沁みる微炭酸の味は、とても甘酸っぱく感じました。</p>
<p>シュワシュワと口の中で弾ける泡を噛み締めて、少しでも長く味わおうと一生懸命でした。</p>
<p>そして<span style="color: #ff00ff"><strong>「ありがとうございます」</strong></span>と伝えることが精一杯でもありました。</p>
<p>本当ならそこからもっと話したいこと、聞きたいことも沢山合ったけれど、どうしても切り出す勇気がなかったんです。</p>
<p>もしも勇気を出して嫌われるようなことがあれば、きっとワタシは立ち直れないから。</p>
<p>自分に自信があれば、きっと<span style="color: #ff00ff"><strong>「ありがとう」</strong></span>の代わりに<span style="color: #ff00ff"><strong>「好きです」</strong></span>と伝えられたのかもしれない。</p>
<p>でもそんな勇気は、ありませんでした。</p>
<p>ただ笑顔で渡されたMATCHをキュッと握って、一人の後輩として美味しそうに飲むことが、当時のワタシの精一杯のアピールでした。</p>
<h4><span id="toc5">淡く散った恋心</span></h4>
<p>ある日、部活中に一番上の先輩が失敗をして、顧問の先生に叱責をされるプチ事件が起きてしまったのです。</p>
<p>その場の空気は凍りつき、とてもじゃないけれど、誰も声をかけられる状況じゃありませんでした。</p>
<p>話終わると顧問は屋上から立ち去り、凍りついた空気のままワタシたちは屋上に取り残されました。</p>
<p>緊張の糸が切れたように、先輩は屋上を飛び出して走ってどこかへ行ってしまったのです。</p>
<p>部員の中で<span style="color: #ff9900"><strong>「どうする？大丈夫かな」</strong></span>という声があがる中、一目散に彼女の元へと走って向かった人がいました。</p>
<p>それが恋心を寄せていた先輩でした。</p>
<p>しかしこの時にはまだ、先輩が彼女のことを好きだという事実は知らず、優しい彼のことだから、きっと心配で見に行ったんだくらいにしか思っていました。</p>
<p>後を追うようにしてワタシを含めた数名が先輩の元へと向かうと、そこには彼女の肩を抱き寄せながら、背中をさする彼の姿がありました。</p>
<p>声を震わせて泣いている姿を優しく見守るように、何度も何度も声をかけていたんです。</p>
<p>それは先輩後輩という域を超えて、恋人同士のように見えました。</p>
<p>そう、ワタシが恋心を抱いていた先輩が好きだったのは、今まさに目の前で泣いている彼女でした。</p>
<p>そして泣いている彼女も、彼の手をキュッと握り返し、<span style="color: #99cc00"><strong>「ありがとう」</strong></span>という言葉と共に、体を預けてそのまま落ち着くまで二人で寄り添い合っていました。</p>
<p>見てはいけないものを見てしまったこと、そして好きだった相手が目の前で、別に好きな人がいるという事実を知ったこと、その状況にワタシの恋心は炭酸ジュースの泡のようにパチパチと弾けてしまったのです。</p>
<p>そのことがきっかけとなったかは分かりませんが、のちに二人は付き合うこととなり、ワタシは気持ちを伝えることも出来ないまま、恋は終わりを告げました。</p>
<h4><span id="toc6">忘れたいけれど・・・</span></h4>
<p>あれからすぐに、先輩への恋心を忘れるために必死で部活に打ち込み、そしてワタシ自身も初めての彼氏ができました。</p>
<p>しかしどこかでは、あの時の恋心が忘れられず、MATCHを見るたびに、思い出していました。</p>
<p><strong>もしもあの時、気持ちを伝えていたら何か変わっていたでしょうか。</strong></p>
<p><strong>ほんの少しでも勇気を出して<span style="color: #ff00ff">「好きです」</span>と伝えていたら、気持ちはワタシの方に向いてくれたでしょうか。</strong></p>
<p>そんなことを考えては、気持ちをグッと押し殺して忘れようとするしかありませんでした。</p>
<p>一番辛かったことは、付き合っている二人の幸せそうな姿を、毎日見かけることでした。</p>
<p>部活終わりに一緒に帰る姿を見送ることが辛かった。</p>
<p>少し前まで皆で一緒に帰っていたけれど、先輩たちが付き合いだしてからは、二人で帰るようになり、皆で炭酸ジュースを一緒に飲む機会も少しずつなくなってしまいました。</p>
<h4><span id="toc7">淡く切ない微炭酸</span></h4>
<p>あれから随分と時は流れ、ワタシも色々な人と付き合いました。</p>
