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	<title>虐待 | 社会の底辺からこんにちは</title>
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	<title>虐待 | 社会の底辺からこんにちは</title>
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		<title>ワタシは不適切保育をやりかけた</title>
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		<dc:creator><![CDATA[オリエンタル納言]]></dc:creator>
		<pubDate>Thu, 27 Jun 2024 13:06:04 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[保育士時代の体験談・過去のトラウマ]]></category>
		<category><![CDATA[ニュース]]></category>
		<category><![CDATA[不適切保育]]></category>
		<category><![CDATA[健常児]]></category>
		<category><![CDATA[担任の苦悩]]></category>
		<category><![CDATA[虐待]]></category>
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					<description><![CDATA[保育士が悪い意味で注目され始め、虐待や不適切保育で逮捕されるニュースを見ることが増えたような気がします。 それ以外にも保育の環境に限界を感じた保育士たちが、一斉退職することを選ぶこともありました。 今までは「優しくて、ど [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p>保育士が悪い意味で注目され始め、虐待や不適切保育で逮捕されるニュースを見ることが増えたような気がします。</p>
<p>それ以外にも保育の環境に限界を感じた保育士たちが、一斉退職することを選ぶこともありました。</p>
<p>今までは<strong>「優しくて、どんな子どもにも愛を持って接している」</strong>それが世間での保育士像だったかもしれません。</p>
<p>少し前だったら、こんな風にニュースに取り上げられることもなければ、逮捕者が出ることもありませんでした。</p>
<p>だからと言って、不適切保育がなかったわけではないし、もしかすると虐待スレスレのことをやっていてもバレなかっただけの話かもしれません。</p>
<p>きっと疲弊した現場で働いている保育士さんたちは、目を覆いたくなる状況を一度は目の当たりにしているような気がするから。</p>
<p>そして、ワタシ自身もたった一度だけ虐待の一歩手前まで行きかけたことがありました。</p>
<h4><span id="toc1">集団生活の中で</span></h4>
<p>保育園には、あらゆるお子さんが通っています。中には発達障害と診断されたお子さんもいれば、知的障害を抱えながら保育園に通っているお子さんもいました。</p>
<p>中には、グレーと呼ばれる（発達障害の疑いがあるけれど、診断がされていないお子さん）も数名クラスの中にいることもあります。</p>
<p>乳児クラスのように複数担任ではなく、幼児は1人でクラスを受け持つことになり、あらゆることを考え、全ての子どもたちが楽しく安心して過ごせる環境を作りながら保育をしていく必要がありました。</p>
<p>ただハンデを持っているお子さんには、<strong>「みんなができること」</strong>ができないこともあります。</p>
<p>言葉がうまく出ず、発達もゆっくり進んでいる子は、視覚的に伝えるために簡単な単語と絵カード（伝えたい動作が描かれているカード）を使いながら、伝えることもあります。</p>
<p>また音に敏感だったり癇癪を起こしてしまったりする子には、1人になれる場所をクラスの一箇所に作り、心を落ち着かせられるような配慮をすることもあります。</p>
<p>一対一の関わりであれば癇癪を起こすことがあっても、ゆったり関わることができますが、集団生活の中で25人程の子どもたちと過ごす中では、手厚く関わりを深めていくことに限界を感じる瞬間もありました。</p>
<h4><span id="toc2">関わり方がわからなくて</span></h4>
<p>幼児クラスになり、1人のハンデがある子がいました。些細な物音や声で一気に癇癪を起こし、突然部屋から飛び出してしまうことがありました。</p>
<p>さらに、パニックになったと同時に全ての服を脱ぎ出そうとしてしまうことがあり、一度クラスの活動や話を止めて、その子を追いかけていかなければなりませんでした。</p>
<p>人手が足りる時であれば、パートの先生やフリーの先生に声をかけることもできましたが、いつも手が空いてるわけではありませんでした。</p>
<p>行事前の練習の時に癇癪を起こすこともあり、練習を全てストップさせてしまうこともあります。</p>
<p>あまりにも癇癪がひどく、1人での対処に限界を感じたワタシは、当時の園長に相談することにしました。</p>
<p>クラスの状況と、お子さんとの関わり方、あらゆる場面での不安なども話した気がします。</p>
