今回のリクエスト企画は「納言のオタクな部分」です。
もう結構、好きなことについて色々語り尽くしているような気もするのですが、せっかくいただいたので、ワタシが愛してやまないことについて、オタク感満載で書いていこうかなと思います。
実は大人になるまで、自分の好きなものについて話すことってあまりしてこなかったんです。
それはどこかで「こんなことを言ったら、引かれちゃう」とか、「もういい歳なのに、まだそんなのが好きなの?」と言われることが怖かったから。
でも大人になるにつれて、少しずつ自分の好きになったことくらい、好きだと大声で言ってもいいんじゃないかと思えるようになったのです。
誰にだって、大好きでたまらない物はあると思うんです。
時代の流れ的にも、「好きなことは、好きって言っていいんだよ」と寛容になり始めてきているからこそ、ワタシも負い目を感じることも、恥ずかしがることもなく、堂々と言えるようになってきたのかもしれません。
そんな今日は、大好きなオタクな部分について、書いていきます!
それでは、スタートです!
やっぱり初めは・・・
もうオリナゴのことを知り始めている人たちは、「きっと、あのことだろうな」と思っているかもしれませんが、やっぱり最初に語り出すのは、もちろん“クレヨンしんちゃん”です。
以前にも、クレヨンしんちゃん愛について、語ったばかりなのですが、こればかりはいくら語っても足りないくらい、一番大好きで思い出深い作品です。
好きすぎるがあまり、イオンに行けばヴィレヴァンに立ち寄って、新作があるかチェックすることはもちろん、好きなグッズがあれば、なんとかコンプリートするために、お金を貯めてコツコツ集めたりもしています。
人生で一番楽しかった場所を聞かれたら、春日部に行き、クレヨンしんちゃんの聖地巡礼をしたことでしょうか。
春日部駅の切符を一枚買った時には、なんだか込み上げるものがありました。
「ワタシは今、あのしんちゃんと同じ駅にいるんだ」という気持ちで一杯になり、サトウココノカドーという名の、イトウヨーカドーに足を運んで、しんちゃんたちと写真を撮り、そして歴史を眺めながら、もう感極まっているわけです。
ワタシの地元からは距離がある場所だから、そう簡単に行くことが出来ない。だからこそ、喜びも、想いも溢れすぎていたんだと思います。
その後も、春日部周辺にあるしんちゃん関連の場所に行き、1日の時間をしっかり使い切りました。笑
あの日のことは今でも覚えていますが、純粋に本当に幸せ以外の何者でもありませんでした。
袋いっぱいに詰められたしんちゃんグッズを戦利品として持ち帰り、眺めている時間さえも幸福で満たされていました。
行く先々で
クレヨンしんちゃんのオフィシャルショップというものが、日本のあちらこちらにあるのですが、残念ながらワタシの住んでいるところにはないんです。
だから旅行で訪れた場所にオフィシャルショップがあれば、どれだけ時間を割いても必ず足を運んでグッズを買い込んでいます。
そこでしか買えない限定品や、日用品、「こんなのどこで使うの?」と言われてしまうような物まで買い漁ってしまします。
先月、東京に遊びにいった時もショップにましゅぴと一緒に遊びに行きました。
そこでの店内で流れているBGMに合わせて全曲歌っているのは、お客さんの中でワタシだけでした。笑
それだけでは飽き足らず、「この曲は、この映画で流れていた曲だよ」とか「これはね、この時期に流れていたオープニングだよ」と話すワタシには、「納言ちゃんだけだからね。ここで全部の歌を歌ってるの。笑」と言われてしまうほど、熱烈な思いは、もう止まることを知りません。
ちなみに保育士時代の頃には、全てのエプロンをクレヨンしんちゃんに統一したくて、毎日メルカリを見漁り、しまむらにもしょっちゅうお世話にました。
そのおかげもあって、子どもたちからも納言先生=クレヨンしんちゃんというイメージが定着していきました。
子どもたちの中には、チョコビのオマケのシールを手紙に挟んでくれたり、クレヨンしんちゃんグッズが売られている場所を教えてくれる子もいました。
保護者の方の中には、連絡用の手紙にしんちゃんの絵を添えて書いてくれたりもしていたので、それも全てワタシの宝物の中に入れています。
クレヨンしんちゃんは、ワタシの人生の教科書と同じなんです。
普段はおバカと言われているけれど、数あるエピソードの中には、人生を教えてもらい、そして時には、子どもたちにも似たようなことを伝えていたこともありました。
損得勘定なんて考えず、自分の思ったことを真っ直ぐに行動する姿に心を打たれ、野原家の関係性や、ひろしとみさえの子どもを想う気持ちに感銘を受けてきた。
あのアニメには、アニメを超えるほどの感動と学びと、そしていかに日常を楽しく、真剣に向き合うことが大切なのかを教え続けてくれているのです。
