納言Withオオハラ夢のコラボ

あなたにスポットライトをあてて

オオハラさんと出会ったのは、Instagramでした。

個性的なファッションに身を包み、凛と立つ表情を見て「あぁ、なんて素敵な人なんだろう。自分というものをしっかり持っている姿は、本当に尊敬する」と思い、フォローしたのがきっかけでした。

しかし、まだインスタを始めたばかりの私がアクションを起こしたところで、相手にされないかもしれないと思う気持ちもあったので、正直フォロバが来たときには、驚きと戸惑い、そして嬉しさが交差していたような気がします。

そもそも保育士をしていた頃の私は、何をするにも奥手で出不精で、知らない人と関わることすら怖がっていました。

友人の紹介で誰かに会うこと、夫の知り合いに会うことすら緊張するのに、全く知らない人なんて絶対無理だと思っていました。

しかしこのオオハラさんとの出会いが、少しずつ運命を変えることになるとは思いもしなかったのです。

SNSのやりとりから広がっていく

オオハラさんからフォロバが返ってきて以降、一人のファンとして投稿を覗いていました。服に対する想いやこだわり、そして内に秘めたものなどを投稿の端々に感じながら「やっぱりこの人のファッションは面白い」と、密かに勉強させてもらっていました。

けれども、コメントを残すことは怖いし、何か失礼なことをしてしまって迷惑をかけてしまっても申し訳ないという言い訳みたいな気持ちのまま、ただ投稿にいいねをつけることしか出来ませんでした。

しかし、ある出来事が距離を縮めてくれるキッカケになったのです。

それが私のエッセイに、オオハラさんが感想をくれたことでした。

見た目からは想像もできないほど繊細で丁寧な言葉選び、何より私という人間に対してオオハラさん自身が向き合ってくれている姿勢に、思わず感動すらしてしまいました。

ブログ自体も始めたばかりだったので、思わず夫に「ねえ、オオハラさんって人から感想がきたんだよ」と伝えました。

感想を読んだ夫は「すごいね。こんな風にしっかりと考えて文章を書いてくれるなんて、本当にありがたいよね。きっとオオハラさんは相手の気持ちをしっかり汲み取りながら、言葉を伝えられる人なんだよ。こんな素敵な読者、中々出会えないよ。大切にしないとね」と言いました。

それ以降、ブログをアップすると感想をくださるようになりました。

その言葉一つひとつに私自身、勇気をもらっていたのです。

会うことを決意する

そこからInstagram以外でも、ブログを通してオオハラさんの心の部分に触れる機会が何度かありました。

少しずつ私の中でも「いつか直接会ってお礼を言いたい」そんな気持ちが芽生えるようになったのです。今までの私だったら、絶対に生まれることのなかった気持ちを感じ始めていました。

ある日インスタを見ていると、オオハラさんがイベントで服の出店をすることが書かれていました。これは絶好のチャンスだと思い、勇気を出してDMを送ることにしました。

そして出店日時と場所を聞き、2023528にオオハラさんのお店に行くことが決まったのです。

まだ会ってもいないけれど、気持ちはもうすでにワクワクと少しの不安と興奮が入り乱れていて、自分でもどう表現していいのか分からないくらい、舞い上がっていたと思います。

そして約束の28日、とびきりのお洒落をして夫と二人で会いにいきました。

本物のオオハラさんは・・・

お店に向かう道中、私の緊張が夫にも伝わったのか「納言ちゃん大丈夫?今緊張してるでしょ?大丈夫だよ、きっとオオハラさんはいい人だから」と、謎に励まされながら歩いていました。

沢山のお店が並ぶ中、一際目立つ雰囲気の場所にオオハラさんはいました。遠くからでも分かる風貌に「ねえ、あの人がきっとオオハラさんだよ」と夫に話しかけたすぐに、オオハラさんも私たちに気づいて大きく手を振ってくれました。