<p>しかし、返ってきた言葉は<span style="color: #808000;"><strong>「担任なんだから、それを全て対処するのがあなたの役目でしょ？他の先輩たちは当たり前のようにやってるのよ。それは少し、甘えなんじゃないの？」</strong></span>と。</p>
<p>その瞬間、ワタシの中で何かがポキンと折れた音がしたのです。</p>
<h4><span id="toc3">癇癪を起こすのは、いつも突然</span></h4>
<p>まるで何もやっていないかのように言われたことが悔しくて、そして悲しくもありました。</p>
<p>どうしたらクラスの子たちが楽しく過ごせるか、ワタシなりに毎日考えていました。ハンデのある子のことをもっと知ろうと、書店に行って障害児についての本もたくさん読んでいました。</p>
<p>できる限りの環境設定を整えて、できる限り楽しめる遊びや玩具も手作りして色々な方法を試してもみました。</p>
<p>けれども、努力でどうにかなるものではなく、それは一つの個性であり特性でもあるから、努力で「治る」ものではないんです。</p>
<p>癇癪がいつ起こるかなんてわかりません。給食の時に誰かがお皿を落とした音で始まることもあれば、楽しげな声が大きかったことで始まることもあります。</p>
<p>いつもと雰囲気が違えば癇癪が起き、馴染みのない先生が部屋に入ってきたら癇癪を起こす。</p>
<p>さらには、給食の時に嫌いな野菜が出たらひっくり返って怒ってどこかで行ってしまいそうになることもありました。</p>
<p>その度にワタシは食事を止めて、落ち着かせるために手の空いている先生を大声で呼びながら一対一の関わりを取らなければなりませんでした。</p>
<p>それは園長から、<span style="color: #808000;"><strong>「あなたのクラスの子なんだから、癇癪を起こしたらクラスは他の先生に任せて、あなたが一対一で対応をしなさい」</strong></span>と言われていたから。</p>
<h4><span id="toc4">限界を迎えた、あの日</span></h4>
<p>それからと言うもの、給食で苦手なものが出るたびにワタシは一対一の関わりを取っていました。行事前でも癇癪を起こせば落ち着くまで対応に追われていました。</p>
<p>まだ泣けてしまうだけならよかったのですが、一度パニックを起こしてしまうと、服を全て脱ぎ出してしまい、ひっくり返って暴れてしまうこともありました。</p>
<p>他の子に当たるのを防ぐため、そして脱走を防ぐために抱っこの形をとり、落ち着かせるようにしていました。</p>
<p>しかし、それはそれで今度は矛先がワタシに向いてしまい、制止をしている間にあらゆるところを蹴られて、殴られることもありました。</p>
<p>痛みに耐えながら、そして無理に制止をするような形に罪悪感を感じながら心の中では（ごめんね、ごめんね）と謝っていました。</p>
<p>それがほぼ毎日続くようになってからは、ワタシも給食を食べることもなく1時間以上も抱っこの状態で耐える日々が続いたのです。</p>
<p>そしてある日、パニックになりながら振り上げた足がワタシの顔を目掛けて飛んできたのです。鋭い痛みとドーンと重くのしかかった痛みで、一瞬目の前が真っ暗になってしまいました。</p>
<p>その瞬間に、我を忘れて<span style="color: #ff0000;"><strong>「もうッ！痛い！」</strong></span>と怒鳴ってしまったのです。</p>
<h4><span id="toc5">理性の先に</span></h4>
<p>その声に余計に癇癪はひどくなり、ワタシも限界を感じて理性が一瞬飛んでしまいそうになりました。</p>
<p>あのまま理性を失っていたら、手が出ていたかもしれません。</p>
<p>あの瞬間、ワタシはぎゅっと自分の手の平に爪の跡が残るほど拳を握り、下唇を噛みながら涙を流しながら耐えていました。</p>
<p>そしてゆっくり深呼吸をしながらもう一度、その子を優しく抱きしめて<span style="color: #ff00ff;"><strong>「大丈夫。大丈夫だから」</strong></span>と声をかけ続けました。</p>
<p>時間はかかりましたが少しずつ落ち着きを取り戻し、部屋に戻ることができたあと、その子は給食を食べ終わることができたのです。</p>
<h4><span id="toc6">限界と常に隣り合わせ</span></h4>
<p>ニュースを見るたびに、ワタシも片足を突っ込んでいたと思うことが多々あります。</p>
<p>現場の状況や疲弊した環境、そして自分自身のメンタルと照らし合わせても、あのまま続けていたら、いつかニュースに出ていたのはワタシだったかもしれません。</p>
<p>全ての虐待や不適切保育が許されるわけではありません。</p>
<p>配置基準の話とか仕事量の多さとか、色々なことが原因として言われていますが、当時のワタシに欲しかったものは、寄り添いの言葉でした。</p>
<p>突き放す言葉ではなく、先輩たちは当たり前にやっていると比較する言葉でもなく、<span style="color: #808000;"><strong>「そんな状況だったんだね。障害を持っているお子さんのアプローチは難しいよね。でも、きっと先生の想いは伝わってると思うから、一緒にいい方法を探してみようか」</strong></span>そう言って欲しかった。</p>
<p>そして、クラスの子たちにもしっかりと関われる時間も確保させて欲しかった。</p>
<p>それが何より欲しかった言葉であり、行動でもありました。</p>
<p>まだまだ保育の現場では、書ききれないほどの苦悩や苦労がたくさんあります。大前提に子どもに手を上げることは間違いだけど、スレスレの状態がある事実もワタシは伝えていかなければならないと思うんです。</p>