<p>うだるような暑さを何度も経験して、炭酸ジュースを飲む機会だってもちろんありました。</p>
<p>けれども、夏が近づきMATCHがコンビニに陳列され始めると、あの時の記憶が蘇るんです。</p>
<p>甘くて弾ける微炭酸の味を。</p>
<p>気持ちを言えないまま過ぎてしまった後悔を。</p>
<p>大人になった今では、もう引きずっていることはないし、彼が今どこで何をしているのか、結婚をしているのかさえも知りません。</p>
<p>それでもあの時の純粋だった恋心を忘れないように、たまにMATCHを飲むことがあります。</p>
<p>あの日の甘く切ない微炭酸の味を思い出したくて。</p>
<p>大切なワタシの初恋の味として、残しておきたくて…。</p>
<p>&nbsp;</p>
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		<title>番外編　セフレに恋した男　後編</title>
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		<dc:creator><![CDATA[オリエンタル納言]]></dc:creator>
		<pubDate>Tue, 23 May 2023 10:00:25 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[オリエンタル納言日常日記]]></category>
		<category><![CDATA[マッチングアプリ]]></category>
		<category><![CDATA[人間関係]]></category>
		<category><![CDATA[失恋]]></category>
		<category><![CDATA[恋]]></category>
		<category><![CDATA[恋愛]]></category>
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					<description><![CDATA[初めてデートした日から、急速に私たちの距離は縮まっていました。LINEの頻度も以前よりもかなり増え、時間が合えば電話も頻繁にするようになりました。 特別話す内容が変わったわけではなかったけれど、たわいもない会話をしながら [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p>初めてデートした日から、急速に私たちの距離は縮まっていました。LINEの頻度も以前よりもかなり増え、時間が合えば電話も頻繁にするようになりました。</p>
<p>特別話す内容が変わったわけではなかったけれど、たわいもない会話をしながら、笑ったり共感したりする時間が、幸せだったのです。</p>
<p>過去の恋愛の話をすることも増え、私のタイプを聞かれたり、どんなデートを次はしたいかなども積極的に聞いてくれました。</p>
<p>これは<strong><span style="font-size: 20px; color: #ff0000;">付き合うフラグ</span></strong>が立っていると、密かに期待に胸を膨らませていたのです。</p>
<p>しかし、人生はそう甘くはない。だからこそ、今こうしてネタとして書いているのですが、二人の関係がいとも簡単に崩れていくことを、この時は微塵も感じていませんでした。</p>
<h4><span id="toc1">デートを重ねて</span></h4>
<p>1回目のデートから、短いスパンで何度も会うことがありました。基本的には、どこかにランチに行った後はマッシュの家に行き、テレビを見たり、話をしたりするのがいつもの流れになっていました。</p>
<p>部屋に行くと私の好きなケーキが用意されていて、マッシュなりのおもてなしをしてくれます。</p>
<p>その頃からでしょうか。</p>
<p>急激に距離が縮まり、手を繋ぐことや軽いキスを交わすことが増えたのは。それ以上の関係にいかないところも、マッシュなりの対応なのかなと、好印象のままデートを終えていました。</p>
<p>時にはマッシュの家に行き、一緒に料理を作ることもありました。側から見たらカップル同然の光景に、<span style="color: #ff00ff;">（そろそろ付き合いたいな。今の関係ってどうなんだろう）</span>と疑問を抱くようになっていました。</p>
<p>付き合おうと言われることもなければ、キス以上の関係に進むこともない、休みが合えばデートをして、キスをして、カップルみたいなことをする。</p>
<p>少しだけ焦り始めていた私は、次のデートでマッシュがどう思っているのかを、聞くことにしたのです。</p>
<h4><span id="toc2">5回目のデートと初めてを・・・</span></h4>
<p>5回目のデートも美味しいケーキを買い、マッシュの家に行くことになりました。</p>
