今回のリクエストでいただいたものは全てとなります。
多くの方からリクエストをいただき、色々なことに関して考えたり、気持ちを傾けたりしながら新たな視点を見出せることができました。
沢山送ってくださり、本当にありがとうございました!
これを機に、今後もこの企画を行なっていこうと思います。
それでは、今回最後のリクエストエッセイ「シンクロニシティについて」スタートです。
心と体の偶然の一致
シンクロニシティはよく「虫の知らせ」や「偶然の一致」なんて言われることがあります。
ワタシの場合、その感覚は、以前にも話した「別れの第六感」として現れることがありました。
ある日を境に夢で頻繁に現れ、無意識にその人のことが頭から離れなくなり、胸の奥底でゾワゾワする感覚が急に出始めると、別れがすぐそこまで迫っていることを意味しています。
そういった形で、感情から先走ったものが現実の世界で別れを引き起こすことが多々ありました。
ワタシ自身シンクロニシティという言葉を知らず、今回のテーマをいただき初めて知ったのですが、偶然の一致は、ワタシの場合は良いことではなく悪いことに適応されることが多かったんです。
夢の知らせ
虫の知らせという言葉があるのなら、ワタシはいつも「夢」で知らせを受けているような気がします。
突然特定の人が頻繁に夢に出てきて、走り去っていくんです。
その距離は夢に登場する回数を重ねるごとに開いてしまいます。どれだけ追いかけても、どれだけ声をかけても相手は振り向こうとはせずに、ワタシはその後ろ姿をひたすら追いかける。
そんな夢を見始めると、「あぁ、それそろ何かしらの別れが迫っているんだ」と感じています。
嫌いな人との別れならいいのですが、仲良くしていた人、これから関係を深めていきたい人、そして大好きな人。そんな人に限ってこの夢は訪れて、ワタシに知らせてくるんです。
「そろそろ別れが近づいてきているから、心の準備をしておきなさい」と。
結末はいつも一緒で
夢はたった一度きりではなく、ある一定の期間で何度も見ています。そして少しずつ離れていく後ろ姿が完全に見えなくなると、現実世界でも別れがやってくるんです。
そしてこの別れは死をもたらすこともあれば、縁が切れる形で離れることもあります。
過去に別れを回避しようとあの手この手で対策を取ってみたことがありました。
色々な手段を使って、時にはそのことを相手に伝えてみたりもしました。
けれども結果は全て同じで、別れがやってきてしまうんです。
そして夢と同じように、去っていく人の後ろ姿を見つめながら(この光景を夢で見ていたんだな)と愕然としてしまうんです。
幸運のシンクロニシティを
今まで偶然の一致は、幸運とは程遠いものばかりでした。
もしも幸運な偶然に一致があるのだとしたら、一度でいいから体験したいと思うんです。
誰かとの別れや縁が切れるような前触れを感じるのではなく、心がざわざわと騒いで、いてもたってもいられないような状況になるのでもなく、偶然の一致を、虫の知らせを心から喜び、「これがシンクロニシティなんだ」と感動できるような体験をいつかしたいと思うんです。
夢の中で背中を追いかけて離れていくのではなく、全く会ったこともない人と握手を交わし、それが現実世界で起こるような、新たな出会いを予感させるような虫の知らせが訪れることを密かに楽しみにしながら・・・。
ナイーブな私に勇気をください
シンクロニシティを読んで
『胸の奥底でゾワゾワ』
心はどこですか、と問われたら胸を指す方が多いのではないでしょうか。頭を指す方の方が、はるかに少なさそうです。
詳しくはしりませんが、心臓にも感じたり記憶したりする細胞?が、あるようです。
心と問われ胸を指すと言うのも、まんざら当てはまらないことではないようです。
意識は集合体で、さもひとつかのように脳が処理している、なんて話は大好きな分野なので、長くなるので省略します。
『幸運な偶然の一致』
大抵の方は悪いことの方が印象深く記憶し、幸せ·ちいさな幸せは日々の生活の中で当たり前のように、記憶の奥底に寝っているのでしょうね。幸せ·ちいさな幸せを失うような悪いことが起きると気づくのでしょうか。
虫の知らせ···
『この人と結婚する』
人生最大の虫の知らせ···かな笑
あくまで、私的な考えですので他者の考え方を否定するものではありません。ありがとうございました。
追記『日々の当たり前が宝物』
私の好きな言葉のひとつです。
いつも読んでくださり、ありがとうございます。
確かに「この人と結婚する」というのも、虫の知らせですよね。不幸なことばかりではなく、幸運の虫のしらせもあるんだなぁと、改めてこのエッセイを書いて、そしてコメントを読んで再確認することができました。
悲しいことの方が頭を支配し、幸せな気持ちはあっという間に記憶から埋もれてしまうことがあります。
けれどもTK1979さんの言うように『日々の当たり前が宝物』この言葉がとても素敵だなと思いました。