<p>健常児だろうと障害児だろうと、みんな可愛い子どもたちには変わりがありません。その子たちの笑顔を守り続けるためにも、保育士たちの心の声に耳を傾ける時が来たのだと、ワタシは思うから。</p>
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		<title>報道のあり方に、疑問を感じて</title>
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		<dc:creator><![CDATA[オリエンタル納言]]></dc:creator>
		<pubDate>Sat, 21 Oct 2023 08:39:43 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[保育士時代の体験談・過去のトラウマ]]></category>
		<category><![CDATA[ニュース]]></category>
		<category><![CDATA[保育士]]></category>
		<category><![CDATA[報道]]></category>
		<category><![CDATA[潜在保育士]]></category>
		<category><![CDATA[虐待]]></category>
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					<description><![CDATA[つい最近まで靭帯を怪我していたワタシは、整形外科に来ていました。 片方だけイヤフォンをさし、お気に入りのYouTubeを聴いていると、ふと病院の大きなテレビには衝撃的な内容が流れてきたのです。 それが潜在保育士に関しての [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p>つい最近まで靭帯を怪我していたワタシは、整形外科に来ていました。</p>
<p>片方だけイヤフォンをさし、お気に入りのYouTubeを聴いていると、ふと病院の大きなテレビには衝撃的な内容が流れてきたのです。</p>
<p>それが潜在保育士に関してのニュースでした。</p>
<p>潜在保育士とは、免許を持っていても保育士として働いていない人のことを指します。</p>
<p>ワタシも潜在保育士の一人であり、この国では潜在保育士の割合が6割にも達しているそうです。</p>
<p>とても興味がある内容だったので、急いでイヤフォンを取り、ニュースを見ることにしました。</p>
<h4><span id="toc1">平均月収の大きな違い</span></h4>
<p>そもそも保育士は低賃金、重労働で有名な職業でもあります。</p>
<p>賃金が安い割に責任は重く、そして自己負担も多いことで知られています。</p>
<p>実費で購入した材料を使って玩具を作る事もあるし、残業代が出たとしても当番に入っている間の時間のみで、当番以外の仕事に関しては、出ないことがほとんどでした。</p>
<p><span style="color: #808000"><strong>「早く家に帰りなさい」</strong></span>と言われても仕事が終わらないから、こっそり家に持ち帰ってやるしかない。</p>
<p>それが現状です。</p>
<p>そんな安月給の中で働いている保育士の月収の平均が、３０万を超えていると伝えられたことに、ワタシは絶句しました。</p>
<h4><span id="toc2">低賃金の現実</span></h4>
<p>ワタシがもらっていた給料は、当たり前に２０万を切っていました。もっと低いところであれば、１５万いくか、いかないかのところもあります。</p>
<p>２０万円以上ももらっているところなんて、本当にごくわずかなんです。</p>
<p>それなのに、ニュースでは３０万を超えていた。</p>
<p>それは一体どこの保育園で、どれだけの割合が超えているのか、むしろそんなところがあるのか、正直信じられない気持ちでいっぱいでした。</p>
<h4><span id="toc3">働き方改革の真相</span></h4>
<p>その後、働き方改革をしている園が紹介されていました。</p>
<p>病院にいるのに胸が苦しくなり、怒りと同時に悲しみの感情が湧いてきて、涙がこぼれ落ちそうな気持ちをグッと堪えました。</p>
<p>当たり前に1時間の休憩があって、事務作業の時間も取ってもらえる。給食は子どもたちと離れてゆったり食べられるし、もちろん残業もありません。</p>
<p>そんな言葉を見ながら、<span style="color: #ff00ff">（こんなごくわずかな部分だけを切り取って、保育士の理想と現実についていけない人たちが、どれだけ増えてしまうんだろう）</span>とも感じたのです。</p>
<h4><span id="toc4">保育士の虐待から</span></h4>
<p>このニュースは、そもそも保育士の虐待から派生した話でした。</p>
<p>しかし、綺麗なところだけを報道して、本当の保育士の現場や過酷さを映さなければ、根本的な解決にはならないと改めて感じました。</p>
<p>もしも給料もそれなりにもらえて、休憩も当たり前のように1時間あって、残業もなくて、保育士同士がゆとりを持って話し合えていたら、虐待なんて起こることはないはずなんです。</p>
<p>なぜ、子どもと関わる保育という職業を選んだ人が、虐待に走ると思いますか？</p>
<p>それは紛れもなく、心の余裕もゆとりもないほど疲弊しているから。</p>
