今回のテーマは、「ハマっていること」についてです。
ワタシは非常に飽き性で、長続きしたことがほとんどありません。
何かを目指して頑張ってみても挫折したり、うまくいかないとすぐにサジを投げてしまう系なのですが、文章を書くことだけは唯一長続きしていることの一つです。
さて、今回のテーマであるハマっていることの中で、最近ワタシが密かに集め始めているものがあります。
それは一体、なんなのか。
それでは、スタートです!
ネガティブすぎて
ワタシは非常にネガティブな性格で、そのエネルギーは時に彼をも巻き込んでしまうほどの力があると言われたことがあります。
どんな些細な状況でも、一度ネガティブの芽が生えてきたら逃すことなく、全力で負のエネルギーに傾いてしまうのです。
時には床と一体化するほどの、のめり込み方をするし、窓を見ながら顔に黒い影でも入っているのではないかと思うほど、哀愁を漂わせて弱音を呪文のように吐いている時もあります。
そんな姿を見た彼は、「納言ちゃんのエネルギーは凄まじい・・・」と絶句することもありました。
そんなワタシもただ何もせずに、その場を過ごしていたわけではありません。
自己啓発と呼ばれる本を読んでみたり、前向きになれる言葉を検索してみたり。
友人に「頼むから、今のワタシに喝を入れてくれ!」と懇願することもありましたが、どれも失敗に終わってしまいました。
運命の出会い
ある時、祖母と従姉妹の3人で本屋さんに行った時、あるコーナーが目に入ってきたのです。普段は絶対に行かないであろうコーナー。
少しだけ特殊な雰囲気が漂っていて、近寄りがたい感じのあのコーナー。
それがオラクルカードでした。
ワタシは占いが好きで、人生で何回か占い師さんに占ってもらったことがあります。ただ、占い師さんもやっぱりお金がかかるから、気軽に「今日は占ってもらおうかな〜」と行けるものでもなく、なんとなく緊張もしてしまうので、つい「確かに、そうですよね」と相槌ばかり打って終わってしまうこともありました。
そんなことを考えていると、(これって、自分でやっちゃえば占いに行かなくても済むんじゃないか)とすごく簡単に考えてしまったのです。
オラクルカードのイメージはTHEスピリチュアル的な感じだったのが、よくよく見てみるとおしゃれなカードも売られており、ますますやってみたいと思う気持ちが増してきました。
ということで何も買う予定のなかったはずのワタシは、初めてオラクルカードというものを買うことにしたのです。
実際にやってみると
家に帰って開封作業をし、そしてカードを一枚一枚手に取りながら絵柄を見つめてみました。
カードといえばタロットカードが有名ですが、ある本を読んだ時には「タロットカードは淡白な性格。オラクルカードは温厚で寄り添ってくれる性格」と書いてあり、自己啓発本と同じような役割も果たしてくれるのならと、早速やってみることにしました。
聞きたいことを明確にして、カードに質問をする。
すると、意外なことにワタシの質問に対してカードは何度もベストアンサーをくれました。
この時は本当に感動しました。
もっと早く出会っていればよかったなんて、単純なワタシは思ってしまったほどです。
色々な人に試してみると
そこからワタシは、友人にもこのオラクルカードを試すようになりました。
とは言ってもただやるだけではつまらないので、占い師ごっこみたいな即興のコントみたいなのを混ぜながら唐突に始まるんです。笑
彼が一緒にいる時は、ワタシはカードを扱う占い師役。彼はそのアシスタントで相談者の今の現状にぴったりな映画を伝える役として「オリナゴ占い所」みたいなことをやりながら、雰囲気ごと役になりきってやっています。
友人たちも総じてノリがいいせいか、お客さんになりきってカードを引いてくれるので、余計に楽しくなっていくんですよね。
(⚠️ワタシは占いに対しての知識もなければ、お金をいただいてやれるような能力もなく、あくまで趣味の一環としてやっているということだけは、覚えておいてください。笑)
収集癖が現れて
ワタシはヲタク気質であり、収集癖もあります。
一度カードを手に入れたいま、色々なカードを集めるためにお金を貯めてコツコツ集めることが新たな趣味となりました。
しかし、スピスピしている絵柄は抵抗感があり、できる限りお洒落で持っていて気分が前向きになるものを集めています。
