自信の花が咲くように、水をあげて

オリエンタル納言日常日記

少し前までのワタシには、自信がありませんでした。

初めてのことに妙に緊張したり、合っているはずの行動でさえも間違っている気がしてならなかったり。

自信を持ってやればいいことを過度に不安になって、考えすぎて、時に自分自身を追い込むような形で「どうしてこんなこともできないんだろう。やっぱりワタシはダメなんだ」と否定的な言葉ばかりを浴びせていたような気がします。

たまに誰かから「すごいよね」とか「あなたは間違っていないよ」そう言ってもらえたとしても、どこかで(気を遣わせちゃってるのかな)とか(褒められても、きっと心の奥では・・・)と思うことがほとんどでした。

今思うと、とても生きづらい考え方のまま大人になってしまったような気がするのです。

自分自身を追い込み、常に緊張の糸を切らさないようにと。

より強めていく考えは

保育士をしていた頃は、特にそんな気持ちが溢れ続けていたような気がします。保護者の方や、子どもたちに嬉しい言葉をもらっても、職場の人たちには別の視点で見られることが多かったんです。

どれだけ頑張っていても認められなかったり、さらに上のことを求められて出来ないと責められることもありました。

頑張ったことは認めてもらえず、出来ないことはとことん追及される。

すると自然とある感情が芽生えてしまうんです。

「やっぱり、ワタシは何も出来ない。こんなこともできないなんて、ダメなヤツなんだ」と。

そう思い始めると、仕事以外のことに対しても不安が募るようになっていきました。誰かと比較することが当たり前になり、ないものねだりばかりをして、常に卑下するようになってしまったのです。

もしも、自分が誇りを持ってやっていることで認めてもらっていたら、考え方も出てくる言葉も違っていたかもしれません。

そうやって徐々に自信という名の蕾を摘んでしまい、心の中は緑が全くない更地のような場所へと大きく変わっていきました。

心にタネを蒔きながら

しかし、仕事を辞めてからワタシは保育士以外で夢を持つようになりました。

たまに出てくるネガティブさんとも相談しながら、時には不安に襲われ、悩み続ける日もあるのですが、それでもエッセイを書くようになってからは少しずつ別の角度から自分を見つめるようになったんです。

今までは言うことさえも恥ずかしいと思っていた気持ちを、素直に出すようになりました。

「ワタシはこんなことを思っていたんだよ。こんな風に考えて、本当はこうやって寄り添って欲しかったし、言葉をかけてもらいたかったんだ」って。

その思いをエッセイに書くようになってから、少しずつ心に変化が出るようになりました。

あらゆる人と関わって

自分の殻に閉じこもっていた時、ワタシ自身は人見知りで、あまり人と積極的に話すことが本当は得意じゃないと思っていました。

しかし、今では新しい人ともたくさん話したいと思うようになったし、新たな出会いにワクワクしながら、自分から関わることが増えてきたような気がします。

エッセイを書くようになってからだったんです。こんな風に思えるようになったのは。

ありがたいことに文章を書くようになってから、あらゆる人に声をかけてもらったり、感想やコメントをいただくようになって、全く別の風が入るようになった感覚がしています。

風通しの悪い場所から空気が循環して、太陽が差し込むような場所に移動した、そんな気分になったんです。

そこからでしょうか。

ポケットの奥底にとっておいた新たなタネを取り出して、更地に蒔くようになったのは。

やがて自信は蕾になって

「自信はね、自分で作るものなんだよ。でもね、1人では無理なんだ。花を咲かせる努力をするのは自分だけれど、太陽、水、肥料、あらゆる役割をあらゆる人にしてもらいながらようやく綺麗な花を咲かすことができるんだ。そうやって自信は少しずつ色々な人に助けてもらいながら育てていくものなんだよ」そう言われたことがありました。

「自信を持って」と言われることはたくさんあるけれど、その持ち方を、育て方を教えてくれた人はいませんでした。

それがワタシにとってのエッセイであり、関わってくれる人たちなんだとようやく気づけたんです。

まだまだ花を咲かせるには時間がかかるでしょう。これからもあらゆる人に助けてもらいながらでないと、花どころか蕾すらつかないかもしれない。

結局は、どんなことも1人では何もできないんです。誰かの言葉があって、支えがあって、時には寄り添ってもらって、気持ちを一緒に分かち合う人たちがいて初めて、自信が芽生えるのかもしれません。

そしてワタシ自身も、「どうせダメなんだ」と枯らすような言葉をかけるのではなく、ほんの小さな言葉でも、「あなたにもあるんだよ、綺麗な花を咲かせる力がね」そう言いながら自分のペースで水をあげていこうと思います。

本当の意味で自信という名の花が開く、その時まで。

ナイーブな私に勇気をください

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