<p>そしてそれ以外なら、そもそも性格自体に何か問題を抱えているかの違いでしょう。そんな人は、本当にごく稀にしかいないと思います。</p>
<p>ほとんどの人は、ゆとりのない日々の中で、心が壊れ、自分を見失ってしまうからだとワタシは思うのです。</p>
<h4><span id="toc5">不適切保育を今、考える</span></h4>
<p>きっと世の中には、保育士の環境をなんとかしたいと奮闘している人たちがいると思います。</p>
<p>試行錯誤しながら働き方を考えて、ゆとりを持てるように取組んでいる園も少しずつ増えてきていると思います。</p>
<p>けれども、それはまだごくわずかなんです。</p>
<p>今もどこかで悩みながら、時間も心も削って働いている保育士さんが山ほどいます。</p>
<p><span style="color: #ff9900"><strong>「どうか現場の生の声を聞いてください」</strong></span>と訴えている人が大勢いるんです。</p>
<p>報道は時に大きな誤解を生み、間違った情報も本当のように流れてしまう事もある。</p>
<p>だからこそ、ワタシは伝え続けていきたいと思います。</p>
<p>保育士の声を、本当の現場の環境を。</p>
<h4><span id="toc6">最後に</span></h4>
<p>ワタシは潜在保育士になった今でも、子どもたちのことが大好きです。</p>
<p>そして子どもたちと過ごした日々は、ワタシに生きる勇気と希望を与えてくれました。</p>
<p>しかし、これも保育士の現状と過酷さが、ワタシから大切なものを奪う結果になってしまったのも、事実です。</p>
<p>これから先、何が大切なのか。</p>
<p>それは表面上だけの改善ではなく、保育士の心の声を拾い上げ、本当の意味でゆとりを持って子どもたちと関われる環境を作ることが、一番なのではないでしょうか。</p>
<p>心にゆとりが持てるように。</p>
<p>仕事のために生きるのではなく、自分の人生のために生きられる環境になるように。</p>
<p><strong>保育士は保育士という種族ではなく、一人の人間だということを、どうか忘れないで・・・。</strong></p>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
]]></content:encoded>
					
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		<title>シリアルキラーに興味を抱いて</title>
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		<dc:creator><![CDATA[オリエンタル納言]]></dc:creator>
		<pubDate>Wed, 28 Jun 2023 10:00:47 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[コラボ企画]]></category>
		<category><![CDATA[シリアルキラー]]></category>
		<category><![CDATA[事件]]></category>
		<category><![CDATA[保育]]></category>
		<category><![CDATA[保育士]]></category>
		<category><![CDATA[子育て]]></category>
		<category><![CDATA[虐待]]></category>
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					<description><![CDATA[今回は、私の夫である西川真周ことましゅぴから、リクエストをいただきました（笑）。 実は私は、家で夫のことをましゅぴと呼んでいます。付き合いたての頃、歌手活動名が「Mashutify(マシュティファイ)」でした。しかし、私 [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p>今回は、私の夫である<strong>西川真周</strong>こと<strong>ましゅぴ</strong>から、リクエストをいただきました（笑）。</p>
<p>実は私は、家で夫のことをましゅぴと呼んでいます。付き合いたての頃、歌手活動名が<strong>「Mashutify(マシュティファイ)</strong><strong>」</strong>でした。しかし、私はティファイの部分がどうも言えずに、ピパイと言い間違えていました。そこから面倒になったので、ましゅピパイからパイを取って<strong>ましゅぴ</strong>になったのです。</p>
<p>さて、前置きはこのくらいにして、実は、私は本を読むことがものすごく苦手です。</p>
<p>だから今までの人生で、読書というものをほとんどしてきませんでした。作者の心情を読み取ったり、背景を重ねたりすることもあまり得意ではなく、活字だらけの本は、興味がなければないほど目が回ってしまいそうになるんです。</p>
<p>だから今まで、なるべく読書をせずにここまできてしまったのですが・・・。</p>
<p><span style="color: #ff00ff;"><strong>「物書きをしているのに、本が読めないのもなぁ」</strong></span>と思ったある日、私は運命の本と出会ってしまうのです。</p>
<p>それが取材形式で書かれた事件本でした。</p>
