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	<title>考える | 社会の底辺からこんにちは</title>
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	<title>考える | 社会の底辺からこんにちは</title>
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		<title>ワタシが見つけた働くこと</title>
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		<dc:creator><![CDATA[オリエンタル納言]]></dc:creator>
		<pubDate>Tue, 10 Oct 2023 09:00:18 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[オリエンタル納言日常日記]]></category>
		<category><![CDATA[仕事]]></category>
		<category><![CDATA[働くこと]]></category>
		<category><![CDATA[思い]]></category>
		<category><![CDATA[授賞式]]></category>
		<category><![CDATA[無職]]></category>
		<category><![CDATA[社会]]></category>
		<category><![CDATA[考える]]></category>
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					<description><![CDATA[2023年10月8日、あるエッセイの授賞式に参加してきました。 人生で初めて呼ばれた式典に、数日前から緊張と言葉では表現できないような気持ちになっていたのを、つい昨日のことのように思い出します。 授賞式は『若者を考えるつ [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p>2023年10月8日、あるエッセイの授賞式に参加してきました。</p>
<p>人生で初めて呼ばれた式典に、数日前から緊張と言葉では表現できないような気持ちになっていたのを、つい昨日のことのように思い出します。</p>
<p>授賞式は<strong>『若者を考えるつどい</strong>』というタイトルのもと、あらゆる職種や年齢の方々が、それぞれの想いの中でエッセイを書かれていたのです。</p>
<p>中には高校生の姿もありました。</p>
<p>スーツに身を包んでいた人、制服や綺麗なワンピースを着ていた人もいました。</p>
<p>その中でワタシと夫は、少し異質な雰囲気を放っていたのかもしれません。</p>
<h4><span id="toc1">一度式を抜け出して</span></h4>
<p>一番初めは授賞式でした。</p>
<p>優秀な賞に選ばれた人たちの名前が呼び出されていく姿を、ワタシは遠くから見ていました。</p>
<p>文章の中でも仕事の中で起こった困難と立ち向かい、そしてこれからをどう生かしていくのか、働くこととどう向き合っていくのかなども綴られていました。</p>
<p>その姿を見て、ワタシの手はかすかに震えていたんです。</p>
<p>なぜなら、ワタシは働く社会の中から離脱していたから。</p>
<p>少し前のワタシなら、保育士として働いていたから、もっと凛として賞を受け取れていたのかもしれない。</p>
<p>けれども今のワタシは違ったのです。</p>
<p>仕事を辞めて、新たな人生の選択をしようとしているところに立っていたから。</p>
<p>キラキラと輝く人たちと、正反対のわたし。</p>
<p>まるで社会の縮図を見ているようで、いても立ってもいられなくなり、一度席を外してしまったのです。</p>
<h4><span id="toc2">違和感に気づいて</span></h4>
<p>いち早くワタシの異変に気づいた夫は、何も言わずに隣を歩きながら、背中を摩り続けてくれました。</p>
<p>人のいないところまでやってきて、大きな窓を開けると、そこには生活感が漂う団地やマンションなどが視界に入り込んできたんです。</p>
<p>大きく息を吸い込むと、なんだか懐かしい香りがしてきました。</p>
<p><span style="color: #3366ff"><strong>「昔僕も同じことを考えた時期があったよ。大学生のころ、周りは就活のために色々としていたけれど、僕はなんだかそれが合わなかったんだ。いきなり社会の中で生きなければいけない、そんなことを押し付けられた気がして。だから納言ちゃんが感じている違和感、僕もなんとなくわかる気がするよ」</strong></span></p>
<p>それだけを言って、私たちは無言のまま外を見つめ続けていました。</p>
<h4><span id="toc3">ディスカッションの中で・・・</span></h4>
<p>授賞式が終わると、第二部ではディスカッションというものが行われました。</p>
<p>年齢も職種も違う人たちが、それぞれの体験や想いを若い世代に伝えながら、働くことを考えていくという名目でした。</p>
