ある日の明細表を見て、ワタシは目が飛び出るほど驚愕しました。
今までこんな金額の請求は全くなかったし、何しろワタシは無職の身。
流石にお金に関してもだいぶシビアになっているところもあり、今まで以上にお金に関しては気を遣ってきたはずだった・・・。
のにも関わらず、この請求額はまさに天変地異が起きているのではないかと思うほどの額だったのです。
とは言っても、数十万の話ではないけれど、ワタシにとってはもはや、全ての毛細血管が破裂するくらいの、驚きの額だったのです。
いざ、ヤマダ電機へ
明細額を見た時、ワタシは何が起きているのかを全く理解できずに、ほぼ放心状態でした。
とりあえず明細表の確認をしたところ、「まとめて支払い」の部分にとんでもない請求額が来ていると判明。
しかし、ここで一つの疑問が生まれました。
キャッシュレス時代にも関わらず、ワタシは現金主義であり、サブスクを試しにやったとしても、無料お試し期間で解約することがほとんどなのです。
携帯支払いにすることなんて滅多にないし、あるとすれば漫画を読む以外にはありません。
ということは、まとめて支払いに高額請求が来るのは身に覚えがない事案だったのです。
とはいえ、実際に明細に書いてあるのだから、事実は事実。
いてもたってもいられずに、契約をしたヤマダ電機に震える体を引きずりながら、向かうことにしました。
ヤマダ電機の回答は?
ヤマダ電機に着くと、店員さんがワタシの話を聞きながら一言、「明細の詳細はこちらでは、開示することができません。なので直接ソフトバンクに連絡をするしかないですね」と。
しかし、このパニックの最中、ソフトバンクにはすでに連絡は済んでいるのです。
けれども、音声ガイダンスによって直接話をできることは愚か、聞きたい番号もないまま「ご利用ありがとうございます」と強制的に切り上げられてしまうという無意味なラリーを何度か繰り返している。
それも含めて、契約しているヤマダ電機にSOSを出しているのが現状でした。
「ガイダンスに繋がれて、どうしようもない状態なんです」とカクカクシカジカと話してみるも、「こちらでは〜・・・」の一点張りで一向に話が進まない。
けれども、この状況を一刻も早くなんとかしたい。
そんな攻防が続きながら、ワタシはなんとか粘りの戦法を続けることにしたのです。
数十分の攻防は続き、ようやく「こちらであれば確実にオペレーターにつながると思います」と、電話番号を入手しました。
ということで足早に、お店を出て連絡を取ることにしました。
あぁ、サブスクよ・・・
私は爆速で電話をしてみることにしました。
事情を説明し、なんとかこの状況を打破したい気持ちで一杯だったのです。
ガイダンスの人は、こうワタシに言いました。
「一度サブスクの確認をしてほしいので、設定から請求のところを見てもらってもいいですか?」
「えっ!?サブスクはもう確認してるんです」
「その下に請求の欄があると思うんです。そこにヒントがあるかもしれません」と言われたので、「まさか・・・」と思い、確認をしてみることにしました。
するとそこには、無料期間中に解約したはずのサブスクが一年のプランで契約されていたのです。
ケータイを投げ捨ててしまいたい気持ちをグッと、本当にグッと抑え込み、「・・・ありがとうございました。すみません」と言って電話を切りました。
なんということでしょう。
無料期間に解約したはずなのに、1年間のプランで契約がされていただなんて。
あれだけ何度も確認したのに。
いつどこでこうなってしまったんだ。
そう自分を責めても、悔しさと不甲斐なさで、もう涙が出てしまうところでした。
ちなみに行き場のない怒りと不甲斐なさの感情が、バァ!!!!!!!!と出たワタシはとりあえず「くそーーーーーーーーーーー!!!やられたぁ!!!!」とだけ声を出して、家に帰ることにしました。
便利になった世の中にある、落とし穴
最近では便利だからこそ、目には見えないお金のやり取りが増えてきています。
その分、今までできなかったことができるようになり、新しい活動にも色をつけてくれることも増えました。
しかし、目には見えないお金のやり取り、自分自身での自己管理の中での契約、便利だけどもある程度のリスクがあるのだと実感する出来事となりました。
もしも、店舗でやり取りをしていたのなら、説明することもできたし、最悪返金対応が効くことだってあるかもしれません。
しかし、たった一つの端末の中でのやり取りで、目には見えないお金が動いている今、こんなことになっても伝えられる相手もいなければ、説明をする場所もない。
そうした場合には、ワタシのように泣きながらお金を支払う道しか残されていないのです。
今回、便利さと引き換えに大きなことを学びました。
「サブスクは、契約とご利用方法は計画的に」そう心に刻み込む出来事となったのです。
塵も積もれば山となるという言葉があるように、数百円のサブスクも何個もあれば数千円、数万になってしまうこともある。
使っている感覚もなければ、減っている感覚も携帯で見ることしかができない今、便利さにあぐらをあぐらをかく事なく、しっかりお金と向き合っていかなければならないと、心の底から考えるきっかけとなりました。
あなたのサブスクは、大丈夫ですか?
小さなことも、やがて気づけば大きなことになる。
あぁ、サブスクよ。
これからワタシは、心から君たちには気をつけるよ・・・。トホホ・・・。
ナイーブな私に勇気をください
ああ、サブスクを読んで
もぅー食事中なのに、納言さん!
面白すぎ!吹き出しましたよ(笑)
失礼。
勘違いしやすいお試し期間の操作方法なのでしょうか。
教訓にします。
ご指導ご鞭撻ありがとうございます。笑いごとじゃあないですよね(笑)
笑ってるし···。
いやぁ、読んでもらえて嬉しいです。そして笑っていただけたなんて、書いたワタシとしては悔しさが報われる想いです。笑
なんでも画面を通して、目には見えないお金を通してやり取りをすることが当たり前になってしまったからこそ、こういうトラブルって案外多いのかもと改めて思いました。
携帯の使い方を、サブスクのことをもっと知らないとですね。笑