犬っぽい人、猫っぽい人

コラボ企画

今回いただいたリクエストは、「犬っぽい人、猫っぽい人」です。

誰しも一度は、性格や見た目を動物に例えられた経験があるのではないでしょうか?

もしくは、自分自身で「性格が〇〇っぽいなぁ」なんて思ったことはありませんか?

ワタシが学生だった頃は、動物診断なるものが流行っていて、性格や見た目で自分がどんな動物とリンクしているのかを診断できるサイトがたくさん出ていました。

ちなみにその時の動物は、「黒豹」だった気がします。笑

さて今回のリクエストは、そんな動物にちなんだお話です。

それでは、スタート!!

不動の動物、犬と猫

色々な動物がいる中で、一番言われやすいのが犬と猫のような気がします。

尻尾を全力で振りながら、主人の帰りを猛ダッシュで迎えに行く犬タイプ。

主人の帰りを待っているにも関わらず、迎えには来ないで「私は興味ないですよ?」の雰囲気を出しながら、自分のタイミングで構ってほしいオーラの圧力をかける猫タイプ。

昔から犬を飼っていたワタシは、自分のことを犬タイプだと思っていました。もちろん今まで付き合ってきた彼氏に対しても犬のようなそぶりを見せて、彼が帰ってきたら健気に迎えにいくし、甘える雰囲気も出してみたりもしました。

けれども、全力で迎えにいった時にふと思ってしまうことがあったのです。

(迎えに行くのはいいんだけど・・・今じゃない感はあるんだよなぁ。なんだろう。甘える感じを出してみても、なんかしっくり来ないんだよなぁ)と。

そんなことを思っていても、ワタシは犬も飼っていたし、犬の方が好きだし、きっとワタシは犬っぽい人なんだろうと思っていました。

彼はネコ?

月日は経ち、犬っぽい人だと思い込んでいたワタシは、猫好きの旦那と出会い結婚しました。

そして彼自身は、自分のことをネコっぽい人だと思って数々の元カノと接していたそうです。

けれども、結婚してからはどうやらそのタイプとは真逆の動きをするようになりました。

彼と結婚してから、今までの元彼たちにはできなかった自由な行動をとるようになったワタシは、好きなタイミングで彼に話しかけることやちょっかいを出すことはあっても、それが違ったタイミングで向こうからされた時には、全力で嫌がり、そして彼から離れた狭い場所でじーっと彼の様子をうかがったりするようになりました。

ちなみに、ワタシがこの家に住んでから一番好きな場所は、クーラーが当たる台所の柱と、トイレと脱衣所の間の壁がお気に入りになりました。

けれども結婚した当初は、無意識にその場所にじーっと座りながら作業をすることや、スマホをいじることもあり、彼から不思議そうに「なんでいつもそんなところにいるの?なんか猫さんみたいだね」と言われていたのです。

過去の恋愛と性格

彼と一緒にいる時間が長くなっていくにつれて、「納言ちゃんはやっぱりネコっぽいよね」と言われることも増え、反対に彼はワタシの帰りを待ち侘びて着いた瞬間に猛ダッシュで玄関までやってきたり、1人で出かける時には玄関まで寂しそうに送り出す姿は、まるで飼い主の姿を見送る犬のようでした。

ということは・・・、もしかすると飼っているペットと同じ性格になるのではなく、犬好きは犬っぽい人を好きになることが多く、猫好きはネコっぽい人を好きになる傾向があるのかもしれないと思うことが増えていったのです。

今まで付き合ってきた彼は、どちらかというと猫っぽい性格の持ち主ばかりでした。

反対に彼の付き合ってきた人たちは、犬っぽい性格の人ばかりだったそうです。

私たちが出会うまでは、それぞれが反対の性格だとばかり思っていたから余計に恋愛もうまくいかなかったかもしれません。

ワタシはネコなのかもしれません

今までの長い年月の間、自分のことを犬っぽい人だと思っていましたが、猫っぽい性格だということを知った今の方が、人生もなんとなく生きやすくなったような気がします。

好きな時間に好きなことをやるし、自分のタイミングで構ってくれないと逆に機嫌が悪くなることもある。もちろん相手が何かをやっていたら目の前に立ちながら邪魔をすることも日常茶飯事になってきました。笑

そのたびに彼は、「本当にましゅぴが飼っているネコさんにそっくりだよ」と言われる頻度も確実に増えてきているのです。笑

そして猫っぽい人として新たな人生を歩み始めたワタシは、これからも好きな場所を陣取りながら、好きなタイミングで好きなことを謳歌するネコとしてこれからも自由気ままに生きていこうと思うのです。

皆さんは、自分を動物に例えたら何を思い浮かべますか?

犬でしょうか?

猫でしょうか?

もしくは、全く別の動物だったりするかもしれません。

ナイーブな私に勇気をください

  1. モト より:

    久しぶりに読ませて頂きました。
    僕はどっちなんだろ?
    内側には猫、外側には犬と使い分けてるような気がする。
    たまに自分はどうなんだろって考えさせられる、こんな記事大好きですねん

    • モトさん!感想ありがとう!
      自分では「どっちなんだろう?」って考えてみても、自分が思っている動物と別の人が感じている姿ではきっと違うものがあるかもしれないね!
      今回のリクストは、猫好きな彼がしてくれました。笑
      飼っている動物が自分とは正反対の性格だったりすることって意外とあるんだなと感じるリクエストでした。笑

  2. TK1979 より:

    犬っぽい人、猫っぽい人を読んで

     クスクス笑いながら読み進めて、さて感想コメントをと思った瞬間、固まりました。これはフリーズですね。笑
     フリーズの原因は、『あなたは、犬っぽい人、猫っぽい人ですか』と言う問いかけです。
     子供の頃に噛まれてトラウマになったようです。見たりは可愛いと思いますが、触ったりは無理です。Tシャツなんかに猫のプリントがしてあっても平気ですし、大好きです。
     しかし、自分自信の性格を犬か猫にたとえるのは、難攻不落の城に挑むようなもので、第一、犬や猫の性格、把握していないです。
     さすが、リクエスト企画、面白いお題で、私の永遠の宿題をいただいたような気がしました。笑
     ありがとうございます。笑

    • いつもコメントありがとうございます。
      実はワタシも、幼い頃に猫に引っ掻かれて以来、猫がとにかく苦手になっていました。
      けれども、彼に言われて「実は自分は猫みたいな性格なんだなぁ」と驚いたのを今でも覚えています。笑
      ワタシは猫より犬派だけれど、性格は猫みたい。なんだか。人の性格って改めて不思議なものだなと感じ、考えさせられながらリクエストに答えさせていただきました。笑
      普段自分では思い付かないようなお題が、どんどんやってくるので、それもリクエスト企画の醍醐味だと思っています!

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