<p>高校生や大学生、社会人になりたての人や管理職を任されている人など、ワタシ含めて約6名ほどのグループの中で話をしました。</p>
<p>けれどもやっぱり、<strong>「今後仕事をしていく中で、どうやって社会と向き合い、職場と調和していくか」</strong>なんてことが焦点になっていました。</p>
<p>仕事が全てだと思ってしまうような会の中で、ワタシは勇気を出して切り出したんです。</p>
<p><span style="color: #ff00ff"><strong>「ワタシはずっと好きだった保育士を辞めました。今までの人生の中では、仕事と趣味しかなかったんです。けれども、仕事を辞めてから初めて気づいたことがあるんです。働かなければ生きてはいけない。けれども、人生は仕事と趣味だけではないということに。大切なのは、自分の気持ちを大切にすることだと思うんです。理由もなく働くことを拒絶することは、間違っているけれど、自分の心に嘘をついてまで働く必要はないと思います」</strong></span>と。</p>
<p>そして、ある人は<span style="color: #ff9900"><strong>「好きなことを仕事にしたいけれど、向いていることが別だから迷っている」</strong></span>と言いました。</p>
<p><span style="color: #339966"><strong>「嫌いでもやっていくうちに、好きなことに変わっていく事もある」</strong></span></p>
<p><span style="color: #008080"><strong>「やり続ければ、苦手なこともできるようになっていく事もある」</strong></span><span style="color: #000000">などの意見も出ていました。</span></p>
<p>グループの中にいた高校生の子は、メモを一生懸命取りながら、まだ先の働くことへの色々な感情が巡り、少しだけ困惑しているようでした。</p>
<p>ワタシは話を聞きながら、色々なことを考え、高校生の子の目を見てこう伝えました。</p>
<p><span style="color: #ff00ff"><strong>「ワクワクすることだったり、『なんだろう』って興味や関心が湧いたものを深掘りしていくと、少しずつ道は開けて新たな目標だったり、好きなことに繋がったりすると思うんです。『好き、嫌い』『得意、不得意』の二択で考えないで、今自分が興味を持っているものを軸に、色々なことに挑戦したり試してみると、意外と好きなものは近くにやってくるかもしれません」</strong></span>そう伝えました。</p>
<p>それはかつて、子どもたちにワタシが伝えてきた言葉でもありました。</p>
<p><span style="color: #ff00ff"><strong>「楽しいなって思ったり、心がワクワクすることをやってごらん。嫌いなことを頑張ってするよりも、楽しいと思えることを続けてみると、色々なことが楽しくなってやりたくなるんだよ。途中でやめてもいいし、別のワクワクすることをしたっていい。一番大切なことは、自分の気持ちに嘘をつかないことだから」</strong></span>と。</p>
<h4><span id="toc4">授賞式に出て気づいたこと</span></h4>
<p>今回の授賞式では、社会で働くことへの縮図が見えてきたような気がしました。</p>
<p>苦手な事をやったり、社会に貢献するにはどうしたらいいのか、そんな風な言葉が、他のグループのディスカッション発表でも出ていました。</p>
<p>しかし、ワタシは思うのです。</p>
<p>もっと柔軟に考えてもいいんじゃないかって。</p>
<p>二択しかないから、ほとんどの人は<span style="color: #ff0000"><strong>「好きでもないことを、無理にでも好きになろうと経験と実績を積んで心を誤魔化しているような気がする」</strong></span>と。</p>
<p>好きなことを仕事にするのではなく、興味があることをやり進めたうちに、いつの間にか好きになっていったが、本来あるべき姿なのだと感じました。</p>
<p>そして以前働いていた頃もそうでしたが、誰もが平均点を求められていて、皆ある程度はできる範囲は同じく足並みを揃えなければいけない、そんな目には見えない圧力のようなものを感じることが多くありました。</p>
<p>けれども本当に大切なことは、苦手なことを無理にでも平均点に近づけるのではなく、それぞれが苦手な部分と得意な部分を補いながら助け合うことだと思うのです。</p>
<p><span style="color: #ff0000"><strong>苦手なことを苦手</strong></span>だと周りに言える環境と、<strong>「分からない時や困ったときには頼ってもいいんだ」</strong>と思えるような関係性を築くことが何よりも大切なことだと思うから。</p>
<p>仕事をしていないワタシが言うのも間違っているかもしれませんが、もっと自由に、もっと色々なことを忖度なしで発言できるような環境が、今の働く世の中には一番大切なことだと感じました。</p>
<p>そしてこれから未来を歩んでいく若者たちが、自分の気持ちに嘘をつく必要がなく、興味が持てたことを色々な場面で、発揮できる環境づくりが大切だと心から感じました。</p>
