保育士時代の体験談・過去のトラウマ

保育士時代の体験談・過去のトラウマ

たかが挨拶、されど挨拶

ある日のこと、ワタシはすごく不愉快で複雑な思いに駆られました。 当たり前に返ってくるはずの言葉が返ってくることはなく、それどころか下から上まで品定めをするような目で見られたことにとてつもない違和感を感じました。 「おはようございます」と声を...
保育士時代の体験談・過去のトラウマ

若い世代の保育士さんへ

「納言先生、保育がつらいです。子どもだちはすごく好きです。この仕事にもやりがいを感じています。でも、辛いんです・・・。自分は保育士には向いてないんじゃないかって」そう言われたことが一度ではなく、何度もありました。 その理由は単なる経験不足で...
保育士時代の体験談・過去のトラウマ

ワタシは不適切保育をやりかけた

保育士が悪い意味で注目され始め、虐待や不適切保育で逮捕されるニュースを見ることが増えたような気がします。 それ以外にも保育の環境に限界を感じた保育士たちが、一斉退職することを選ぶこともありました。 今までは「優しくて、どんな子どもにも愛を持...
保育士時代の体験談・過去のトラウマ

仲良くすることの難しさ

保育士の仕事を始めてから、今年で9年目を迎えました。 幼稚園で働き、保育園で働き、そして今年からまた新しい場所で保育士として働くようになりました。 特に保育園で働いていた頃は悲しい思い出が多い分、嬉しい思い出もたくさんありました。 子どもた...
保育士時代の体験談・過去のトラウマ

保護者とワタシ

ワタシは保育士になって子どもたちから多くのことを学びました。 時には勇気をもらうこともあれば、どんよりと暗くよどんだ心を明るく照らしてもらうこともありました。 彼らから多くのことを学び、大人としてではなく人間としてたくさんの成長をさせてもら...
保育士時代の体験談・過去のトラウマ

歪みはじめた保育業界

あるニュースを見た時、ワタシは持っていたスマホを一度伏せてしまいました。 あまりのショッキングな内容と、立て続けに起こっている保育士の犯罪に何とも言えない気持ちになったからです。 SNSや自分の周りにいる保育士たちの声を聞く限り、給料の安さ...
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ゴリラになった日

ワタシには忘れられない、いや、きっと生きている限り絶対に忘れることができない「面接」を受けたことがあります。 「面接」と聞けば、思い浮かべるのは短所と長所を聞かれたり、学生時代に取り組んできたことや、これからの目標などを聞かれたこともありま...
保育士時代の体験談・過去のトラウマ

5月の憂鬱を

ニュースを見ると「五月病」なんて言葉が躍り出て、その次に見る言葉は「うつ病」だったり、「精神異常」だったり。それらをまとめて「五月病」と報道される。 新社会人たちは初めて大人として社会に出て、不安の中で働くことと向き合ってきた1ヶ月ではない...
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最終選考に残り想うこと

かつてワタシの心は、修復不可能と言われるほどに壊れていました。 誰かの言葉に耳を傾ける気力も体力もありませんでした。 自分の無力さを呪い、無能さを恥じました。常に頭の中で浮かび続ける自分自身を攻撃する言葉だけが心をじわじわと切り裂いていたん...
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頑張りすぎないで

このエッセイを書こうとした時、ある言葉が脳内でリピートされていました。 「頑張りすぎないで」たったこの一文を、ひたすら頭の中で思い浮かべていたんです。 言ってくれた人たちはきっとワタシのことを想い、そして寄り添ってくれたからこその言葉だった...