<p>ソファに座り、たわいもない会話をしていく。少しだけ緊張していたせいか、中々ケーキが進まず、心臓がトクトクしている音がやけにうるさく感じるほどでした。</p>
<p><strong><span style="color: #ff00ff;">「ねえ、あのさ。聞きたいことがあるんだけど・・・」</span></strong></p>
<p><span style="color: #3366ff;"><strong>「えっ？どうしたの？急にかしこまって（笑）。納言ちゃんらしくないじゃん」</strong></span></p>
<p><strong><span style="color: #ff00ff;">「あのさ、マッシュって私のことどう思ってくれてるの？最近一緒に遊ぶことが増えて、私はいいなって思ってるんだけど・・・」</span></strong></p>
<p><span style="color: #3366ff;"><strong>「僕？もちろん納言ちゃんのこと好きだよ。一緒にいて楽しいし。もっと長く居たいなって思うもん」</strong></span></p>
<p><strong><span style="color: #ff00ff;">「本当に！？それはすごく嬉しい。よかった」</span></strong></p>
<p><span style="color: #000000;"><strong><span style="font-size: 18px;">いや、何もよくない、ここで注目すべきことは好きだと言ってくれてたけれど、付き合おうとは言われていないこと。</span></strong></span>それに気づかず私の気持ちは完全に舞い上がってしまったのです。</p>
<p>少し冷静に考えて<strong><span style="color: #ff00ff;">「付き合ってくれる？」</span></strong>なんて聞けたら、心の傷は最小限で抑えられたかもしれないのに。</p>
<p>しかし肝心なことを聞かずに舞い上がっていた私は、嬉しさのあまり、マッシュからのキスを受け入れ、5回目のデートで初めて体を許してしまったのです。</p>
<p>夕方の空から差し込む光は、窓を通して部屋の中をほんの少しだけ赤く染め、二人を包んでくれているようでした。</p>
<p>その瞬間が一番、幸せだったと思います。</p>
<p>彼の温もりを感じ、両方の腕でギュッと抱きしめた背中は、微かに熱を帯びていました。<span style="color: #ff00ff;">「ようやく、愛してくれる人が現れたのかもしれない。幸せになれるのかもしれない」</span>と希望を抱いて。</p>
<h4><span id="toc3">衝撃の事実</span></h4>
<p>全てが終わった後、マッシュは私の頭を撫でながらポツリポツリと語り始めました。</p>
<p><span style="color: #3366ff;"><strong>「僕には、ずっと好きな人がいるんだ。その子には別に好きな人がいてね、僕たちはただのセフレ関係なんだ。『どうしたら僕のことを好きになってくれるの？』って聞いたらね、<span style="color: #ff9900;">『好きな人に彼女ができたら』</span>って言われちゃったんだ。だから、あの子が諦めてくれるまでに恋人を作ろうか、寂しくないように別の子で気を紛らわしているんだよね。でもよかった、納言ちゃんならその役割を果たしてくれそうだよ」</strong></span>と。</p>
<p>私は耳を疑い、言葉にならないほどの衝撃告白に、まさに<strong><span style="color: #ff0000;">開いた口が塞がらなく</span></strong>なっていました。</p>
<p>私はてっきり、もう付き合えるものだと思っていました。だからこそ、時間をかけて関係を築いてきたはずだったのに、そもそも見ていたのは私ではなく、別の女性だったこと、そして、その女性とはセフレ関係だけれど、諦めてくれるまで寂しさを紛らわすために他の人で誤魔化していることを、終わった後に打ち明けられたのです。</p>
<p>今の私は、その女性の代わりに心を満たすだけの存在として、利用されている以外の価値がないことを突きつけられたも同然でした。</p>
<p><span style="color: #ff00ff;"><strong>「ちょっと待って！そんな話急に言われても困るよ。だって、さっき『好きだよ』って言ってくれたじゃん・・・。なのにどうして、別の女性の話が出てくるの？」</strong></span></p>
<p><span style="color: #3366ff;"><strong>「だって、聞かれてないから。僕はずっとその子のことが好きだし、納得してくれないなら言わせてもらうけど、納言ちゃんとの関係は、セフレの子が振り向いてくれるための間だけだよ。もしも『やっぱり僕と付き合いたい』って言われたら、その子の所にすぐにでもいくつもりだよ」</strong></span></p>
