今回のリクエストは「ラッキーだったこと、もしくはありがたかったこと」についていただきました。
最近、季節の変わり目もあってか、ちょこちょこ頭痛が酷かったり、風邪の引き始めみたいな感じが続いていた納言です。笑
夜になると少しずつ涼しさを感じるようになってきましたが、まだまだ日中は暑くて、気温の変化にしっかりとやられております。
皆さまも、夏バテや残暑続きで体調を崩しやすい時期ですので、ワタシが言うのもなんですが、体調面には十分気をつけてください・・・。
それでは、今回のリクエストスタートです!!
なんてアンラッキーなんだ
ワタシは人生を振り返ったとき、正直ラッキーよりもアンラッキーな出来事ばかりにフォーカスを当ててしまいます。
実際には嬉しいことよりも、悲しいことの方が多い人生だったからかもしれません。
その度に、「なんて自分は不幸な人生を送ってきているんだ。もっと不幸な人もきっといると思う。けれども、ワタシの人生の中ではかなり不幸度が高いぞ・・・」と悲観する材料を探しては、ネガティブの沼に自らハマっていました。
悲しいことを探すこと、辛い経験を思い返すことに関しては癖のように得意な部分もあって、余計にそう思ってしまっていたのかもしれません。
そして何より、悲しい気持ちでいた方が楽な時もありました。
ネガティブの沼は時に居心地の良ささえ与えて、逃げられないように離してくれなかったのです。
小さな社会の中で
そんな生活をしていたもんだから、自ら不幸の連鎖の中に飛び込んでいるような状態が長い間続いていました。
周りから見たら恵まれている環境だったことさえ無視をして、なんとかネガティブの沼に浸かり続けようとしていたのです。
けれども、ふとこんなことを思いました。
「学生の頃は小さなコミュニティでものすごく苦労した。社会人になってからも小さな社会で苦しんだ。でも、それ以外の人間関係はものすごく恵まれているかもしれない」と。
今まで全て、小さなコミュニティや社会の中で、もがき苦しんでいることにふと気がついたのです。
そこで別の視点から、自分の人生を見てみることにしました。
欲しがっていた友だちは・・・
学生の頃、あれだけ欲しがっていた友だちという存在。
その存在が大人になってから少ないけれど、少しずつ広がっているような気がします。
人が人を繋ぐように、友だちからまた友だちへ、自分と似たような性格の人たちと関わる機会も増えていきました。
そして彼女たちはいつも前向きで、無理矢理にでもワタシをネガティブの沼から引っ張り出そうとすることもあります。
けれどもそれは決してエゴなんかではなく、自分自身が見えていなかったワタシを見つけ出してくれながら引き上げようとしてくれるのです。
大人になってから友だちという存在ができるだなんて、子どもの頃は想像もしていませんでした。
けれども自由で真っ直ぐで、愛情深い彼女たちと出会えたことは大きなラッキーだったと思います。
夢を追いかけているワタシを、お金がなくて困っているワタシを、そしてネガティブの沼で沈みそうになっているワタシを、見捨てずそばにい続けてくれているのだから。
SNSの出会いは・・・
SNSをやる前までは、出会ったことのない人たちとのやり取りに若干の恐怖と不安が入り混じり、一歩を踏み出す勇気がありませんでした。
受け入れてもらえなかったらどうしよう。
誹謗中傷されたらどうしよう。
ワタシ自身を否定されたらどうしよう。
そんな「どうしよう」だらけの感情を抱えたままスタートさせたのが、Instagramです。
一年続けてみた結果、「どうしよう」の感情は、いまだに経験してはいません。
それどころか、多くの方が寄り添ってくれて、言葉を紡いでくれることばかりでした。お互いの個性も才能も、そして心そのものも大切にしてくれる人ばかりでした。
こんな名もなきエッセイストのために、あらゆる言葉を尽くしてくれる方が大勢いました。
時には自分のことのように心を痛めながら、涙を流してくれた人もいました。
これだけあらゆる人がSNSに触れている中で、素敵な人ばかりと関われているワタシは、もしかしたらものすごくラッキーなのかもしれません。
人と人が繋がりあって
ワタシが体験しているラッキーは、自分1人では感じられないものばかりです。
いつも誰かが心を遣い、寄り添ってくれているからこそ感じられる幸せなんだと特に最近感じられるようになりました。
結局、ワタシは1人では何もできないことも改めて痛感しております。
それでも、これだけ大勢の人と関わり、多くの人に支えられ、そして寄り添ってもらえることは何よりラッキーで幸せなことだと思うんです。
このリクエストをいただいた時、真っ先に思いついたのは関わってくださる全ての方たちへの感謝の気持ちでした。
辛いこと、悲しいことが本当に多い人生だったからこそ、あらゆる人の温かさが身に染みるんです。そして自分の人生も捨てたもんじゃないなと感じられているのかもしれません。
最後に
エッセイだけでは伝えられないほど多くの感謝と幸せを噛み締めながら、今を生きています。
残念ながらワタシは有名でもなければ、はたから見たらラッキーとは程遠いところにいるのが現実かもしれません。
それでも唯一、大人になって気づけたことはあらゆる人の関わりに素直に感謝できるようになったことだと思います。
純粋に感謝の気持ちが芽生え、その気持ちを伝える方法がエッセイなのかもしれません。それが天から与えられた才能だとしたら、これからも言葉にしながら伝え続けたいと思うんです。
「人生はお金よりも大切なことがあるんだよ。どれだけお金を積んだとしても手に入らないものがあるんだ。それは人との繋がりなんだよ。だから、お金がないことを嘆くよりも、人との繋がりに感謝しないとね」その言葉を胸に、これからもあらゆる人たちとの繋がりを人生の財産として大切に持ち続けていたいと思います。
人生において一番のラッキーな出来事は、お金では手に入らない何よりも価値のある繋がりと出会えたことだと思うから・・・。
ナイーブな私に勇気をください
ラッキーで···を読んで
納言さんは、ラッキーなコミュニティを得ることができましたね。今後どんどん広がって行くことでしょう。
文中の『どうしょう』私もそんな思いをしたことがあったと笑ってしまいました。
案ずるより産むが易し、なんて言葉が横切りました。ありがとうございます。
いつも読んでくださり、ありがとうございます。
初めてのことをするとき、どちらかというと「ワクワク」よりも「不安」の方が大きいことの方が多いんです。
ただSNSにせよ、エッセイにせよ、始めてから少しずつ色々な見方ができるようになり、新たな広がりを感じられるようになりました。
今ではあらゆるところでの出会いを純粋に喜べるになっています!