2024-04

オリエンタル納言日常日記

自由人な後輩たち

ワタシはエッセイで、度々「友だちが少ないです」と話しています。それはあらゆる経験を経た結果もあるかもしれません。小学生の頃は、友人と呼べる人は一人もいませんでした。みんなの輪の中に入りたくても、入ることができませんでした。勇気を出して「仲間...
保育士時代の体験談・過去のトラウマ

最終選考に残り想うこと

かつてワタシの心は、修復不可能と言われるほどに壊れていました。誰かの言葉に耳を傾ける気力も体力もありませんでした。自分の無力さを呪い、無能さを恥じました。常に頭の中で浮かび続ける自分自身を攻撃する言葉だけが心をじわじわと切り裂いていたんです...
オリエンタル納言日常日記

パニック障害を知る

ワタシのパートナーであるましゅぴは、コロナの後遺症で慢性上咽頭炎というあまり聞き馴染みのない病気と闘っています。そして、その病気の二次障害の一つとしてパニック障害も発症してしまいました。付き合っている頃は健康そのものであり、むしろワタシの方...
オリエンタル納言日常日記

歩いていかないと…

ワタシは昔から、目の前にいる人に自分の気持ちを伝えることがとにかく苦手でした。だから最後の最後まで、我慢をしてしまうんです。嫌味のような言葉をかけられても、たとえ相手が間違ったことを指摘してきても、その言葉を飲み込む努力をしました。嫌われた...
オリエンタル納言日常日記

AM5:45の地獄

春の伝統行事と言えば、ヤマザキ春のパン祭りか、春の花粉症フェスティバルのどちらかではないでしょうか。ヤマザキ春のパン祭りは、シールを集めたらお皿がもらえるかもしれませんが、この春の花粉フェスティバルに関しては、もらえるどころか全てがこちらの...
オリエンタル納言日常日記

前向きじゃなくたって

何度もエッセイで書いている後ろ向きな感情。その感情が、決して間違っているとワタシは思っていません。それぞれに考え方があって、自分の中でなんとか自己処理をしようとしている。そのやり方の違いは、誰にだってあることだと思うんです。生きている中で、...
オリエンタル納言日常日記

1年ぶりの故郷

約1年ぶりに訪れた第二の故郷は、まるでワタシの知らない世界のようでした。今まで当たり前に建っていた家は、まるで瓦礫のように崩れ去り、道を進むにつれて跡形もなく消えてゆきました。かつては近所の人たちの声や、小さな子どもたちの笑い声もあった場所...
オリエンタル納言日常日記

突然の別れ

出会いがあれば別れがある。それは生きていれば避けられないことであり、同時にどうすることもできないものに対しての喪失感を味わう経験でもあります。別れの形も様々で、何もそれは人に限ったことではありません。大切なものが壊れたり、思い出のものがなく...
オリエンタル納言日常日記

桃色の失恋

春は別れと出会いが混在する季節だと思っています。今までの環境や人、そして感情全てに別れを告げることもあれば、その反対に新しい出会いを風とともに運んでくれるときもある。その時の自分の気持ち次第で、桜さえも見え方が変わることがありました。桜並木...
オリエンタル納言日常日記

心の余白

最近ワタシはふと、心の余白が足りなくなっていることに気づき始めています。忙しく流れていく社会の波に揉まれていると、気がつかないうちに余裕がなくなってしまうのです。心に余裕があった頃は、小さなことでも笑えていたし、些細な出来事にも喜びを見出せ...