<p>昔から、凶悪事件やシリアルキラー、昭和の事件史などには興味があり、テレビなどで放送される時には、録画をして必ずと言っていいほど欠かさず見ていました。</p>
<p>大人になってからは、YouTubeの考察動画や事件を取り扱ったものなどを見ていたのですが、本を手に取り読んでみると、本嫌いが嘘のように次から次へと読み進めていくことができたのです。</p>
<p>そのせいでましゅぴ自身も、私に付き合わされて事件系などの動画を一緒に見ることが増えていきました。</p>
<p>そこで今回は、私がなぜシリアルキラーに興味を持ったのか、そして元保育士だからこその観点を交えながら書いていこうと思います。</p>
<p>それでは、スタートです。</p>
<h4><span id="toc1">凶悪事件と幼少期</span></h4>
<p>数々のシリアルキラーの動画や本に触れてきましたが、その中でもポイントになるのが、幼少期の頃に受けていた虐待や、家庭環境が影響することです。</p>
<p>例えば有名なシリアルキラーである、<strong>ヘンリー・リー・ルーカス</strong>。</p>
<p>彼の母親は、女の子を欲しがっていたそうですが、生まれてきたのが男の子であったことに絶望し、ヘンリーのありとあらゆるものを目の前から奪うようになりました。</p>
<p>特に1番印象的だったのは、ラバが欲しいというヘンリーにラバを飼ってあげるのですが、ヘンリーが愛情を持って育てているということを知っておきながら、目の前で無惨にもラバを射殺してしまうのです。</p>
<p>母親からの愛情を受けられず、大切なものを目の前で奪われる。それがヘンリーの家庭では当たり前のように行われていたそうです。</p>
<p>また代表的なシリアルキラーの1人、エド・ゲインの母親は、偏った思想の持ち主であり、<span style="color: #800000;"><strong>自分以外の女性は全て邪悪な存在</strong></span>だと教えていたそうです。その他にも禁止行為や思想を押し付ける行為を続け、エドにとって母親は絶対的な存在であり、そして異常なまでに依存する対象でもあったそうです。</p>
<p>決して全てのシリアルキラーが虐待を受けていたわけではないけれど、事件を起こす背景には、こういった虐待や暴力、そして家庭環境が大きく関わっていたことを知りました。</p>
<p>生まれながらにサイコパスと呼ばれる人もごく稀にいるかもしれない。</p>
<p>けれども、こうした凶悪犯罪の裏には1番愛して欲しかった人に、愛されずに過ごしてきた悲しい体験も大きく関係するのだと思うのです。</p>
<h4><span id="toc2">関わり方を考えて</span></h4>
<p>シリアルキラー事件の他に、<strong>「ケーキの切れない非行少年たち」</strong>という漫画を読んで、とても考えさせられたことがあります。</p>
<p>非行少年たちの中には、家庭環境が悪く、両親に虐待をされたり、ネグレクトを受けていたり、居場所がなくて自分の生きる場所を探し求めている姿も描かれていました。</p>
<p>その中には、発達障害の子たちについても描かれていました。</p>
<p><strong>「ケーキの切れない非行少年たち」</strong>というタイトルには、ただケーキが切れないのではなく、<span style="color: #3366ff;"><strong>「三等分にしてください」</strong></span>という意味が理解できないということにフォーカスを当てていました。</p>
<p>紙には大きな丸が一つ書かれており、非行少年たちは紙を見ながら三等分にしようとしていましたが、どうしたら三等分になるのか、どうやったら分けることが出来るのかが理解できていませんでした。</p>
<p>その中には、軽度の発達障害の子やグレーゾーンと呼ばれる子の描写まで書かれていました。</p>
<p>自分の頭の中ではどうすることもできないもどかしさ、そして生きづらいと思っていても、うまく伝えることができずに、社会から孤立してしまうこと、そして善悪の判断がつかず、悪の道へと引っ張られてしまう現実なども描かれていました。</p>
<p>その背景には、家族の協力がなかったり、発達障害ということを受け止め切れずに、子どものSOSに気づかないふりをしていることも、背景の一つとして挙げられていたのです。</p>
<h4><span id="toc3">負の連鎖</span></h4>
<p>私も現役の保育士として働いていた頃で、発達障害のお子さんやグレーと呼ばれるお子さんと関わる機会がありました。</p>
<p>家庭の中で一生懸命子供と向き合う保護者の方もいれば、中々受け入れられずに、悩んでいる方もいらっしゃいました。</p>
<p>けれども、それが悪いというわけではなく、保護者の方もどうしていいのかが分からずに、<strong>「助けて欲しい」</strong>と言うことが難しくて、考え方も閉鎖的になってしまう事例も過去にはありました。</p>
<p>けれども、気持ちに寄り添うことは出来ても、やれることには限りがあって、当時はもどかしくて、私自身も悩み続けていました。</p>
<p>どこまで伝えたらいいのか、どんな支援をすれば子どもたちが少しでも楽しく過ごせるのか、その答えは今でも正直わかりません。</p>
<p>けれども、シリアルキラーのように家庭環境が悪くて、愛情不足でということはなく、それぞれの保護者の方々は、必死に自分のお子さんと向き合おうとしていました。</p>
<p>シリアルキラーの母親もまた、負の連鎖の被害者でもありました。そして、今まさに虐待やネグレクトなどのニュースを見ていても、過去の自分がされたことを、今度は我が子にすることで事件に繋がってしまうことも目にします。</p>
