忘れられた町

オリエンタル納言日常日記

さようなら、思い出のお家

幼い頃から年に2回、必ず訪れていた場所がもうすぐなくなろうとしている。 玄関を入ると懐かしい香りと共に、祖母の声が聞こえて、畳の部屋を歩いていくと座椅子に座った祖父が待っていた。 それがワタシの大好きな珠洲の家でした。 けれども震災によって...