今回いただいたリクエストのテーマは、「前に進む為に逃げること」です。
まさに今、新しいことを始める中で、色々なことを考えて、前に進むことのために模索をしたり、悩んだりしている最中でした。
なのでワタシにとっても、書くことで何かまた新たな一歩が生まれるかもしれないと思っています。
それではスタートです!
目の前にあることを捨てて
ワタシは新しい何かを始める時に、一旦目の前にあることを全て捨ててしまおうとする習性があります。
これは逃げることとは少し違うかもしれませんが、一種の現実逃避みたいなもので、新しいものを受け入れるための準備を密かに始めるんです。
数年前に買った服、使わなくなった化粧品や、デザインは気に入っているけれど、靴づれを起こしてしまう靴。
そんな感じでどんどん捨ててしまう、捨て魔になるんです。
過去のものを洗い流すような意味があるのか、気がつけば必要なものまで捨ててしまうこともあるので、捨て魔状態のときは、何かしらの部分で覚醒しているときなのかもしれません。
縁を断ち切る
物を捨てるという断捨離の他に、人との縁も断捨離することがあります。
とは言っても、人生はうまい具合にできていて、新しいことが始まる予兆に人が離れていくことがあるんです。
今まで仲が良かった人や、定期的に関わっていた人が離れたり、人とのトラブルが立て続けに起こったりもします。
そんなときは逃げるというよりもあきらめに近くて、「きっとこの先、何か大きなことが起きる前触れなんだ」と悟るようにしています。
しかしまぁ、そんなことを言っても人が離れていくことは嬉しいことではなく、悲しかったり、負の感情に押しつぶされそうにもなるので、思いっきり泣いたり、誰かに話を聞いてもらいながら、なるべく現実を見ないようにしていることが多いかもしれません。
不運を受け入れる
新しいことを始める前だったり、前を向き始めた頃に必ずやってくるのが、
「不運」です。
これは正直もうどうすることもできず、嵐が去ることをひたすらジッと耐えるしかありません。笑
ワタシもつい最近、立て続けに不運なことが起こりすぎて、「もう、数年分の不幸が押し寄せてきているんじゃないか!?」と思うほど、ツイテいないことがこれでもかと連続していました。
いや、むしろ何かが憑いているのかもしれません。笑
逃げずに正面から受け止める性
ワタシはあまり逃げることが上手じゃないんです。
だからいつも真正面からぶつかって傷ついて、時には深海の奥深くまで心が沈むことがあります。
そして何度も自問自答してしまうんです。
もっと上手にできていたら。
もっと逃げる方法を理解して、やることができれば。
そんなたらればなことをひたすら考えて、ドツボにハマります。
性格的に不器用だから、上手に回避したり、逃げて立ち回ることができないんだと思います。
逃げる技術があれば、術を知っていれば、もう少し生きやすかったのかもしれません。
とことん向き合って
前を進むためにワタシは常に自分の心と向き合って、時には夫や友人に相談をしていました。
心の中にある悶々とした考えは、誰かに話して、意見をもらって、また考える。
その繰り返しでした。
けれども、それがワタシには一番合っているのかもしれません。
自分一人で考えても仕方がないから、別の人の言葉をもらって前を向くための準備にしているんです。
スルリと交わす方法が分かっていて実践できていたら、こんなに悩むことも、ましてや仕事を辞めることもなかったかもしれません。
ただ、考えた分だけ色々な発見をしたり、別の場所で活かすことができる場合もあります。
だからこの先もきっと、前を向くために物理的に物を捨てて、周りを綺麗にして、人に相談しながら一緒に歩く道を選ぶと思います。
最後に
このリクエストをもらい、ワタシなりに色々考えてみたものの、結局答えはいまだに見つかっていません。
ただ本当にやりたいことがあるのなら、進みたい未来があるのなら、ワタシはとことん考えて、全てをまっさらな状態にして挑むかもしれません。
そして「逃げること」という言葉の中にも、色々な意味合いが含まれているような気がします。
今やりたいことの邪魔になってしまうような人や事があるのなら、ワタシは「距離を取る」という手段を選ぶかもしれません。
前に進みたくても進めない状況があるのなら、信頼できる人にとことん気持ちを話して、解決するまで悩み倒すことをするかもしれません。
ワタシのように物を捨てて、人との縁を考えて、そして誰かを頼って、考えまくる。
それも一種の逃げであり、前を向いて歩くための準備だと思うから。
ナイーブな私に勇気をください
前に進む···を読んで
お題を見た時に、どう言うことと考えてしまいました。納言さんも大なり小なり考えたのではないでしょうか。
不思議と『納言と友だち』を読んでいたら、見えなかった点が線となりペンを取りました。(幸せノートに下書きをするのでペンですね 笑)
私は心を壊していた時に、大切な宝物を失ったと表現することがありましたが、正しくは
『大切な宝物から逃げた』
ではないかと思いました。
当時、私の心は軽石のように、ふれるともろく崩れるような感じで、人の言葉に耳を塞ぎ人を避けていました。
そんな正しい判断ができないのに、大きな決断をしてしまい、大切な宝物から逃げてしまいました。
自分自身を守り、少しでも状況を前に進めたかったのでしょう。
しかし、私自身が守りたかった私とは、『何』なんでしょうか。
今は、そのような心を壊している時に大きな決断をせず、体調を整え納言さんの言葉とおりに、誰かを頼って考えようと思います。
一人でブログを読みながら感想を書いている部屋から、子供たちの笑い声が聞こえて来そうな節分の日に···
思ふ。
ありがとうございます。
いつも読んでくださり、ありがとうございます。実は、前に「幸せノート」のことを聞いてから、私自身もあるノートをつけ始めました。元々メモ魔なので、「素敵なアイディアだなぁ。私もやってみよう」と真似をさせていただいたんです。笑
幸せノートという名前ではないですが、普段言葉では言えない感謝を書くノートと、感情が爆発しそうになった時に「怒り」や「悲しみ」をただひたすらつらつらと書くノートを作りました。
みなさまから頂くリクエストも、自分と向き合うお題をいただくことが多いのでとても役立っています。
書いているうちに、心の中の霧が晴れていく瞬間があります。
名前もわからない「何か」を知るタイミングが来る時もあります。
そうやって自分自身と向き合うことで、心の移り変わりと対面することができているのかもしれません。
ブログの内容とは少し異なったお返事となってしまいましたが、素敵なことを教えてくださり、本当にありがとうございました。