<p>幼い頃に受けた傷は、どれだけの力を持ってしても拭い切れないものがある。そして愛されたことのない子どもたちは、目の前にいるものを愛する方法が分からないまま大人になってしまうのかもしれません。</p>
<h4><span id="toc4">興味を持ったきっかけ</span></h4>
<p>元々シリアルキラーや事件には興味がありました。けれども、大人になり保育士をしている間は、乳幼児期における大人の関わりがどれだけ大切なことかを考える機会としても本や動画を見ていました。</p>
<p>悲しいことに、全ての子どもたちが両親に愛されて、幸せに暮らしているわけではありません。</p>
<p>虐待のニュースがあとを絶たないのも、きっと負の連鎖があったり、別の背景があったりすることも否定はできないでしょう。</p>
<p>今すぐ根絶することは、難しいかもしれません。</p>
<p>子どもだって親だって人間だから・・・。</p>
<p>感情的になることもあれば、1人になりたい時もあると思います。怒りたい時だって泣きたい時だってある、それが人間なんです。</p>
<p>シリアルキラーたちは、その感情さえも忘れて、自分の快楽と欲望のままに命を奪うことで自分自身の存在価値を確かめている人ばかりでした。</p>
<p>子どもたちにとって大人という存在は、絶対的に思えてしまうことがあるということだけは、忘れてはいけないことなのかもしれません。</p>
<h4><span id="toc5">同じ人としての繋がりを</span></h4>
<p>保育士をしている頃、たった一つだけ大切にしていたことがありました。</p>
<p>それが<strong>「年齢に関係なく、1人の人間として関わり尊重する」</strong>ことでした。</p>
<p>大人は沢山の経験を積み、子どもたちよりも知っていることもあれば、物事の善悪もつきます。だからと言って<strong>「子どもだから」</strong>という考え方は、絶対にしないようにしていました。</p>
<p>どれだけ年齢が離れていても、子どもたち自身も色々なことを吸収して考えて、学んでいます。</p>
<p>1人の人として接した先には、互いに認め合うことができたんです。</p>
<p>大人になってから忘れてしまっていた気持ちだったり、考え方だったり。</p>
<p>純粋な彼らだからこそ、私は多くのことを学びました。</p>
<p>意地を張らずにたった一言、声をかけるだけで見え方が違うことも教えてもらえたんだと思います。</p>
<h4><span id="toc6">最後に</span></h4>
<p>これまで数々の子どもたちと接してきましたが、最近特に、保育士の虐待の話や、不適切保育についても取り上げられることが増えています。</p>
<p>しかし、中には<strong>「本当に不適切なんだろうか」</strong>とか<strong>「全ての保育士がやっているように報道されていて悲しい」</strong>と思うような出来事が増えてしまいました。</p>
<p>虐待を肯定するつもりは、もちろんありません。</p>
<p>けれども不適切保育と呼ばれるものの中には、現場の状況をまるで理解していないことや、善悪が分からなくなってしまうような項目さえもありました。</p>
<p>これは私の完全なる個人の意見になってしまいますが、保育士も人間なんです。そして子どもたちにも、伝えないといけないことは、伝えないといけないと思うのです。</p>
<p>怒鳴り散らすことは間違っている、けれども真剣な顔をして伝えることは間違っていますか？</p>
<p>昔のように地域全体で子育てをする時代ではなくなってしまいました。だからこそ、保育士たちが大切なお子さんを預かっている間、命を守っている間は、一緒に育てているつもりで接しています。</p>
<p>どんどん孤立していく社会の中で、正しいことと間違ったことを理解し、考える力は、なくてはならないことだと思うのです。</p>
<p>そして日頃から、関わりを持って信頼関係を作ることができたなら、きっと悲しい事件は少なからず減っていくのではないでしょうか。</p>
<p>シリアルキラーのような、壮絶な生い立ちの人は滅多にいないけれど、時代の移り変わりを感じながら、愛情に飢えている子どもたちを見るたびに、やるせ無い気持ちになるのです。</p>
<p>たった一言<strong>「助けて」</strong>と言える環境がそこにあったら。</p>
<p>ほんの少しでも<strong>「愛情を分け与える」</strong>ことができたなら。</p>
<p>少しずつ歪み始めている現代に、希望が持てる未来がこの先待っていることを、私は心から願っています。</p>
<p>過去の恐ろしい事件やシリアルキラーのように、人が人で無くなってしまわないように・・・。</p>
<p>&nbsp;</p>
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		<title>不適切な保育を、今考える</title>
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		<dc:creator><![CDATA[オリエンタル納言]]></dc:creator>
		<pubDate>Wed, 17 May 2023 10:00:23 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[保育士時代の体験談・過去のトラウマ]]></category>
		<category><![CDATA[ニュース]]></category>