<p><span style="color: #ff0000"><strong><span style="color: #000000">「</span></strong></span><span style="color: #ff0000"><strong>好き</strong></span><span style="color: #ff0000"><strong><span style="color: #000000">、</span></strong></span><span style="color: #ff0000"><strong><span style="color: #0000ff">嫌い</span></strong></span><span style="color: #ff0000"><strong><span style="color: #000000">」「</span></strong></span><span style="color: #ff0000"><strong>出来る</strong></span><span style="color: #ff0000"><strong><span style="color: #000000">、</span></strong></span><span style="color: #ff0000"><strong><span style="color: #0000ff">出来ない</span></strong></span><span style="color: #ff0000"><strong><span style="color: #000000">」「</span></strong></span><span style="color: #ff0000"><strong>得意</strong></span><span style="color: #ff0000"><strong><span style="color: #000000">、</span></strong></span><span style="color: #ff0000"><strong><span style="color: #0000ff">不得意</span></strong></span><span style="color: #ff0000"><strong><span style="color: #000000">」</span></strong></span>の二択だけではなく、色々な考え方や想いを取りいれられる社会になることを願いながら・・・。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
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		<title>根に持つことをやめないで</title>
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		<dc:creator><![CDATA[オリエンタル納言]]></dc:creator>
		<pubDate>Wed, 09 Aug 2023 10:00:00 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[保育士時代の体験談・過去のトラウマ]]></category>
		<category><![CDATA[ネガティブ]]></category>
		<category><![CDATA[思い]]></category>
		<category><![CDATA[根に持つ]]></category>
		<category><![CDATA[考える]]></category>
		<category><![CDATA[負の感情]]></category>
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					<description><![CDATA[「根に持つことは悪いこと」そんなことを昔から肌で感じていました。 嫌な思いをしたこと、心に残り続けた記憶も口にすれば「まだあの時のこと根に持ってるの？」と言われてしまう。 その度に、どうして根に持つ事はいけないことなんだ [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p><span style="color: #ff0000"><strong>「根に持つことは悪いこと」</strong></span>そんなことを昔から肌で感じていました。</p>
<p>嫌な思いをしたこと、心に残り続けた記憶も口にすれば<span style="color: #339966"><strong>「まだあの時のこと根に持ってるの？」</strong></span>と言われてしまう。</p>
<p>その度に、どうして根に持つ事はいけないことなんだろうかと、一瞬立ち止まって考えてしまうんです。</p>
<p>自分の中で許されないボーダーラインがあって、それを超えられた時、ワタシには根に持つ感情が生まれる。でもそれは本当に悪いことなんだろうかと、何度も自問自答してきました。</p>
<p>どうして嫌なことをされたのに、忘れなければいけないのか。</p>
<p>どうして悲しい思いをさせられたのに、許すことが当たり前になっているのか。</p>
<p>それが理解できなかったんです。</p>