そしてその物語に心を奪われたワタシは、唯一オタ活をしていると言っても過言ではないほど、しんちゃんグッズを集め、あの気持ちを忘れないように心に留めておく作業をし続けているのかもしれません。
思い出のある物たち
実はクレヨンしんちゃん以外にも、大切にしているものは沢山あります。そのどれもが、人生になにかしらの影響を与え、そして生きる希望をもたらしてくれたものばかりでした。
音楽で言うと、ワタシはQueenとWhitneyが大好きです。
悲劇の死を遂げ、そして後世に語り継がれる二人のアーティストたち。
その姿に惚れたのは、ワタシがまだ中学生の頃でした。
初めて歌声を聴いた時、「なんて素晴らしい人がこの世にはいるんだ」と泣きながら聴いた日を、鮮明に覚えています。
しかし、ただ素晴らしいのではなく、どこか寂しさだったり、孤独を抱えているような、声から心の叫びが届いてくるようなところに感銘を受けたんです。
しかし、中学生だったあの頃、洋楽を聴いている人は少なく、この二人を好きだと言っている人は、周りに誰一人いませんでした。
きっと好きだと言えば、「調子に乗っている」と言われることが想像できてしまっていたから、ワタシは好きだということが言えずに、密かに心の中で応援をし続けて、全く興味のないアーティストを好きだと言っていました。
それは周りに合わせていないと、必要以上に浮いた存在になってしまうことを分かっていたからなんです。
どこか自分の孤独と重ねて、歌声に寂しさを受け止めてもらいながら、好きであることを隠し続けていました。
しかし大人になれば、あの二人のことを好きだと言っている人は世界中にいるし、恥じることでもなければ、素晴らしいことなんだと気づくことが出来たんです。
時間がかかったかもしれないけれど、それでも昔から好きだという気持ちを持っていた自分を、初めて褒めた瞬間でもありました。
「この好きだと思う気持ちは、間違っていなかったんだ」そんな意味合いも込めて。
彼らの伝記映画が公開された時には、すぐさま劇場まで足を運び、何十回も繰り返し見ました。
Whitneyに関しては、生きている間叶うはずもなかったライブを、ホログラムという形で観に行くことが出来ました。
目の前で歌う姿に涙が全く止まる気配もなく、そして周りにいる人たちも同じように涙を流し続けていたんです。
映像で見てきた彼女の癖やリズムの取り方、そして歌っている姿は、まるでその場所に生きているように、今にも手が届きそうに感じるほどの臨場感とリアリティがありました。
人生であれほど素晴らしいライブを見たのは、あの一度きりです。
好きなことを、とことん愛せ
まだまだ好きな物は沢山あります。
そのどれもが、学生時代には好きだと言うことが出来ませんでした。
だからこそ反動で今、オタ活として時間もお金もできる限り惜しむことなく、使うようになってしまいました。
けれども好きになった背景には、必ず心が動かされた何かがあって、自分と重なる部分が多くありました。
友だちがいなかったワタシにとって、好きなものたちはまさに、人生そのものなんです。
大切なことを教えてくれたのは、クレヨンしんちゃんでした。
やりたいことに突き進むことの意味を教えてくれたのは、音楽でした。
そして何よりどんなことでも、とことん突き詰めれば、価値のあるものへと変化する。
それがワタシにとっては、心を動かすきっかけとなって、価値を与えてくれたのです。
皆さんにも、きっと大切にしていることや、ハマっているものがあると思います。
オタ活をしている人もいるでしょう。
その気持ちは、年齢を重ねても持ち続けてほしいと思います。
やっぱり、どんなことでも好きという感情に勝るものはないと、ワタシは思うから。
そしてこれからも、ましゅぴに呆れられながら、時にはオタ活に付き合ってもらいながら、ワタシの好きをとことん突き詰めていきたいと思います。
人生を変えてくれた、大切なものたちへの敬意を示すためにも。
ナイーブな私に勇気をください
オタクな部分を読んで
しんちゃんは私の人生の教科書言いきりましたね。笑、あ失礼しました。
そんなバイブルがあるのは良いことだと思います。
私も教科書じゃあないですが、読んで古本屋へ売り、また買っては読みとしている本があります。
結局好きなんでしょう。笑
しんちゃん好き度マックスですね
いつも読んでくださり、ありがとうございます!
しんちゃん愛が強すぎて、言い切ってしまいました。笑
きっと誰にでも、心を揺さぶる物や、人生の道標にしているものがあるのではないかと思うんです。
それがワタシは、たまたましんちゃんでした。
そして多くのことを学び、人生を豊かにしてくれました。
きっとこの気持ちは、簡単に得られるものではなく、偶然と奇跡が重なり合って得られたものだと思うんです。
TK1979さんの手放しても、また取り戻してしまう本は、きっと心の中に多くのことを残してくれたんですね。