		<category><![CDATA[保育士]]></category>
		<category><![CDATA[子どもたち]]></category>
		<category><![CDATA[未来を担う]]></category>
		<category><![CDATA[虐待]]></category>
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					<description><![CDATA[これはあくまで私の主観的な考えであり、世の中にはきっと色々な意見や想いが沢山あると思います。 ただ、数ヶ月前まで保育士として働いていたからこそ、最近のニュースを見るたびに胸が痛くなってしまう言葉が多く並ぶようになりました [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p>これはあくまで私の主観的な考えであり、世の中にはきっと色々な意見や想いが沢山あると思います。</p>
<p>ただ、数ヶ月前まで保育士として働いていたからこそ、最近のニュースを見るたびに胸が痛くなってしまう言葉が多く並ぶようになりました。</p>
<p>もしも、今でも現場で働いていたら違う考えが浮かんでいたかもしれません。</p>
<p>離れた今だからこそ別の角度から考え、伝えられることがあるのではないかと思い、書くことを決意しました。</p>
<p>ただ一つだけ先に言わせてください。</p>
<p>保育士も、保護者の方も子どもたちを想う気持ちは同じだということ。</p>
<p>そして不適切だと言われる保育や、虐待行為をしている保育士が全てではなく、心から保育士という仕事に誇りを持ち、向き合おうとしている人たちがいることを知ってもらえたら嬉しいです。</p>
<h4><span id="toc1">ニュースの見出しにざわつく心</span></h4>
<p>ネットニュースの中に、目を伏せたくなる見出しがありました。</p>
<p><span style="color: #ff0000; font-size: 20px"><strong>「不適切な保育」</strong></span>というなんともセンセーショナルな言葉に、他人事だとは思えず、ニュースの内容を何度も確認しました。不適切な保育の調査をして、<strong>どれだけの園で、どれだけの不適切な行為</strong>が行われていたのかが書かれていました。</p>
<p>つい最近、配置基準について保育士たちが、SNSを通じて発信していたばかりなのに。</p>
<p>保育士たちの置かれている状況の悲惨さ、待遇の悪さ、そして心の余裕が持てない現状に、声をあげ始めていたところでした。</p>
<p>なのにも関わらず、配置基準や保育士環境の改善ではなく、<span style="color: #ff0000; font-size: 20px"><strong>「不適切な保育」</strong></span>にスポットライトが当てられていたのです。</p>
<p>まるで全ての保育士がそうであるかのように書かれた内容に、一体どれだけの保育士たちが憤りを感じたことでしょう。</p>
<p>そしてどれだけの保育士が、怒りを通り越して<span style="color: #0000ff"><strong>諦めと悲しみ</strong></span>を痛感させられたのでしょう。</p>
<h4><span id="toc2">保育士の声、届いていますか？</span></h4>
<p>不適切と挙げられている事例の中には、曖昧なものがあったり、配置基準によってやむを得えない場合もありました。</p>
<p><strong>70年前から変わらない配置基準。</strong></p>
<p><strong>低賃金の中で搾取される環境。</strong></p>
<p><strong>サービス残業と当たり前に取れない休憩。</strong></p>
<p><strong>自腹で購入する手作り玩具などの材料。</strong></p>
<p><strong>持ち帰りの仕事の多さなど。</strong></p>
<p>あげたらキリがないほど、保育士たちの不満はたまっていました。そして、私自身も現役で働いていた頃、同じような感情を抱くことが何度もありました。</p>
<p>低賃金の中で当たり前のようにサービス残業があって、持ち帰りの仕事も毎日のようにありました。</p>
<p>休憩制度はなく、コロナ禍の時はクラスの先生と交代で給食を食べなければいけなかったから、<span style="color: #ff0000"><strong>5</strong></span><span style="color: #ff0000"><strong>分</strong></span>くらいで食べられる量だけを食べていました。</p>
<p>年休を取る時も、<strong>「仕事が優先だからね。何かあったら、出勤できるようにしといてね」</strong>と言われていました。</p>
<p>元同僚は仕事を辞めるために年休消化をしたいと申し出たら、<strong>「あなたは、仕事をなんだと思っているの？」</strong>と職員室で叱責されていました。</p>
<p>こんな環境が当たり前だったんです。</p>
<p><strong>人もいない、給料も少ない、でも仕事は山のようにある。</strong></p>
<p>常に搾取され続ける環境に限界を感じながら、保育をしていた人も多かったと思います。</p>
<p>不適切な保育の話が出る少し前、昔ながらの配置基準を見直そうとする動きが、ちらほらニュースで取り上げられていました。</p>
<p>しかし、その希望は一瞬にして奪われてしまったのです。</p>