<p><strong>「根に持つことは悪いこと」</strong>この言葉が、随分とワタシの心に影を落とし続けていました。</p>
<h4><span id="toc1">止まらない負の感情</span></h4>
<p>ワタシは昔から考えすぎてしまう性格のせいで、時折、頭の中が散らかり放題になることがあります。</p>
<p>嫌なことをされた時には、その映像が何度もフラッシュバックして、気持ちがぶり返してくる。</p>
<p>悲しいことがあった時も同じように、何度も何度もその映像が繰り返されながら、落ち込んだり、傷ついたりしながら、必死で解決をしようとするんです。</p>
<p><strong>どうしてこんな思いをさせられたんだろう。</strong></p>
<p><strong>どうして嫌なことを言われたんだろう。</strong></p>
<p><strong>もっと違う方法はなかったのかな。</strong></p>
<p><strong>もっと違う伝え方はなかったのかな。</strong></p>
<p>そうやって角度を変えて、見方も変えて、色々な方法を試すように何度も何度も自問自答しながら答えを探してきました。</p>
<p>結論が出た時に、<span style="color: #ff00ff"><strong>「やっぱり、あの言い方は違っていたはず」</strong></span>と納得すると、今度は怒りが沸々と湧き上がり、いつしかそれが根に持つことへと変化していきました。</p>
<p>けれどもその感情が悪いことだとは、今も思っていません。</p>
<p>それはきっと、ぐるぐる考えた結果、新たに見えた景色があるからなんです。</p>
<h4><span id="toc2">葛藤する気持ち</span></h4>
<p>根に持つとき、ワタシはいつも思うことがあります。</p>
<p><span style="color: #ff00ff"><strong>「この先、似たような場面に遭遇したら、同じような言葉は言わないで、もっと違う伝え方をワタシはしよう」</strong></span>と。</p>
<p>それは沢山嫌な感情と向き合わなければ、その結論にはならないとも思うんです。</p>
<p>もしも、嫌なことを言われた時に、全てを受け流してしまったら、何も感じないように心のシャッターを閉じてしまったら、他の人に同じことをしてしまうかもしれない。</p>
<p>それが何よりも怖いことだと思っています。</p>
<p>あの時された気持ちを忘れて、何事もなく振る舞っていたら、知らないところでワタシも同じように振る舞ってしまうかもしれない。</p>
<p>そしてそんな人たちを、嫌というほど見てきました。</p>
<p>少し立ち止まって考えた先には、きっと違う視点だってあったはずなのに、感情のまま自分の思いをぶつけて相手を傷つける。その連鎖はどんどん数珠繋ぎになって、繰り返されることを何度も経験してきました。</p>
<p>けれども当の本人は、自分の間違いに気づけていないんです。</p>
<p>それは過去にされたことも根に持つことをせず、自分が一体どんな思いをしたのかも忘れてしまったからだとも感じました。</p>
<p>忘れることも受け流すことも大切だけれど、大切な気持ちを踏みにじられた気持ちは忘れてはいけない。</p>
<p>嫌な思いをした感情を見逃してはいけない。</p>
<p>そんな風に思うようになったのは、きっと小学生の頃からだったような気がします。</p>
<h4><span id="toc3">小さな体で</span></h4>
<p>昔からよく頭の中で難しく考える癖みたいなものがありました。</p>
<p>言われたことを真正面から受け止めて、誰にも言えない気持ちを抱えながら、何度も自問自答を繰り返していたんです。</p>
<p>うまく説明できない感情は、行き場のない怒りとなって、そして心の奥底へと落とし込んでいく。それがきっと<strong>根に持つ</strong>に繋がっていったような気がします。</p>
<p>友だちはいなかったけれど、それでもワタシは<span style="color: #ff00ff"><strong>「絶対に同じようなことはしない。こんな悲しい気持ちを相手にはさせちゃダメだ」</strong></span>と考えるようになりました。</p>
<p>そしていつしか、今まで言われてきたことやされてきたことを思い出しながら、言葉を発するようになっていったんです。</p>
<p>そんな性格を知っていた昔の同僚や先輩は、<span style="color: #008000"><strong>「ちょっと考えすぎだよ」</strong></span>とか<span style="color: #ff6600"><strong>「いつまで引きずってるの？笑」</strong></span>なんて言うこともありました。</p>
<p>でも不思議なんです。</p>
<p>どうして嬉しいことは覚えているのに、嫌なことは忘れなければいけないのか。</p>
<p>根に持つことや負の感情は、そんなに悪いものなのだろうか。</p>
<p>それも理解に苦しむ部分でもありました。</p>
<p>きっと、負の感情だって必要なはずだと。</p>
<p>何か大切なことを教えてくれる気持ちだからこそ、忘れちゃいけないような気がする、そう思っていました。</p>
<h4><span id="toc4">子どもたちに伝えて</span></h4>