<p><span style="color: #ff00ff;"><strong>「えっ、私のことは遊びのつもりだったってことだよね。その子に振り向いてもらうための道具として使ってるようなものじゃん！」</strong></span></p>
<p><span style="color: #3366ff;"><strong>「仕方ないよね、だってその子は女性らしくて、僕の理想なんだ。でも納言ちゃんは、どちらかと言ったら、男の子みたいな顔してるし、あんまりタイプではないんだよね。でも趣味も合うし、オシャレだったから一緒にいたいなって思っただけ。僕のタイプはね、清楚系だから」。</strong></span></p>
<p>全ての発言にパニックを起こし、泣く寸前まで傷つけられていました。</p>
<p>それでも唇をキュッと噛んで、泣くことだけは必死に堪えていました。<strong><span style="color: #ff0000;">絶対に泣かない、泣いたら負けだ、</span></strong>そう心に何度も言い聞かせて。</p>
<p>最後に<span style="color: #ff00ff;">「どうして、私としたの？」</span>と聞くと<span style="color: #3366ff;">「単純に興味があったし、納言ちゃんがして欲しそうだったから」</span>と言われました。</p>
<p>屈辱的な発言と自存心をボッキボキに折られたまま、その日は帰ることになり、もちろんマッシュは送ってくれるわけもなく、挨拶もせずに部屋を飛び出す形となったのです。</p>
<h4><span id="toc4">屈辱的な涙を流して</span></h4>
<p>家に帰ると緊張が解けたのか、悔しさと悲しさと惨めさで涙が溢れて止まりませんでした。</p>
<p>私は昔から男顔だと言われてきました。今まで付き合ってきた元彼たちにも、何度も女性らしい服装を求められてきました。</p>
<p>だからこそ自分でもよく分かっていました。私のようなタイプは求められていないことを、そして、可愛らしく女性らしい人になれない自分を責め続けるしかないことも。</p>
<p>どんなに泣いても、どんなに腹がたっても、努力だけではどうすることも出来ない無力さに、絶望したまま朝を迎えたのです。</p>
<p>目が覚めるとマッシュから、メッセージが届いていました。</p>
<p><span style="color: #3366ff;"><strong>「昨日はごめんね。納言ちゃんを傷つけたのかな。でも、セフレのことを忘れられないんだよね。それでもよければこれからも遊んでほしいな。もちろん、納言ちゃんのこと好きって言った気持ちは、嘘じゃないから」</strong></span>と。</p>
<p>既読をつけたまま、メッセージと共に彼自身も消去しました。</p>
<p>また一つ、私の恋は無惨にも終わりを迎えてしまいました。最初から優しい人に警戒心を持つことを、何度経験すれば私は学ぶのか。</p>
<p>そしてこの出来事で、私はさらに恋愛に対して奥手になり、どんどん負のスパイラルにハマっていくこととなるのです。</p>
<h4><span id="toc5">最後に</span></h4>
<p>今回のマッシュとの経験は、私の中でもとても印象深く残っています。</p>
<p>優しさに惑わされて、周りを見ることをしなかった自分にも非があるでしょう。</p>
<p>マッチングアプリは、とても便利です。しかし使い方や、やり方を間違えてしまうと、私以上に取り返しのつかないことになってしまうこともあります。会ったこともない人と関わることは、ある程度のリスクが伴うことを理解することが、何より大切だと思うのです。</p>
<p>読んでくださる皆さんの中には、これから恋愛を楽しもうと思っている人がいるかもしれません。</p>
<p>マッチングアプリをやっている人、もしくはこれから始めようとしている人、それぞれいるでしょう。知らない人と簡単に出会えるからこそ<span style="color: #3366ff;">、<strong>メリット</strong></span>と<strong><span style="color: #ff0000;">デメリット</span></strong>を十分に理解した上で、恋愛を楽しんでほしいと思います。</p>
<p>私のように無駄に傷つかなくてもいいように、そう心から願い、マッシュ編を終わりとさせていただきます。</p>
<p><strong><span style="font-size: 20px;">〜完〜</span></strong></p>
<p>&nbsp;</p>
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