<p>保育士たちは、何度も声を上げていました。少なくともSNSを見たり、周りの現役保育士から話を聞いても、共通の悩みと環境改善を望んでいるようでした。</p>
<p>その声には反応されることはなく、保育士の多くが<span style="color: #ff0000"><strong>不適切な保育</strong></span>をしているのかもしれないと不信感を与えることに、関心は高まり続けていきました。</p>
<p>一部の話を大多数がしているような内容は、私自身も見ていてとても悲しく、そしてSNSでの悲痛な叫びを読み、さらに心は沈んでいきました。</p>
<p><strong>もっと、余裕を持てるような環境だったら。</strong></p>
<p><strong>もっと、保育士の言葉も聞いてくれたら。</strong></p>
<p><span style="color: #3366ff"><strong>「どうして、保育士ばかりが悪者にされてしまうの？」</strong></span>と、声にならない悲痛の叫びだけが、ポツンと隅の方に取り残されているようでした。</p>
<h4><span id="toc3">保育士だって人間なんです</span></h4>
<p>どれだけ不満を持っていても、どれだけ世間の風当たりが強くなっても、朝がくれば<span style="color: #ff9900"><strong>「せんせい」</strong></span>と呼ばれ、子どもたちのために全力を注いでいます。</p>
<p>一部の保育士による虐待行為や、誰がみても不適切な保育と呼ばれることは、絶対に許してはなりません。</p>
<p>しかし、忘れないでほしいのです。</p>
<p>メディアが報道している内容は、氷山の一角と呼ばれていることもあるけれど、ごく一部の保育士たちの話だということを。</p>
<p>現役で働いている時、子どもたちと過ごすことだけが私の生き甲斐でした。</p>
<p>けれども私たちも人間です。</p>
<p>疲れている時には、笑顔で居続けることが難しいことだってあります。</p>
<p>出勤している全ての時間を完璧な状態でいることは、無理なんです。</p>
<p>私たち保育士は、特殊な能力を持っている人間でもなければ、スーパーヒーローでもない、皆さんと同じ人間です。悲しいことがあれば涙は流れるし、時には腹が立つことだって、へこむことだってあります。</p>
<p>保育士は人間であり、感情を表さないロボットではありません。</p>
<p>何よりほとんどの保育士は、子どものことを一番に考え、自分の時間を削ってでも向き合おうとしているのです。</p>
<h4><span id="toc4">最後に・・・</span></h4>
<p>これはあくまで、私個人の意見です。人それぞれに考え方や価値観があるのと同じで、私の思いを今回はこのような形で伝えさせていただきました。</p>
<p>ただもしも、今も現役の保育士として働いていたら、自分の想いを発信することは出来なかったでしょう。<strong>子どもたちに迷惑がかかるかもしれない、保護者の方に迷惑がかかるかもしれない、職場に何かが起きてしまうかもしれない。</strong>あらゆることを想定すると、たった一人の声ではどうすることも出来ないし、リスクも大きすぎるのです。</p>
<p>だからこそ、保育士を辞めた私にしか出来ないことがあるのではないかと思い、今回、勇気を出して文章で伝えることを決めました。</p>
<p>ただ、これだけは言わせてください。</p>
<p>大切な子どもの命を預かる場所で虐待が起きている事実は、どんな理由があっても許されることではありません。</p>
<p><span style="color: #ff0000"><strong>どんな理由があってでもです。</strong></span></p>
<p>配置基準や低賃金は、関係ありません。</p>
<p>どんな過酷な状況でも子どもたちに向き合っている保育士は、山ほどいます。</p>
<p>だからこそ、一生懸命頑張り続ける保育士さんが報われる環境になることを、心から願いたいのです。</p>
<p>かつて私の教え子はこう言ってくれました。</p>
<p><span style="color: #ff9900"><strong>「いつか、納言先生みたいな保育士さんになりたいな」</strong></span>と。</p>
<p>私の大切な教え子が大人になった時<span style="color: #ff9900"><strong>「保育士は、こんなに辛くてしんどいんだ」</strong></span>と悲しませたくないのです。</p>
<p><span style="color: #ff9900"><strong>「保育士って楽しいね」</strong></span>と笑顔で報告してくれる未来を信じています。</p>
<p>そして何より、蔑ろにされ続けてきた保育士の環境や待遇が改善されることで、少なからず心に余裕が出るのではないでしょうか。</p>
<p><strong>安心してお子さんを預けられるように。</strong></p>
<p><strong>そして心にゆとりを持って保育ができるように。</strong></p>
<p><strong>何より、全ての子どもたちが笑顔で通える場所になるように。</strong></p>
<p>そんな未来を実現するためにも、これからも私は伝え続けていこうと思います。</p>
<p>辞めた人間にしか伝えられない真実を、かけがえのない存在を守るためにも・・・。</p>
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