遠くから見ても分かるくらい、「素敵な人なんだなぁ」というオーラが伝わってきて、緊張はどこかに吹き飛んでしまいました。

「初めまして、オリエンタル納言です」

「初めまして!オオハラです。二人の雰囲気が目立っていたので納言さんだってすぐに分かりました(笑)。お会いできて嬉しいです」

「こちらこそ、オオハラさんに会えて嬉しいです!」

軽く挨拶を交わしたけれど、お互いに話したいことが多すぎたのか、まるで暴走機関車の如く話が止まることはありませんでした。

オオハラさん自身も驚きながら「こんな風に、さらっと納言さんとの会話って始まるんですね」とくしゃっと笑って言いました。

写真からは伝わらなかったオオハラさんの人柄、とても繊細で優しくて、くしゃっと笑った顔がとてもチャーミングで素敵な方だと感じたのです。

Instagramのオオハラさんとはまた違った、新たな一面を覗くことができた瞬間でもありました。

もちろん出されていたお店は、個性的でこだわりが沢山詰まった素敵な空間でした。きっとオオハラさん自身も心の中に隠した野心と想い、強い信念があるように感じました。(きっとこの人自身がアートみたいなんだろうな)と勝手に思いながら、話をしていた気がします。

見た目だけでいうと少し強面で、私なんかとは中々話してくれなさそうという第一印象でしたが、やり取りを重ね実際に話してみると、彼の心の温かさを感じ、もっと仲良くしていきたいと思うことができたのです。

ファンになりたくなる人

もっと時間が欲しいと思うくらい、話はひたすら盛り上がり続けていました。

私とはまた別の形で表現をされている方に出会う機会は、本当に貴重で特別な経験となりました。

オオハラさんは最後に、「納言さんの写真って旦那さんが撮ってますか?」と聞いてきました。

「そうですね。彼が撮ってくれています」と答えると、「やっぱり!信頼している人が撮る写真って、本当の魅力が引き出されているんですよ。だから、納言さんの投稿は素敵なんだなって思いながら見てたんですと言ってくれたのです。

この最後の一言で、もう私と旦那はさらにオオハラさんのファンになってしまいました(笑)。

名残惜しさをめちゃくちゃ感じつつ、オオハラさんとの初対面は終わりを迎えたのです。

彼の言葉に勇気をもらい

今回の出来事は、私にとっても夫にとっても貴重な時間となりました。きっと、保育士をしていたら、ブログを始めていなかったら、オオハラさんと出会うことはなかったかもしれません。

昔の私だったら、この行動力を恋愛以外で使っていることに相当驚くでしょう(笑)。

しかし直接オオハラさんに出会い、人となりを知れたことは、どんなことよりも価値のある経験だったと思います。

お互いに目指しているものは違うかも知れない。けれども、夢を持って突き進むという点では同じ歩み方をしているのかもしれません。オオハラさんとの夢を一人のファンとして応援していくと共に、一緒に切磋琢磨していきたいと思いました。

そして最後に、オオハラさんが私に勇気を与えてくれた言葉を綴り、終わりたいと思います。

焦ってしまうこともあるけれど、納言さんがやっていることは間違いないと思います。時間がかかってもやり続けることが大切です。納言さんの投稿を待ってくれている人がいる、だからブレずにやり続けてください!僕もその一人なので。

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オオハラさんのInstagramです!もしよければ覗いてみてください🥰

個性的なファッションと、ご自身で出店されているショップの情報などが掲載されています。

少しでも多くの人に知ってもらえますように、そして新たな人との繋がりも増えることを心から願っています。

ナイーブな私に勇気をください

  1. オオハラ より:

    主観的に読ませて頂くと照れてしまいそうなので、客観的に第三者的立場で読み始めてみたのですが、そんなうまくいく筈もなく(笑)、

    途中で何故か、エッセイ内の納言さんに感情移入したり、主観客観入り乱れる状態になりました。でも気付いたら込み上げるものがあり涙を流していました。

    こんな経験はなかなか出来るものでありません。

    プライベートな部分は出来るだけ削ぎ落として下さり、パーソナルな部分を抽出して書くって中々出来ることではありません。

    僕もいつか、納言さんを含む誰かのことを書けるようになりたいと思いました。

    優しく丁寧な色の言葉で似顔絵を描いて下さったような、そんな印象で素直に嬉しいです。
    本当にありがとうございます。

    • オリエンタル納言 オリエンタル納言 より:

      今回はエッセイを書かせていただき、本当にありがとうございました。オオハラさんのエッセイを書き、改めてオオハラさん自身が多くの人たちに愛されていることや人柄に惹きつけられている人が沢山いることを感じました。
      顔は心を表す鏡だと思っているのですが、オオハラさんの表情を直接見た時、「素敵な人生の送り方をしてる人だ」と思いました。それくらいオオハラさんの表情は、チャーミングで私まで幸せな気分になりました。

      また、元々フィクションが書けないことがコンプレックスだったのですが、「言葉の色で似顔絵を描いてくださった」という言葉を読み、涙が出てしまいました。
      「私のやっていることは、間違っていなかったんだ。これで良かったんだ」と背中を押してもらったような気持ちです。
      私の方こそ文章にさせていただき、そして勇気を与えてくださり本当にありがとうございました。
      これからのオオハラさんの人生がより良いものになるように、そして心に決めた大きな夢を、目標を叶えられる日が来ることを心から願っています。
      本当にありがとうございました。

  2. メイ より:

    オオハラさんとの出会いについて読んでいると心が温まりました。
    なんでだろう?
    登場人物みんなが温かい人だからなのかな。

    モノを作って売る、ってとても難しいしそれを広めるのはもっと難しい。
    でもSNSのおかげで出会いが増えて同じことをやってる人を見つけられたりしてすごくいい経験が私もできてます。

    • オリエンタル納言 オリエンタル納言 より:

      メイさん読んでくださりありがとうございます。
      SNSのやり取りだけでは分からなかった部分を、今回直接会うことで新たな魅力として知ることが出来ました。そして、オオハラさんを通してまた新たな出会いに繋がったことも多くありました。
      人の出会いはいつどんな形で起こるかわかりません。
      実はもう一人、私にはSNSを通して出会った人がいます。その方はモノクロの世界を線画という形で一つの作品にして表現をされている方です。
      初めて私の絵を描いてくださったときの嬉しさと感動は、今でも忘れられません。
      作品ももちろん素晴らしいのですが、きっとその人自身の人としても魅力が描かれていたことに、感銘を受けたんだと思います。
      その方も辛い経験を乗り越えながら、好きなことをいつか仕事にしたいと話してくれました。
      もしもSNSがなければ、こうして見ず知らずの人の素晴らしい姿を応援することも、触れる機会もなかったと思います。
      人との繋がりって本当に求めているときにこそ、必要な人と巡り会えるんだなと思います。
      こうしてエッセイを読んでくださり、また一つ繋がりができたことはとても嬉しいことです。
      本当にありがとうございました☺️

  3. YUKI より:

    いつもインスタでお世話になります。私も独特な雰囲気を醸し出す優しいオオハラさんに励まされてます。とっても魅力的な人ですよね。納言さんはそんな風には見えないほど、自分を強く持ち活発に活動を続けてきた方だと勝手に思っていました。人間って変われるんだなぁ~。いや、こっちが本当の納言さんなんでしょうね。自分を輝かせたいと私も思っているので、納言さんのその想いは常に伝わってきてます。これからも応援してます。

    話しは変わりますが、実は私は活字が苦手で文章で表現されてる方と触れあうことがなかなかできないんです。でも、この二人がどんな化学反応を起こしたのか知りたくて遊びにきました。もし、可能なら、動画の読み上げ機能を使って納言さんのエッセイを聴きたいです。わがままなリクエストですが、もし、できればお願いしたいです。

    • オリエンタル納言 オリエンタル納言 より:

      YUKIさんいつもインスタグラム楽しく拝見させていただいています。そしてエッセイも読んでくださり、ありがとうございました。
      オオハラさんの人柄に惹かれ、また新たに素敵な人が集まる。それがきっとオオハラさんの最大の魅力のような気がします。今まで関わることのなかった人に出会い、そしてYUKIさんのことを知れたのも、私にとって貴重な経験です☺️

      読み上げの件、教えてくださりありがとうございます!時間はかかってしまうかもしれないのですが、ぜひ機能をつけたいと思います!私一人では気づけなかったことを教えていただき、本当にありがとうございます

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