カードの種類も様々で、動物系、天使系、植物系、多様性系など本当にあらゆる種類があり、見ているだけでワクワクするようなものがたくさんありました。
ファッションと同じでカードも人それぞれ好みがあって、綺麗系が好きなのか、サイケデリックな色合いが好きなのか、それともダークな感じが好きなのか、オーガニック系が好きなのかなど本当に様々なんです。
そんな部分もまた、ワタシがハマってしまった一つの理由なのかもしれません。
最後に
占いの世界では「当たるか当たらないか」的な言葉をよく耳にすると思います。
ただオラクルカードをやっていると、あることがわかってくるようになりました。それは、カードを引く人自身に、才能があるかどうかということなんです。
場数を踏んでいるわけでもないので、大きな声で言えるほどではありませんが、なんとなく初めから信じずに適当に引いている人と、悩みがあって具体的な質問をしてくる人とでは、カードの出方が全く違うことに最近気づき始めています。
オラクルカードに限ったことなのかもしれませんが、当たるか当たらないかではなく、その人自身が本当に欲しい答えを引けるかどうかなのかなと思うんです。
だからこそ、今まで数々やってきた友人たちは色々な意味で驚いてくれています。笑
ワタシは占い師でもなければ、特殊な能力があるわけでもありません。もちろん、箱の付属品である説明書もガッツリ読みながらやるのですが、それでも相手が真剣に引いてくれる限り、カードは嘘をつかないということだけは、どうやら本当のようでした。
かなりの飽き性なワタシでさえも、いまだにオラクルカードは飽きずに暇があればカードを引いています。
人生で迷ったり悩んだりしたとき、音楽や映画、そして本といった選択肢の中で、新たなオラクルカードとの出会いは、ワタシにまた一つ新たな可能性を与えてくれているような気がするのです。
ナイーブな私に勇気をください
ハマっていることを読んで
オラクルカード
私はこの世に生を受け長い間人生を歩いて来ましたが、なんとオラクルカードを知りません。
これは検索せねばと色々な角度から調べました。もうオラクルカードで、お腹は一杯です。笑
タロットカードは、占いカードとして知っていましたが、当初はゲーム用だったことにも驚きました。また、対じして行う占いは、占い師の方が深掘りしていくのに対しオラクルカードは、自らカードを引きそのカードを解釈して行く簡単な方法であると言うことですね。
納言さんの言われる通り、カードを引く方のセンスと言うか、想像力が運命を握りそうですね。
私は、依存性な人間なんで、ひとたびハマると、何かにつけて占いをしてしまいそうです。いわゆる占い依存でしょうか。笑
でもオラクルカードは手に入れて見たいですね。笑 ありがとうございます。
追記 私がハマっていることですか?
相変わらず読書ですね。今は、最近発表された最先端の量子力学研究チームの『自己シミュレーション仮説』の考え方に似た図書を探しています。たとえば、仏教のお釈迦さまとか発明家のニコラ・テスラとか。笑
いつも読んでくださり、ありがとうございます。
オラクルカードを始めてから少しずつ自分の気持ちを整理したり、ちょっとだけ前向きに考えられる場面が増えていきました。
カードに頼り切りになったしまうと、それこそ依存した関係になったしまうかもしれませんが、ちょっとだけ力を貸してもらうという形で今ではコレクションとしても集めながら、あらゆる言葉に勇気をもらうようにしています。
絵柄も人それぞれ気にいるものが違ったり、カードの種類で知りたい質問が変わったりもする。なかなか奥が深いんですよね。
TK1979さんのハマっていること、とても素敵ですね。読書は人の人生を豊かにし、そして時に作者の人の頭の中を覗くことも可能だったりすると、誰かが言っていたような気がします。
あらゆる人の言葉を心の中に落とし込み、そして自分の中に取り込んでいく。
すごく素敵なことですね。ワタシも久しぶりに好きな本でも読んでみようなかと、感想を読みながら思いました。ワタシのエッセイも一つの書物として楽しんでくださること、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。