<p>ワタシは担任をしていた時、よく子どもたちに伝えていた言葉があります。</p>
<p><span style="color: #ff00ff"><strong>「嬉しい気持ちも、悲しい気持ちも、どっちも大切な気持ちなんだよ。その時に感じた気持ちは、大きくなっても忘れないでね」</strong></span>と。</p>
<p>喧嘩をした時、子どもたちは本気でぶつかるからこそ涙を見せたり、感情をむき出しにして怒ったりもします。</p>
<p>そんな時は、その気持ちをまっすぐ受け止めながら、今の心の中がどうなっているのかを聞いていきました。</p>
<p>どんな気持ちで、どんな風に思ったのか。</p>
<p>泣いている理由や、怒っている理由もできる限り聞いていました。</p>
<p>そして話していくうちに、子どもたちは気づいてくれるんです。</p>
<p>どうして今怒っていたのか、どうして涙が出たのか。</p>
<p>そうやって一緒に負の感情と向き合うのが、保育の一つのテーマでもありました。</p>
<h4><span id="toc5">根に持つことは・・・</span></h4>
<p>今でも過去のことに対して、いくつも根に持っていることがあります。</p>
<p>幼い頃から数えたら忘れてしまったものもあるけれど、それでも心の中に深く残った傷跡が癒えないものも沢山あるんです。</p>
<p>そしてふとした瞬間に、その時のことを振り返り、自分が当時はどういう気持ちだったのか、そして大人になったワタシはどう思うのかを自問自答しています。</p>
<p>ある時は、今まで根に持っていたことが煙のようにふぅ〜と上へと抜けていく感覚になる瞬間もありました。</p>
<p>またある時は、当時よりも怒りが増してきて、モヤモヤしてしまう事もあります。</p>
<p>でもどんな感情になったとしてもやっぱり最後に思うことは、<span style="color: #ff00ff"><strong>「同じ思いを他の人にはさせないように気をつけよう」</strong></span>になるんです。</p>
<p>されたことを忘れてしまったら、きっと知らないうちに同じようなことをしてしまう可能性がある。</p>
<p>そんな事は絶対したくない。</p>
<p>だからこそ根に持つ事で、自分の立場や相手の立場になって考える必要があるのかもしれません。</p>
<p>ワタシはとても不器用な性格だから、中々教訓だけを思い留まらせることが出来ないんです。</p>
<p>一つひとつ思い出しながら、ゆっくり咀嚼をしながらでないと、大切なことさえも忘れてしまうこともある。</p>
<p>だからこそ、どれだけ古い記憶でも鮮明に思い出し、考えようとするのかもしれません。</p>
<h4><span id="toc6">本当の優しさとは</span></h4>
<p>このエッセイを書く少し前、夫と二人で根に持つことについて話をしたことがありました。</p>
<p><span style="color: #3366ff"><strong>「どうして納言ちゃんは、根に持つことにこだわるの？」</strong></span>と聞かれたことが発端でした。</p>
<p>その時に話したことがきっかけで、<span style="color: #3366ff"><strong>「そのテーマでエッセイを書いてほしい」</strong></span>と言われたんです。</p>
<p><span style="color: #3366ff"><strong>「根に持つ事はいけない事だと思われがちだけど、きっとその分、嫌なことと向き合って沢山考えた証拠なのかもね。きっとその感情を忘れてしまったら、嫌な連鎖は続いてしまうことだってある。確かに忘れていいこともあるけど、当時の経験を振り返りながら、いろんな立場に立って考えることが大切なんだろうね」</strong></span>と言ってくれました。</p>
<p>この話になるまで、ワタシ自身も根に持つことに対して少しネガティブに考えていたところもあったんです。</p>
<p><strong>もっと簡単に忘れられたらいいのかな。</strong></p>
<p><strong>嫌なことなんていつまでも引きずる必要なんて、本当はないのかもしれないな。</strong></p>
<p>そうやって思っていました。</p>
<p>けれども今では、根に持つことも悪くはないと思っています。</p>
<p>根に持ち、恨んで、相手を傷つけることは絶対にしてはいけません。</p>
<p>けれども、根底にある当時の想いを振り返り、自分の中で消化しようとする作業は、大切なことだと思うのです。</p>
<p>自分の負の感情や出来事と向き合った分だけ、悲しみから優しさを学び、辛さから寄り添う大切さを知ることができるような気がします。</p>
<p>この先の人生も、良いことばかりではなく、負の感情と向き合わなければいけない時が出てくるでしょう。</p>
<p>過去の自分と今の自分を重ねながら考えることもあるかもしれない。</p>
<p>そんな時は少し立ち止まって、向き合ってみようと思います。</p>
<p>忘れてしまわないように、根に持つことにほんの少しだけ誇りを持って…。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
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